おみくじの順番|大吉から凶までの吉凶の順位

おみくじの順番は神社やお寺ごとに決まっていて、よく見かけるのは大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・凶の並びと、吉を中吉より上に置く大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・凶の並びの二つです。どちらかが正しいということはないので、引いた寺社の並びに合わせて読み、分からないときは吉凶の位より書かれた言葉を重く見ます。

この記事の要点

  • 吉凶の順番は寺社ごとに決まっていて一つではない
  • よく見る並びは大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・凶
  • 吉を中吉より上に置く寺社もあり、上下は寺社しだい
  • 観音籤は大吉・吉・半吉・小吉・末小吉・末吉・凶の七段
  • 吉凶の位より、和歌や項目の言葉が本当の読みどころ

一般的な吉凶の順番

おみくじの吉凶には全国共通の決まりがなく、それぞれの神社やお寺が自分のところの並びを持っています。そのうえで、よく見かける並びは次の三つです。

  1. 中吉を吉より上に置く並び:大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶
  2. 吉を中吉より上に置く並び:大吉、吉、中吉、小吉、半吉、末吉、末小吉、凶
  3. 元三大師の観音籤の並び:大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、凶

凶より下に、小凶・半凶・末凶・大凶と続ける寺社もあります。吉凶の段階が少ないところでは、大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶の六段ほどにまとめていることもあります。

どの並びでも、大吉がいちばん上で凶が下という点は共通しています。違いが出るのは、吉・中吉・小吉・末吉といった中ほどの位の順番です。自分が引いたおみくじの位置を知りたいときは、境内に吉凶の順番が掲げられていないか、おみくじの裏や端に並びが印刷されていないかを確かめます。

おみくじの吉凶の順番(代表的な並び)
順位中吉が吉より上の並び吉が中吉より上の並び元三大師の観音籤
1大吉大吉大吉
2中吉吉吉
3小吉中吉半吉
4吉小吉小吉
5半吉半吉末小吉
6末吉末吉末吉
7末小吉末小吉凶
8凶凶(なし)

吉と中吉はどちらが上か

いちばん迷いやすいのが、吉と中吉の上下です。これは寺社によって答えが分かれ、どちらの考え方にも筋が通っています。

中吉を上に置く考え方は、大・中・小という大きさの順に吉を並べるものです。大吉、中吉、小吉と大きさで並べ、何も付かない吉はその次に置きます。言葉の大きさの順にそろうので、初めて見る人にも分かりやすい並びです。

吉を上に置く考え方は、何も付かない吉を、吉の力がそのまま丸ごとある状態と見るものです。中吉や小吉は吉の一部が欠けた形と読むので、吉が大吉のすぐ下に来ます。おみくじの原型である元三大師の観音籤には中吉がなく、吉が大吉の次に置かれています。中吉を加えたおみくじが作られる中で、その位置が寺社ごとに分かれていきました。

実際には、吉と中吉のどちらを引いても、大吉に次ぐ良い位であることに変わりはありません。上か下かを気にするより、どちらも追い風が吹いている状態として受け止め、書かれた言葉を読みます。

寺社によって順番が違う理由

おみくじの順番が一つに決まっていないのは、おみくじが寺社ごとの言葉として作られてきたからです。理由は大きく三つあります。

同じ末吉でも、七段の並びの中の末吉と、十二段の並びの中の末吉とでは、全体の中での位置が違います。友人と別々の寺社で引いたおみくじの位を比べてもあまり意味がないのは、このためです。比べるなら同じ寺社のおみくじどうし、読むなら一枚の中の言葉、と覚えておくと迷いません。

大凶・平などの珍しい区分

寺社によっては、よく見る七、八段の吉凶のほかに、珍しい区分を入れています。

こうした区分の名前は、どれも今の流れの形を表したもので、先の出来事を言い渡すものではありません。珍しい位を引いたときこそ、その名前が教える流れの形と、和歌や項目の言葉を合わせて読みます。

吉凶より大事な読みどころ

おみくじの吉凶は、一年や一時期の流れを大まかに示す目安です。何をどう心がければよいかという具体的な助言は、和歌や漢詩と、項目ごとの言葉に書かれています。吉凶の位を確かめたら、次の順に読み進めます。

  1. 和歌や漢詩を読み、情景が明るいか、待つ場面か、動く場面かをつかむ
  2. 今いちばん気になっている項目を一つ選び、その言葉を読む
  3. 吉凶と言葉を重ねて、今週できる行動を一つ決める

たとえば大吉でも、恋愛の欄に焦るなとあれば、勢いで告白するより、相手との時間を重ねることを優先します。大吉は頂上にいる状態なので、そこから先は気を引き締めて保つ時期と読む考え方もあります。末吉なら、今は控えめでも後から吉が巡ってくる位なので、すぐに結果が出なくても続けることに意味があります。凶なら、今が底でここから上っていく位置にいると受け止め、書かれた戒めを守ることが上向きのきっかけになります。

凶が続いて気持ちが沈むときは、結果を一人で抱え込まずに、誰かに話してみてください。言葉にするうちに、おみくじが教えてくれた心構えを自分の状況にどう生かすかが見えてきます。おみくじの由来や項目の読み方はおみくじとはで、引いたあとの扱いはおみくじは結ぶ?持ち帰る?で説明しています。結果の受け止め方に迷ったら、占いの結果が悪い時の受け止め方も読んでみてください。

よくある質問

末吉と小吉はどちらが上ですか

代表的な並びではどれも、小吉が末吉より上に置かれています。ただし元三大師の観音籤では、小吉と末吉の間に末小吉が入るなど、寺社ごとに細かな違いがあります。どちらも吉の仲間なので、位の上下より書かれた言葉を読みます。

半吉とはどのくらいの位ですか

半吉は吉の半分ほどの運を表す位で、代表的な並びでは、吉より下、末吉より上に置かれます。中吉や小吉との上下は寺社によって違います。良い流れの中にいながら、まだ伸びしろがある状態と読みます。

おみくじで凶が出る確率はどのくらいですか

寺社ごとに違います。元三大師の観音籤は百本のうち凶が3割ほど入る作りで、引く人の3人に1人ほどが凶に当たる計算です。神社のおみくじには凶を少なくしたものや入れていないものもあり、凶の出やすさは引く場所で変わります。

大吉が出たら、あとは運が下がるのですか

大吉の後に運が下がると決まっているわけではありません。頂上にいるからこそ、慢心せずに今の良い流れを保つ心がけを大切にする、という戒めとして読みます。和歌や項目の言葉に、気をつける点が書かれていないかを確かめます。

おみくじの順番は神社とお寺で違いますか

違うことがよくあります。お寺では元三大師の観音籤にならい、吉を大吉のすぐ下に置く並びがよく見られます。神社では中吉を加えた並びが使われ、吉との上下は神社ごとに分かれます。同じ神社どうし、お寺どうしでも並びが異なるので、引いた場所の掲示やおみくじの記載で確かめます。

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