火星星座 しし座
火星がしし座にある人は、誇りをかけた目標に向かうとき、周りを巻き込むほどの情熱を燃やします。このページでは、注目と期待が力に変わるやる気の仕組み、大舞台で真価を発揮する勝負の仕方、誇りにまつわる怒りとその鎮め方、見せる楽しさのある体の動かし方を紹介します。
要点
- 火星しし座は、行動の星の情熱が、自分を表現し周りを照らす方向へ燃え上がる配置です。
- 火星星座は生まれ年と月日の両方から決まり、その人の行動のエンジンの種類を表します。
- 誇りを原動力に、大きな舞台を選んで堂々と勝負します。
- やる気は注目や期待が集まり、任されていると実感したときに最も高まります。
- 評価に頼りすぎないよう、自分の頑張りを記録して自分で認める習慣が支えになります。
- 勝負は奇策を嫌う正面突破の王道型で、本番に強い人です。
| 元素 | 火 |
|---|---|
| 区分 | 不動宮 |
| 支配星 | 太陽 |
| 順番 | 12星座の5番目 |
火星星座 しし座とは
火星星座は、生まれた日に火星が黄道12星座のどこに位置していたかを示すものです。火星はおよそ2年をかけて12星座を一巡し、1つの星座にとどまる期間は約1〜2か月です。そのため、生まれ年と月日の両方が分かって初めて火星星座が決まります。火星は行動力、情熱、競争心、そして怒りの出方を表す星で、火星星座は「その人のエンジンの種類」にあたります。
火星が身を置くしし座は、火の元素と不動宮に属し、太陽に治められる星座です。行動の星である火星が、誇りと創造の星座であるしし座に入ると、情熱は自分を表現し、周りを照らす方向へ燃え上がります。火の星と火の元素が重なるため勢いは強く、不動宮の性質によって、一度灯った炎を長く燃やし続ける持続力も備えます。群れの先頭に立つ獅子の姿が、この配置の行動の象徴です。
性格
火星がしし座にある人の行動は、誇りを原動力にしています。「自分がやるからには堂々とやり遂げたい」という思いが強く、目標を決めたら大きな舞台を選んで勝負します。準備の段階から完成した姿を思い描き、その姿に向かって迷わず進みます。失敗を恐れて小さくまとまるより、大きく挑んで大きく学ぶほうを選ぶ人です。行動には華があり、本人が熱を込めて取り組む姿が、自然と周りの人を巻き込んでいきます。
やる気が最も高まるのは、注目や期待が集まったときです。誰かに見られている、任されている、頼られているという実感が、実力以上の力を引き出します。反対に、努力が誰にも気づかれない状況では意欲が下がりやすくなります。周りの評価だけに頼らないよう、自分の頑張りを記録して自分で認める習慣を持つと、どんな場でも炎を保てます。
怒りは、誇りを傷つけられたときに強く表れます。人前で軽んじられたり、努力を否定されたりすると、堂々と真正面から抗議します。ただし、相手が非を認めて謝れば、寛大に水に流す懐の深さがあります。炎は大きくても燃え残りを作らないのが、火星しし座の怒り方です。感情が高ぶったときは、「この勝負で本当に手に入れたいものは何か」を自分に問い直すと、熱が落ち着き、判断が澄みます。
向いていること
勝負の仕方は、正面から堂々と挑む王道型です。奇策や裏工作を嫌い、実力と熱意で相手を上回ろうとします。本番や発表会など、観客がいる場面で実力以上の結果を出す本番強さも持ち味です。劣勢でも胸を張って最後まで戦い抜く姿が、味方の士気を高めます。向いている役割は、チームの顔となるリーダー、プレゼンテーションの担当、イベントや企画の旗振り役です。
体を動かすなら、見せる楽しさのあるものが向いています。ダンスや舞台での表現、観客のいる試合、チームのキャプテンとして臨む球技などは、注目される喜びと体を動かす爽快さが同時に味わえます。発表会や大会など「見てもらう日」を目標に据えると、練習にも熱が入ります。お気に入りのウェアや道具で気分を上げるのも、この配置らしい楽しみ方です。
恋愛
恋愛での火星しし座は、堂々と情熱的にアプローチする人です。好きになった相手には、遠回しな態度ではなく、特別なデートや心のこもった贈り物など、印象に残る形で気持ちを伝えます。誕生日や記念日には、相手が驚くような演出を考えるのが好きです。恋の場面でも主役でいたい気持ちがあり、相手から憧れや尊敬のまなざしを向けられると、さらに熱が高まります。
一方で、自分の誇りを守ろうとして素直に謝れない場面もあります。けんかのときは、プライドより関係を大切にしていることを一言添えるだけで、相手の受け止め方が大きく変わります。相手の頑張りを人前で褒めるなど、相手を主役にする時間を意識的に作ると、関係に温かさが増します。
仕事
仕事での火星しし座は、周りを鼓舞しながら前進するリーダー気質の人です。大きな目標を掲げてチームを奮い立たせ、困難な局面ほど先頭に立って道を示します。人前で話す、案を売り込むといった場面では、内側の熱がそのまま説得力となって伝わります。任された仕事には誇りを持ち、自分の名前が付く成果物には妥協しません。締め切り前の追い込みでは自ら先頭に立って声をかけ、チームを最後まで走らせます。
ただし、裏方の作業や評価されにくい雑務では意欲が落ちやすい面があります。地味な仕事にも「この作業が全体の成功を支えている」という意味を見いだすと、取り組み方が変わります。部下や後輩の手柄を自分のことのように誇る姿勢は、チームからの信頼をいっそう強めます。
人間関係
