占いで「縁がない」と言われたら|受け止め方

占いで「縁がない」と告げられても、それは相手や仕事との関わりが永遠に閉ざされたという宣告ではなく、ある占術の物差しで今の関係や時期を読んだ一つの見立てです。まず、その言葉が時期の話なのか、関係の性質の話なのかを聞き分けると、深刻に受け止めるべき部分とそうでない部分が分かれます。そのうえで自分で選べる行動に目を向ければ、言葉に縛られずに次の一歩を決められます。

この記事の要点

  • 「縁がない」は永遠の宣告ではなく、一つの物差しで読んだ見立て
  • 「今は」の話か、関係の性質の話かを聞き分ける
  • 星占堂の相性に「悪い相性」はなく、△は工夫で付き合える組
  • 落ち込んだ日は大きな決断をせず、言葉と気持ちを書き分ける
  • 連絡の仕方や応募先など、自分で選べることに力を向ける

「縁がない」という言葉の幅

「縁がない」は、短いのに重く響く言葉です。けれども占いの場で使われるとき、その中身は話す人や占術によってかなり違います。主なものを挙げると、今は結び付きにくい時期にあるという意味、恋人よりも友人や仕事仲間の形のほうが合うという意味、二人の生まれの要素どうしが違いの大きい組だという意味、今の相手の気持ちがこちらに向いていないという意味、の四つです。

仕事の場面でも同じです。応募した会社に「縁がない」と告げられた場合、自分の持ち味とその会社の求める人物像が違うという話のこともあれば、今は動くより準備に向く時期だという話のこともあります。

どの意味で使われたのかによって、受け止め方はまったく変わります。関係の形が違うという話なら、恋人ではなく友人として長く付き合える相手だと捉え直す余地があります。時期の話なら、時期が移れば読みも移ります。一言だけを持ち帰って一人で反すうすると、最も重い意味に受け取りがちなので、鑑定の場で中身を確かめておくことが大切です。

時期の話か関係の話かを聞き分ける

縁がないと告げられたら、次の三つを聞いてみます。一つ目は「それは今の話ですか、それともこの先も変わらない話ですか」。二つ目は「どの占術の、どの結果からそう読みましたか」。三つ目は「自分の動き方で変えられる部分はありますか」です。

時期の話であれば、答えには期間が含まれます。たとえば四柱推命の空亡の年や月、九星気学で本命星が冬にたとえられる坎宮に入る年は、新しく広げるより足元を整える時期として読みます。この時期に縁が結びにくいという読みは、今は種をまく準備の時期だという意味で、関係そのものの可否を言っているわけではありません。

関係の話であれば、根拠は相性の判定やカードの並びになります。この場合も、どの面で違いが大きいのかを聞けば、工夫のしどころが分かります。三つ目の質問に対して、占い師が具体的な動き方を挙げてくれるなら、その「縁がない」は行き止まりではなく、進み方を変える提案として受け取れます。

「縁がない」の中身と、聞き分けるための質問
「縁がない」の中身根拠になりやすい読み聞き分けるための質問受け止め方
今は結び付きにくい時期空亡の年や月、九星の坎宮の年「いつまでの話ですか」準備の時期として、自分を整えることに使う
関係の形が違う恋人より友人や仕事仲間が合うという読み「どんな関わり方なら合いますか」関係の形を変えて付き合う道を考える
性質の違いが大きい相性の印が△の組「どの面で違いが出やすいですか」違いが出る場面に工夫を用意する
相手の気持ちが今は向いていないタロットなどで見た相手の今の状態「自分にできることはありますか」相手の気持ちを急かさず、自分の生活を整える
会社や仕事と合わない持ち味と仕事内容のずれ「自分の持ち味が生きる場はどこですか」応募先や伝え方を見直す材料にする

相性で縁がないと読まれたとき

相性占いの結果から縁がないと告げられた場合は、印の意味を正しく知っておくと気持ちが軽くなります。星占堂の相性は◎・○・△の三つの印で示し、「悪い相性」という言葉は使いません。△は合わない組ではなく、性質の違いがはっきりしていて、その違いを意識すると付き合いやすくなる組です。印の考え方は相性の読み方で詳しく説明しています。

