姓名判断で赤ちゃんの名付け|画数の決め方と注意点
赤ちゃんの名付けで姓名判断を使うときは、先に響きと込めたい願いで候補を出し、使う流派を一つに決めてから、人格・地格・総格の3つが吉数になるかで絞り込むのがいちばん迷わない順番です。姓の画数は変えられないので、姓から逆算して名の1字目と名全体の画数を選びます。画数は候補を比べる物差しの一つとして使い、呼びやすさや漢字の意味と合わせて決めます。
この記事の要点
- 響きと願いで候補を出し、画数で絞る順に進める
- 流派を一つに決め、最後まで同じ数え方を通す
- 優先は人格、地格、総格の順で、天格は気にしない
- 姓の最後の字から名の1字目の画数を逆算する
- 画数より、呼びやすさと読み間違えにくさを守る
名付けで姓名判断を使うときの順番
姓名判断で赤ちゃんの名付けをするとき、最初から画数の表を開くと、数字に合う字を探すことに追われて、どんな名前にしたかったのかが見えなくなります。迷わずに決めるには、次の順に進めます。
- 呼びたい響きと、名前に込めたい願いを二人で書き出す
- 使う姓名判断の流派(画数の数え方)を一つに決める
- 姓の画数を、その流派の数え方で数える
- 候補の名ごとに人格・地格・総格を計算し、吉数かどうかを確かめる
- 漢字の意味、読みやすさ、書きやすさを見直す
- 声に出して呼び、フルネームを紙に書いて眺める
- 家族の意見を聞いて一つに決める
画数から入るか響きから入るかで迷う人もいますが、響きと願いを先に決めておくと、画数が合わなかったときに同じ響きの別の字を探す、という戻り方ができます。名前は出生届とともに届け出るもので、届け出は生まれた日を含めて14日以内なので、候補は生まれる前に3〜5つまで絞っておくと落ち着いて決められます。
姓の画数から良い名の画数を探す
姓名判断では、姓と名の画数を組み合わせて、天格・人格・地格・外格・総格の5つの数(五格)を出します。姓は変えられないので、名付けでは姓の画数を出発点にして、名の画数を逆算します。
例として、姓が「田中」、名が「結衣」の場合を計算します。田は5画、中は4画、結は12画、衣は6画です。
- 天格は姓の合計で、5+4=9
- 人格は姓の最後の字と名の最初の字の合計で、4+12=16
- 地格は名の合計で、12+6=18
- 総格はすべての字の合計で、27
- 外格は総格から人格を引いた数で、27−16=11
逆算するときは、人格から決めます。姓の最後の字が「中」の4画なら、使う流派で吉数とする数から4を引いた画数が、名の1字目の候補です。次に、名全体の画数(地格)が吉数になるように2字目を選び、最後に総格を確かめます。こうして画数の組み合わせを先に何通りか書き出しておくと、響きに合う字を探すときに候補をすぐ判定できます。
人格・地格・総格の優先順位
五格すべてを吉数にそろえるのは、姓によってはほとんど不可能です。そこで名付けでは、どの格を優先するかを決めておきます。
いちばん重く見るのは人格です。人格は姓と名をつなぐ数で、その人の中心となる性質を表す「主運」と読む流派が多くあります。次が地格で、名の画数そのものなので、子ども時代から若いころの土台を表します。赤ちゃんの名付けでは、この地格を人格と同じくらい大切にする人もいます。3番目が総格で、名前全体の数として、人生の後半やまとまりを表します。
外格は人との関わりを表す数で、ここまでの3つが整ったあとに確かめます。天格は姓の画数の合計で、家族全員に共通する数なので、名付けでは変えられません。天格が凶数でも気にしなくてよいと読む流派がほとんどで、先の例の「田中」の天格9も、名付けの判断には入れません。五格の求め方と扱い方を下の表にまとめました。
| 格 | 求め方 | 田中結衣の例 | 表すもの | 名付けでの扱い |
|---|---|---|---|---|
| 人格 | 姓の最後の字+名の最初の字 | 4+12=16 | その人の中心となる性質 | 最優先で吉数にする |
| 地格 | 名の画数の合計 | 12+6=18 | 子ども時代から若いころの土台 | 人格の次に吉数にする |
| 総格 | 姓と名の画数の合計 | 5+4+12+6=27 | 名前全体と人生の後半 | 3番目に確かめる |
| 外格 | 総格−人格 | 27−16=11 | 人との関わり | 余裕があれば整える |
| 天格 | 姓の画数の合計 | 5+4=9 | 家系から受け継ぐもの | 変えられないので気にしない |
