引っ越しの時期を占う方法|九星の吉方位と吉日の選び方
引っ越しの時期を占いで決めるなら、九星気学で本命星から見た吉方位を年盤と月盤で確かめ、両方で吉になる月を選んでから、その月の中で六曜や十二直を見て日取りを決めます。方角の吉凶は、立春で区切った生まれ年で決まる本命星ごとに違い、2027年は北・南・北東の三方位がどの本命星にとっても凶方位です。決める順番は「方角、月、日」で、日取りの吉凶より方角と月を先に固めるのが要点です。
この記事の要点
- 引っ越しは方角、月、日の順に決め、日取りより方角を優先する
- 吉方位は本命星から見た吉の星が入り、六殺に当たらない方位
- 年盤と月盤の両方で吉になる月が、引っ越しの候補の月
- 2027年は北・南・北東が全員の凶方位で、7月7日からの月が選びやすい
- 家族は共通の凶方位を外してから、各自の本命殺を確かめる
引っ越しを占いで決めるときの考え方
引っ越しは、毎日寝起きする場所そのものが変わる出来事です。旅行のように数日で終わる移動と違い、新しい住まいでの暮らしが何年も続くため、九星気学では引っ越しを方位の吉凶をとくに大切にする場面として扱います。引っ越しの占いといえば、まず九星気学の方位を見ると考えてください。
決める順番は、方角、月、日です。どの方位へ移るかで吉凶の大部分が決まり、その方位が吉になる月を選び、最後にその月の中で日取りを整えます。大安の日を先に決めてから方角を合わせようとすると、方位が凶の月に当たってしまうことがあります。
占いを使う前に、現実の条件も書き出しておきます。
- 候補の地域や物件(今の住まいから見た方位を測る)
- 入居できる時期の幅(契約の開始日、退去の期限)
- 家族の予定(入学や転勤、仕事の繁忙期)
候補の物件が二つ以上あるとき、方位で比べると決め手になります。反対に、物件も時期も一つしか選べないときは、方位の吉凶より、準備を丁寧にすることに力を注ぎます。方位を判定する日は、荷物を運び込んで新居で寝泊まりを始める日です。
九星気学で見る引っ越しの方角(生年月日から調べる)
引っ越しの方角は、生年月日から求める本命星を出発点に調べます。本命星は立春で区切った生まれ年の九星で、1月1日から節分までに生まれた人は前の年の星を使います。
- 本命星を確かめ、その星から見た吉の星(自分を生む生気、自分が生む退気、同じ五行の比和)を知る
- 引っ越す年の年盤で、吉の星がどの方位に入っているかを探す
- 候補の方位が六殺(五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破)に当たらないかを確かめる
- 残った方位が、その年の吉方位になる
一白水星の人の2027年で試してみます。一白水星の吉の星は六白金星・七赤金星(生気)と三碧木星・四緑木星(退気)です。2027年の年盤では七赤金星が東、六白金星が南西、三碧木星が北東、四緑木星が南に入ります。このうち北東は未年の歳破、南は暗剣殺に当たるので外れ、2027年の吉方位は東と南西の二つになります。
方位は今の住まいを中心にし、地図の真北を基準に測ります。東西南北は各30度、北東・南東・南西・北西は各60度の範囲です。新居が方位の境目に近いときは、方位の測り方の手順で角度を確かめてから判定してください。
引っ越しに向く年・月の調べ方
年盤の吉方位は、立春から次の立春の前日まで一年を通して吉です。そこへ月盤を重ね、月盤でも同じ方位が吉になる月を選ぶと、年と月の流れがそろった時期になります。月盤は立春・啓蟄・清明といった節入りの日に切り替わるので、カレンダーの月初めとは数日ずれます。
2027年を本命星ごとに見ると、いくつかの特徴があります。
- 7月7日の小暑から始まる未月は、月盤が年盤と同じ配置になるため、年盤の吉方位がそのまま月でも吉になる
- 3月6日からの卯月に吉方位があるのは、五黄土星と八白土星の東だけ
