四柱推命が当たらないと感じたら確かめること

四柱推命が当たらないと感じたときは、占いそのものを疑う前に、命式の材料になる生年月日と出生時刻、年と月の境目、計算の流派の三つを確かめます。とくに1月から2月初めの生まれや、各月の初めの数日に生まれた人は、立春や節入りの扱いで年柱や月柱が入れ替わり、読みがまるごと変わります。材料が正しいと分かったうえで違和感が残るなら、性格の読みと時期の読みのどちらが合わないのかを分けて、鑑定で根拠を聞き直すと原因が見えてきます。

この記事の要点

  • まず生年月日と出生時刻が記録どおりかを母子手帳などで確かめる
  • 1月〜2月初めと各月初めの生まれは、立春と節入りで柱が変わる
  • 時柱の有無、一日の区切り、蔵干の扱いは流派で分かれる
  • 性格の読みと時期の読みのどちらが外れたのかを分けて考える
  • 鑑定では使った方式と、読みの根拠になった星を具体的に聞く

四柱推命が当たらないと感じる中身を分ける

四柱推命が当たらないと感じたら、最初に、何が合わなかったのかを言葉にしてみます。違和感の出どころは大きく三つに分かれます。一つ目は、命式から読んだ性格が自分の実感と違う場合です。二つ目は、「今年は動く年」のような時期の見立てと、実際の出来事がずれた場合です。三つ目は、説明がふわっとしていて、自分の話として受け取れない場合です。

性格がまったく合わないときは、命式そのものが別の人のものになっている、つまり材料か計算の前提がずれている疑いがあります。時期が外れたと感じるときは、四柱推命の時期の読みが出来事を言い当てるためのものではなく、力の向けどころの目安を示すものだと押さえておくと、受け止め方が変わります。説明がぼんやりしているときは、命式ではなく伝え方の問題です。下の表のように、違和感の種類ごとに確かめる場所が違うので、上から順に見ていきます。

四柱推命が当たらないときに確かめる点
確かめる点ずれが出やすい人確かめ方
生年月日夜中の0時前後に生まれた人母子手帳や出生届の日付と照らし合わせる
出生時刻時刻をおおよそしか知らない人母子手帳の出生の記録を見る。分からなければ鑑定でそう伝える
年の境目1月1日〜立春の前日に生まれた人年柱が立春で区切られているかを見る
月の境目各月の3日〜9日ごろに生まれた人生まれた年の節入りの日付と時刻を確かめる
時柱と一日の区切り23時台に生まれた人時柱の有無と、日を0時・23時のどちらで切り替えたかを聞く
蔵干と通変星の出し方別の鑑定と星の名前が違う人通変星を天干から出したか、蔵干から出したかを聞く

生年月日と出生時刻の確かめ方

命式は、生まれた年・月・日、方式によっては時刻までを干支に置き換えて作ります。材料が一つ違えば、出てくる命式も別物です。まず、鑑定やサイトに伝えた生年月日が、母子手帳や出生届の記録と一致しているかを確かめます。夜中の0時前後に生まれた人は、家族の記憶と記録の日付が一日ずれていることがあります。日柱が一日動くと日干が変わり、性格を読む土台そのものが入れ替わります。

出生時刻を使う鑑定では、時刻の正確さも結果を左右します。母子手帳の出生の欄に時刻があれば、それを使います。「明け方だったらしい」のようにおおよそしか分からない場合は、その旨を鑑定の初めに伝えると、占い師は時柱を控えめに扱うなど読み方を調整できます。海外で生まれた人は、現地の日付と日本の日付が違う時間帯に生まれていないかも見ておきます。星占堂は出生時刻を使わず、生まれた日の正午(日本時間)で判定しているので、生年月日で調べるでは日付だけで命式が一つに決まります。

年と月の境目(立春・節入り)でずれる命式

四柱推命の年柱は1月1日ではなく立春で、月柱は月の1日ではなく立春・啓蟄・清明などの節入りで切り替わります。1月1日から立春の前日までに生まれた人は前の年の年柱になり、各月の初めの数日に生まれた人は前の月の月柱になることがあります。年賀状の干支と命式の年柱が違っていても、計算の誤りではありません。仕組みは立春と年の境目と節入りと月の境目で確かめられます。

見落としやすいのは、節入りの当日に生まれた人です。節入りの瞬間は朝のことも夜のこともあり、出生時刻で判定する方式では、生まれたのが節入りの前か後かで柱が変わります。正午で判定する星占堂の命式と、出生時刻で判定する鑑定とでは、同じ人の命式が別のものになる場合があります。

