トイレの風水の色|方角別のおすすめ

トイレの色は、白やアイボリーなど明るく清潔に見える色と、湿った気をやわらげる緑が基本で、寒々しい寒色や海を思わせる柄は避けます。方角に合わせるなら、西は黄色やクリーム、北はオレンジやピンクの暖色、東は緑や水色、南は緑や白が合い、マットやタオルなど洗える物で2色までに絞って取り入れます。

この記事の要点

  • トイレは水と湿気で陰の気がたまる場所。色は明るさが基本
  • 白・アイボリーは清潔、緑は湿気をやわらげ、暖色は温める
  • 西は黄色、北は暖色、東は緑・水色、南は緑・白が合う
  • 色はマット・スリッパ・タオルで2色までに絞って入れる
  • 汚れた色は逆効果。洗い替えと換気で色の働きを保つ

トイレが風水で気をつけられる理由

風水では、水が集まり流れていく場所に陰の気がたまると考えます。台所や浴室も水回りですが、トイレは使った水と汚れを外へ流す場所で、家の中で最も気が濁りやすい空間です。狭く、窓が小さいか窓のない間取りも多いので、湿気とにおいがこもり、ひとたび汚れると気のよどみが家全体に広がると読みます。

家相では、トイレの位置を鬼門や家の中心から外すことが重く見られてきましたが、すでに住んでいる家の位置は変えられません。そこで、手入れと色でトイレの気を調えるのが、今の住まいでできる風水です。

色が大切なのは、狭いトイレほど色の印象が強く出るからです。壁と床の面積が小さいぶん、マット一枚、タオル一枚の色で空間の明るさや温かさが変わります。暗く重い色の小物が並ぶとこもった印象が強まり、明るくやわらかい色を選ぶと、同じ広さでも清潔で広く感じられます。トイレの風水の色選びは、陰にかたよりやすい場所に明るさと温かみを足すことが出発点です。

トイレに向く色

トイレに向く色は、方角を問わず使える四つの系統に分けられます。どれも、汚れに気づきやすい明るさを持つことが共通点です。

反対に控えたいのは、青や紺など冷たさの強い寒色を広く使うこと、黒の多用、海や川、魚の柄など水を思わせる小物です。もともと水の気が強いトイレに水の色や柄を重ねると、陰の気がさらに強まります。赤一色のマットも、狭い空間では刺激が強すぎるので、差し色程度にとどめます。

方角別のトイレの色

トイレの方角は、家の中心から見てトイレがどの方角にあるかで決めます。間取り図に真北を書き入れ、家の中心から角度を測る方法は方位の測り方で確かめられます。ここでいう方角は家の中の位置のことで、九星気学で毎年変わる吉方位とは別の考え方です。

方角の色を選ぶときは、その方角の五行の色をそのまま重ねるのではなく、トイレの陰の気をやわらげる向きで選びます。北は五行では水の黒・紺の方角ですが、トイレでは水の気が重なりすぎるため、日本で広まった暖色のオレンジやピンクで温める考え方が多く取られています。西は金運の方角で、黄色やクリームが定番です。東は木の方角で緑や水色、南は火の方角なので、赤を重ねず緑や白で落ち着かせます。

家相で特に気にかけられる鬼門の北東、裏鬼門の南西、家の中心のトイレは、色の前に明るさと乾燥を最優先にします。北東は白、南西は茶色やベージュ、中心はアイボリーや淡い黄色で明るくまとめます。方角ごとの色は下の表のとおりです。

トイレの方角別のおすすめの色(家の中心から見た方角)
トイレの方角五行おすすめの色整えるポイント
北水オレンジ・ピンク・アイボリー冷えやすい。厚手のマットで足元を暖かくする
北東(鬼門)土白・ベージュ明るさと清潔を最優先にし、換気を長めにする
東木緑・水色朝に換気し、小さな植物か緑の小物を一つ置く
南東木緑・オレンジ風通しを保ち、香りは控えめにする
南火緑・白赤を重ねず、暑くなるなら換気を増やす
南西(裏鬼門)土茶色・ベージュ・淡い黄色夏に熱とにおいがこもる。換気扇を長く回す
西金黄色・クリーム真っ黄色より淡い黄。こまめに掃除する
北西金ベージュ・アイボリー・クリーム主の方角。物を置かず上品にまとめる
家の中心土アイボリー・淡い黄色暗さを残さない。照明を明るくし毎日換気する

