「人相が悪い」と言われたら|人相は変えられるのか

人相が悪いと指摘されたとき、気にかけるべきなのは生まれつきの顔立ちではなく、眉間のしわや下がった口角など、表情と習慣が顔に刻んだ部分です。人相学でも顔は日々の心の使い方で変わるものと見るので、表情の癖と暮らし方を整えれば、人相は少しずつ和らいでいきます。

この記事の要点

  • 人相学が重く見るのは、顔立ちより表情と顔色
  • 眉間のしわ・下がった口角・険しい目つきが印象を硬くする
  • 人相は表情の癖と生活習慣で少しずつ変わる
  • 良い人相は、明るい顔色と上がった口角、まっすぐな目
  • 他人の顔を人相で決めつけず、自分を整える道具に使う

人相学で「悪い人相」と見る特徴

人相学は、顔の部位それぞれに意味を当てはめ、その形や色つやから人の性質や今の状態を読む相術です。手のひらの線を読む手相と同じく、目に見える形を手がかりにする占いの仲間で、相術の特徴は占いの種類の向き不向きでも紹介しています。

人相学では、眉・目・鼻・口・耳の五つを五官と呼び、眉と眉の間を命宮、額の中央を官禄宮、鼻を財帛宮、目尻を妻妾宮のように、顔を十二の区画に分けて読みます。このうち、人相が悪いと受け取られやすいのは、次のような状態です。

見てのとおり、ここに並ぶのは鼻の高さや目の大きさといった生まれつきの形ではなく、表情の癖や顔色といった変わる部分です。人相学では、生まれ持った骨格より、日々の表情と顔色に今の心の状態が表れると考えて、そこを重く読みます。

顔の部位ごとの人相学での意味と、和らげる工夫
部位人相学での呼び名と意味険しく見える状態和らげる工夫
眉間命宮。心の余裕と運の入り口縦じわが深い、眉が中央に寄る眉間を指でなでて力を抜く癖をつける
額官禄宮。仕事や目上の人との縁横じわを寄せる、前髪で隠れて暗い額を出す髪型にし、眉を上げて話す癖を控える
目監察官。心の窓にらむように見る、視線が泳ぐ相手の目と鼻のあたりをやわらかく見る
口出納官。言葉と食の出入り口角が下がる、への字に結ぶ口角を上げる練習と、話し終わりの笑み
鼻財帛宮。お金と自立小鼻のまわりが荒れて赤い洗顔と保湿で肌を清潔に保つ
顔色気色。その時期の調子くすみ、青白さ睡眠と食事を整え、明るい色の服を顔の近くに

人相は表情と習慣で変わる(人相は顔に出る)

「生き方は顔に出る」という言い回しがあるように、人相は固定されたものではありません。同じ表情を毎日くり返していると、そのときに使う筋肉が鍛えられ、しわや肌のたるみとして跡が残ります。眉間に力を入れて考え込む人は眉間に、口をへの字に結ぶ人は口角の両脇に、その癖が刻まれていきます。

人相が硬くなりやすい習慣には、次のようなものがあります。

人相学には、顔に表れる色つやを気色と呼んで、その日その時の調子を読む考え方もあります。気色は数日から数週間で入れ替わるものなので、疲れがたまっている時期に「人相が悪い」と指摘されたなら、顔立ちではなく今の疲れが表に出ていた、ということも十分にありえます。

手相の線が年月とともに変わるのと同じように、顔も暮らし方に合わせて少しずつ変わります。手のひらの線の読み方は手相の見方で紹介しています。

人相の良い顔の特徴

人相学で良い人相と見る顔には、共通点があります。どれも生まれつきの美しさではなく、心のゆとりや暮らしの整い方が表れる部分です。

女性の人相の相談でよく話題になるのは、目の下のふくらみと口元、頬の血色です。目の下のふくらんだ部分は涙堂と呼ばれ、ふっくらしていると情の深さや家族との縁の豊かさを表すと読みます。口元がやわらかく閉じられていること、頬にほんのり赤みがあることも、親しみやすく温かい人相の要素です。もっとも、人相学が見る部位と意味は男女で同じで、性別によって良い顔の条件が変わるわけではありません。

