霊視占いは本物?霊視鑑定の受け方と気をつけること

霊視の鑑定で確かめたいのは、相手が本物かどうかより、話が自分の状況に具体的に結びつき、これからの動き方が見えてくるかどうかです。何も伝えずに当ててもらおうとすると、限られた時間が当てっこに使われて相談が浅くなるので、相談の目的と最低限の状況は伝えたほうが実りのある鑑定になります。不安をあおって高額な祈祷や品物を勧める説明には、その場で応じないことが自分を守ります。

この記事の要点

  • 霊視鑑定は、本物かより話が具体的で行動に役立つかで見極めます。
  • 何も伝えない当てっこより、目的と最低限の状況を伝えるほうが実ります。
  • フルネームや住所など、個人を特定できる情報は伝えなくて構いません。
  • 不安をあおって祈祷や品物を勧める説明には、その場で応じません。

霊視鑑定とはどんな鑑定か

霊視鑑定は、占い師が霊感や直感で受け取ったイメージをもとに、相手の気持ちや物事の流れを読み取る鑑定です。生年月日から命式やホロスコープを作る占術や、カードを引いて読むタロットと違い、道具を使わずに読むのが特徴で、相談者の名前や声、話す様子から読み始める占い師もいます。

受け取ったものの伝え方は、占い師ごとに違います。情景が浮かぶように見える人もいれば、言葉や色、感覚として伝わってくる人もいるため、同じ相談でも表現の仕方は大きく変わります。霊視が得意とするのは、相手が今どんな気持ちでいるか、二人の関係がどんな流れの中にあるか、自分が見落としている課題は何かといった、目に見えない部分を言葉にすることです。反対に、性質の土台や数年単位の時期を体系立てて知りたいなら、四柱推命や西洋占星術のような生年月日で読む占術を組み合わせると、話に筋道が加わります。

何も言わないで霊視で視てもらうべきか

何も言わないでも視てくれる先生がいいと考えるのは、相手が本物かどうかを確かめたい気持ちからです。けれども、何も伝えずに始めると、鑑定の時間の多くが当たっているかどうかの確認に使われます。電話占いのように時間で料金がかかる形式では、当てっこに10分使えば、そのぶん相談の中身に使える時間が減ります。

また、人は当たった部分を強く覚え、外れた部分は忘れやすいものです。何も言わずに試したつもりでも、印象に残った一言で本物かどうかを判断してしまい、肝心の悩みに答えてもらえないまま終わることがあります。

おすすめは、最初の1〜2分だけ「まず何も伝えずに、感じたことを教えてください」とお願いし、そのあとで状況を伝える方法です。占い師の受け取り方を確かめつつ、残りの時間を相談に使えます。なお、情報を聞かずに読み始めるのを流儀にしている占い師もいて、それは鑑定のスタイルの違いです。どちらの形でも、最後に自分の聞きたいことに答えてもらえたかを基準にしてください。

霊視鑑定で伝えたほうがよい情報

霊視鑑定を受けるときに伝えておくと、話が具体的になる情報は次のとおりです。

反対に、フルネーム、住所、勤務先の名前など、個人を特定できる情報は伝えなくても鑑定はできます。とくに相手の情報は、本人の知らないところで話すものなので、呼び名と関係が分かれば十分です。

伝え方の例を挙げると、「半年前に別れた元恋人のことです。別れたあと一度だけ連絡がありましたが、それきりです。相手が今どう思っているのか、私から連絡してよいのかを知りたいです」と、三つの文で状況は十分に伝わります。

「霊視占いは本物か」より確かめたいこと

霊視が本物かどうかは、外から確かめる方法がありません。それよりも、その鑑定が自分にとって役に立つかを見るほうが確実です。当たるというのは、過去を言い当ててもらうことではなく、聞き終えたあとに自分がどう動けばよいかがはっきりすることだと考えると、見るべき点が定まります。

具体的には、自分の話を途中でさえぎらずに聞いてくれるか、抽象的な言葉だけでなく自分の状況に結びつけて話してくれるか、相手の気持ちを断定して終わるのではなく自分にできることまで話が及ぶか、聞き返したときに言い換えて説明してくれるか、といった点です。鑑定のあとに気持ちが軽くなり、次の一歩が浮かんでいるなら、その鑑定は自分に合っていたといえます。下の表に、落ち着いて受けられる鑑定と、立ち止まりたい鑑定の違いを整理しました。

