オラクルカード・ルノルマンは危険?心配な点と付き合い方

オラクルカードやルノルマンカードは、紙に絵と言葉を印刷した道具で、使ったことが原因で悪いことが起きる仕組みはありません。危険といえるのは、不安な結果を何度も引き直して気持ちが振り回されることや、高額な講座や商品を勧められることで、これはカードではなく使い方の問題です。引く回数と問いの立て方を決めておけば、カードは気持ちを整理する道具として安心して使えます。

この記事の要点

  • カードは紙の道具で、使っただけで悪いことは起きない
  • 気をつけるのは、引き直しによる依存と高額な勧誘
  • 怖い絵柄のカードは、気をつける点を示すカード
  • 同じ問いは期間をあけ、決める問いより考える問いを立てる
  • 手放すときは感謝して包み、地域の分別に従って処分する

オラクルカードやルノルマンが「危険」と心配される理由

オラクルカードやルノルマンカードを手に入れたものの、使ってよいのか不安になって調べる人は少なくありません。心配される理由は、大きく五つに分けられます。

このうち、一つ目と二つ目はカードの成り立ちや意味を知ると和らぐ不安で、三つ目から五つ目は使い方と付き合い方で防げる心配です。どれも、カードを持っているだけで何かが起きるという話ではありません。次の節から、それぞれの不安を順にほどいていきます。

カードそのものに害はあるか

カードそのものに害はありません。オラクルカードは、作り手がテーマを決めて絵と言葉を組み合わせたカードで、天使、動物、花、女神など、デッキごとに枚数も意味も違います。ルノルマンカードは36枚で、騎士、クローバー、船など身近な絵に短い意味が割り当てられたカードです。どちらも、出たカードの絵や言葉をきっかけに、自分の状況や気持ちを見つめ直すための道具です。

「よくないものを呼び込む」という不安は、カードを霊的な力を持つ物と考えるところから生まれます。けれども、カードが示すのは、引いた人がその言葉から何を感じ取るかです。同じカードを見ても、励まされる人もいれば、注意を促されたと感じる人もいます。意味を形にしているのは、カードを読む人の心です。

使う前に手で触れて切る、使い終えたら箱にしまう、といった作法は、カードに向き合う気持ちを整えるためのものです。作法を守らなかったからといって罰が当たることはないので、自分が落ち着ける形で続けてください。カードの占いと生年月日を使う占いがそれぞれ何を得意とするかは、占いの種類の向き不向きで整理しています。

カードの種類ごとの特徴と、不安を減らす付き合い方
カード枚数と特徴不安になりやすい点付き合い方
オラクルカードデッキごとに枚数もテーマも違う。言葉が添えられたカードが多い「警告」「手放す」など強い言葉のカード言葉を自分への声かけとして読み、同じ問いを引き直さない
ルノルマンカード36枚。身近な絵と短い意味を、隣り合う二枚で組み合わせて読む棺・鎌・蛇・十字架などの絵柄隣のカードと合わせて意味を絞り、区切りや注意として読む
タロットカード78枚。大アルカナ22枚と小アルカナ56枚からなる死神・塔・悪魔などの絵柄一枚だけで判断せず、質問と並びの中で意味を読む
譲られたカード・中古のカード前の持ち主が使っていたカード前の持ち主の気が残るという不安全体に目を通し、自分なりの区切りをしてから使う

不安になる結果が出たときの受け止め方

怖い絵柄のカードや厳しい言葉のカードが出ると、悪いことが待っているように感じてしまいます。けれども、カードの占いでいう注意のカードは、出来事を決めるものではなく、今気をつけたい点を示すカードです。

ルノルマンの例で見ると、雲は迷いや見通しの悪さ、山は障害や時間がかかること、棺は区切りや休止を表します。棺が出ても物事が終わると決まるわけではなく、今のやり方に一区切りつけて、別の関わり方に移る時期と読みます。オラクルカードの「手放す」「休む」といったメッセージも、我慢を続けている自分への声かけとして受け取れます。

