ホロスコープで結婚を見る方法|7ハウスと金星

ホロスコープで結婚を見るときは、パートナーとの関係を表す7ハウスと、愛し方や好みを表す金星、家庭での安心を表す月の三つを中心に読みます。7ハウスは出生時刻と出生地がないと出せないので、時刻が分からない人は、生年月日から分かる金星・月・火星の星座で結婚相手に求めるものを読み取れます。ホロスコープは結婚の日付を言い当てるものではなく、どんな相手とどんな関係を築くと落ち着けるかを知る地図として使うと役立ちます。

この記事の要点

  • 結婚は7ハウス・金星・月の三つを中心に読む
  • 7ハウスのカスプの星座は、相手に求める性質を表す
  • 7ハウスに天体がなくても、結婚に縁がないわけではない
  • 金星は愛し方、火星は近づき方、月は暮らしの安心を表す
  • 時期の読みは準備の目安で、決めるのは二人の選択

結婚を見る主な場所(7ハウス・金星・月)

ホロスコープは、生まれた瞬間の天体の位置を円の図に表したものです。円は12のハウスに分かれ、それぞれのハウスが人生の場面を受け持ちます。結婚を見るときに中心になるのは、次の三つです。

これに加えて、恋愛や楽しみを受け持つ5ハウス、家庭や暮らしの土台を受け持つ4ハウス、行動の仕方や近づき方を表す火星をあわせて見ると、恋愛から結婚、暮らしまでの流れが一続きに読めます。金星の星座の読み方は金星星座で解説しています。

ホロスコープで結婚を見る場所と、出生時刻が要るかどうか
見る場所表すもの結婚で読むこと出生時刻
7ハウス結婚・契約・一対一の関係相手に求める性質、結び付く場面必要
金星好み・愛情の表し方惹かれる相手の雰囲気、愛し方不要(生年月日で星座が分かる)
火星行動・意欲相手への近づき方、気持ちの伝え方不要(生年月日で星座が分かる)
月感情・安心できる環境心地よい家庭の形ほぼ不要(その日に星座を移るときは時刻で決まる)
5ハウス恋愛・楽しみ恋の始まり方、デートの好み必要
4ハウス家庭・暮らしの土台結婚後の住まいや家族のあり方必要

7ハウスの星座の読み方

ハウスの始まりの位置をカスプと呼び、7ハウスのカスプはディセンダントとも呼ばれます。ディセンダントは、生まれたときの東の地平線にあたるアセンダントのちょうど反対側にあり、自分の外側にあるもの、つまり自分が相手に求めるものを表します。7ハウスのカスプの星座を見ると、結婚相手に惹かれる性質や、心地よい関係の形が分かります。

さらに、7ハウスのカスプの星座の支配星が、ホロスコープのどのハウスと星座にあるかを見ると、結婚相手とどの場面で縁がつながるかが読めます。支配星の割り当ては支配星で確かめられます。

7ハウスに天体がないとき

自分のホロスコープの7ハウスに天体が一つもなく、結婚に縁がないのかと心配になる人がいます。けれども、10の天体を12のハウスに配る以上、どんな人のホロスコープにも天体のないハウスがいくつもあり、7ハウスが空いているのは珍しいことではありません。天体がないことは、そのテーマが人生から欠けているという意味ではなく、特別に意識しなくても自然体で向き合えるという意味で読みます。

7ハウスが空いているときは、まず前の節で紹介したカスプの星座を読み、次にその星座の支配星の位置を確かめます。たとえば7ハウスのカスプがてんびん座なら支配星は金星で、金星が10ハウスにあれば、仕事を通じて相手と出会う、あるいは仕事の上でも支え合う夫婦の形が読み取れます。

反対に7ハウスに天体がある人は、パートナーとの関係が人生の大きなテーマになり、その天体の性質が結婚観に色濃く表れます。金星があれば穏やかで愛情豊かな関係を、土星があれば時間をかけて信頼を固める慎重な結婚観を、というように読み分けます。

金星と火星の関係

恋愛から結婚へ進む流れを読むときは、金星と火星を組にして見ます。金星は相手に何を求め、どんなときに満たされるかという受け取る側の愛情を、火星は相手にどう近づき、どう気持ちを伝えるかという動く側の愛情を表します。一人のホロスコープの中で金星と火星の元素がそろっている人は、好きになる相手と自分の動き方が一致していて迷いが少なく、元素が違う人は、惹かれる相手と実際に選ぶ相手が違うと感じる場面があります。火星の読み方は火星星座で紹介しています。