人間関係での火星しし座は、仲間思いで面倒見のよい親分肌です。友人が困っていれば真っ先に駆けつけ、集まりでは場を盛り上げる中心になります。家族の行事でも、みんなが楽しめる企画を考えて盛り上げ役を買って出ます。気前がよく、喜んでもらうための行動を惜しみません。友人の成功を自分のことのように喜び、誰よりも大きな拍手を送ります。
ただし、頭ごなしに否定されたり、自分の意見を軽く扱われたりすると、家族や親しい友人に対しても強く反発します。対立したときは、相手にも守りたい誇りがあると想像することが助けになります。自分から先に「さっきは熱くなった」と言える火星しし座は、周りから一段と大きな器の人として慕われます。
相性
火星しし座の相性表は、星座どうしの角度と元素の関係を手がかりに判定しています。火星しし座にとって、同じ火の元素で120度にあたるおひつじ座・いて座は、情熱の温度が近く、一緒に挑戦すると勢いが倍になる相手です。60度のふたご座・てんびん座は火と風が互いを活かす組み合わせで、アイデアと実行が噛み合います。90度にあたるおうし座・さそり座とは、どちらも譲らない強さを持つため衝突しやすいものの、目標を共有すれば互いの粘りが大きな成果を生みます。
| 相手 | 相性 | 根拠 |
|---|---|---|
| おひつじ座 | ◎ | 120度(トライン)。同じ火の元素 |
| おうし座 | △ | 90度(スクエア)。火と地は性質の異なる元素 |
| ふたご座 | ○ | 60度(セクスタイル)。火と風は互いを活かす元素 |
| かに座 | △ | 隣り合う星座。火と水は性質の異なる元素 |
| しし座 | ○ | 同じ星座。同じ火の元素 |
| おとめ座 | △ | 隣り合う星座。火と地は性質の異なる元素 |
| てんびん座 | ○ | 60度(セクスタイル)。火と風は互いを活かす元素 |
| さそり座 | △ | 90度(スクエア)。火と水は性質の異なる元素 |
| いて座 | ◎ | 120度(トライン)。同じ火の元素 |
| やぎ座 | △ | 150度(インコンジャンクト)。火と地は性質の異なる元素 |
| みずがめ座 | ○ | 180度(オポジション)。火と風は互いを活かす元素 |
| うお座 | △ | 150度(インコンジャンクト)。火と水は性質の異なる元素 |
◎はとくに響き合う組、○は自然に付き合える組、△は違いを意識すると付き合いやすい組です。判定の方式は相性の読み方にまとめています。
火星がしし座にあった期間(2016〜2036年・日本時間の正午の位置)
| 2017年 | 7月21日〜9月5日 |
|---|---|
| 2019年 | 7月2日〜8月18日 |
| 2021年 | 6月12日〜7月29日 |
| 2023年 | 5月21日〜7月10日 |
| 2024年 | 11月5日〜1月6日 |
| 2025年 | 4月19日〜6月17日 |
| 2026年 | 9月28日〜11月25日 |
| 2027年 | 2月22日〜5月14日 |
| 2028年 | 9月5日〜10月23日 |
| 2030年 | 8月16日〜10月2日 |
| 2032年 | 7月28日〜9月12日 |
| 2034年 | 7月9日〜8月24日 |
| 2036年 | 6月19日〜8月5日 |
よくある誤解
火星しし座は、目立ちたがりで自分勝手な人だと誤解されることがあります。大きな舞台を好み、注目を集める姿がそう映るのです。けれども行動の根には「みんなで成功したい」「周りを喜ばせたい」という思いがあり、手柄を独り占めするより、仲間と分かち合うことに喜びを感じます。
また、怒ると激しいため、怖い人だと思われることもあります。実際には、誇りや公正さが踏みにじられたときにしか強く怒らず、謝られればすぐに許します。怒りの理由を「自分が軽んじられたから」ではなく「何を大切にしているか」として伝えると、まっすぐな情熱が誤解なく届きます。
よくある質問
- 火星しし座の人がやる気を失ったときはどうすればよいですか?
- 自分の頑張りを見てくれる人や、成果を発表する場を作ると、炎が再び灯ります。小さな発表会や、友人に進み具合を報告する約束でも十分です。期待されているという実感が、火星しし座にとって最大の燃料になります。
- 火星しし座の人と口論になったときの対処法は?
- 人前で相手の誤りを指摘するのは避け、二人だけの場で落ち着いて話すことが大切です。誇りを守ったまま話せると分かれば、火星しし座は驚くほど素直に耳を傾けます。相手の良い点を先に認めてから本題に入ると、話し合いが前向きに進みます。
- 火星しし座はリーダーに向いていますか?
- 向いています。大きな目標を示して人を奮い立たせる力と、困難な場面で先頭に立つ勇気を持っているからです。細かい管理は得意な人に任せ、自分は旗を振る役に専念すると、チーム全体の力が引き出されます。
- 火星しし座の人が謝るのが苦手なのはなぜですか?
- 誇りを行動の原動力にしているため、非を認めることが自分の価値を下げるように感じやすいからです。実際には、潔く謝る姿こそが火星しし座の器の大きさを示します。「ごめん」の一言が難しいときは、「次はこうする」と行動を約束する言葉から始めると口にしやすくなります。
- 火星しし座の人を応援するには、どんな言葉が響きますか?
- 結果だけでなく、挑戦する姿勢そのものを具体的に褒める言葉が響きます。「あの場面で手を挙げたのがすごかった」のように、行動を名指しして認めると、次の挑戦への意欲が大きく膨らみます。周りの人の前で伝えると、喜びはいっそう大きくなります。