本命星の調べ方

本命星は、立春で区切った生まれ年から求める九星で、九星気学で性質や吉方位を見るときの中心になる星です。1月1日から立春の前日までに生まれた人は前の年の星になる点が、ふだんの年の数え方と違います。このページでは、西暦から計算する手順と、立春の前後に生まれた人の判定を説明します。

要点

  • 本命星は、立春で区切った生まれ年から求める九星です。
  • 1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の本命星になります。
  • 立春は年によって2月3日から5日の間で動きます。
  • 立春の当日に生まれた人は、正午の時点で立春を過ぎているかで判定します。
  • 西暦の各桁を1桁になるまで足し、11から引くと本命星の数が出ます(10になったら1)。

本命星の決まり方

本命星は、生まれた年ごとに九つの星のどれか一つが割り当てられる仕組みです。年が一つ進むごとに星の数が一つずつ小さくなり、九紫火星の次の年は八白土星、一白水星の次の年は九紫火星に戻ります。2026年は一白水星、2027年は九紫火星、2028年は八白土星で、9年たつと同じ星が巡ってきます。1990年・1999年・2008年・2017年・2026年が、どれも一白水星の年になるのはこのためです。

この星は、その年の年盤で中央に入る星と同じです。生まれた年の盤の中心にある星が、その人の生涯を通した基本の星になると考えるのが本命星の考え方です。同じ年に生まれた人は本命星が同じなので、本命星は同じ年の生まれに共通する土台を表し、一人ずつの違いは月命星や傾斜宮で補って読みます。

西暦から計算する方法

本命星は、西暦の数字から簡単な足し算と引き算で求められます。まず生まれ年(立春で区切った年)の西暦の各桁を足し、2桁になったらさらに各桁を足して1桁にします。次に11からその数を引くと、答えが本命星の数になります。答えが10になったときは1とします。

たとえば1990年なら、1+9+9+0=19、1+9=10、1+0=1で、11-1=10なので1、一白水星です。2000年なら2+0+0+0=2で、11-2=9なので九紫火星です。2015年なら2+0+1+5=8で、11-8=3なので三碧木星です。2000年以降の生まれも同じ手順で計算できます。出た数は、一なら一白水星、二なら二黒土星というように、九星の頭の数字にそのまま対応します。

本命星と生まれ年(立春で区切った年)の対応
本命星五行生まれ年の例
一白水星水1981・1990・1999・2008・2017・2026
二黒土星土1980・1989・1998・2007・2016・2025
三碧木星木1979・1988・1997・2006・2015・2024
四緑木星木1978・1987・1996・2005・2014・2023
五黄土星土1977・1986・1995・2004・2013・2022
六白金星金1976・1985・1994・2003・2012・2021
七赤金星金1975・1984・1993・2002・2011・2020
八白土星土1974・1983・1992・2001・2010・2019
九紫火星火1973・1982・1991・2000・2009・2018

立春より前に生まれた人の本命星

本命星の年は、1月1日ではなく立春から始まります。立春は太陽が黄経315度に達する日で、年によって2月3日から5日の間で動きます。そのため、1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の本命星になります。

たとえば1997年1月20日生まれの人は、1997年の立春(2月4日)より前に生まれているため、1996年生まれとして計算し、本命星は四緑木星になります。1997年の本命星である三碧木星ではない点に気をつけてください。干支の「〇年生まれ」は一般の慣行どおり1月1日で区切るので、この人は干支が丑年、本命星は1996年の星という組み合わせになります。年賀状の干支と九星の年がずれるのは、この境目の違いによるものです。

立春の当日に生まれた人の判定

立春の当日に生まれた人は、立春の時刻を確かめる必要があります。星占堂は出生時刻を使わず、生まれた日の正午(日本時間)の時点で立春を過ぎているかどうかで本命星を決めています。立春の時刻が正午より前なら新しい年の星、正午より後なら前の年の星です。

2021年の立春は2月3日23時59分で、一日の終わりの直前に立春を迎えました。この年の2月3日生まれの人は、正午の時点ではまだ立春前なので2020年生まれとして扱い、本命星は七赤金星です。翌日の2月4日生まれから2021年の六白金星になります。立春の日付は年ごとに動くので、2月の初めに生まれた人は、自分の生まれ年の立春の日付と時刻を一度見ておくと安心です。

本命星の使いみち

本命星は、九星気学で性質を読むときの入口であり、吉方位を求めるときの基準でもあります。性質を読むときは、本命星の五行と定位の宮から、その人が大切にする価値観や人との関わり方を見ます。相性を見るときは、二人の本命星の五行が生み合う関係か、同じ五行かを確かめます。家族や友人と本命星を比べ、似ている点と違う点を話し合ってみるのも、本命星を身近に使う方法です。

吉方位を調べるときは、本命星から見て生気・退気・比和にあたる星が、年盤と月盤のどこに入っているかを見ます。自分の本命星を正しく決めることが、その後のすべての読み方の土台になります。立春の前後に生まれた人は、手で計算した星と、生年月日のページに表示される本命星が一致しているかを最初に確かめておきましょう。

具体例

1988年3月10日生まれの人の本命星を求めます。3月10日は1988年の立春より後なので、生まれ年は1988年のまま計算します。1+9+8+8=26、2+6=8で、11-8=3となり、本命星は三碧木星です。同じ1988年でも1月25日生まれなら立春より前なので、1987年として計算します。1+9+8+7=25、2+5=7、11-7=4で、本命星は四緑木星になります。二人とも干支は同じ辰年ですが、本命星は別の星です。計算で出した星は、生年月日のページの本命星の欄と見比べて確かめられます。

よくある質問

本命星は干支と同じ区切りで決まりますか
違います。干支の「〇年生まれ」は1月1日で区切りますが、本命星は立春で区切ります。1月1日から立春の前日までに生まれた人は、干支は生まれた年のもの、本命星は前の年のものになります。
2026年生まれの本命星は何ですか
2026年の立春以降に生まれた人の本命星は一白水星です。2026年1月1日から立春の前日までに生まれた人は、2025年生まれとして二黒土星になります。
本命星の計算で11から引くのはなぜですか
九星は年が進むごとに数が一つずつ減る順番で巡るため、引き算で向きを逆にそろえる必要があるからです。西暦の各桁を足して1桁にすると、9年周期のどこにいるかがわかります。11から引くと、その位置が本命星の数に置き換わります。
本命星と月命星はどちらを重く見ますか
九星気学で性質や吉方位を見る基準は本命星です。月命星は内面の気質を表し、本命星だけでは見えない面を補います。まず本命星で全体をつかみ、月命星で奥行きを加える順に読むとわかりやすくなります。

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