ここに挙げた特徴のほとんどは、表情や睡眠、食事といった日々の過ごし方で近づけられるものです。

印象を和らげる身近な工夫

人相を和らげるために、特別な道具は要りません。今日から始められる工夫を挙げます。

  1. 自分の素の顔を知る:スマートフォンで、話しているところや作業中の顔を動画に撮って見返す。鏡の前でつくる顔ではなく、ふだんの顔を確かめるのが目的
  2. 眉間の力を抜く:眉間に力が入っていると気づいたら、指先で眉の間を軽くなでて、額を広げるように力を抜く
  3. 口角を上げる練習:「い」の口の形で口角を引き上げ、5秒止める。歯みがきのあとなど、決まった時間に数回くり返す
  4. 画面の高さを変える:パソコンやスマートフォンの画面を目の高さに近づけ、見下ろす姿勢を減らす
  5. 眉の形を整える:眉尻がつり上がりすぎていたり、下がりすぎていたりすると表情が険しく見えるので、自然な弧を描くように整える
  6. 話し終わりに笑みを残す:挨拶や返事のあと、すぐ真顔に戻らず、一拍だけ口元をゆるめておく

とくに効果を感じやすいのは、1と6です。多くの人は、自分の真顔が思っている以上に不機嫌そうに見えることに、動画で初めて気づきます。真顔を変えるのは難しくても、話し終わりの一拍の笑みは今日から変えられます。周りから受ける印象は、こうした小さな一拍の積み重ねで変わっていきます。

人相が悪いと指摘されたときの受け止め方

人相が悪いと指摘されると、顔そのものを否定されたように感じて傷つくものです。受け止めるときは、誰が、どんな場面で、どの部分を指してそう言ったのかを分けて考えてみてください。

人相の話をきっかけに、職場で浮いている気がする、人に避けられている気がするという悩みが膨らんでいるなら、顔の問題と人間関係の問題を分けて考えることも大切です。職場で一人になりがちなときの考え方は職場で孤立していると感じたらにまとめています。一人で気にし続けるより、信頼できる人に話して整理すると、気持ちが軽くなります。

人の顔を人相で決めつけない

人相学は、自分の今の状態に気づき、表情や暮らし方を整えるための道具として使うものです。他人の顔を見て「この人は人相が悪いから信用できない」と決めつけるのは、人相学の使い方として正しくありません。

人の顔立ちは、生まれ持った骨格や、その日の体調、光の当たり方でいくらでも違って見えます。目つきが鋭く見える人が、実はとても目が悪くて目を細めているだけ、ということもあります。顔だけで人柄を判断すると、相手を傷つけるうえに、自分自身も大切な縁を逃すことになります。

反対に、自分が人相のことで決めつけられたときも、それを自分の価値と結び付ける必要はありません。人相学が教えてくれるのは、顔は変わっていくものだということです。表情の癖に気づき、よく眠り、人と話すときに口元をゆるめる。その積み重ねが、数か月後、数年後の顔をつくっていきます。

自分の性質を顔以外の面からも知りたいときは、生年月日で読む星座や九星、手のひらで読む手相など、ほかの占いと組み合わせてみてください。自分の場合を詳しく見てもらうと、顔に出ている疲れや迷いの正体が、別の角度から見えてくることもあります。

よくある質問

人相が悪いと指摘されたら、顔は変えられますか

骨格は変えられなくても、人相は変えられます。人相学が重く見るのは、眉間のしわや口角、顔色など、表情と習慣で変わる部分だからです。表情の癖に気づき、口角を上げる練習や十分な睡眠を続けると、数か月単位で印象が和らいでいきます。

人相は顔に出るというのは本当ですか

毎日くり返す表情は、しわや筋肉の癖として顔に残ります。考え込むことが多い人は眉間に、不満をこらえることが多い人は口元に跡が出やすくなります。人相学は、この表情の跡と顔色から、その人の今の状態を読みます。

女性の人相の良い顔とはどんな顔ですか

眉間が明るく広い、目に光がある、口角が自然に上がっている、顔色につやがある顔が、良い人相の基本です。女性の相談では、目の下のふくらみ(涙堂)がふっくらしていることや、頬の血色もよく話題になります。どれも日々の過ごし方で近づけられる部分です。

人相占いで性格は分かりますか

人相学では、顔の部位の形や色つやから、性質の傾き方や今の心の状態を読みます。ただし、その日の体調や表情でも顔は変わるので、一度見ただけの顔で性格を決めつけるのは避けてください。生年月日で読む占いや手相と組み合わせると、性質を多面的に知ることができます。

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