マット・スリッパ・カバーの選び方

トイレの色は、壁紙や便器を替えなくても、布小物だけで十分に取り入れられます。選ぶときの要点は、色数を絞ること、洗い替えを用意すること、清潔に保てる素材にすることの三つです。

色の組み合わせは、ベースの白やアイボリーに方角の色を一色だけ足す形が基本です。たとえば西のトイレなら、クリームのマットとスリッパに白いタオル、北のトイレなら淡いピンクのマットにアイボリーのスリッパ、という組み合わせになります。夏は淡い緑の薄手、冬は暖色の厚手と、季節で替えるのもよい方法です。

掃除と換気で色を生かす

どんなに方角に合う色を選んでも、汚れたマットや黒ずんだ便器のそばでは、色の働きは生きません。風水では、汚れた色の小物は、色の持つよい働きを打ち消すと読みます。色選びと手入れは一組で考えます。

毎日の手入れは、便器の内側をブラシでこする、便座と床をさっと拭く、タオルを替える、の三つで足ります。週に一度はマットとスリッパを洗い、壁の下のほうや便器の根元、床と壁の境目まで拭きます。白やアイボリーの小物は汚れが目立つので、そのまま手入れの合図になります。

換気は、使った後に換気扇を回すことと、窓があれば朝に開けることを習慣にします。湿気が残ると、布小物にカビやにおいが移り、せっかくの色がくすみます。洗剤や予備のペーパーは扉付きの収納か、布で目隠しをした棚にしまい、色とりどりのボトルが目に入らないようにすると、選んだ色が引き立ちます。

窓のない・狭いトイレの色

マンションなどに多い窓のないトイレは、光と風が入らないぶん、陰の気が特にこもりやすい場所です。色は、白やアイボリーを土台に、淡い紫かラベンダーの小物を一つ足すと、明るさを保ちながら厄落としの色を取り入れられます。照明は明るめの電球にし、切れたらすぐに替えます。

狭いトイレでは、色を増やすほど空間が狭く見えます。マットとスリッパとタオルの三点で色をそろえ、それ以外の小物は置かないくらいがちょうどよい量です。植物を置くなら日陰に強い小鉢を一つ、手入れが難しければフェイクグリーンにして、ほこりをこまめに拭きます。トイレに置く植物の選び方は観葉植物の風水でも紹介しています。

トイレの位置が鬼門や家の中心にあって気持ちが落ち着かない、家族の本命星に合わせて色を決めたい、というときは、間取り図と生年月日をもとに詳しく見てもらうと、自分の家でまず何を整えればよいかが分かります。

よくある質問

トイレに一番よい色は何色ですか

方角を問わず使いやすいのは、白やアイボリーと、淡い緑です。白は清潔に見えて汚れにも気づきやすく、緑は湿った気をやわらげる色として使われます。冷えやすいトイレなら、オレンジやピンクを一色足します。

トイレマットの色は方角で変えたほうがよいですか

方角に合わせると、トイレの位置の性質に沿った色になります。西は黄色やクリーム、北は暖色、東は緑や水色、南は緑や白が合います。方角が分からないときは、白やアイボリーを選べばどの方角でも清潔感を保てます。

トイレに青や黒のマットを使ってもいいですか

青や黒は水の色で、もともと水の気が強いトイレに重ねると陰の気が強まるので、広い面積には使わないほうが整います。好きな色なら、白やアイボリーのマットに青のタオルを合わせるなど、差し色にとどめます。

トイレマットはどのくらいの頻度で替えるとよいですか

同じものを2枚用意し、週に一度は洗い替えます。色あせたり毛羽立ったりしたら、新しいものに替える時期です。季節の変わり目に、夏は薄手の淡い色、冬は厚手の暖色と替えると、トイレの空気も切り替わります。

トイレマットは敷かないほうがよいですか

風水では、マットが床からの冷えや汚れを受け止める役目を持つので、敷くのが基本です。ただ、洗わずに敷き続けるなら、敷かずに床を毎日拭くほうが清潔に保てます。洗い替えを用意できるかで決めます。

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