しし座(太陽星座)
夏の盛りに生まれる太陽星座がしし座の人は、自分らしさを堂々と表すことで周りを明るくする人です。本ページでは、しし座の期間・元素・区分・支配星といった基本から、性格、向いている役割、恋愛と仕事の姿、家族や友人との関わり、気の合う相手と付き合い方のコツまでを説明します。
要点
- 太陽星座がしし座の人は、生まれた日に太陽が黄道の120度から150度の区画にあった人です。
- 期間はおおむね7月23日〜8月22日で、年によって1日前後ずれます。
- しし座は火の元素・不動宮に属し、支配星は太陽です。
- 太陽星座がしし座の人は、太陽が自らの支配する座にある状態で生まれています。
- しし座は百獣の王の姿に、誇りと創造と自己表現を象徴します。
- 性格の中心は、自分らしさを堂々と表す明るさと温かさです。
| 元素 | 火 |
|---|---|
| 区分 | 不動宮 |
| 支配星 | 太陽 |
| 順番 | 12星座の5番目 |
しし座(太陽星座)とは
太陽がしし座の区画を通るのは、おおむね7月23日〜8月22日(年によって1日前後ずれる)です。この間に生まれた人はしし座生まれとなり、区画は黄道の120度から150度にあたります。日差しが最も強く、生命力が満ちあふれる真夏の時期を受け持つ星座です。
元素は火、区分は不動宮、支配星は太陽です。火の元素は情熱と創造を、不動宮は一度灯した熱を保ち続ける持久力を表します。そして支配星の太陽は、自我と生命力、自分を表現する力をつかさどります。太陽星座がしし座の人は、太陽が自らの支配する座にあるときに生まれており、太陽の性質が最も素直に表れます。
星座の姿は百獣の王である獅子です。堂々とした立ち姿は誇りと威厳を、群れを守る姿は仲間への温かさを表し、しし座が「誇り」「創造」「自己表現」を象徴する理由になっています。
性格
しし座の人の魅力は、自分らしさを隠さずに表す明るさにあります。好きなものを好きと言い、楽しいときは心から笑う姿が、その場の空気をぱっと明るくします。本人が意識しなくても自然と人の目が集まり、気づけば話の輪の中心にいることが少なくありません。服装や持ち物にも自分なりのこだわりがあり、さりげない工夫で個性を表します。
心の奥には、強い誇りがあります。自分の言葉や行動に責任を持ち、一度引き受けたことは堂々とやり遂げようとします。人前で弱音を吐くことを好まず、苦しい場面でも胸を張って振る舞うのは、自分自身を裏切りたくないという思いがあるからです。
同時に、しし座の人はとても温かい心の持ち主です。仲間が困っていれば迷わず手を差し伸べ、後輩の努力を見つければ大きな声で褒めます。自分が輝くことと同じくらい、周りの人が輝くことを喜べるのが、しし座の人の器の大きさです。
子どものような遊び心も持ち続けています。趣味やイベントに全力で取り組み、楽しむことから新しいアイデアを生み出します。一方で、努力が認められないと寂しさを感じやすく、張り合いを失うこともあります。他人の評価を待つだけでなく、一日の終わりに自分のがんばりを自分で認める習慣を持つと、どんな場面でも自信を保てます。
向いていること
しし座の才能が輝くのは、人前に立ち、自分の表現で人の心を動かす場面です。舞台や音楽、司会、講演、接客のように、存在感そのものが価値になる仕事では、生まれ持った華やかさがそのまま武器になります。作品や企画を生み出す創作の分野でも、自分らしさを込めたものづくりで周りを驚かせます。
リーダーとしての適性も高く、チームの先頭に立って目標を示し、仲間の士気を高める役割に向いています。しし座の人が「やろう」と声を上げると、周りの人が自然とついてきます。細かな事務作業や裏方の調整は得意な人に任せ、自分は全体を照らす役に集中すると、チーム全体が力を出しやすくなります。表彰や発表の場など、成果を披露する機会がある環境ほど、やる気が長く続きます。
恋愛
しし座の人は、恋にドラマのような情熱を求めます。好きになった相手には堂々と気持ちを示し、特別な日にはサプライズを用意して喜ばせようとします。愛する人を全力で大切にし、その人の前では最高の自分でいたいと願います。記念日の店選びや贈り物には時間をかけ、相手の驚く顔を何より楽しみにしています。
相手に求めるのは、自分を心から認めてくれることです。小さな努力に気づいてもらえたり、素直な褒め言葉をもらえたりすると、しし座の人の愛情はいっそう深まります。反対に、無関心な態度や軽んじられたと感じる言葉には、強く傷つきます。プライドが邪魔をして本音を言えなくなったときは、格好よさより正直さを選び、「本当はさみしかった」と伝えるほうが、二人の関係は温かく続きます。
仕事
しし座の人は、働く場でも周りの士気を上げるムードメーカーです。大きな目標を掲げてチームを引っ張り、困難な局面でも明るさを失いません。責任ある仕事を任されるほど張り切り、期待に応えようと持てる力を出し切ります。
