四柱推命の相性の見方|日干同士の関係

四柱推命の相性は、二人の日干(生まれた日の十干)を並べ、干合・相生・比和・相剋のどの関係にあたるかで見るのが基本です。星占堂では、陰陽が引き合う干合を最もよく響き合う組とし、相生、比和、相剋の順に読みます。そのうえで日柱の地支どうしの支合や冲を重ねると、二人の関係の結び方がより具体的に見えてきます。

この記事の要点

  • 相性の中心は二人の日干の関係で見る
  • 干合は甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸の5組
  • 相生は支え合い、比和は似た者どうし、相剋は違いから学ぶ組
  • 日支の支合は結び付き、冲は向かい合う組
  • 相性が悪いと出ても、役割の分け方で関係は変わる

四柱推命の相性は日干から見る

四柱推命では、生まれた年・月・日・時刻をそれぞれ干支に置き換えて命式を作ります。その中で本人を表すのが、日柱の上の文字である日干です。相性を見るときも、まず二人の日干を並べ、十干どうしがどんな関係にあるかを確かめます。年や月の柱は家や社会を表すため、二人の核となる性質の関係を見るには日干がいちばん適しています。

日干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸のどれか一つで、生年月日から決まります。星占堂の誕生日のページには日柱が載っているので、たとえば1995年4月10日生まれなら1995年4月10日のページを開けば、自分で日数を数えなくても日干が分かります。日干の意味と求め方は日干で詳しく説明しています。

生まれた時刻が分からなくても、日干は日付だけで決まるので相性は見られます。相手の生年月日が分かれば、四柱推命の相性占いはそこから始められます。

十干同士の相生・相剋

十干は、木・火・土・金・水の五行を、陽と陰に分けたものです。甲と乙が木、丙と丁が火、戊と己が土、庚と辛が金、壬と癸が水で、各組の前が陽、後ろが陰にあたります。二人の日干の五行を比べると、相生・比和・相剋のどれかに分かれます。

相生は一方がもう一方を育てる関係

相生は、木が燃えて火を生み、火の灰が土になり、土の中から金が生まれ、金の表面に水が宿り、水が木を育てる、という巡りです。日干が壬(海)の人と甲(大樹)の人なら、水が木を育てる相生で、壬の人が甲の人を支える側にまわります。支える側と支えられる側がはっきりしているので、どちらが何を担うかを意識すると、無理のない関係が続きます。

比和は同じ五行の似た者どうし

比和は、甲と乙、丙と丁のように同じ五行の組、または同じ日干どうしです。考え方や物事の進め方が似ているので、説明しなくても分かり合える場面が多くあります。その反面、二人とも同じところでつまずきやすいので、苦手なことは外の人の手を借りると補えます。

相剋は違いがはっきり出る関係

相剋は、木が土の養分を吸い、土が水をせき止め、水が火を消し、火が金を溶かし、金が木を切る、という関係です。日干が庚(鉄)の人と甲(大樹)の人なら、金が木を剋す組になります。ぶつかりやすい一方で、鉄の斧が大樹を良い材木に整えるように、相手の厳しい意見が成長のきっかけになる組でもあります。

干合する組み合わせ

干合は、甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸の5組です。十干を順に並べたとき、ちょうど6つ目にあたる干どうしで、どの組も陽の干と陰の干の組み合わせになっています。五行だけで見るとどの組も相剋ですが、陰陽が逆であることで強く引き合い、互いに足りないところを自然に補い合う関係として読みます。

星占堂では、十干の象徴に重ねて干合の組を次のように読みます。

干合は日干どうしだけでなく、自分の日干と相手の月干、相手の日干と自分の年干のように、柱をまたいで現れることもあります。日干どうしが干合でなくても、ほかの柱に干合があれば、二人をつなぐ縁の一つとして読みます。十干それぞれの性質は十干で確かめられます。

十干×十干の判定表

自分の日干の行を見て、相手の日干がどの列に入るかを探すと、二人の関係が分かります。相生の列では、自分を生んでくれる干と、自分が生む干を分けて書きました。自分を生む干の相手は自分を支えてくれる人、自分が生む干の相手は自分が力を注ぐ人です。

星占堂では、干合、相生、比和、相剋の順に響き合う度合いを高く見ます。ただ、この順番は付き合いやすさの目安で、どちらが上かを決めるものではありません。干合の二人は自然に引き合い、相生の二人は役割が分かれ、比和の二人は似た者どうしで分かり合い、相剋の二人は違いから学び合う、という関係の結び方の違いを表します。