例:節入りの夜に生まれた人の月柱

架空の例として、1992年6月5日生まれの人を考えます。この日は芒種の節入りが19時22分で、正午の時点ではまだ節入り前です。そのため星占堂の命式では巳月となり、月柱は乙巳です。日干は壬なので、月柱の天干から出す通変星は傷官になります。ところが、この人が21時に生まれていて、出生時刻で判定する鑑定を受けると、節入り後の午月として月柱は丙午、通変星は偏財になります。鋭い感性と完璧を求める傷官と、人脈を広げる社交性の偏財では、性格の読みの印象が大きく違います。どちらの計算も筋は通っていて、判定の基準が違うだけです。

例:立春の朝に生まれた人の年柱

1998年の立春は2月4日9時56分でした。星占堂は正午で判定するので、この日に生まれた人の年柱は戊寅、本命星は二黒土星です。一方、同じ日の6時に生まれた人を出生時刻で判定すると、まだ立春前なので年柱は前年の丁丑、本命星は三碧木星になります。立春や節入りの当日に生まれた人は、生年月日のページの注記で節入りの時刻を確かめ、自分の出生時刻と比べておくと、別の鑑定と結果が違ったときに理由がすぐ分かります。

流派による違いで変わる読み

材料が正しくても、計算や読み方の流派が違えば結果は変わります。四柱推命で違いが出やすい点を挙げます。

どの方式も、それぞれの理屈の中では一貫しています。違いの全体像は流派の違いにまとめました。複数の鑑定で結果が食い違ったら、どちらが正しいかを決めるより、どの点の扱いが違うのかを突き止めるほうが、自分の命式を深く理解する近道です。

鑑定で確かめる点

四柱推命の鑑定を受けるとき、または受けた結果に違和感があるときは、次の順に確かめると原因が絞れます。

  1. 鑑定に使った生年月日と出生時刻、出生地を、自分の記録と照らし合わせる。
  2. 年柱・月柱・日柱(時柱を使ったなら時柱も)を書き出してもらい、ほかの資料と見比べる。
  3. 時柱を使ったか、一日の区切りや経度の補正をどう扱ったかを聞く。
  4. 違和感のあった読みが、命式のどの星や五行から出てきたのかを聞く。
  5. 性格の読みと時期の読みを分けて、どこが合わないと感じたのかを自分の言葉で伝える。

根拠を尋ねるのは、占い師を試すためではありません。「月柱の偏財から人付き合いの広さを読みました」と根拠が分かれば、自分の実感とどこがずれているのかを一緒に考えられます。たとえば、偏財の社交性が職場でははっきり出ているのに、家ではまったく出ないのなら、星が外れたのではなく、力を出す場面が限られていると読めます。違和感を飲み込まずに率直に伝え、自分の場合を詳しく見てもらうつもりで相談すると、鑑定の中身が一段深まります。

材料が正しくても合わないと感じるとき

生年月日も境目も流派も確かめて、それでも合わない部分が残ることはあります。命式が表すのは生まれ持った力の配分で、その力がどの場面でどう表れるかは、育った環境や今の役割、本人の選び方で変わります。人前では控えめなのに、命式では行動力の星が目立つという人は、その力を出す場がまだ見つかっていないだけという場合もよくあります。

四柱推命の結果は、当たったか外れたかで採点するより、「この読みが当てはまる場面はどこか」を探す材料にすると役立ちます。九星気学や西洋占星術のように別の材料で読む占術と並べ、どの占術でも共通して出てくる性質を自分の軸として受け止めるのも一つの方法です。考えるほど分からなくなるときは、一人で抱え込まずに、信頼できる人や鑑定の場で話してみると、自分では気づかなかった当てはまり方が見えてきます。

よくある質問

四柱推命は出生時刻が分からないと当たらないのですか?

出生時刻が分からなくても、年柱・月柱・日柱の三柱から日干や通変星、五行の偏りは読めます。欠けるのは時柱が表す部分だけです。ただし節入りの当日に生まれた人は、時刻によって月柱が変わる場合があるので、生年月日のページで節入りの時刻を確かめておきます。

四柱推命のサイトによって命式が違うのはなぜですか?

年と月の境目をどの時刻で判定するか、時柱を使うか、一日を0時と23時のどちらで切り替えるか、といった方式の違いが主な原因です。命式の三つの柱を並べて見比べると、どの点で分かれたのかが分かります。

性格は当たっているのに、運勢だけ当たらないのはなぜですか?

性格は命式の組み立てから読み、運勢は巡ってくる干支と命式の関係から読むので、見ているものが違います。時期の読みは「広げる時期」「整える時期」といった力の向けどころの目安で、出来事そのものを決めるものではありません。目安と実際の出来事を比べて、どう動いたかを振り返ると次に生かせます。

四柱推命の鑑定では何を伝えればいいですか?

生年月日に加えて、分かる範囲の出生時刻と出生地を伝えます。前に受けた鑑定で合わないと感じた点があれば、それも具体的に話してください。根拠となる星を聞き返せる形で相談すると、自分に当てはまる読み方が見つかります。

あわせて読みたい

鑑定の手引きの記事

鑑定の手引きの記事をすべて見る 読みもの一覧