落ち着いて受けられる霊視鑑定と、立ち止まりたい霊視鑑定
場面落ち着いて受けられる鑑定立ち止まりたい鑑定
始め方相談の目的を聞いてから読み始めるこちらの話を聞かずに一方的に話し続ける
相手の気持ちの伝え方受け取った内容を、根拠となる様子と一緒に伝える「もう戻らない」などと断定して終わる
厳しい内容の伝え方どう向き合えばよいかを一緒に考える怖い言葉を重ねて不安を大きくする
延長や次回の話相談する側の判断に任せる「今日決めないと」と急がせる
お金の話鑑定料以外の支払いを求めない祈祷や浄化、お守りなど高額な支払いを勧める
終わったあと気持ちが整理され、次の一歩が見えている不安が増え、また聞かなければと思う

不安をあおる説明への注意

霊視の鑑定では、目に見えない話を扱うぶん、不安をあおる説明に出会うこともあります。たとえば「悪い霊がついているので浄化が要ります」「先祖供養をしないと縁が戻りません」「このお守りを持たないと運気が下がり続けます」といった言葉で、鑑定料とは別の支払いを求められる場合です。

こうした説明を受けたときは、その場で決めないことが何より大切です。

  1. 「家族と相談してから決めます」と伝えて、いったん鑑定を終える
  2. 聞いた内容を、占いと関係のない信頼できる人に話す
  3. お金を払うよう迫られたり、断っても連絡が続いたりするときは、消費者ホットライン188で消費生活センターに相談する
  4. 脅すような言葉を受けたときは、警察相談専用電話 #9110に相談する

体調やお金、法律に関わることを、霊視の結果だけで決めないことも大切です。怖い話をされて眠れないほど不安になったときは、一人で抱えずに身近な人に話してください。話しているうちに、告げられた内容と自分の気持ちを切り分けられるようになります。

霊視鑑定を受けたあとにすること

鑑定を受けたら、その日のうちに聞いた内容をメモに残しておきます。時間がたつと印象に残った一言だけが記憶に残り、全体の流れを忘れてしまうからです。メモには、占い師の言葉と、それを聞いて自分がどう感じたかを分けて書いておくと、あとで読み返したときに冷静に受け止められます。

次に、助言の中から今日から試せることを一つだけ選びます。相手に短い連絡を一通送る、一か月は自分から連絡しないなど、行動の形にしておくと、鑑定の内容が生活の中で生きます。同じ質問を何人もの占い師に繰り返し聞くと、答えの違いに振り回されて迷いが深くなるので、一度受けた鑑定の助言を試してから、次に相談するかどうかを決めてください。自分の状況をもう一度詳しく見てもらいたくなったときは、前回のメモを持って相談すると、話の続きから始められます。占術や相談の形式の選び方は、鑑定の選び方で整理しています。

よくある質問

霊視占いは本当に当たりますか?

霊視が当たるかどうかを、前もって確かめる方法はありません。確かめられるのは、鑑定の話が自分の状況に具体的に結びつき、聞き終えたあとに何をすればよいかが見えたかどうかです。この基準で振り返ると、自分に合う鑑定かどうかを判断できます。

何も言わないで霊視で視てもらうことはできますか?

情報を聞かずに読み始めるのを流儀にしている占い師もいるので、できます。ただし時間で料金がかかる形式では、確認に時間を使うほど相談の時間が減ります。最初の1〜2分だけ何も伝えずに感じたことを聞き、そのあとで状況を伝える方法なら、両方を満たせます。

霊視鑑定で生年月日は必要ですか?

霊視だけで読む場合は、生年月日がなくても鑑定できることがほとんどです。霊視に四柱推命や星占いなどを組み合わせる占い師は、生年月日を使って性質や時期を補います。分かる範囲で控えておき、聞かれたら伝えれば十分です。

霊視で怖い内容を告げられたらどうすればいいですか?

その場で何かを決めたり、支払ったりしないでください。厳しい内容は、どう向き合えばよいかとセットで伝えられて初めて意味を持ちます。不安が続くときは身近な人に話し、鑑定料以外の支払いを迫られたら消費者ホットライン188に相談します。

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