厄年に転職してしまった・失敗したと感じた時

厄年に転職してしまったからといって、その転職が失敗になるわけではありません。厄年は不運が決まっている年ではなく、暮らしや働き方を見直す節目の年なので、新しい職場では無理を重ねず、体調と人間関係を整えながら慣れていくことが、厄年に合った過ごし方になります。

この記事の要点

  • 厄年の転職は、それだけで失敗にはならない
  • 厄年は数え年で数え、前厄・本厄・後厄の3年を目安にする
  • 新しい職場では無理を重ねず、生活のリズムを守る
  • 厄払いは気持ちの区切りで、受けても受けなくてもよい
  • 後厄が明けたら、転職してからの歩みを振り返る

厄年の転職がうまくいかないとは限らない理由

厄年は、数え年で決まった年齢を、身の回りを見直して慎重に過ごす節目とする日本の習わしです。星占堂では厄年を、不運が決まった年ではなく、暮らしや健康、人間関係を整える目安の年と定義しています。

厄年の年齢を見ると、男性の25歳や42歳、女性の33歳や37歳は、仕事での立場が変わったり、家庭の役割が増えたりする時期と重なります。働き方を変えたいと考える人が多い年代なので、厄年に転職する人が多いのは自然なことです。むしろ、自分の生活を見直して環境を変えるという行動は、節目の年の過ごし方に沿ったものとも言えます。

星占堂では、厄年を理由に大切な決断を先送りすることは勧めていません。すでに転職したのなら、その決断を悔やむより、新しい職場での毎日を丁寧に整えることに目を向けてください。厄年の意味を、慎重に足元を固める一年として受け止めると、転職後の過ごし方もはっきりします。

転職した年が厄年だったかを確かめる

厄年は満年齢ではなく数え年で数えるので、自分では厄年だと思っていても、実際は違うことがあります。数え年は、その年の西暦から生まれ年を引いて1を足すと求められます。誕生日に関係なく、同じ年に生まれた人はその年の数え年が同じです。数え方の詳しい説明は数え年と満年齢にあります。

下の表は、2026年に前厄・本厄・後厄に当たる生まれ年です。2025年に転職した人は、表の生まれ年からそれぞれ1年引いた年が当てはまります。たとえば1984年生まれの男性は、2025年が本厄、2026年が後厄です。

星占堂は厄年を1月1日で切り替えて示していますが、立春を年の境目にする寺社もあります。1月から節分までに転職した人は、お参りする寺社の数え方も確かめておくと迷いません。

2026年に厄年に当たる生まれ年(数え年。星占堂は1月1日で切り替え)
区分前厄本厄後厄
男性2003年生まれ(24歳)2002年生まれ(25歳)2001年生まれ(26歳)
男性・大厄1986年生まれ(41歳)1985年生まれ(42歳)1984年生まれ(43歳)
女性2009年生まれ(18歳)2008年生まれ(19歳)2007年生まれ(20歳)
女性・大厄1995年生まれ(32歳)1994年生まれ(33歳)1993年生まれ(34歳)
女性1991年生まれ(36歳)1990年生まれ(37歳)1989年生まれ(38歳)
男女共通1967年生まれ(60歳)1966年生まれ(61歳)1965年生まれ(62歳)

厄年に始めたことで気をつけたい点

新しい職場では、覚えることの多さと人間関係の緊張で、自分で思っている以上に疲れがたまります。厄年はもともと心身の変わり目と重なる年代なので、次の点を意識して過ごすと、節目の年を無理なく乗り切れます。

どれも当たり前のことですが、転職直後は後回しにしがちです。厄年を、生活の基本を見直す合図として使うと、新しい職場になじむまでの時期を穏やかに過ごせます。

厄年に転職して失敗したと感じたとき

転職して数か月たつと、前の職場のほうがよかったのでは、と感じる時期が来ることがあります。厄年に転職していると、その気持ちが、やはり厄年に動いたのが間違いだったという考えに結びつきやすくなります。けれども、転職後の迷いは厄年でなくても多くの人が経験するもので、厄年が原因とは限りません。