たとえば宿曜の安壊は星占堂の印では△ですが、宿曜の中では最も強く引き合う関係として読みます。九星の相剋の組も、一方がもう一方を抑える形になりやすいぶん、役割分担を決めると物事がよく進む組です。違いが大きい二人ほど、互いに持っていないものを補い合えます。

また、相性は一つの占術だけで決まるものではありません。星座では△でも九星では◎という組はめずらしくなく、占術ごとに見ている面が違います。一つの印だけを見て縁がないと結論づけず、ほかの占術も重ねて、どの面で響き合い、どの面で工夫が要るのかを整理すると、関係の全体像が見えてきます。

縁がないと告げられて落ち込んだときの整え方

好きな人や行きたかった会社について縁がないと告げられると、頭では一つの見立てだと分かっていても、気持ちは沈みます。落ち込むのは、それだけ大切に思っていた証拠です。まずはその気持ちを否定せずに受け止めてください。

そのうえで、落ち込んだ日にしないことを決めておきます。相手の連絡先を消す、応募を全部取り下げる、といった取り返しのつきにくい決断は、気持ちが落ち着くまで先に延ばします。

次に、紙に「告げられた言葉」と「聞いて自分が感じたこと」を分けて書きます。「今は縁が結びにくい時期」と書いた下に、「もう二度と会えない気がした」と書いてみると、言葉そのものより自分の受け取り方のほうが重くなっていることに気づけます。気持ちを書き出しても整理がつかないときは、信頼できる友人や家族に話してみます。人に話すと、言葉が自分の中で大きくなりすぎるのを止められます。

自分で選べることに目を向ける

縁という言葉は、自分の力の及ばない大きな流れを感じさせます。けれども実際の関係や仕事は、自分の選ぶ行動によって少しずつ形を変えます。縁がないと告げられたあとこそ、自分で選べることに目を向けてみます。

こうして動いてみて、それでも気持ちが通わない相手なら、手放すという選択も前向きな一歩です。気持ちに区切りをつけたいときの考え方は、好きな人を諦めるで紹介しています。反対に、動いたことで関係が変わることもあります。どちらに転んでも、自分で選んで動いた経験は次の縁を見極める力になります。一人で判断がつかないときは、自分の場合を詳しく見てもらいながら整理すると、選べる道がはっきりします。

別の占いで見直したくなったとき

縁がないという答えに納得できず、別の占い師に聞き直したくなることもあります。占術や見る角度が違えば読みも変わるので、別の視点を求めること自体は悪いことではありません。ただし、望む答えが出るまで何人にも同じ質問を繰り返すと、答えの違いに振り回されて、かえって迷いが深くなります。

見直すなら、質問の角度を変えるのがおすすめです。「縁がありますか」ではなく、「この人とどう関わると、互いに心地よくいられますか」「この会社に挑戦するなら、自分のどの持ち味を伝えるとよいですか」と聞くと、答えが行動の手がかりになります。前の鑑定で告げられた内容と根拠も伝えると、占い師はそれを踏まえて別の面から読んでくれます。

よくある質問

占いで縁がないと告げられた相手とは、もう関係を続けられないのですか?

続けられないという意味ではありません。占いの見立ては今の関係や時期を一つの物差しで読んだもので、関係の行方を決めるものではないからです。どの面について縁がないと読んだのかを確かめ、関わり方を工夫する材料にしてください。

会社と縁がないと告げられたら、応募をやめたほうがいいですか?

応募するかどうかは、仕事の中身や条件をもとに自分で決めてください。時期の読みであれば、書類を磨いたり業界を調べたりする準備の時期として使えます。持ち味と仕事のずれを指摘されたなら、自分の強みがより生きる応募先を探すきっかけになります。

縁がないと告げられて立ち直れないときはどうすればいいですか?

落ち込んだ日は大きな決断をせず、告げられた言葉と自分が感じたことを分けて書き出してください。言葉そのものより受け取り方が重くなっていることに気づけます。それでもつらいときは、信頼できる人に話して気持ちを外に出すと、少しずつ落ち着いてきます。

相性が△だと縁がないということですか?

星占堂の△は、性質の違いがはっきりしていて、その違いを意識すると付き合いやすくなる組という意味です。縁の有無や関係の価値を決める印ではありません。ほかの占術の相性も重ねて見ると、二人が響き合う面も見えてきます。

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