引っ越しの方角が悪い時の対処法|凶方位への引っ越し

引っ越し先の方角が悪いと分かっても、仕事や家族の事情で動くしかないなら、予定どおり引っ越して構いません。九星気学で凶方位を避けるのは選べるときに選ぶための目安で、選べないときは時期をずらす、仮住まいを挟む、引っ越した後に吉方位へ出かけるといった方法で向き合えます。まずは自分の本命星で、その方角が何の凶方位に当たるのかを確かめてください。

この記事の要点

  • 選べない引っ越しは、凶方位でも予定どおり進めてよい
  • 北と南は2026年と2027年に続けて全員の凶方位
  • 年盤は立春、月盤は節入りで替わり、時期で吉凶が動く
  • 仮住まいを挟むと、そこからの方位で判定し直せる
  • 引っ越し後は新居から見た吉方位で祐気取りをする

引っ越しの方角占いで避ける方角(五黄殺・暗剣殺など)

九星気学の引っ越しの方角占いで避けるのは、六殺と呼ばれる六つの凶方位です。五黄土星が入る五黄殺、その反対側の暗剣殺、自分の本命星が入る本命殺、その反対側の本命的殺、年の十二支の反対側にあたる歳破、月の十二支の反対側にあたる月破の六つで、引っ越しのように長く影響が続く動きを考えるときは、年盤と月盤の両方で確かめます。

五黄殺・暗剣殺・歳破は、その年は誰にとっても同じ方位です。2026年は南が五黄殺、北が暗剣殺と歳破、2027年は北が五黄殺、南が暗剣殺、北東が歳破にあたります。北と南は2026年と2027年に続けて全員の凶方位になるので、この二つの方角への引っ越しを考えている人は、時期の工夫が必要になります。2028年の年盤では五黄殺と暗剣殺が南西と北東に移り、北と南は多くの本命星で凶方位から外れます。

方角は、今の住まいを中心に地図の真北を基準にして測ります。東西南北は各30度、北東・南東・南西・北西は各60度の幅があり、境目に近い引っ越し先は隣の方位に入ることもあります。測り方は方位の測り方のページで確かめてください。本命星ごとの凶方位は次の表のとおりです。

本命星ごとの年盤の凶方位と、2027年の吉方位
本命星2026年の凶方位(2027年2月3日まで)2027年の凶方位(2月4日から)2027年の吉方位(年盤)
一白水星北・南北・北東・南東・南・北西東・南西
二黒土星北・南東・南・北西北・北東・東・南・西南東・南西
三碧木星北・東・南・西北・北東・南・南西北西
四緑木星北・北東・南・南西北・北東・南北西
五黄土星北・南北・北東・南東・南東・南西・西
六白金星北・南北・北東・南・南西東・南東・西・北西
七赤金星北・北東・南・南西北・北東・東・南・西南東・南西・北西
八白土星北・東・南・西北・北東・南東・南・北西東・南西・西
九紫火星北・南東・南・北西北・北東・南南東・西

凶方位に引っ越すしかないときの考え方

転勤や家族の事情、住まいの契約の都合で、凶方位と分かっていても引っ越すしかない場面はあります。そういうときは、予定どおり引っ越して構いません。凶方位を避けるのは、時期や行き先を自分で選べるときに選びやすくするための目安で、選べない動きまで止めるためのものではないからです。

凶方位に引っ越すときに役立つのは、その方位がどんな性質を持つかを知り、意識して過ごすことです。

こうした心がけは、凶方位に限らず、引っ越しを落ち着いて進めるための基本でもあります。方位の性質を知ったうえで準備と確認に時間をかけることが、凶方位への引っ越しにいちばん現実的な向き合い方です。

時期をずらす・仮住まいを挟む方法

引っ越し先が決まっていても、時期を少し動かせるなら、凶方位を避けられることがあります。年盤は立春、月盤は各月の節入りで切り替わるため、同じ方角でも、年や月が替わると吉凶が変わるからです。

時期をずらす

年盤で凶方位に当たっている場合は、立春をまたいで翌年に引っ越すと、凶方位から外れることがあります。上の表で、今年と来年の凶方位を見比べてください。年をまたげない場合でも、月盤で凶方位に当たらない月を選ぶと、凶が重なることを避けられます。

星占堂では、年盤と月盤の両方で吉になる月を選ぶ使い方を勧めています。本命星ごとの吉方位のページには、方位ごとに両方で吉になる月をまとめているので、吉方位を調べるページから自分の本命星を選んで確かめてください。引っ越しの日付が節入りの前後にかかるときは、新居で寝起きを始める日がどちらの月に入るかも見ておくと迷いません。

