姓名判断で画数が悪い・大凶だったときの考え方

姓名判断で画数が悪い、総格が大凶と出ても、それだけで人生の出来事が決まるわけではないので、まずは落ち着いて結果の中身を確かめてください。画数の吉凶は流派ごとに数え方も割り当ても違い、同じ名前が別の方式では吉になることも珍しくありません。どの格が凶なのか、その格が何を表すのかを知り、気をつける点として読み替えれば、名前と前向きに付き合えます。

この記事の要点

  • 画数の凶は気をつける点の目安で、出来事を決めるものではない
  • 天格・人格・地格・外格・総格のどれが凶かで意味が変わる
  • 旧字体か新字体かなど、数え方で画数そのものが変わる
  • 戸籍を変えずに、通称やペンネームで試す方法もある
  • 改名を急がせる高額な勧誘には応じず、その場で離れる

画数が悪いと出ても気にしすぎなくてよい理由

姓名判断で凶や大凶の文字を見ると、名前をつけた親や自分の人生まで否定されたような気持ちになるものです。けれども、画数の結果を重く受け止めすぎなくてよい理由がいくつかあります。

一つ目は、同じ画数の名前を持つ人が数えきれないほどいることです。総格が同じ人は世の中に大勢いますが、その人たちの暮らしぶりや性格はさまざまで、一つの数で人生の筋書きが決まっているわけではありません。

二つ目は、画数の数え方と吉凶の割り当てが流派によって違うことです。ある本で大凶だった名前が、別の数え方では吉になる例はいくらでもあります。結果が一つに定まらない以上、凶の一文字だけで将来を判断する根拠は弱いと言えます。

三つ目は、姓名判断の凶は、注意したい点を示す言葉として読めることです。波乱を表す数は変化に強い人、孤独を表す数は一人で物事を深められる人、と読み替える見方もあります。凶という字に驚くより、何に気をつけるとよいかを教えてくれる言葉として受け取ると、結果を自分の役に立てられます。悪い結果との付き合い方は占いを信じると不幸になる?でも取り上げています。

総格が大凶・凶と出たときの画数の意味

姓名判断の多くは、1から81までの数それぞれに吉凶と意味を割り当てた表を使い、名前から出した画数をその表に当てはめます。凶に分類される数には、物事が形になりにくい、浮き沈みが大きい、人との縁が離れやすいといった意味が添えられていることが多く、なかでも9・10・19・20は、多くの流派で凶の代表として扱われる数です。

総格は姓と名のすべての画数を足した数で、人生全体の流れや、年を重ねてからの暮らしを表す格として読みます。総格が凶と出たときは、次のように読み替えると具体的な心がけにつながります。

同じ凶でも、流派によって意味の書き方は大きく違います。結果を読むときは、凶か吉かの印より、添えられた説明の中に自分の生活で思い当たることがあるかを見てください。

五格のどこが悪いかで意味が変わる

姓名判断では、名前の画数を五つの組み合わせで数え、天格・人格・地格・外格・総格の五格として読みます。どの格が凶と出たかで、気をつける場面が変わります。

天格は姓だけの画数で、家系から受け継いだものを表します。姓は家族で共通なので、天格の吉凶を重く見ない流派が多くあります。人格は姓の最後の字と名の最初の字を足した数で、性格の中心や仕事での姿を表し、五格の中で特に重んじられる格です。地格は名だけの画数で若いころの環境や物事の土台を、外格は総格から人格を引いた数で周りの人との関わりを表します。

たとえば総格が凶でも人格と地格が吉なら、人柄や土台には恵まれているので、長い目で見た暮らし方に気を配ればよいと読めます。反対に天格だけが凶なら、自分の努力では変えられない家系の数なので、ほかの格を優先して読むのが一般的です。結果を見るときは、凶の格がどれなのかを先に確かめてください。

姓名判断の五格と、凶と出たときの読み替え
格数え方主に表すもの凶と出たときの読み替え
天格姓の画数の合計家系から受け継いだもの家族で共通の数なので、ほかの格を優先して読む
人格姓の最後の字と名の最初の字の合計性格の中心、仕事での姿短所の出方を知り、得意な場面で力を使う
地格名の画数の合計若いころの環境、物事の土台基礎固めに時間をかけ、焦らず積み上げる
外格総格から人格を引いた数周りの人との関わり人付き合いの癖を知り、縁を自分から育てる
総格姓と名の画数すべての合計人生全体の流れ、年を重ねてからの暮らし調子の波に備え、長い目で暮らしを整える