二人の相性を見るときは、自分の金星と相手の火星、自分の火星と相手の金星を比べます。同じ元素や、火と風、地と水のように互いを活かす元素どうしなら、相手の近づき方が自分の好みに合い、自然に惹かれ合います。性質の異なる元素どうしなら、相手の愛情表現が自分の求める形と違って見えるので、どう伝えてほしいかを言葉で話し合うと、すれ違いが減ります。

結婚生活の土台を見るなら、二人の月星座の元素も比べてください。疲れたときの休み方や、家の中で心地よいと感じる過ごし方が合うかどうかが分かります。

出生時刻が分からないときの読み方

ハウスは、生まれた時刻と場所から地平線の位置を計算して決めるので、出生時刻が分からないと7ハウスは出せません。時刻が数十分ずれるだけでカスプの星座が変わることもあるので、まずは母子手帳など出生時刻の記録を確かめてください。

時刻が分からない場合でも、天体の星座は生年月日から求められます。星占堂では、生まれた日の正午の位置で太陽・月・水星・金星・火星の星座を判定しています。結婚を見るなら、次の順で読むと手がかりがそろいます。

  1. 金星の星座で、好きになる相手の雰囲気と愛情の表し方を知る。
  2. 火星の星座で、自分から相手への近づき方を知る。
  3. 月の星座で、結婚生活で安心できる家庭の形を知る。
  4. 相手が分かっていれば、二人の金星・火星・月の元素を比べる。

この読み方では、7ハウスのように結び付く場面までは分かりませんが、結婚相手に何を求め、どんな暮らしを心地よいと感じるかは十分に読み取れます。自分と相手の天体の星座は生年月日で調べるで確かめられます。

結婚の時期を読む考え方と限界

西洋占星術で結婚の時期を見るときは、今の空を動く天体が、生まれたときのホロスコープのどこを通っているかを読みます。代表的なのは、約12年で黄道を一周する木星が7ハウスや金星の位置を通る時期や、土星が7ハウスに入る時期を、関係が動きやすい時期、関係を形にしやすい時期として読む方法です。

ただし、この読み方が示すのは、パートナーとの関係について考えたり話が進んだりしやすい時期という目安です。結婚は二人の気持ちと暮らしの事情で決まるもので、天体の動きだけで結婚する年が決まるわけではありません。時期の読みは動き出す準備をしておく目安として使い、その時期に結婚に至らなかったからといって自分を責める材料にしないでください。

九星や星座で見た年ごとの結婚運は、2027年の結婚運でまとめています。自分のホロスコープの7ハウスや金星の配置を、相手との状況も含めて詳しく読みたいときは、出生時刻を用意して鑑定で見てもらうと、自分では読み切れない組み合わせまで整理できます。

よくある質問

7ハウスに天体がないと結婚できないのですか?

そのような意味はありません。10の天体を12のハウスに配るので、天体のないハウスは誰のホロスコープにもいくつもあります。7ハウスが空いているときは、カスプの星座とその支配星の位置から、結婚相手に求めるものや出会い方を読みます。

出生時刻が分からなくても結婚運は見られますか?

7ハウスは出せませんが、金星・火星・月の星座は生年月日から分かるので、好きになる相手や愛情の表し方、心地よい家庭の形は読めます。生まれた日に月が星座を移る人は、正午の判定と前後の星座の説明を両方読み、しっくりくる方を手がかりにしてください。時刻が分かれば、7ハウスを加えてより細かく読めます。

結婚相手の特徴はホロスコープのどこに出ますか?

主に7ハウスのカスプの星座と、7ハウスにある天体に表れます。7ハウスのカスプがおうし座なら穏やかで暮らしを整える相手、みずがめ座なら友人のように対等な相手、というように読みます。あわせて自分の金星の星座を見ると、どんな相手に好意を持つかが分かります。

5ハウスと7ハウスの違いは何ですか?

5ハウスは恋愛や楽しみ、ときめきを受け持つハウスで、恋の始まり方やデートの好みを表します。7ハウスは結婚や契約のような、責任を分かち合う一対一の関係を受け持ちます。恋愛は楽しめるのに結婚に踏み切れないと感じるときは、二つのハウスの星座の違いを比べると理由が見えてきます。

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