不安な結果が出たときは、次の順で受け止めると気持ちが落ち着きます。

  1. 出たカードと、そのときの質問をそのままメモする
  2. 「このカードが気をつけてと言っているのは何か」を一つだけ書く
  3. その点について、今日できる小さな行動を一つ決める
  4. 同じ質問は、その日のうちに引き直さない

とくに4が大切です。良い結果が出るまで引き直すと、どの結果を信じればよいか分からなくなり、不安がかえって大きくなります。結果が頭から離れないときは、カードの読み方に慣れた人に話してみると、一人では気づけなかった読み方が見つかります。

頼りすぎを防ぐ使い方

カードとの付き合いで本当に気をつけたいのは、カードがないと決められなくなることです。次のような状態に心当たりがあれば、使い方を見直す時期です。

頼りすぎを防ぐには、三つのルールが役立ちます。一つ目は、引く回数を決めることです。「一日一枚」「同じ質問は1週間あける」のように枠を決めると、結果に一喜一憂せずに済みます。二つ目は、問いの立て方を変えることです。「彼と別れるべきか」のように答えを決めさせる問いより、「彼との関係で、私が大切にしたいことは何か」のように考えを深める問いのほうが、カードを自分のために使えます。問いの立て方は片思いをタロットで占う方法の考え方も参考になります。三つ目は、結果を見る前に、自分の考えを先に書いておくことです。カードは自分の考えを確かめる鏡になり、答えを代わりに出す役から外れます。

高額な講座や浄化グッズ、何度も続く個人セッションを勧められて断りにくいときは、その場で決めないでください。契約や支払いで困ったときは、消費者ホットライン188で近くの消費生活センターに相談できます。

カードの保管と手放し方

カードは、紙製品として丁寧に扱えば十分です。保管は湿気と直射日光を避け、元の箱や布の袋に入れて引き出しや棚にしまいます。使う前後にテーブルを片付けて手を洗う、深呼吸をする、といった自分なりの区切りを作ると、カードに向き合う時間と日常の時間を分けやすくなります。

気持ちを切り替えたいときに、カードを月の光に当てる、水晶のそばに置く、といった浄化の方法を取り入れる人もいます。これは心の区切りとして行うもので、しなかったからといって悪いことが起きるものではありません。高額な道具をそろえる必要もありません。

使わなくなったカードを手放すときは、次の方法から選べます。

人から譲られたカードや中古のカードを使っても構いません。気になるときは、一度すべてのカードに目を通し、自分なりの区切りをしてから使い始めると、気持ちよく使えます。

よくある質問

オラクルカードを使うと悪いことが起きますか?

カードを使ったことが原因で悪いことが起きる仕組みはありません。オラクルカードは、絵と言葉をきっかけに自分の気持ちを見つめ直すための道具です。気をつけたいのは、結果に振り回されて何度も引き直すことのほうです。

ルノルマンカードの棺や鎌が出たら不吉ですか?

不吉なことを決めるカードではありません。棺は区切りや休止、鎌は急な変化や思い切って切り離す決断を表し、隣のカードと合わせて意味を絞ります。今のやり方を見直す時期を示すカードとして受け止めてください。

オラクルカードは自分で引いても大丈夫ですか?

自分で引いて構いません。一日に引く回数と、同じ質問をあける期間を決めておくと、結果に一喜一憂せずに使えます。答えを決めさせる問いより、考えを深める問いを立てるのがこつです。

使わなくなったカードはどう処分すればいいですか?

感謝の気持ちを込めて白い紙に包み、住んでいる地域の分別に従って処分すれば十分です。気になる場合は、お焚き上げを受け付けている神社やお寺に相談する方法もあります。大切に使ってくれる人に譲るのもよい手放し方です。

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