誕生石と誕生花

誕生石は生まれた月ごとに割り当てられた宝石、誕生花は生まれた日ごとに割り当てられた花です。どちらも生まれた時期を身近な物に結び付ける習わしで、贈り物やお守りを選ぶときの手がかりになります。星占堂では、誕生石は業界団体が定めた日本の一覧を、誕生花は複数の一覧で最も多く挙げられている花を示します。

要点

  • 誕生石は、生まれた月ごとに割り当てられた宝石です。
  • 日本の誕生石は、全国宝石卸商協同組合と日本ジュエリー協会の一覧を基準とします。
  • 日本の誕生石は1958年に制定され、2021年12月の改定で10種類が加わりました。
  • 1958年の制定では、アメリカの誕生石にサンゴとヒスイが加えられました。
  • 誕生花は、生まれた日ごとに割り当てられた花で、一つに定まった公式の一覧はありません。

誕生石の成り立ち

誕生石は、月ごとに一つ以上の宝石を割り当てたもので、生まれ月の石を身に着けてお守りにする習わしです。月と宝石を結び付ける考え方は古くからあり、現在の形の一覧は、宝石を扱う業界団体が定めたものが広く使われています。

日本の誕生石は、1958年に全国宝石商協同組合(現在の全国宝石卸商協同組合)が、アメリカの誕生石にサンゴとヒスイを加えて定めたものです。サンゴは3月、ヒスイは5月に割り当てられ、日本で古くから親しまれてきた石が加わった点に特徴があります。星占堂は、この日本の一覧を誕生石の基準とします。

2021年の改定

日本の誕生石は、2021年12月に全国宝石卸商協同組合と日本ジュエリー協会によって63年ぶりに改定され、10種類の石が加わりました。追加されたのは、2月のクリソベリル・キャッツアイ、3月のブラッドストーンとアイオライト、4月のモルガナイト、6月のアレキサンドライト、7月のスフェーン、8月のスピネル、9月のクンツァイト、12月のタンザナイトとジルコンです。

改定によって、多くの月で選べる石が増え、色や価格の幅が広がりました。たとえば4月は、ダイヤモンドに加えて淡いピンク色のモルガナイトも誕生石になりました。1月、5月、10月、11月は、改定で石が加わっていない月です。改定前の一覧で覚えている人は、自分の月に新しい石が加わっていないかを確かめると、選ぶ楽しみが広がります。

日本の誕生石(2021年12月改定)
月誕生石2021年に加わった石
1月ガーネットなし
2月アメシスト、クリソベリル・キャッツアイクリソベリル・キャッツアイ
3月アクアマリン、サンゴ、ブラッドストーン、アイオライトブラッドストーン、アイオライト
4月ダイヤモンド、モルガナイトモルガナイト
5月エメラルド、ヒスイなし
6月真珠、ムーンストーン、アレキサンドライトアレキサンドライト
7月ルビー、スフェーンスフェーン
8月ペリドット、サードオニックス、スピネルスピネル
9月サファイア、クンツァイトクンツァイト
10月オパール、トルマリンなし
11月トパーズ、シトリンなし
12月トルコ石、ラピスラズリ、タンザナイト、ジルコンタンザナイト、ジルコン

誕生花とは

誕生花は、生まれた日ごとに花を割り当てたもので、その花の花言葉とあわせて紹介されます。誕生石と違い、誕生花には一つに定まった公式の一覧がありません。国や地域、紹介する本によって、同じ日に違う花が挙げられることがあります。

星占堂では、花店や誕生花の一覧など複数の資料を見比べ、その日に最も多く挙げられている花を、2月29日を含む366日の日ごとに一つずつ示します。ほかにもよく挙げられる花がある日は、誕生日のページに添えています。ほかの資料で違う花を見かけた場合も、どちらかが誤りというわけではなく、複数の花がその日の誕生花として親しまれていると受け止めます。

誕生花と季節

誕生花には、その日が属する季節に咲く花が多く選ばれています。1月にはスノードロップや福寿草、椿など寒い時期に咲く花が並び、3月から4月には桜やタンポポ、菜の花が見られます。7月から8月にはひまわりや朝顔、9月から10月にはコスモスやワレモコウ、キンモクセイといった、その季節らしい花が多く選ばれています。

花言葉は、花の姿や色、咲く時期などにちなんで付けられた言葉です。たとえば1月1日のスノードロップの花言葉は「希望・慰め」で、雪の残る時期に咲く花にふさわしい言葉です。誕生花の花言葉は、その日に生まれた人の性格を決めるものではなく、生まれた季節の風景を言葉で味わうためのものとして読みます。

誕生石と誕生花の楽しみ方

誕生石と誕生花は、贈り物を選ぶときの手がかりとして使えます。誕生日の贈り物に相手の誕生石をあしらったアクセサリーを選んだり、誕生花を入れた花束を用意したりすると、生まれた時期に寄り添った気持ちが伝わります。誕生石は月ごと、誕生花は日ごとに選べるので、二つを組み合わせると、その人だけの贈り物になります。

自分のために使う場合は、誕生石の色を身の回りの小物選びに取り入れたり、誕生花を部屋に飾って季節の移ろいを感じたりする楽しみ方があります。誕生石の価格は種類によって大きく違うため、2021年に加わった石も含めて、予算に合う石を選べます。宝石の品質や価値は、宝石を扱う専門店で確かめます。

具体例

架空の例として、10月12日生まれの人への贈り物を考えます。10月の誕生石はオパールとトルマリンで、どちらも2021年の改定より前から一覧にある石です。星占堂の誕生日ページで10月12日の誕生花を見ると、ガーベラ(希望・常に前進・崇高美)が示されています。たとえば、色の幅が広いトルマリンから相手の好きな色の石を選んだ小さなアクセサリーに、同じ色合いのガーベラを添えた花束を合わせると、生まれた月と日の両方にちなんだ贈り物になります。花言葉の「希望」を、添える手紙の言葉に生かす方法もあります。

よくある質問

誕生石はなぜ月に複数あるのですか
色や価格、手に入れやすさの違う石から選べるよう、多くの月に複数の石が割り当てられています。日本の一覧では2021年12月の改定で10種類が加わり、選べる石がさらに増えました。同じ月の石であれば、どれを選んでも誕生石として扱います。
誕生花は本によって違うのはなぜですか
誕生花には一つに定まった公式の一覧がなく、紹介する国や本によって割り当てが異なるためです。本サイトは、複数の一覧で最も多く挙げられている花を日ごとに一つ示し、ほかによく挙げられる花も誕生日のページに添えています。違う花を見かけたときは、その花もその日に親しまれている誕生花の一つとして楽しめます。
生まれた月以外の石を身に着けてもよいですか
誕生石以外の石を身に着けても問題はありません。誕生石は、生まれ月にちなんだ石を選ぶための目安です。好きな色や、思い出のある石を選ぶことも、石を楽しむ大切な方法です。
2月29日生まれの誕生花はありますか
あります。本サイトは2月29日を含む366日すべてに誕生花の例を一つずつ示しています。2月29日生まれの人は、誕生日のページで2月29日の花と花言葉を確かめられます。
誕生石は誰が決めているのですか
日本の誕生石は、全国宝石卸商協同組合と日本ジュエリー協会による一覧です。1958年に前身の全国宝石商協同組合が制定し、2021年12月に両団体が改定しました。誕生石の一覧は国によって異なり、本サイトはこの日本の一覧を使います。

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