占い師に言われたことが気になる|頭から離れないときの整理法

占い師に言われたことが頭から離れないときは、覚えている言葉をそのまま書き出し、占いの根拠にあたる事実と、占い師の解釈や自分の受け止め方を分けると、何が気になっているのかがはっきりします。そのうえで行動に移せることを一つだけ選べば、言われたことは不安の種ではなく、暮らしを整える手がかりに変わります。

この記事の要点

  • 記憶は不安で膨らむので、言われた言葉をそのまま書き出す
  • 占いの根拠となる事実と、解釈・受け止め方を分ける
  • 行動に移せることを一つ選び、期限を決めて試す
  • 気になり続けるときは、意味を聞き直すか誰かに話して整理する

占いで言われたことが頭から離れる前に知っておきたいこと

占いで聞いた言葉がいつまでも頭に残るのは、気持ちが弱いからではありません。占いを受けるのは、多くの場合、悩みを抱えて心が揺れているときです。そのときに受け取った言葉は、ふだんより深く刻まれます。さらに、占い師の言葉には「今年は」「この人とは」のように範囲がはっきりしないものが多く、そのすき間を自分の不安が埋めてしまいます。

たとえば「今年は慎重に」という一言を聞いた人が、仕事も恋愛も健康も、すべてに気をつけなければならないように受け取ってしまう、ということはよく起こります。占い師が伝えたかったのは「大きな契約は急がずに」という一点だったのに、聞いた側の頭の中で言葉がどんどん広がっていくのです。

気になる言葉を整理する作業は、この広がりを元の大きさに戻す作業です。言われたことを否定するのでも、うのみにするのでもなく、言葉の中身を確かめて、自分にとって使える部分を取り出していきます。

言われたことを書き出す

最初にするのは、言われたことを紙やスマートフォンのメモに書き出すことです。頭の中だけで思い返していると、記憶は不安に引っぱられて、実際より強い言葉に置き換わっていきます。

書き出す項目は次の五つです。

メール鑑定やチャット鑑定なら、文面がそのまま残っているので読み返せます。電話や対面の鑑定は、終わったらできるだけ早くメモを取ってください。

書き出してみると、「縁がないと言い切られた」と思い込んでいた言葉が、実際には「今は縁が育つのに時間がかかる時期です」だった、と気づくことがあります。また、自分の質問が「彼とうまくいくか」だったのに、占い師は「今の彼の気持ち」について答えていた、というずれも見えてきます。質問と答えの組み合わせを並べるだけで、気になっていた言葉の重さはかなり変わります。

事実と解釈を分ける

書き出した言葉は、「事実」「解釈」「受け止め方」の三つに分けます。事実は、占いの根拠になった配置やカードのことです。九星気学なら本命星がその年にどの位置に入るか、タロットならどのカードが正位置か逆位置で出たか、手相ならどの線がどんな形をしているか、といった部分です。解釈は、占い師がその事実を言葉にした部分、受け止め方は、聞いた自分が付け足した部分です。

次の表は、よくある言葉を三つに分けた例です。たとえば「今年は運気が低い」の事実は「本命星が休息の位置に入る年」で、占い師はそれを「今年は動く年ではない」と解釈し、聞いた人は「何をしても失敗する」と受け止めていた、という具合です。並べてみると、怖さの多くは、事実ではなく三つ目の受け止め方から来ていると分かります。

同じ事実でも、占術や流派によって解釈の言葉は変わります。占いの根拠と解釈が分かれる理由は占いの流派の違いで詳しく説明しています。事実が分からないときは、次の鑑定で「どの根拠からそう読みましたか」と聞いてみると、言葉の意味が一段はっきりします。

