将来をタロットで占う方法|未来を読むスプレッド

将来をタロットで占うときは、「この1年、仕事で力を入れるとよいことは何か」のように期間とテーマを決めてからカードを引くと、未来の位置に出たカードを行動の手がかりとして読めます。未来のカードは決まった運命ではなく、今の流れのまま進んだときの行き先を示すもので、不安なカードが出ても、そこから進み方を選び直せます。

この記事の要点

  • 期間は3か月から1年に区切り、テーマを一つに絞る
  • スリーカードは手軽な見通しに、ケルト十字は込み入った悩みに向く
  • 未来の位置は、今の流れのまま進んだときの行き先を示す
  • 不安なカードは、変えるべき点を教えるカードとして読む
  • 人生全体の流れは、生年月日で読む命術と組み合わせて見る

将来をタロットで占う前に決めること

将来を占うときに一番大切なのは、カードを引く前に問いの枠を決めることです。「私の将来はどうなりますか」と漠然と聞くと、出たカードが何について答えているのか分からず、読み方が気分に流されます。決めておきたいのは、期間・テーマ・問いの形の3つです。

期間は、3か月、半年、1年のように区切ります。タロットは、今の状況から続く比較的近い先を読むのが得意な占いです。10年後や一生といった遠い先より、手の届く期間に区切るほうが、カードの答えを行動に移せます。

テーマは、仕事、恋愛、お金、住まい、学びなどから一つ選びます。そのうえで問いを「どうなるか」ではなく「どうすればよいか」の形にします。

将来を占うスプレッド(スリーカード・ケルト十字)

将来を占うカードの並べ方(スプレッド)は、問いの大きさで選びます。気軽に見通しを知りたいときはスリーカード、事情が込み入っていて原因から結果まで詳しく見たいときはケルト十字が向いています。下の表で、ほかの並べ方も含めて比べられます。

スリーカードで将来の流れを見る

スリーカードは、3枚のカードを左から右へ並べる最も基本的な並べ方です。将来を見るときは、左から「過去」「現在」「未来」と置くのが定番で、今の状況がどこから来てどこへ向かっているのかを、一続きの物語として読めます。

「現状」「課題」「助言」の3つの位置で読む方法もあります。未来そのものより、これからどう動けばよいかを知りたいときに向いています。初めての人はスリーカードから始め、1枚ずつの意味と3枚のつながりを読む練習をすると、大きなスプレッドも読みやすくなります。

ケルト十字で将来を詳しく見る

ケルト十字は10枚を使うスプレッドで、悩みの原因、心の内側、周りの影響、行き先までを一度に見渡せます。位置の意味は次のとおりです。

  1. 現在の状況
  2. 立ちはだかる課題
  3. 意識していること(目標)
  4. 心の奥にあること(土台)
  5. 過去
  6. 近い未来
  7. 自分の立場や姿勢
  8. 周りの人や環境
  9. 願いと不安
  10. 最終的な行き先

10枚を一度に読もうとせず、まず1枚目と2枚目で悩みの中心をつかみ、次に5枚目・1枚目・6枚目で時間の流れを追い、最後に10枚目を9枚目の願いや不安と照らして読むと、全体がまとまります。

将来を占うスプレッドの比べ方
スプレッド枚数向く問い読むときのコツ
スリーカード(過去・現在・未来)3枚この先の大まかな流れを知りたい3枚を一続きの物語として読む
スリーカード(現状・課題・助言)3枚これからどう動けばよいかを知りたい助言のカードから行動を一つ決める
ケルト十字10枚原因から行き先まで詳しく見たい悩みの中心、時間の流れ、行き先の順に読む
12か月の並べ方12枚1年の流れを月ごとに見渡したい1枚を1か月に当て、力を入れる月と休む月を分ける
二者択一5枚二つの道のどちらを選ぶか迷っているそれぞれの道の近い先と行き先を並べて比べる

未来の位置に出たカードの読み方

未来の位置に出たカードは、決まった運命ではなく、今の考え方と行動のまま進んだときにたどり着く行き先を示します。行き先が気に入らなければ、現在や助言のカードを手がかりに、進み方を変えればよいということです。

読むときは、未来のカードを1枚だけで判断せず、現在のカードとの差を見ます。現在にソードの8(身動きが取れない状態)、未来に戦車(前に進む力)が出たなら、今の窮屈さから抜け出す流れが読み取れます。反対に、現在に太陽、未来にカップの5が出たなら、今の順調さに油断せず、手にしているものを大切にするよう促していると読みます。