力を発揮しやすいのは、自分の仕事ぶりが見える環境です。成果が誰のものか分からない仕事が続くと、意欲が下がりやすくなります。上司や同僚と定期的に進み具合を共有し、自分の役割と貢献を確かめる場を持つと、張り合いを保てます。また、プライドから人に助けを求めるのが遅れがちなので、早めに相談することも仕事の一部と考えると、大きなつまずきを避けやすくなります。部下や後輩の手柄を自分のことのように喜べる姿勢は、上に立つほど信頼を集めます。
人間関係
しし座の人は、人間関係でも面倒見のよさが際立ちます。友人の誕生日には盛大にお祝いを企画し、落ち込んでいる仲間がいれば食事に連れ出して元気づけます。仲間を誇りに思い、誰かが不当に扱われていれば堂々とかばいます。集まりの幹事を頼まれれば快く引き受け、参加した全員が楽しめる工夫を凝らします。
家族の中では、明るさで家を照らす存在です。行事や旅行を盛り上げ、家族の思い出づくりに力を注ぎます。子どもや年下の家族には惜しみなく愛情を注ぎ、その成長を自分のことのように喜びます。ただ、自分のやり方が一番と思い込むと、相手の意見を聞き逃すことがあります。家族や友人が何かを提案したときは、まず「いいね」と受け止めてから話を進めると、周りもしし座の人の輪の中で伸び伸びと過ごせます。
デカン(10度ごとの区分)
| 区分 | 範囲 | 副支配星 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 第1デカン | 太陽黄経 120°〜130° | 太陽 | しし座の第1デカンに太陽がある人は、太陽の力を重ねて受け、生まれながらの主役の風格を持つ人です。自信に満ちた振る舞いで周囲を安心させ、自然と人の中心に立ちます。自分の信じる道を堂々と進み、仲間には惜しみなく力を分け与えます。思い通りに進まないときは、観客ではなく自分の心が喜ぶかを基準にすると立て直せます。 |
| 第2デカン | 太陽黄経 130°〜140° | 木星 | しし座の第2デカンに太陽がある人は、いて座の木星から寛大さを受け取り、明るい理想を語って人を導く人です。小さなことにこだわらず、相手の長所を見つけて伸ばすのが上手です。新しい世界への好奇心が強く、経験したことを物語のように伝えます。気前のよさが行き過ぎたときは、自分の時間とお金の予算を決めておくと安心です。 |
| 第3デカン | 太陽黄経 140°〜150° | 火星 | しし座の第3デカンに太陽がある人は、おひつじ座の火星から勇気を受け取り、情熱を行動で示す人です。目標を掲げたら真っ先に動き、背中で仲間を引っ張ります。逆境でこそ燃える強さがあり、困難な場面を突破して周囲の信頼を得ます。熱くなりすぎて衝突しそうなときは、相手の努力を先に言葉にすると、協力の輪が広がります。 |
デカンの考え方はデカンとはで説明しています。
相性
相性表の点数は、黄道上の角度と元素の組み合わせで決まります。しし座が最も楽しく過ごせるのは、同じ火の元素のおひつじ座といて座です。どちらも前向きで行動的なため、一緒にいると互いの熱が高まり、新しい挑戦にも踏み出しやすくなります。風の元素のふたご座やてんびん座も、しし座の明るさを引き立ててくれる相手です。
点数が低めに出るのは、90度離れたおうし座やさそり座です。どちらも譲らない強さを持つため、ぶつかると引くに引けなくなります。正反対の位置にあるみずがめ座とは、自分の表現を大切にするしし座と全体の公平さを重んじるみずがめ座で、価値観の違いが際立ちます。意見がぶつかったときは勝ち負けにこだわらず、相手の譲れない点を先に聞くと、張り合う関係から支え合う関係に変わります。
| 相手 | 相性 | 根拠 |
|---|---|---|
| おひつじ座 | ◎ | 120度(トライン)。同じ火の元素 |
| おうし座 | △ | 90度(スクエア)。火と地は性質の異なる元素 |
| ふたご座 | ○ | 60度(セクスタイル)。火と風は互いを活かす元素 |
| かに座 | △ | 隣り合う星座。火と水は性質の異なる元素 |
| しし座 | ○ | 同じ星座。同じ火の元素 |
| おとめ座 | △ | 隣り合う星座。火と地は性質の異なる元素 |
| てんびん座 | ○ | 60度(セクスタイル)。火と風は互いを活かす元素 |
| さそり座 | △ | 90度(スクエア)。火と水は性質の異なる元素 |
| いて座 | ◎ | 120度(トライン)。同じ火の元素 |
| やぎ座 | △ | 150度(インコンジャンクト)。火と地は性質の異なる元素 |
| みずがめ座 | ○ | 180度(オポジション)。火と風は互いを活かす元素 |
| うお座 | △ | 150度(インコンジャンクト)。火と水は性質の異なる元素 |
◎はとくに響き合う組、○は自然に付き合える組、△は違いを意識すると付き合いやすい組です。判定の方式は相性の読み方にまとめています。
