占いで「悪いものがついている」と言われたら|対処法

占いで「悪いものがついている」と告げられても、その場で何かを決める必要はなく、いったん鑑定を終えて距離を置くことが最初の対処です。不安を強めたうえで鑑定料とは別の祈祷や品物をすすめる流れは、落ち着いて受けられる鑑定とは別物だと考えてください。支払いを迫られたり、断っても連絡が続いたりするときは、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110といった公的な窓口に相談できます。

この記事の要点

  • 「悪いものがついている」と告げられても、その場では何も決めない
  • 鑑定料以外の祈祷・浄化・品物の支払いは、持ち帰って考える
  • 聞いた内容と金額をメモし、占いと関係のない人に話す
  • 困ったら消費者ホットライン188、脅されたら#9110へ相談する

不安をあおる言葉への向き合い方

「悪いものがついている」という言葉が怖く響くのは、目に見えず、自分では確かめようがないからです。しかも、仕事がうまくいかない、人間関係がこじれる、といった今の悩みに「だからだったのか」と説明がついたように感じるため、言葉がすっと心に入り込みます。

落ち着いて受け止めるために、まず言葉の流れを観察してみます。不安を強める言葉のあとに、原因の説明が続き、最後に解決のための支払いが示される、という三段の流れになっていないかです。この形になっているなら、鑑定というより販売の話に移っています。一方で、「少し気が滞っているように感じるので、生活のリズムを整えてみては」のように、自分でできる工夫で話が終わるなら、それは占い師なりの表現の一つです。言葉の怖さより、話がどこに着地するかを見ると、受け止め方を選べます。

なお、四柱推命や九星気学のように生年月日から読む占術は、性質や時期の巡りを読むもので、何かが体についているかどうかを判断する仕組みは持っていません。占術でいう運気の低い時期は、誰にでも巡ってくる区切りの一つとして読みます。過ごし方は運気が悪い時の過ごし方で紹介しています。

重なる悩みを「悪いもの」のせいにしないための整理

悪いものがついているという言葉が刺さるのは、たいてい、いくつかの悩みが同じ時期に重なっているときです。一つ一つは別の原因で起きているのに、まとめて一つの原因で説明されると、全部が解決するような気がしてしまいます。

気持ちが少し落ち着いたら、今抱えている困りごとを紙に箇条書きにしてみます。「職場で上司と話がかみ合わない」「寝つきが悪い」「友人との約束が流れた」のように書き出すと、それぞれ原因も手の打ち方も違うことが見えてきます。そのうえで、一つの困りごとにつき、今週できることを一つずつ書き添えます。上司との件なら要点をメモにして伝える、寝つきなら寝る前の画面を見る時間を短くする、という具合です。

漠然とした不安は大きく見えますが、分けて書くと手に負える大きさに戻ります。九星気学で今年の本命星の巡りを確かめ、整える時期に当たっているなら、無理に広げず足元を固める年として過ごし方を決めるのも、悩みを自分の手に取り戻す方法の一つです。

お祓い・高額な品物をすすめられたとき

悪いものがついていると告げたあとに、浄化や祈祷、除霊、数珠や置物などの品物、続けて受ける特別な鑑定をすすめられる場合があります。どれも、その場で申し込んだり支払ったりせず、いったん持ち帰ることが自分を守る基本です。

とくに立ち止まりたいのは、次のような言葉が重なるときです。金額が話すうちに上がっていく、「今日中なら間に合う」と期限を切る、「家族には話さないで」と口止めをする、断ると「悪いことが重なる」とさらに不安を強める。こうした言葉は、考える時間を奪って決めさせるためのものです。

気持ちを区切るためにお祓いを受けたいと思うなら、それ自体は自然な願いです。その場合は、すすめられた相手に頼むのではなく、自分で神社や寺を選んで申し込みます。初穂料や祈祷料の目安を先に確かめてから申し込めるので、話の途中で金額が膨らむ流れに巻き込まれずに済みます。神社でのお祓いの受け方は運気が悪い時のお祓いにまとめています。下の表に、よく出てくる言葉と、その場での返し方を整理しました。