将来の問いでよく出るカードの意味を挙げます。

不安なカードが出たときの考え方

将来を占って、塔や死神、ソードの10のようなカードが未来の位置に出ると、不安になるのは自然なことです。けれども、これらは怖い出来事を予告するカードではありません。

塔は、今の考え方や仕組みが崩れて、作り直すときが来たことを表します。死神は、一つの段階が終わって次の段階が始まる、区切りと再出発のカードです。ソードの10は、行き詰まりが底に達し、ここからは上向くしかない状態を示します。悪魔は、やめたいのにやめられない習慣や、断ち切れない関係に縛られていることへの気付きを促します。

不安なカードが出たら、次の順で考えます。

  1. そのカードが示す「変えるべきこと」を一文で書く
  2. 現在や助言の位置のカードから、変えるための手がかりを探す
  3. 今週できる小さな行動を一つ決める
  4. すぐに引き直さず、1か月ほど行動してから同じ問いをもう一度占う

良いカードが出るまで引き直すと、一時的に安心しても、問いそのものは手つかずのまま残ります。

人生全体の流れはタロットと命術を組み合わせる

「人生 占い タロット」と調べる人の中には、自分の一生の流れや、人生の大きな転機を知りたい人も多くいます。タロットはその時点の問いに答える占いなので、人生全体の地図を描くには、生年月日から読む命術と組み合わせるのが向いています。命術と卜術の違いは鑑定の選び方で整理しています。

命術は、生まれ持った性質や、時期ごとの流れを読む占いです。数秘術のパーソナルイヤーは、9年で一巡する周期のうち、今年がどの段階にあたるかを示します。四柱推命では命式から自分の力の生かし方を読み、九星気学では本命星が年ごとにどの宮を巡るかで一年のテーマを見ます。

組み合わせ方の例を挙げます。パーソナルイヤーが始まりを表す1の年なら、タロットで「今年始めるとよいことは何か」を問います。締めくくりを表す9の年なら、「手放すとよいものは何か」を問います。命術で時期の性格をつかみ、タロットで具体的な動き方を探すと、遠い将来への漠然とした不安が、今年の行動計画に変わります。

将来の占いを日々に活かすコツ

将来を占った結果は、ノートに残しておくと何倍も役に立ちます。日付、問い、出たカード、自分の読み、決めた行動の5つを書き、3か月後に読み返します。カードの読みと実際の出来事を比べると、自分がどんなときに不安を大きく見積もるのかが分かってきます。

占う回数は、同じテーマなら月に一度程度にとどめます。毎日のように将来を占うと、カードの答えに一喜一憂して、目の前の行動が止まってしまいます。カードを引かない日は、決めた行動を一つずつ進める日と考えます。

将来への不安が大きいときほど、一人で考えると悪い想像が広がります。占いの結果を誰かに話すと、自分では気付かなかった読み方や、別の選択肢が見えてきます。自分の生まれや状況まで踏まえて将来を見てほしいときは、命術とタロットの両方を扱う人に相談すると、時期と動き方を一度に整理できます。

よくある質問

タロットで何年先の将来まで占えますか

タロットが読みやすいのは、3か月から1年ほど先までです。今の状況から続く流れを映す占いなので、遠い先ほど途中の選択で行き先が変わります。5年後や10年後を考えたいときは、命術で時期の流れを見て、タロットで今年の動き方を探します。

将来を占って悪いカードが出たらどうすればいいですか

悪く見えるカードは、変えるべき点を教えてくれるカードとして読みます。そのカードが示す課題を一文で書き、現在や助言のカードから手がかりを探して、今週できる行動を一つ決めます。すぐに引き直さず、1か月ほど行動してからもう一度占います。

人生全体をタロットで占えますか

タロットだけで人生全体を見るより、命術と組み合わせるほうが向いています。タロットはその時点の問いに答える占いで、生まれ持った性質や長い周期は、生年月日から読む命術が得意です。命術で今の時期を知り、タロットで具体的な動き方を探すと、人生の流れが立体的に見えます。

将来を占うカードは大アルカナだけでもいいですか

大アルカナの22枚だけでも将来は占えます。大アルカナは人生の大きなテーマや転機を表すので、将来の流れをつかむには十分です。日々の具体的な出来事まで読みたくなったら、小アルカナを加えた78枚に広げます。

同じ将来の質問を何度も占ってもいいですか

同じ問いは、行動して状況が変わってから占い直します。短い間に何度も引くと、望むカードが出るまで繰り返すことになり、答えがぼやけます。同じテーマなら月に一度を目安にし、その間は決めた行動を進めます。

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