- 三碧木星と四緑木星は、年盤の吉方位が北西の一つだけ
春の引っ越しシーズンに動く人は、4月5日の清明からの辰月まで広げると、二黒土星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星に吉になる方位があります。2026年のうちに動く場合は、2027年2月3日までが2026年の年盤の期間なので、2026年の盤で調べます。年盤に吉方位が少ない本命星の人は、移る方位が決まっているなら吉になる月に合わせ、方位が選べるなら吉方位のある地域から物件を探すと、無理なく組み立てられます。
| 本命星 | 2027年の吉方位(年盤) | 月盤でも吉になる月の始まり |
|---|---|---|
| 一白水星 | 東・南西 | 東:2月4日、7月7日、10月8日、11月8日/南西:6月6日、7月7日、10月8日 |
| 二黒土星 | 南東・南西 | 南東:7月7日、8月8日、9月8日/南西:4月5日、6月6日、7月7日 |
| 三碧木星 | 北西 | 北西:7月7日、8月8日、2028年1月6日 |
| 四緑木星 | 北西 | 北西:7月7日、8月8日 |
| 五黄土星 | 東・南東・南西・西 | 東:3月6日、5月6日、6月6日、7月7日、8月8日、12月7日/南東:4月5日、6月6日、7月7日、8月8日、9月8日、2028年1月6日/南西:4月5日、6月6日、7月7日、11月8日/西:2月4日、7月7日、10月8日、11月8日、12月7日 |
| 六白金星 | 東・南東・西・北西 | 東:6月6日、7月7日/南東:4月5日、5月6日、7月7日、8月8日、2028年1月6日/西:2月4日、7月7日、10月8日、11月8日/北西:6月6日、7月7日 |
| 七赤金星 | 南東・南西・北西 | 南東:4月5日、5月6日、7月7日、9月8日、2028年1月6日/南西:7月7日、11月8日/北西:2月4日、6月6日、7月7日、9月8日、11月8日 |
| 八白土星 | 東・南西・西 | 東:3月6日、5月6日、7月7日、8月8日、12月7日/南西:4月5日、6月6日、7月7日/西:2月4日、7月7日、11月8日、12月7日 |
| 九紫火星 | 南東・西 | 南東:2月4日、4月5日、7月7日、2028年1月6日/西:6月6日、7月7日、10月8日 |
引っ越しの日取り(吉日)の選び方
方角と月が決まったら、その月の中で日取りを選びます。日取りに使う暦注は、主に六曜と十二直の二つです。
六曜では、一日を通して吉の大安がもっとも好まれます。先勝は午前、先負は午後、友引は朝と夕方、赤口は正午の前後が吉の時間帯なので、搬入の時間を合わせるという使い方ができます。仏滅は一日を慎む日として、引っ越しを避ける人が多い日です。
十二直では、満(満ち足りる日)と開(道が開ける日)が引っ越しや移転に向く日で、建・定・成も物事を始める日として使えます。破・危・閉は控えめに整える日なので、荷造りや掃除に回すと流れに合います。
日取りを選ぶ手順は次のとおりです。
- 年盤と月盤の両方で吉になる月の中から、家族と業者の都合がつく日を書き出す
- 候補の中で、大安や満・開の日を探す
- 理想の日がなければ、六曜の吉の時間帯に搬入を合わせる
大安や週末は引っ越しの依頼が集中しやすいので、平日の満や開の日を選ぶと、日程を組みやすくなります。日付は暦注どおり日付単位で扱い、節入りの日はその日から新しい月として読みます。
家族で本命星が違うときの決め方
家族で引っ越すとき、本命星が全員同じということはまずありません。そこで、凶方位を「全員に共通するもの」と「一人ひとり違うもの」に分けて考えます。五黄殺・暗剣殺・歳破(月盤では月破)は盤だけで決まるので、家族全員に共通です。本命殺と本命的殺は、それぞれの本命星がどこに入るかで決まるので、人ごとに違います。