たとえば日干が丁の人と癸の人なら、丁の行の相剋の列に癸があるので、水が火を消す相剋の組です。丁の人が温かく身近な人を照らそうとするのに、癸の人が静かに距離を置く、といったすれ違いが起きやすい組なので、気持ちを言葉にして確かめ合うことが関係を保つ鍵になります。

日干どうしの関係の判定表(十干×十干)
自分の日干干合相生(自分を生む/自分が生む)比和相剋
甲(木・陽)己壬・癸/丙・丁甲・乙戊・庚・辛
乙(木・陰)庚壬・癸/丙・丁甲・乙戊・己・辛
丙(火・陽)辛甲・乙/戊・己丙・丁庚・壬・癸
丁(火・陰)壬甲・乙/戊・己丙・丁庚・辛・癸
戊(土・陽)癸丙・丁/庚・辛戊・己甲・乙・壬
己(土・陰)甲丙・丁/庚・辛戊・己乙・壬・癸
庚(金・陽)乙戊・己/壬・癸庚・辛甲・丙・丁
辛(金・陰)丙戊・己/壬・癸庚・辛甲・乙・丁
壬(水・陽)丁庚・辛/甲・乙壬・癸丙・戊・己
癸(水・陰)戊庚・辛/甲・乙壬・癸丙・丁・己

地支の支合・冲

日干の関係を見たら、次に日柱の下の文字である日支どうしを比べます。日支は、本人の内面や身近な人との関係を表す文字で、結婚相手との相性を見るときにとくに重視します。

地支どうしが引き合うのが支合で、子と丑、寅と亥、卯と戌、辰と酉、巳と申、午と未の6組です。反対に、十二支を円に並べて向かい合う位置にある組が冲で、子と午、丑と未、寅と申、卯と酉、辰と戌、巳と亥の6組です。支合の組は自然に歩調が合い、冲の組は物の見方が正反対になりやすい組です。このほか、申・子・辰のように3つの支が結び付く三合もあります。

星占堂の干支の相性では、支合と三合を◎、冲と六害を△としています。たとえば子と丑の相性は支合の組です。干支の相性のページは生まれ年の十二支どうしの関係ですが、同じ支合と冲の考え方を日支に当てはめると、四柱推命での二人の距離感が読めます。

相性が悪いと出たときの考え方

日干が相剋で、日支も冲だった、という結果が出ると、二人はうまくいかないのではと不安になります。けれども四柱推命の相性は、関係の結び方の違いを表すもので、付き合えるかどうかを決めるものではありません。相剋や冲は、違いがはっきり出る関係だというだけで、その違いをどう扱うかは二人で決められます。

相剋の組では、ぶつかりやすい場面を先に知っておくことが役に立ちます。たとえば金の日干の人と木の日干の人なら、金の人の率直な指摘が、木の人には自分の伸び方を否定されたように聞こえます。指摘する前に相手のやり方を一度認める、と決めておくだけでも、言い合いになる回数は減ります。

また、命式には日干のほかにも7つの文字があり、ほかの柱に干合や相生があれば、二人をつなぐ流れは別のところにあります。通変星や五行のバランスまで含めて見ると、日干だけでは分からない補い合いが見えてきます。日干の関係だけで結論を出さず、二人の命式を並べて詳しく見てもらうと、自分たちの場合に合った付き合い方が整理できます。

よくある質問

四柱推命の相性は年柱や月柱でも見ますか

中心は日干どうしの関係ですが、年柱や月柱も合わせて見ます。自分の日干と相手の月干が干合するなど、柱をまたいだ結び付きがあれば、二人をつなぐ縁の一つとして読みます。家族ぐるみの付き合いを見るときは年柱、仕事上の関係を見るときは月柱も参考にします。

同じ日干どうしの相性はどう読みますか

同じ日干どうしは比和で、考え方や感じ方がよく似た組です。言葉にしなくても通じ合える一方、苦手なことも同じなので、二人とも手をつけない分野が残りがちです。役割を決めるときは、得意なことより苦手なことを先に話し合います。

生まれた時間が分からなくても四柱推命の相性占いはできますか

できます。相性の中心になる日干と日支は、生年月日だけで決まります。時柱が分かると子どもや晩年の関係まで読めますが、二人の基本の相性を見るのに時刻は欠かせないものではありません。

干合の相手なら結婚してうまくいきますか

干合は自然に引き合う組で、出会ってすぐに打ち解けやすい関係です。ただ、結婚生活は日々の役割分担や価値観の積み重ねで形づくられるので、干合だけで結果は決まりません。引き合う力を土台に、暮らし方を二人で話し合うことが大切です。

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