総格とは|姓名判断の総画数が表すもの

総格とは、姓と名のすべての字の画数を合計した数で、姓名判断では人生全体の運と、とくに中年以降から晩年にかけて強く表れる流れを表します。五格の中では人格と並んで重く見る格で、一字の姓や名に足す霊数は総格には含めず、81を超えたら81を引いて読みます。総格が凶でも、人格や地格との組み合わせを見れば、どの時期に何を意識するとよいかが読み取れます。

この記事の要点

  • 総格は姓と名の画数をすべて足した数
  • 人生全体の運と、中年以降から晩年の流れを表す
  • 霊数は含めず、81を超えたら81を引いて読む
  • 人格・地格と並べて、時期の流れとして読む
  • 凶の総格は、長い目で備える点として行動に置き換える

総格とは(姓と名の画数の合計)

総格は、名前に使われているすべての字の画数を足した数です。姓名判断で出す五つの数(五格)のうち、名前全体を一つの数にまとめたものにあたり、総運と呼ぶ流派もあります。

ほかの格が名前の一部分を切り取った数であるのに対し、総格だけは姓と名の全部を含みます。天格は姓だけ、地格は名だけ、人格は姓と名のつなぎ目の2字、外格は総格から人格を除いた残りの部分を見る数です。総格はそれらすべてを包む数として、人生を大きく見渡したときの運の流れを表します。

総格は姓と名の両方で決まるので、結婚などで姓が変わると数も変わります。名だけで決まる地格は姓が変わっても動きませんが、総格は新しい姓の画数の分だけ増えたり減ったりします。姓が変わったときの読み方は結婚後の姓名判断で詳しく取り上げています。

総格が表すもの(人生全体・晩年)

姓名判断では、五格にそれぞれ運が強く表れる時期を割り当てて読みます。地格は生まれてから30歳前後まで、人格は30〜40代の働き盛り、総格は中年以降から晩年にかけての時期です。若いころは名の持ち味が前に出て、年を重ねるほど名前全体の数が生き方に表れてくる、という読み方です。

ただし総格は、晩年だけの数ではありません。人生全体の総合運として、一生を通じた運の大きな流れも表します。仕事を続けて積み上げたものがどう実るか、家庭や人間関係が年月を経てどう落ち着いていくか、といった長い時間をかけて形になることを読むのが総格の役目です。

たとえば総格が45なら、追い風に乗って計画どおりに目標を達成していく数なので、長い目で立てた計画が実りやすい流れと読みます。総格が57なら、苦労の先に実りをつかむ晩成型の数で、若いうちの努力が後半に花開く流れです。同じ吉の側の数でも、早く伸びるか後から伸びるかの違いが、数の意味に表れます。

総格の計算方法

総格の計算は、姓と名の画数をすべて足すだけです。ただし、次の3点に気をつけます。

  1. 姓も名も、同じ流派の数え方(旧字体か新字体か)で数える
  2. 一字の姓や名に霊数を足す流派でも、総格には霊数を含めない
  3. 81を超えたら、81を引いた数で読む

例として、架空の名前で計算します。姓が「中川」、名が「直人」なら、中は4画、川は3画、直は8画、人は2画で、総格は17です。4字とも旧字体で画数が変わらない字なので、どの流派でも17になります。

一字姓の例として、姓が「林」、名が「美和」なら、林は8画、美は9画、和は8画で、総格は25です。霊数を使う流派では天格を林の8に1を足した9としますが、総格は25のままです。

旧字体で数えると数が大きく動く例もあります。姓が「広田」、名が「恵太」なら、新字体では広5・田5・恵10・太4で総格24(大吉)、旧字体では廣15・田5・惠12・太4で総格36(凶)です。同じ名前でも、数え方しだいで大吉にも凶にもなるので、総格を比べるときは方式をそろえてください。

ほかの四格との関係

霊数を使わない場合、総格はほかの格と次のような関係にあります。

総格は、家系から受け継ぐ天格と本人の持ち味である地格を合わせた数であり、内面を表す人格と外との関わりを表す外格を合わせた数でもあります。この重なりがあるので、総格は名前全体のまとまりを表す数として読みます。