仮住まいを挟む

方位は住まいを中心に測るので、いったん別の場所に仮住まいをすると、そこから最終の住まいへの方位で改めて判定できます。たとえば、今の家から見て北が凶方位なら、まず吉方位にある実家や短期の賃貸に移り、そこから見て凶方位に当たらない時期に最終の住まいへ移る、という順番です。

仮住まいに何日いればよいかは流派によって考え方が分かれ、星占堂では距離や日数の数値基準を定めていません。現実の暮らしで無理なくできる範囲で取り入れ、仮住まいの期間も、その土地の食べ物や散歩を楽しみながら落ち着いて過ごすことを大切にしてください。

引っ越した後にできること

凶方位に引っ越したあとでも、できることはあります。どれも新しい暮らしを整えるための行動で、凶方位を怖がって過ごすためのものではありません。

  1. 荷ほどきが落ち着いたら、玄関と水回りを掃除し、窓を開けて空気を入れ替える
  2. 近所の神社にお参りし、新しい土地でお世話になるあいさつをする
  3. 新居を中心に年盤と月盤の吉方位を調べ、休日に吉方位へ出かけて過ごす
  4. 引っ越し後しばらくは、大きな買い物や新しい約束を詰め込まず、生活のリズムを整えることを優先する

3つ目の、吉方位へ出かけてよい気を取り入れる行動を祐気取りと呼びます。新しい住まいから見た方位で判定し直すことがポイントで、引っ越し前の家を基準にした吉方位は使いません。旅先では、その土地の水や食べ物、温泉や自然に触れてゆったり過ごしてください。

寺社で方位除けのお参りを受ける人もいます。受けるかどうかは自分の気持ち次第で、受けたことで新しい暮らしに前向きな区切りがつくなら、それが何よりの意味です。

家族で吉凶が分かれるとき

家族で引っ越すとき、ある方角が自分には吉でも、家族の誰かには凶になることがあります。五黄殺・暗剣殺・歳破は全員に共通しますが、本命殺と本命的殺は本命星ごとに方位が違うためです。たとえば2027年の年盤では、南西は一白水星や二黒土星の人には吉方位でも、三碧木星や六白金星の人には凶方位になります。

家族の吉凶が分かれたときは、次の順に考えると決めやすくなります。

  1. 家族全員の本命星を調べ、年盤と月盤の凶方位を一つの表に並べる
  2. 全員にとって凶方位に当たらない方角と月がないか探す
  3. 見つからない場合は、引っ越しのきっかけになった人や、転校や転職などで生活の変化がいちばん大きい人を優先する
  4. 凶方位に当たる家族は、引っ越し後の祐気取りを多めに取り入れる

1月1日から立春の前日までに生まれた家族は、前の年の本命星になる点にも気をつけてください。家族の本命星の組み合わせが複雑で決めきれないときは、全員の生年月日をもとに引っ越しの時期と方角をまとめて見てもらうと、話し合いの材料がそろいます。

よくある質問

凶方位に引っ越してしまったらどうすればいいですか?

引っ越したあとに凶方位だったと気づいても、慌てる必要はありません。住まいを掃除して整え、新居から見た吉方位へ出かける祐気取りを取り入れながら、生活のリズムを落ち着いて作ってください。方位の性質を知って丁寧に過ごすことが、いちばん現実的な向き合い方です。

引っ越しの方角は何キロ離れていると気にするものですか?

距離の考え方は流派によって分かれ、星占堂では距離や日数の数値基準を定めていません。同じ市内の近い引っ越しでも、住まいの中心が移る以上は方位を確かめておくと安心です。迷うときは、近さに関係なく年盤と月盤の両方で吉になる時期を選ぶことを優先してください。

転勤など自分で選べない引っ越しでも方角を気にしたほうがいいですか?

選べない引っ越しは、予定どおり進めて構いません。方角を確かめるのは、怖がるためではなく、その方位の性質を知って準備を丁寧にするためです。引っ越し日に少しでも幅があるなら、月盤で凶が重ならない月を選ぶ工夫ができます。

引っ越しの日は、荷物を運んだ日と住み始めた日のどちらで見ますか?

方位は住まいを基準に測るので、新しい家で寝起きを始めた日を引っ越しの日として見るのが分かりやすい考え方です。荷物を先に運んでも、生活の中心が移っていなければ、まだ前の家に住んでいると考えます。日付が節入りの前後にかかるときは、どちらの月盤で見るかも確かめてください。

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