メール占いは当たる?文章で鑑定する仕組み
メール占いでも、生年月日で読む命術や、問いに対してカードを引くタロットなどは会話なしで鑑定できるので、相談文が具体的であれば電話と変わらない深さの答えが返ってきます。当たったと感じるかどうかは、占術の違いより、相談文の書き方で大きく変わります。
この記事の要点
- 命術は生年月日、卜術は問いがあれば会話なしで鑑定できる
- 事情が込み入った相談ほど、文章で伝えると答えが具体的になる
- 質問が多すぎる、情報が足りない相談文は答えがぼやける
- 届いた鑑定文は3回に分けて読み返し、行動を一つ決める
- 「100%当たる」と約束する宣伝や高額な品物の勧めには乗らない
メール占いで鑑定できる理由
メール占いで鑑定できるのは、多くの占術が、占い師と相談者が向かい合わなくても答えを導ける仕組みを持っているからです。占術は大きく、命術・卜術・相術の3つに分かれます。
命術は、四柱推命や九星気学、西洋占星術、数秘術のように、生年月日から性質や時期の流れを読む占術です。必要なのは生まれの情報なので、会話がなくても鑑定の土台は変わりません。卜術は、タロットや易のように、問いを立ててカードや卦を出し、その答えを読む占術です。問いが文章で明確に示されていれば、占い師はその問いに向けてカードを引けます。相術は手相や人相のように形を見る占術で、メールでは写真を添えて鑑定します。
もう一つの理由は、文章のほうが情報を多く、正確に伝えられることです。電話では話の順番が前後したり、大事なことを言い忘れたりしますが、文章なら出来事の時系列や相手の言葉を整理して書けます。占い師も相談文を何度も読み返しながら答えを書けるので、事情が込み入った相談ほど、メールの強みが生きます。
メール占いが当たると感じやすい相談
メール占いで当たっていると感じやすいのは、背景の事情が長く、整理して伝える価値がある相談です。次のような相談は、文章の形式と相性がよいものです。
- 付き合いが長く、出来事を時系列で説明したい恋愛や復縁の相談
- 自分の性格や向いている仕事など、生年月日から読める相談
- 引っ越しや転職の時期など、候補の日付を並べて比べたい相談
- 家族や職場の関係のように、登場する人が多く口で説明しにくい相談
- 声に出すと泣いてしまう、人に聞かれたくないといった話しにくい相談
反対に、今日中に返事を決めたい、話しながら気持ちを整理したいといった相談は、答えが届くまで時間のかかるメールより、電話やチャットが向いています。
具体例を挙げます。3年付き合った恋人と別れて半年たつ人が、出会いから別れまでの流れ、別れの理由、最後のやり取り、今の自分の気持ちを順に書いて送ったとします。占い師は、二人の生年月日から相性と時期の流れを読み、時系列のどこで関係が変わったかを踏まえて答えを書けます。説明に使う時間がいらない分、答えの中身が濃くなります。
答えがぼやける相談文の特徴
同じ占い師に頼んでも、相談文の書き方で答えのはっきり具合は大きく変わります。答えがぼやける相談文には、いくつかの共通点があります。
1つ目は、質問が多すぎることです。恋愛、仕事、家族の悩みを一度に5つも6つも書くと、一つひとつへの答えが短くなります。2つ目は、情報が足りないことです。「彼の気持ちが知りたい」だけでは、どんな関係で、何があって不安になったのかが分かりません。3つ目は、気持ちだけが長く書かれ、出来事が書かれていないことです。4つ目は、占い師を試すようにわざと情報を伏せて「当ててください」と頼むことです。命術でも卜術でも、問いがぼやけるほど答えもぼやけます。
下の表は、ぼやけやすい相談文と伝わりやすい相談文を比べたものです。書き直すときは、時期・関係・出来事・一番知りたいことの4つがそろっているかを確かめます。電話で話す場合との違いは電話占いとメール鑑定の違いにまとめています。
| ぼやける書き方 | 例 | 伝わる書き方の例 |
|---|---|---|
| 質問が多すぎる | 「恋愛と仕事と家族と、全部見てください」 | 「彼との今後を一番知りたいです。次に、転職の時期を見てください」 |
| 情報が足りない | 「彼の気持ちを教えてください」 | 「職場の同僚で、2か月前から週末に会っています。先月から返信が遅くなり、今の彼の気持ちを知りたいです」 |
| 気持ちだけが長い | 「不安で毎日つらくて、どうしたらいいか分かりません」 | 「不安で眠れない日が続いています。きっかけは先週、彼に予定を取り消されたことです」 |
| 試すように伏せる | 「何も書かないので、私の悩みを当ててください」 | 「相談は結婚の時期についてです。生年月日と今の状況を書きます」 |