読むときは総格だけで判断せず、人格や地格と並べて、時期の流れとして見るのが基本です。地格が凶で総格が吉なら、若いころは手探りが続いても、年を重ねるほど落ち着いていく流れです。反対に地格が吉で総格が凶なら、若いうちに恵まれた持ち味を、後半にどう保つかを意識すると読みます。人格と総格は五格の中でとくに重く見る二つなので、この二つの組み合わせを下の表で確かめてください。

総格と人格の組み合わせの読み方
組み合わせ読み方心がけ
人格も総格も吉中心の性格と人生全体の流れが同じ方向を向く得意なことを伸ばし、周りへの感謝を忘れない
人格は吉、総格は凶働き盛りは実力を発揮しやすく、後半に波が来やすい好調な時期に、後半のための備えを整える
人格は凶、総格は吉中年期までは性格の癖でつまずいても、年を重ねてまとまる人格の数の注意点を早めに知っておく
人格も総格も凶波のある流れを前提に、周りの助けを借りて進む一人で抱えず、相談できる相手を持つ
総格が半吉良いときと悪いときの差が大きい守りを固め、無理な広げ方を避ける

総格が凶のときの考え方

総格に凶や大凶の数が出ると、人生全体を否定されたように感じるものです。けれども総格の凶は、長い年月の中でつまずきやすい点を示す目印として読めます。

まず確かめたいのは、数え方です。先の「広田恵太」の例のように、旧字体と新字体で総格が大吉にも凶にもなる名前があります。凶と出たのが、自分が採ると決めた流派の数え方での結果かどうかを見直してください。

次に、凶の数の意味を行動に置き換えます。浮き沈みを表す数なら、調子のよい時期に次の準備を進めておく。孤立を表す数なら、年齢を重ねても続けられる付き合いを意識して育てる。物事が続きにくい数なら、目標を小さく区切って一つずつ仕上げる。こうした置き換えをすると、総格の数が暮らしの指針に変わります。

人格や地格に吉の数があれば、そこが本人の支えです。総格の凶だけを取り出さず、五格全体の中で読んでください。格ごとの読み替えは画数が悪いと出たときの考え方でも説明しています。気持ちが落ち着かないときは、一人で抱え込まずに、信頼できる人に結果を見せて話すだけでも受け止め方が変わります。

総格の数を調べるときの目安

総格は、名前の文字数と字の画数で、おおよその範囲が決まります。姓名が4文字なら20〜50画、3文字なら15〜35画あたりに入ることが多く、1桁の総格はとても短い名前に、60を超える総格は画数の多い字が重なる名前に限られます。総格の吉凶を調べるときは、この範囲の数を中心に確かめると効率よく見られます。

総格によく出る範囲の大吉は、21・23・24・29・31・32・33・37・39・41・45・47です。このうち21・23・29・33・39は勢いの強い数で、一部の流派は女性の名前には強すぎる数として慎重に扱います。吉の17・18・25・35・48も、本人の力と結びついて実る数として名付けでよく選ばれます。

1から81までのすべての数の吉凶とキーワードは1〜81画の吉凶一覧で確かめられます。字画の数え方に迷ったら、先に画数の数え方を読んでから計算してください。

よくある質問

総格とは何を表しますか

総格は姓と名のすべての画数の合計で、人生全体の総合運を表します。とくに中年以降から晩年にかけて強く表れる数として読み、五格の中では人格と並んで重く見ます。

総格に霊数は含めますか

含めません。一字の姓や名の人に霊数の1を足すのは、天格・地格・外格を出すときだけです。総格は、実際の字の画数だけを合計します。

総格だけ見れば姓名判断は十分ですか

総格は大切な数ですが、それだけでは読み切れません。性格の中心を表す人格、若いころの土台を表す地格と合わせて時期の流れとして読むと、総格の意味が自分の暮らしに結びつきます。

総格が81画を超えたらどうしますか

81を引いた数で読む方法がよく使われ、80を引く流派もあります。81を引く方法なら、85画は4画として、その数の吉凶と意味を読みます。

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