時柱と出生時刻

時柱(じちゅう)は、生まれた時刻から求める干支で、年柱・月柱・日柱に続く四柱推命の四つ目の柱です。星占堂は出生時刻を使わない方針のため時柱を出さず、三柱で命式を示しています。このページでは、時柱の位置づけと、出生時刻を使わないことで何が決まり、何が変わらないのかを説明します。

要点

  • 時柱は、生まれた時刻から求める干支で、四柱推命の四つ目の柱です。
  • 星占堂は出生時刻を使わず、年柱・月柱・日柱の三柱で命式を示します。
  • 年柱と月柱は、生まれた日の正午(日本時間)の時点で判定します。
  • 日柱は日付で決まり、1900年1月1日を甲戌として60日周期で数えます。
  • 時柱は、一日を約2時間ずつ十二支に分けた刻をもとに求めます。

時柱が表すもの

四柱推命の四柱は、生まれた年・月・日・時刻のそれぞれに干支を当てたものです。時柱は、一日をおよそ2時間ずつ十二支に分けた刻(子の刻、丑の刻など)のどれに生まれたかで地支を決め、その日の干支と組み合わせて天干を決めます。

柱にはそれぞれ読む範囲があり、年柱は家系や幼いころ、月柱は親やきょうだい、社会に出るまでの環境、日柱は本人と配偶者を表します。時柱は子どもや晩年、自分がこれから育てていくものを表す柱です。時柱は命式の中で最も細かい単位の柱で、同じ日に生まれた人どうしの違いを表す役目を持っています。ただし時柱がわからなくても、年柱・月柱・日柱が表す範囲はそのまま読めるので、命式の大部分は欠けずに残ります。

星占堂が時柱を出さない理由

星占堂は、生年月日だけで誰でも同じ結果にたどり着けることを優先し、出生時刻を計算に使っていません。母子手帳などで時刻を確かめられる人がいる一方で、記録が手元にない人や、時刻をおおよそしか知らない人もたくさんいます。時刻の入力を前提にすると、同じ生年月日でも入力した時刻しだいで結果が変わり、ページを見比べたときに食い違いが生まれます。誰が見ても結果が同じであることは、生年月日ごとのページを持つ辞典として欠かせない条件です。

さらに時柱の求め方には、一日の変わり目を23時と0時のどちらに置くか、出生地の経度で時刻を補正するかといった考え方の違いがあります。流派によって扱いが分かれますが、本サイトでは時柱を出さず、年柱・月柱・日柱の三柱を命式として定義します。

四柱それぞれの決め方と本サイトでの扱い
柱決めるもの切り替わり本サイトでの扱い
年柱生まれた年の干支立春正午の時点で判定して表示
月柱生まれた月の干支(天干は五虎遁で決める)十二の節の節入り正午の時点で判定して表示
日柱生まれた日の干支日付1900年1月1日を甲戌として数えて表示
時柱生まれた時刻の干支約2時間ごとの刻出生時刻を使わないため表示しない

正午で判定する年柱と月柱

出生時刻を使わない代わりに、年柱と月柱は生まれた日の正午(日本時間)の時点で判定しています。年柱は立春で、月柱は立春・啓蟄・清明などの節入りで切り替わりますが、節入りの瞬間は朝のこともあれば夜のこともあります。正午を基準にすると、一つの生年月日に対して命式が一つに決まります。節入りの当日でなければ、正午で判定しても出生時刻で判定しても、年柱と月柱は同じになります。

この方式で気をつけたいのは、節入りの当日に生まれた人です。節入りの時刻が正午より前なら新しい月(立春なら新しい年)の柱、正午より後なら前の月の柱として扱います。生年月日のページには、節入りの当日の場合に節入りの時刻が注記されるので、自分の命式がどちらの月で出ているのかを確かめられます。

日柱は日付で決まる

日柱は、1900年1月1日を甲戌として60日周期で数えた、その日付の干支です。日付が決まれば日柱も一つに決まり、時刻による判定はありません。夜遅くに生まれた人も、日付が変わった直後に生まれた人も、生まれた日付どおりの日柱で命式を見ます。日柱の旬から求める空亡も日付だけで決まるため、出生時刻の有無に左右されません。

日柱の天干は日干と呼び、命式の中心として通変星と十二運を求める基準になります。時柱がなくても日干は変わらないため、性格の核を読むという四柱推命の中心部分は三柱で十分に読めます。日干が同じ人どうしでも、年柱と月柱の組み合わせで通変星と十二運が変わるので、三柱の命式でも一人ずつの違いははっきり表れます。

三柱の命式で読めること

三柱の命式からは、日干による性格の核、年柱と月柱の通変星による周りとの関わり方、各柱の十二運による力の出し方、五行バランスによる得意と不得意、日柱の旬から求める空亡、年柱の納音が読めます。どれも出生時刻を必要としないため、生年月日を入れるだけで確かめられます。三柱の命式は、時柱を知っている人と知らない人が同じ基準で命式を見比べるための共通の土台にもなります。

時柱を加えた命式を見る機会がある人は、三柱の命式を土台にしたまま、時柱を上に足す形で考えるとわかりやすくなります。まず三柱で全体の五行の偏りと日干の性質をつかみ、そのうえで時柱が表す子どもや晩年、これから育てるものの部分を重ねて読みます。土台が三柱で決まっていれば、時柱の有無で読み方が大きく揺れることはありません。

具体例

1997年2月4日生まれの人で考えます。この年の立春は2月4日4時2分で、正午の時点ではすでに立春を過ぎています。そのため本サイトの命式は、年柱が丁丑、月柱が壬寅、日柱が丁丑となり、本命星も1997年の三碧木星です。前日の2月3日生まれなら、正午の時点では立春前なので、年柱は丙子、月柱は辛丑、本命星は四緑木星になります。2月4日の午前2時のように、節入りより前の時刻に生まれた人も、本サイトでは正午の判定によって丁丑の年柱で表示されます。節入りの当日に生まれた人は、表示された柱がどちらの年や月のものかを、節入りの時刻とあわせて把握しておくと命式を読み違えません。

よくある質問

出生時刻がわからなくても四柱推命は見られますか
見られます。星占堂は出生時刻を使わず、年柱・月柱・日柱の三柱で命式を示しています。日干・通変星・十二運・五行バランスなど、命式の主な要素はすべて生年月日だけで求められます。
夜中に生まれた場合、日柱は前日と翌日のどちらになりますか
本サイトでは、生年月日の日付どおりの日柱を使います。日柱は日付で決まり、時刻による切り替えはありません。0時を過ぎてから生まれた人は、その新しい日付の日柱になります。
時柱を加えると命式の結果は変わりますか
年柱・月柱・日柱と日干は変わらず、時柱の一柱が加わります。五行バランスは時柱の天干と地支の分だけ数が増えるため、偏りの見え方が変わることがあります。三柱で読んだ性格の核は、時柱を加えても土台として残ります。
節入りの日に生まれた人の命式はどう決まりますか
生まれた日の正午の時点で、節入りを過ぎているかどうかで決めます。節入りが正午より前なら新しい月、正午より後なら前の月の柱になります。生年月日のページに出る節入りの時刻もあわせて確かめてください。

四柱推命のガイド

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