| 答えを決めている | 「復縁できると言ってください」 | 「復縁を望んでいます。そのために私が変えるとよい点を知りたいです」 |
当たると感じる答えを引き出す相談文の組み立て
相談文は、次の順番で組み立てると、占い師が状況をつかみやすくなります。全体を400字から800字ほどにまとめると、必要なことを書きつつ、読み手が要点を見失いません。
- 自分の生年月日(命術で詳しく見てほしい場合は出生時刻と出生地も)
- 相手がいる相談なら、相手との関係と分かる範囲の生年月日
- これまでの出来事を、日付とともに3〜5行で
- 今の自分の気持ちを2〜3行で
- 一番知りたいこと(質問は多くても2つまで)
たとえば「1990年5月3日生まれです。相手は同じ部署の先輩で、1988年生まれです。4月に食事に誘われ、それから月に2回ほど会っていますが、先月から誘いが減りました。私は関係を進めたいと思っています。先輩が今の私をどう見ているか、私から誘ってよいかを知りたいです」のように書きます。短くても、時期・関係・出来事・望みがそろっていれば、答えは具体的になります。
届いた鑑定文を読み返して活かす方法
メール占いの大きな利点は、答えが文章で手元に残ることです。一度読んで終わりにせず、時間をおいて読み返すと、最初は気付かなかった助言が見えてきます。
- 1回目は、届いた日に全体を通して読み、気持ちの反応をそのまま受け止める
- 2回目は、翌日以降の落ち着いたときに読み、具体的な助言の部分に線を引く
- 3回目は、線を引いた中から、今週できる行動を一つだけ選んで書き出す
- 1か月後にもう一度読み、行動してみて何が変わったかを書き足す
鑑定文の中には、自分の性質を言い当てていると感じる部分と、ぴんとこない部分があります。ぴんとこない部分も消さずに残しておきます。時間がたって状況が変わると、意味が分かることがあるからです。
読み返しても迷いが残るときは、追加の質問ができるかを確かめます。分からなかった箇所を引用して「この部分は具体的にどうすればよいですか」と聞くと、的を絞った答えが返ってきます。鑑定文を一人で抱え込まず、誰かと一緒に読み解くと、書かれた助言が自分の言葉に変わっていきます。
「100%当たる」という宣伝への注意
メール占いを選ぶとき、「100%当たる」「願いが叶うことを約束します」といった言葉で申し込みを誘う宣伝には注意が必要です。占いは、考えるための視点を増やす道具であり、結果を約束できるものではありません。約束を前面に出す宣伝は、それだけで選ぶ候補から外してかまいません。
とくに気をつけたいのは、次のような流れです。
- 最初の鑑定で強い不安をあおり、追加の鑑定を何度も勧める
- 悪い運気を払うためと称して、高額な開運グッズや祈祷を勧める
- 返信のたびに「続きは次の鑑定で」と答えを先延ばしにする
- 料金の総額が申し込みのときに分からない
こうした勧めを受けたら、その場で返事をせず、いったん離れて身近な人に相談します。支払いや解約のトラブルは、消費者ホットラインの188に電話すると、近くの消費生活センターにつながります。信頼できるメール占いは、料金の決まり方や追加の質問の扱いを事前にはっきり示しているので、申し込む前に確かめます。確かめる点は占い鑑定の選び方にも挙げています。
よくある質問
- メール占いは電話占いより当たりませんか
メール占いだから当たりにくい、ということはありません。生年月日やカードで読む占術は、会話がなくても鑑定できます。事情を整理して書いた相談文なら、電話より情報が正確に伝わり、答えも具体的になります。
- メール占いでは生年月日だけで何が分かりますか
生年月日からは、生まれ持った性質、向いている仕事、人との関わり方、時期ごとの流れなどが読めます。相手の生年月日も添えれば、二人の相性も見られます。具体的な出来事への答えがほしいときは、生年月日に加えて状況と知りたいことを書きます。
- メール占いの鑑定文が定型文のように感じるときはどうすればいいですか
相談文に具体的な出来事や知りたいことが少ないと、答えも一般的な内容になりがちです。次に相談するときは、時期・関係・出来事・一番知りたいことの4つを書き足します。追加の質問ができるなら、ぴんとこなかった部分を引用して聞き直します。
- メール占いが外れたと感じたらどうすればいいですか
まず、相談文に必要な情報が書かれていたかを読み返します。そのうえで、外れたと感じた部分と当たっていた部分を分けて書き出すと、鑑定文のどこが役立つかが見えてきます。何度読んでも納得できないときは、別の占術や相談の形式を試す方法もあります。
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