失敗したと感じたら、何が期待と違ったのかを具体的に書き出してください。仕事の中身、職場の雰囲気、通勤や勤務時間、給与や評価の仕組み、と項目ごとに分けると、つらさの正体が見えてきます。慣れの途中で起きている迷いなのか、続けても変わらない食い違いなのかで、取るべき行動は変わります。

もし、どうしても合わないと分かったなら、厄年だからと我慢して続ける必要はありません。準備を整えたうえで次の道を考えることも、節目の年の丁寧な一歩です。ただ、迷いが強いときほど、一人で結論を出さず、信頼できる人に話して考えを整理してから決めると、後悔の少ない選択になります。

厄払いを受けるかどうか

厄年に転職したことが気になって落ち着かないなら、厄払いや厄除けのお参りを受けるのも一つの方法です。厄払いは、節目の年を慎んで過ごすための習わしで、受けることで気持ちに区切りがつき、新しい職場に向き合う心の準備になります。

受ける時期に厳密な決まりはなく、正月から節分のころに受ける人が多いものの、転職した月や誕生日など、自分にとって区切りのよい日に合わせてもかまいません。お参りをしない場合でも、部屋を片づける、新しい手帳を使い始めるなど、自分なりの区切りを作れば、節目の年としての意味は変わりません。

厄除けをうたう高額な品物を、不安をあおる説明とともに勧められることがあります。厄年の過ごし方に、高い買い物は必要ありません。断りにくい勧誘を受けて困ったときは、消費生活センターの188に相談できます。

後厄が明けてから見直すこと

前厄・本厄・後厄の3年が過ぎたら、転職してからの歩みを振り返る時間を取ってください。転職したときに思い描いていたことのうち、できたこと、まだできていないこと、思いがけず身についたことを書き出すと、この3年で積み上げたものが目に見えます。

次の目標を考えるときは、数秘術のパーソナルイヤーで、これからの年のテーマを確かめるのも一つの方法です。1の年なら新しいことを始める、4の年なら土台を整える、8の年なら責任ある役割に挑む、というように、一年ごとのテーマに目標を重ねると、計画が立てやすくなります。

厄年に転職した経験は、慎重に足元を固めながら新しい環境に適応した経験でもあります。後厄が明けるころは、転職してから1年から3年ほどがたち、職場での自分の役割を落ち着いて見渡せる時期です。節目の3年をどう過ごしたかを自分の言葉でまとめておくと、次に働き方を考えるときの確かな材料になります。

よくある質問

厄年に転職するのはよくないことですか?

よくないことではありません。星占堂では、厄年を理由に大切な決断を先送りすることは勧めていません。厄年は暮らしを見直す節目の年なので、転職の準備や新しい職場での過ごし方を丁寧にすると、節目の年にふさわしい一歩になります。

厄年に転職して失敗したら、厄払いを受ければやり直せますか?

厄払いは節目の年を慎んで過ごすための習わしで、受けたことで仕事の状況が変わると約束するものではありません。気持ちに区切りをつけたいときに受けると、新しい職場に向き合う心の準備になります。仕事の悩みそのものは、何が合わないのかを書き出して、一つずつ向き合うことが解決の近道です。

前厄や後厄に転職した場合も気にしたほうがいいですか?

前厄は節目に向けて準備を始める年、後厄は節目を終えて日常に戻っていく年として受け止めます。前厄や後厄の転職も、本厄と同じく失敗が決まるものではありません。3年間を通して、無理をしない働き方と生活のリズムを意識すれば十分です。

厄年は満年齢で数えてもいいですか?

厄年は数え年で数えるのが習わしで、星占堂も数え年で示しています。満年齢で数えると1年か2年ずれるので、その年の西暦から生まれ年を引いて1を足して確かめてください。たとえば1994年生まれの人の2026年の数え年は33歳です。

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