占い師に言われた言葉を事実・解釈・受け止め方に分けた例
言われた言葉事実(占いの根拠)解釈(占い師の読み)自分の受け止め方行動に移すなら
今年は運気が低い本命星が休息の位置に入る年今年は大きく動く年ではない何をしても失敗する新しい契約は急がず、準備に時間を使う
彼とはご縁が薄い星座の相性が△の組気持ちの伝え方にずれが出やすい付き合えないすれ違う場面を一つ確かめ、連絡の仕方を変える
人に尽くしすぎる性格感情線が長く伸びている情が深く、身近な人を自分のことのように大切にする自分は損をする人間だ週に一度、自分のための予定を先に入れる
春までは動かないほうがいいタロットで吊るされた男が出た今は待ちながら見方を変える時期今の仕事を辞めてはいけない春までに情報集めと書類の準備を進める

行動に移せることを選ぶ

事実と解釈を分けたら、そこから行動に移せることを一つだけ選びます。選ぶときの基準は四つです。

  1. 今週のうちに始められる
  2. 自分一人の判断でできる
  3. お金や時間の負担が小さい
  4. 試したあとで、効果があったかを振り返れる

「今年は動く年ではない」なら、転職を取りやめると決めるのではなく、「春までに職務経歴書を書き直しておく」のように、準備の行動に置き換えます。「人に尽くしすぎる」なら、「週に一度は自分のための予定を先に手帳に書く」と決めます。

反対に、選ばないほうがよいのは、仕事を辞める、恋人と別れる、高い品物を買うといった、取り消しにくくて大きな行動です。一つの言葉を根拠に大きく動くと、うまくいかなかったときに、占いも自分も責めることになります。

行動を一つ決めたら、二週間後か一か月後に振り返る日を手帳に書き入れます。振り返りの日には、気になり方を最初と同じ10点満点でつけ直してください。点数が下がっていれば、言葉はもう不安の種ではなく、暮らしの手がかりに変わっています。

気になり続けるときの向き合い方

整理をしても気になり続ける言葉には、次の順で向き合います。

悪い結果の受け止め方については占いを信じると不幸になる?も参考になります。

また、言われたことに続けて高額なお守りやお祓い、何度もの追加鑑定をすすめられたなら、その言葉は不安をあおるための言葉だった疑いがあります。その場合は占い師から離れ、困ったときは消費生活センター(188)に相談してください。気になって眠れない日が続くときは、一人で抱えずに身近な人や専門家に話してください。

次の鑑定で言われたことを持ち帰るコツ

同じように言葉が頭から離れなくなるのを防ぐには、鑑定を受けるときの聞き方を少し変えます。

最後の一言の確認は効き目が大きく、占い師が一番伝えたかったことを自分の言葉で持ち帰れます。鑑定のあとに残るメモが「今年は準備に向く年。春までは情報集めを中心に」のように一行でまとまっていれば、言葉が勝手に膨らむことはありません。

何を聞くと答えが具体的になるかは占いで何を聞くかにまとめています。自分の場合を詳しく見てもらうときほど、聞き返しや根拠の確認を遠慮しないことが、言われたことを生かす近道です。

よくある質問

占い師に言われたことが頭から離れません。どうすればいいですか

まず言われた言葉を、覚えているとおりに書き出してください。そのうえで、占いの根拠になった事実と、占い師の解釈、自分が付け足した受け止め方を分けると、気になっていた部分が小さくなります。最後に、行動に移せることを一つ選んで試してみてください。

占い師に言われた悪いことは当たりますか

占いの結果は、決まった未来を言い当てるものではなく、今の流れや気をつけたい点を示すものです。悪い言葉ほど、どの場面のことなのかを確かめると、備えのための助言として使えます。言葉の範囲が分からないときは、占い師に聞き直して構いません。

言われたことの意味が分からないときは聞き直してもいいですか

聞き直して大丈夫です。「どの場面のことですか」「どの根拠からそう読みましたか」と尋ねると、言葉の範囲がはっきりします。メール鑑定では追加の質問に料金がかかることがあるので、先に扱いを確かめてから送ってください。

占い師に言われたことを忘れたいときはどうすればいいですか

無理に忘れようとすると、かえって思い出してしまいます。書き出して事実と解釈を分け、使える部分だけを一行のメモに残したら、元のメモは閉じてしまいましょう。それでも気になるときは、信頼できる人に話して気持ちを外に出してください。

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