響き・漢字の意味とのバランス
画数が整っても、毎日呼ぶ名前として呼びにくければ、本人も家族も困ります。画数の判定を通った候補は、次の点で見直します。
- 姓と続けて呼んだとき、音が詰まったり、同じ音が続いたりしないか
- 初めて見た人が、ほぼ迷わずに読めるか
- 漢字の意味に、込めた願いと反する読み方がないか
- テストの答案などに、子どもが自分で書ける画数か
- イニシャルや略したときの呼び名に、からかわれやすいものがないか
名に使える字は、常用漢字と人名用漢字、ひらがな、カタカナに限られています。気に入った字が使えるかどうかは、候補を出す段階で確かめておきます。出生届には名の読み方も書くので、読み方が一般的かどうかも合わせて見直します。
願いを込める方法として、生まれ月の誕生花や誕生石から字を選ぶ人もいます。春生まれで桜や桃、秋生まれで菊や萩、といった選び方です。月ごとの花と石は誕生石と誕生花で確かめられます。
流派の違いで迷ったとき
姓名判断の本や名付けのサイトで同じ名前を調べても、吉凶が違って出ることがあります。原因の多くは、画数の数え方と吉数の割り当てが流派ごとに違うことです。
数え方でとくに差が出るのは、部首の数え方です。今の字の形で数える流派と、昔の字の形(旧字体)で数える流派があり、たとえば草かんむりは今の形では3画ですが、もとの「艸」で数えると6画になります。「葵」は今の形では12画、昔の形で数えると15画です。こざとへんの「陽」も、12画と17画に分かれます。このほか、姓や名が1字のときに「霊数」の1を足す流派、「々」を前の字と同じ画数で数える流派と3画で数える流派、ひらがなの濁点を2画と数えるかどうかなど、違いはいくつもあります。
迷ったときは、一つの流派に決めて、最後までその数え方を通します。いくつもの流派で調べて、すべてで吉になる名前を探し始めると、候補がなくなって決められなくなります。占いの流派がなぜ分かれるのかは流派の違いで説明しています。
名付けで避けたい考え方
姓名判断は、名前に込めた願いを数の面から確かめる道具です。名前で子どもの将来が決まるわけではないので、次のような考え方に縛られないようにします。
まず、凶数を怖がりすぎないことです。気に入った名前の外格だけが凶数だった、という場合に、響きも意味も好きな名前を手放す必要はありません。優先する格が整っていれば、それで十分と考えます。
次に、画数を理由に家族の意見を押し切らないことです。祖父母が提案した名前を「画数が悪いから」と退けるより、同じ響きで画数の合う字を一緒に探すほうが、家族みんなが納得できる名前になります。
最後に、いつまでも決めきれないときは、候補を2つまで絞ったところで、赤ちゃんの顔を見てから決めると決めておきます。名付けの迷いは一人で抱えると堂々巡りになるので、夫婦で話す、信頼できる人に候補を見てもらうなど、声に出して整理するのが近道です。生年月日から読む占いで子どもの持ち味を知りたいときは、数秘術のように、名前ではなく誕生日から読む方法もあります。
よくある質問
- 赤ちゃんの名前は画数と響きのどちらを優先すればよいですか
毎日呼ぶものなので、響きを先に決め、画数は字を選ぶ段階で使うのがおすすめです。同じ響きでも字を変えれば画数は変わるので、響きを守ったまま画数を整えられることが多くあります。画数のために呼びにくい名前にするのは避けます。
- 姓名判断は旧字体と新字体のどちらで数えればよいですか
どちらが正しいということはなく、使う流派の決まりに従います。大切なのは、姓も名も同じ数え方で数え、最後までその流派を通すことです。途中で数え方を変えると、判定が食い違って決められなくなります。
- 名付けで凶数になってしまったら変えたほうがよいですか
凶数になったのが外格や天格なら、変えなくて構いません。人格や地格が凶数で気になるなら、同じ響きの別の字を探して整えます。名前は子どもへの願いを形にしたものなので、数字だけで気に入った名前を手放す必要はありません。
- 赤ちゃんの名前はいつまでに決めればよいですか
出生届は、生まれた日を含めて14日以内に出します。生まれてから一から考えると時間が足りないので、妊娠中に候補を3〜5つまで絞り、画数の判定も済ませておくと安心です。最後の一つは、赤ちゃんの顔を見てから決める家庭も多くあります。
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