太陽がしし座にある期間(2016〜2036年)
| 2016年 | 7月23日〜8月22日 |
|---|---|
| 2017年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2018年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2019年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2020年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2021年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2022年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2023年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2024年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2025年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2026年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2027年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2028年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2029年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2030年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2031年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2032年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2033年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2034年 | 7月23日〜8月22日 |
| 2035年 | 7月23日〜8月23日 |
| 2036年 | 7月23日〜8月22日 |
よくある誤解
しし座の人の華やかな振る舞いは、ときに「目立ちたがり」「自分が一番と思っている」と誤解されます。けれども、その根にあるのは周りを楽しませたい、場を明るくしたいという気持ちで、自分だけが注目されることを望んでいるわけではありません。仲間が称賛されている場面では、誰よりも大きな拍手を送ります。
また、堂々とした態度が「弱みを見せない」「頼りにくい」という印象につながることもあります。しし座の人ほど、内心では不安や迷いを抱えていることがあります。ときには、迷っている気持ちを身近な人に打ち明けてみてください。弱さを見せることは誇りを損なうことではなく、周りの人がしし座の人を支える機会になります。
よくある質問
- 太陽が「本来の座にある」とは、どういう意味ですか?
- 占星術では、それぞれの星座に支配星があり、太陽はしし座を支配します。太陽星座がしし座の人は、太陽が自らの支配する座にあるときに生まれたことになります。そのため、太陽が表す自己表現や生命力が、まっすぐ力強く表れます。
- しし座の人はプライドが高いのですか?
- しし座の人は、自分の言葉と行動に誇りを持つ星座です。それは見栄ではなく、自分を裏切らずに生きたいという誠実さから来ています。失敗を笑い話にできる余裕を持つと、そのプライドは周りを安心させる強さになります。
- しし座の人を喜ばせるには、どうすればよいですか?
- 努力や工夫に気づいて、具体的に褒めることです。「あの企画のここがよかった」と伝えると、しし座の人は心から喜び、さらに力を発揮します。特別な日をきちんと祝うことも、大切にされていると感じてもらえる方法です。
- しし座の人が自信をなくしたときは、どう立て直せばよいですか?
- 人からの評価を待たず、自分で自分の努力を認める時間を持つことです。その日にできたことを三つ書き出すだけでも、気持ちは前を向きます。好きな趣味や創作に没頭する時間も、しし座の人の内側の火をもう一度大きくします。
- しし座の人は、どんな場で輝きやすいですか?
- 自分の表現が人に届き、反応が返ってくる場で最も輝きます。発表会やイベント、チームを率いる場面など、主役としての役割があるとやる気が高まります。日常の中でも、料理や装いなど自分らしさを表せる工夫を楽しむと、毎日に張り合いが生まれます。