風水で観葉植物を置く場所|方角と種類

風水で観葉植物は、生きた木の気で部屋の気を巡らせ、よどみやとがった気をやわらげる道具で、置き場所の基本は玄関、リビングの奥の隅、木の方角である東と南東です。丸い葉は気を穏やかにして人の縁やくつろぎを、尖った葉は悪い気を払って場を引き締めると読むので、くつろぐ場所には丸い葉、玄関や鬼門には尖った葉と、場所に合わせて選びます。

この記事の要点

  • 観葉植物は木の気で部屋の気を巡らせ、よどみをやわらげる
  • 丸い葉はくつろぎと縁、尖った葉は邪気払いと引き締め
  • 玄関は脇に、リビングは奥の隅に、トイレは小さな鉢を
  • 方角は家の中心から測り、鉢の色で方角の五行を支える
  • 枯れたら原因を見直し、感謝して手放してから次を迎える

風水で観葉植物がよい理由

風水では、植物を五行の木の気を持つものと考えます。木は根を張り、枝葉を広げて伸びていく性質で、成長や発展を表します。動きの少ない場所に生きた植物を置くと、そこから気が動き出し、部屋の空気が入れ替わると読みます。

植物が役に立つ場所は、大きく三つあります。一つ目は、部屋の隅や家具のすき間のように、気がたまって動かない場所です。二つ目は、柱の角や棚の角がこちらを向いている場所で、とがった角から出る鋭い気を、葉がやわらかく受け止めます。三つ目は、テレビやパソコンなど電化製品の周りで、熱を持つ機械の火の気を、植物の緑が和らげると考えます。

暮らしの面では、植物の世話そのものが部屋を整える習慣になります。水やりのたびに窓を開け、葉のほこりを拭くついでに周りを片付ける。植物が元気に育っている部屋は、住む人の目が行き届いている部屋でもあります。風水で植物を選ぶときは、置きたい場所の明るさと、自分が世話を続けられるかを最初に考えます。

葉の形(丸い葉・尖った葉)の違い

観葉植物は、葉の形で気の働きが変わると読みます。同じ緑でも、置く場所の目的に合わせて形を選ぶと、植物の役目がはっきりします。

丸い葉:気を穏やかにする

丸い葉や、ふっくらと厚みのある葉は、陰の気を持ち、高ぶった気持ちを落ち着かせて場をなごませる形です。人の縁を円くつなぎ、家族の会話を和らげる植物として、リビングやダイニングに向きます。代表はガジュマル、フィカス・ウンベラータ、ペペロミア、金のなる木です。お金を穏やかに招く形でもあるので、金運を願う西にも丸い葉を選びます。

尖った葉:悪い気を払う

剣のように上へ尖る葉や、細く鋭い葉は、陽の気を持ち、外から入る悪い気を払って場を引き締める形です。気の入口の玄関や、家相で気にかける鬼門の北東、集中したい書斎に向きます。代表はサンスベリア、ドラセナ、ユッカです。とげのあるサボテンも邪気払いの植物ですが、とげの鋭さが人にも向かうので、ソファの脇や枕元など人が長くいる場所には置きません。

垂れる葉・上へ伸びる葉

つるが垂れ下がるポトスやアイビー、シュガーバインは、上った気を下へ落ち着かせる形で、棚の上や吊り鉢にして寝室やトイレに置くと、静かな空気になります。反対に、幹がまっすぐ上へ伸びるパキラや幸福の木は、気を上へ引き上げる形で、やる気を出したい仕事部屋や東の窓辺に合います。

場所別の置き方(玄関・リビング・トイレ・寝室)

観葉植物は、置く場所の役目と明るさで種類と大きさを決めます。

一つの部屋に置く数は、大きな鉢一つと小さな鉢一つ程度が目安です。植物を増やしすぎると湿気がこもり、葉の陰で部屋が暗くなります。

方角別の置き方

方角で植物を選ぶときは、家の中心から見て、置きたい場所がどの方角にあるかを確かめます。間取り図に真北を書き入れて測る手順は方位の測り方にあります。ここでの方角は家の中の場所を表すもので、九星気学で年ごと・月ごとに変わる外出や引っ越しの吉方位とは、別の考え方です。

植物と最もなじむのは、木の方角の東と南東です。東は朝日の入る方角で、上へ伸びる植物が発展や仕事の気を後押しし、南東は風と縁の方角で、風に揺れる葉が人とのつながりを運ぶと読みます。南は火の方角で、日差しの強さを植物の緑が和らげ、五行でも木が火を生むので相性のよい組み合わせです。北は水の方角で、水が木を育てる関係にあるものの、冷えやすく日が入りにくいので、日陰に強い植物を暖かい色の鉢で置きます。

気をつけたいのは、金の方角の西と北西です。五行では金が木を断つ関係にあるため、植物を置くなら丸い葉を選び、鉢を黄色やベージュ、白にして、方角の金の気を支えます。北東と南西は土の方角で、木が土を抑える関係なので、背の低い植物を小さめに、陶器の鉢で土の気を補って置きます。方角ごとの植物と鉢の色は表のとおりです。