- 年盤と月盤で、全員に共通する凶方位を外す
- 家族それぞれの本命殺と本命的殺を外す
- 残った方位の中で、吉方位になる人がいちばん多い方位を選ぶ
- その方位が年盤と月盤の両方で吉になる月を、全員分重ねて探す
一白水星の親と八白土星の子どもが2027年に引っ越す例では、一白水星の吉方位は東と南西、八白土星は東・南西・西です。二人に共通する東は7月7日からの月が、南西は6月6日からと7月7日からの月が、どちらにとっても吉になります。
全員が吉になる方位と月がないときは、誰の吉方位を優先するかを家族で決めます。世帯主を優先する考え方のほかに、家で過ごす時間の長い人や、転校などで環境の変化をいちばん大きく受ける人を優先する考え方もあります。どの考え方をとるかを話し合うこと自体が、新しい暮らしの準備になります。
方角や時期が選べない引っ越しのとき
転勤や契約の都合で、方角も時期も動かせない引っ越しはよくあります。凶方位への引っ越しが決まっても、恐れて落ち込む必要はありません。九星気学の方位は、暮らしの整え方を考えるための目安です。
こうした引っ越しでは、次のことに力を注ぎます。
- 荷造りと手続きの段取りを早めに立て、当日に慌てない
- 新居に移ったら、水回りと寝室を最初に整え、生活のリズムを早く取り戻す
- 近所への挨拶や、通勤・通学路の下見で、新しい土地に早く慣れる
- 引っ越しのあと、吉方位への外出(祐気取り)を予定に入れて、気分を切り替える
すでに凶方位へ引っ越してしまい、気になっている人は、方角が悪い引っ越しをしたときの記事で、過ごし方と気持ちの整え方を読めます。一人で考え込むと、体調の波や小さな失敗まで方位のせいに思えてきます。気がかりを人に話すと、方位の問題と暮らしの問題を分けて考えられるようになります。
よくある質問
- 引っ越しの方角は生年月日でどう調べますか?
生まれ年から本命星を出し、その本命星から見た吉の星が引っ越す年の年盤でどの方位に入るかを見ます。1月1日から節分までの生まれは前の年の本命星を使います。星占堂の吉方位を調べるページで本命星を選ぶと、年盤と月盤の両方で吉になる方位と月を自分で確かめられます。
- 引っ越しの方角占いは当たりますか?
方位の吉凶は、引っ越し先での暮らしがうまくいくことを約束するものではありません。九星気学の方位は、どの方向へいつ動くと流れに沿いやすいかを整理するための目安です。物件や生活の条件を比べたうえで、最後の決め手や時期の調整に使うと、納得して動けます。
- 引っ越しの日は、鍵を受け取った日と住み始めた日のどちらで判定しますか?
新居で寝泊まりを始めた日で判定します。鍵を受け取っても、まだ前の住まいで暮らしているなら住まいは移っていません。荷物を少しずつ運ぶ場合も、生活の拠点を移した日を基準にしてください。
- 引っ越しの日が節入りの前後になるときはどう見ますか?
節入りの日からが新しい月の月盤です。たとえば2027年3月6日の啓蟄より前は寅月、当日からは卯月の盤で判定します。月の替わり目に引っ越すときは、どちらの月盤で吉になるかを確かめてから日付を決めてください。
あわせて読みたい
- 吉方位を調べる本命星を選ぶと、年盤と月盤の両方で吉になる方位と月が一覧で分かります。
- 吉方位の求め方吉の星の決め方と六殺の外し方を、例を使って順に確かめられます。
- 本命星の調べ方立春で区切る生まれ年から本命星を求める方法が分かります。
- 方位の測り方住まいから新居までの方位を、真北を基準に測る手順が分かります。
- 六殺とは五黄殺・暗剣殺・本命殺など、吉方位から外す凶方位の決まり方が分かります。
- 十二直とは満・開など、引っ越しの日取りに使う十二直の意味が分かります。
- 方角が悪い引っ越しをしたとき凶方位へ引っ越したあとの過ごし方と気持ちの整え方を読めます。