すすめられたときによく出る言葉と、その場での返し方
よく出る言葉言葉のねらいその場での返し方
「悪いものがついているので浄化が必要です」不安を強めて、解決策への支払いにつなげる「今日は決めません」と伝えて鑑定を終える
「今日中に申し込めば間に合います」期限を切って、考える時間をなくす期限を理由に決めない。持ち帰って人に話す
「家族には話さないでください」周りの人の意見を遠ざけるかえって家族や友人に相談する合図にする
「この品物を持てば運気が戻ります」品物の購入を解決策に見せる金額と品名をメモして、その場では買わない
「断ると悪いことが重なります」断りにくくさせる連絡を断ち、続くようなら#9110に相談する

その場で決めずに離れる手順

不安な言葉を受けた直後は、冷静に断るのが難しいものです。あらかじめ手順を決めておくと、そのとおりに動くだけで済みます。

  1. 「今日は決めません。家族と相談します」と一言伝える。理由を詳しく説明する必要はありません。
  2. 鑑定を終える。電話なら通話を切り、チャットなら退出し、対面ならその場を離れます。
  3. 言われた内容、すすめられたものと金額、相手の名前、日時をメモに残す。
  4. 占いと関係のない、信頼できる家族や友人に、メモを見せながら話す。
  5. その後も連絡が来るなら、応じずに着信やメッセージを受け取らない設定にする。

話す相手がいることは、とても大きな支えになります。自分一人で考えていると、怖い言葉ばかりが頭の中で大きくなりますが、人に話すと「それはおかしい」と外から言ってもらえます。言われた内容と自分の気持ちを切り分けられれば、不安は少しずつ小さくなります。

困ったときの相談先

支払いを迫られている、すでに払ってしまった、断っても連絡が続く、といったときは、一人で抱えずに公的な窓口に相談できます。

相談するときは、手順3で残したメモが役に立ちます。いつ、誰に、何を言われ、何をすすめられ、いくら払ったか、あるいは払うよう求められたかを、分かる範囲で伝えてください。恥ずかしいと感じる必要はありません。不安なときに頼れる言葉にすがりたくなるのは、誰にでもある心の動きです。

怖い話が頭から離れず眠れない日が続くときは、窓口への相談とは別に、気持ちのつらさそのものにも目を向けてください。不安が続くときは身近な人や専門家に話してください。

次に占いを受けるときに決めておくこと

一度怖い思いをすると、占いそのものを避けたくなる人もいれば、また別の占い師に聞いて安心したいと思う人もいます。どちらの気持ちも自然です。もう一度占いを受けるなら、次のことを先に決めておくと、同じような場面に出会っても落ち着いて対応できます。

悩みをはっきりさせたいときは、生年月日から性質や時期を読む占術を選ぶと、根拠のある話を聞きやすくなります。占術や形式の選び方は鑑定の選び方で整理しています。落ち着いて受けられる鑑定では、話を聞いたあとに気持ちが軽くなり、自分が次にすることが見えています。終わったあとに不安ばかりが増えているなら、その鑑定は自分に合っていなかったと考えて、離れて構いません。

よくある質問

占いで悪いものがついていると告げられたら、お祓いを受けたほうがいいですか?

受けるかどうかは自分で決めてよいことです。気持ちを区切るために受けたいなら、すすめてきた相手ではなく、自分で選んだ神社や寺に申し込むと安心です。その場ですすめられた祈祷や浄化は、持ち帰って考えてください。

すすめられた品物を買ってしまいました。どうすればいいですか?

一人で抱えずに、消費者ホットライン188に相談してください。買ったものの名前、金額、日付、相手の名前や連絡先を分かる範囲でまとめておくと、相談がスムーズに進みます。払ってしまったことを責める必要はありません。

断ったら悪いことが起きると脅されたときはどうすればいいですか?

脅すような言葉は、鑑定の範囲を超えています。連絡に応じるのをやめ、言われた内容を記録したうえで、警察相談専用電話#9110に相談してください。身の危険を感じるときは110番に連絡します。

悪いものがついているかどうかを占いで確かめられますか?

四柱推命や九星気学のように生年月日から読む占術は、性質や時期の巡りを読むもので、何かがついているかどうかを判断する仕組みは持っていません。調子が出ない時期が続いていると感じるなら、占術で今の時期のテーマを確かめ、過ごし方を整える材料にしてください。

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