流派を変えると結果が変わる理由

姓名判断の結果が本やサイトによって違うのは、主に画数の数え方が流派ごとに違うためです。違いが出やすいのは次の点です。

たとえば「沢」という字は、今の字体なら7画です。旧字体の「澤」で数えると16画になり、さらにさんずいをもとの字の「水」として4画で数える流派では17画になります。一字の違いで画数が10も変わるので、天格も総格もまるごと別の数になります。

どの数え方にもそれぞれの考え方の筋があり、どれか一つを正解と決めることはできません。結果が分かれたときは、採用している数え方を確かめたうえで、自分が納得できる方式を一つ選んで読み続けると、結果に振り回されにくくなります。占いの方式が分かれる理由は流派の違いでも解説しています。

通称・ペンネームなど使う名前を工夫する方法

画数がどうしても気になるときは、戸籍の名前を変えずに、ふだん使う名前を工夫する方法があります。姓名判断では、毎日呼ばれ、書く名前に力が宿ると考える流派が多く、通称やペンネームで画数を整えるのはよく使われる方法です。

通称は、気に入らなければ元に戻せるのが利点です。まずは数か月使ってみて、呼ばれたときの気分や書きやすさを確かめると、自分に合うかどうかが分かります。名前だけで自分を測らず、生年月日で調べるで星座や九星の性質も合わせて見ると、自分の長所を別の角度から確かめられます。

家族の名前、特に子どもの名前の画数が悪いと知って落ち込む親もいます。名前には、つけた人がその字に込めた願いや、呼ばれてきた年月の思い出が重なっています。画数だけを理由に名前を否定せず、由来を子どもに話せる名前として大切にする道もあります。

改名を考えるときの注意

通称ではなく戸籍の名前を変える改名は、家庭裁判所の許可が要る手続きで、正当な理由が求められます。手続きの詳しいことは、家庭裁判所の案内で確かめてください。

改名を考える前に、次のことを自分に問いかけてみてください。

  1. 名前を変えて、何を変えたいのか。仕事、人間関係、気持ちの切り替えなど、目的を言葉にします。
  2. その目的は、通称や暮らしの工夫でかなえられないか。
  3. 家族や周りの人は、新しい名前をどう受け止めるか。

注意したいのは、画数の悪さを強調して不安をあおり、高額な改名の鑑定料や印鑑、お守りの購入を勧める話です。その場で契約せず、困ったときは消費生活センターの188に相談してください。名前への不安が消えずに苦しいときは、一人で抱え込まずに信頼できる人や占いに詳しい人に話してみると、自分が本当に気にしていることが見えてきます。

よくある質問

総格が大凶だと不幸になりますか?

総格が大凶でも、それだけで不幸になると決まるわけではありません。総格は人生全体の流れを表す格で、大凶の数には浮き沈みや、物事の形になりにくさへの注意が添えられています。注意点として読み替え、ほかの格の吉凶や自分の暮らしぶりと合わせて受け止めてください。

姓名判断のサイトによって結果が違うのはなぜですか?

画数の数え方と、数ごとの吉凶の割り当てが流派で違うためです。旧字体で数えるか、部首をもとの字で数えるか、霊数を足すかといった違いで、同じ名前でも画数そのものが変わります。結果を比べるときは、どの数え方を使っているかを確かめてください。

結婚して姓が変わったら、画数の吉凶も変わりますか?

姓が変わると天格・人格・外格・総格の数が変わるので、姓名判断の結果も変わります。結婚後の名前で凶が出ても、旧姓を仕事で使い続けるなど、場面によって使う名前を分ける方法もあります。画数だけで姓の選び方を決めず、二人で納得できる形を選ぶことが大切です。

子どもの名前の画数が悪いと分かったらどうすればいいですか?

まずは、どの格が凶なのかと、その数え方を確かめてください。別の流派では吉になることも多く、凶の意味も気をつける点として読み替えられます。名前に込めた願いを子どもに伝えられることは、画数の吉凶よりも長く子どもの支えになります。

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