方角別に合う観葉植物と鉢の色(家の中心から見た方角)
方角五行と植物の関係合う植物の例鉢の色
北水が木を育てるポトス、アグラオネマなど日陰に強い植物アイボリー・ピンク・オレンジなど暖かい色
北東木が土を抑える小さなサンスベリア白・黄色
東同じ木の気パキラ、幸福の木など上へ伸びる植物青・緑
南東同じ木の気アイビー、シュガーバインなど風に揺れる植物緑・オレンジ
南木が火を生むモンステラ、フィカス・ウンベラータなど葉の大きな植物白・ベージュ
南西木が土を抑える背の低いガジュマル、多肉植物茶色・ベージュ・黄色
西金が木を抑える金のなる木、ペペロミアなど丸い葉黄色・白・金色
北西金が木を抑える丸い葉の中型の植物ベージュ・アイボリー・銀色

枯れたときの扱い

観葉植物が枯れても、不吉に考える必要はありません。風水では、植物がその場の悪い気を引き受けたと読む考え方もあり、枯れた鉢は感謝して手放せば十分です。大切なのは、枯れた植物をそのまま置き続けないことです。生気を失った葉や茶色くなった枝は部屋に古い気を残すので、見つけたら早めに片付けます。

手放すときは、次の順で進めます。

  1. 枯れた葉や茎を切り、まだ緑の部分が残っていれば、明るい場所で様子を見る
  2. 全体が枯れていたら、土と鉢と植物に分け、住んでいる地域の分別に従って出す
  3. 植物を置いていた場所を拭き、受け皿の水あとや床のしみも落とす
  4. 枯れた原因を振り返ってから、次の植物を選ぶ

枯れる原因で多いのは、水のやりすぎによる根腐れ、日当たり不足、冬の窓辺の冷え込みです。土が乾く前に水を足していなかったか、暗い場所に置き続けていなかったかを見直し、次は置き場所に合う種類を選びます。暗い場所に置きたいなら日陰に強い種類を、水やりを忘れがちなら乾燥に強い多肉植物を、と自分の暮らしに合わせて選ぶと、植物も長く元気に育ちます。

葉が黄色くなる、垂れるといった変化は、植物からの手入れの合図です。早めに置き場所や水やりを変えると、枯れる前に持ち直すこともあります。

フェイクグリーン・ドライフラワーと植物の迎え方

日が入らない、世話の時間が取れないといった事情で、生きた植物を置けない場所もあります。その場合はフェイクグリーンでもかまいません。風水では生きた植物の気を重く見ますが、緑の色そのものが目を休め、場を和らげる働きを持ちます。ほこりをかぶると逆に古い気をためるので、月に一度は拭き、色があせたら替えます。

ドライフラワーは、水分が抜けて生命力の止まった花として、風水では陰の気の強いものに分けます。思い出の花束を飾るのは悪いことではありませんが、玄関や寝室にたくさん並べるより、小さくまとめてリビングの一角に飾るほうが落ち着きます。

新しく植物を迎える日を選びたいなら、物事が育つ意味を持つ一粒万倍日や大安が合います。暦の吉日は開運日カレンダーで確かめられます。家の方角や間取りのどこに何を置くかで迷う場合は、間取り図をもとに詳しく見てもらうと、自分の家で優先する場所がはっきりします。

よくある質問

風水で観葉植物はどこに置くのがよいですか

玄関の脇、リビングの奥の隅、木の方角にあたる東と南東が基本の置き場所です。玄関には尖った葉、リビングには丸い葉の植物が合います。寝室は休む場所なので、小さな鉢を足元側に一つ置く程度にします。

観葉植物を置いてはいけない場所はありますか

扉の正面や廊下の真ん中など通り道をふさぐ場所と、寝室の枕元は避けます。サボテンのようにとげのある植物は、ソファの横など人が長くいる場所から離します。日がまったく当たらない場所に置くなら、明るい部屋と行き来させます。

トイレに置く観葉植物は何がよいですか

ポトスやアイビーなど、日陰に強い小ぶりの植物が向いています。棚やタンクの上に一鉢置き、週に何日かは明るい部屋の窓辺で日に当てます。世話が難しければ、こまめに拭いたフェイクグリーンでもかまいません。

観葉植物が枯れるのは悪い気のせいですか

枯れる原因の多くは、水のやりすぎや日当たり不足、冬の冷え込みです。風水では植物が悪い気を引き受けたと読む考え方もありますが、まずは置き場所と水やりを見直します。枯れた鉢は感謝して手放し、場所を拭いてから次の植物を迎えます。

観葉植物はいくつ置けばよいですか

一つの部屋に大きな鉢一つと小さな鉢一つ程度が目安です。数を増やすと湿気がこもり、葉の陰で部屋が暗くなります。数より、一鉢ずつ元気に保つことを優先します。

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