宿曜の相性(命・業胎・栄親・友衰・安壊・危成)

宿曜の相性とは、二人の本命宿が二十七宿の並びで何宿離れているかによって、命・業胎・栄親・友衰・安壊・危成の六つの関係に分ける見方です。関係の種類に加えて、近距離・中距離・遠距離の区別で結び付きの強さを読みます。本サイトの判定の仕組みと、六つの関係それぞれの読み方を解説します。

要点

  • 宿曜の相性は、二人の本命宿が二十七宿の並びで何宿離れているかで六つの関係に分ける
  • 同じ宿は命、9宿先は業、18宿先は胎
  • 命・業・胎で区切った三つのまとまり(三九)の中は、栄・衰・安・危・成・壊・友・親の順に並ぶ
  • 本サイトは自分から見て1〜8宿先を近距離、10〜17宿先を中距離、19〜26宿先を遠距離とする
  • 自分から見て近距離の相手は、相手から見ると遠距離になり、中距離はどちらから見ても中距離

距離の数え方と三九の並び

宿曜の相性は、自分の本命宿から相手の本命宿まで、二十七宿の並びを先へ向かって何宿進むかで決まります。本サイトでは昴宿から胃宿までの順に宿を並べ、胃宿の次は昴宿に戻る輪として数えます。数えるときは自分の宿を0とし、すぐ次の宿を1宿先とします。自分と同じ宿は0宿先で命、9宿先は業、18宿先は胎です。

この三つを区切りにすると、二十七宿は9宿ずつ三つのまとまりに分かれます。これを三九と呼び、命から始まる九宿、業から始まる九宿、胎から始まる九宿があります。それぞれのまとまりの中は、区切りの次の宿から順に栄・衰・安・危・成・壊・友・親と並びます。つまり1宿先は栄、2宿先は衰、8宿先は親で、10宿先から17宿先、19宿先から26宿先でも同じ順番が繰り返されます。

近距離・中距離・遠距離の区別

同じ関係でも、三九のどのまとまりで結ばれているかによって距離が変わります。流派によって距離の分け方は異なりますが、本サイトでは自分から見て1宿先から8宿先を近距離、10宿先から17宿先を中距離、19宿先から26宿先を遠距離と定義します。命・業・胎の三つには距離の区別をつけません。

距離は、見る側によって入れ替わる点に気を付けます。自分から見て7宿先の相手は、相手から見ると自分が20宿先に当たります。このため、自分から見て近距離の関係は、相手から見ると遠距離の関係になります。中距離の関係は、どちらから見ても中距離のままです。距離が近いほど関係の性質が日々の付き合いに強く表れ、遠いほど穏やかに表れると読みます。本サイトの相性の結果には、どちらから見た関係かと距離を合わせて表示しています。

自分の本命宿から数えた距離と関係(本サイトの判定)
自分から見た距離自分から見た関係相手から見た関係本サイトの印
0宿先(同じ宿)命命○
1・10・19宿先栄親◎
2・11・20宿先衰友○
3・12・21宿先安壊△
4・13・22宿先危成○
5・14・23宿先成危○
6・15・24宿先壊安△
7・16・25宿先友衰○
8・17・26宿先親栄◎
9宿先業胎○
18宿先胎業○

対になる関係の組み合わせ

宿曜の関係は、二人で一組の対になっています。自分から見て相手が栄なら、相手から見た自分は親です。同じように友と衰、安と壊、危と成、業と胎が向かい合う組になり、命だけはどちらから見ても命です。そのため相性の名前は、栄親・友衰・安壊・危成・業胎のように二つの字を並べて呼びます。

対の関係では、二人の役割が少しずつ違います。自分から見て相手が栄に当たるときは、相手が自分の力を引き出してくれる存在で、親に当たるときは、親しみを持って支え合える存在として読みます。安壊では、安に当たる相手は自分に落ち着きをもたらし、壊に当たる相手は自分の固まった考えを揺さぶって変化をもたらします。どちら側に立っているかを知ると、自分が相手に何を与え、相手から何を受け取りやすいかが見えてきます。

六つの関係の読み方

命は同じ宿どうしの関係で、価値観や感じ方がよく似ており、鏡を見るように相手の気持ちが分かる組です。業胎は、出会ってすぐに打ち解けるような不思議な縁を表し、業は過去から、胎は未来へと続く縁として読みます。栄親は互いを引き立て合う穏やかな関係で、宿曜の中で最も付き合いやすい組です。

友衰は、友人のように気楽に過ごせる関係で、居心地のよさが長く続きます。なれ合いにならないよう、互いの目標を話す時間を持つと関係が深まります。危成は、考え方や生活のリズムが違うからこそ刺激を与え合い、互いに新しい視点を学べる組です。安壊は強く引き合う一方で、どちらかが主導権を握りやすい関係です。安壊の二人は、相手のペースを尊重することと、自分の考えを言葉で伝えることを意識すると、刺激の強さを前向きな力に変えられます。

本サイトの相性の印と使い方

本サイトでは、宿曜の相性を三つの印で示します。栄親は◎で、とくに響き合う組です。命・業胎・友衰・危成は○で、自然に付き合える組です。安壊は△で、違いを意識すると付き合いやすい組です。どの印も縁の深さや価値を決めるものではなく、付き合い方のコツを考えるための目安として使います。

△の安壊は、宿曜では結び付きの強い関係として読み、出会いの印象が深く残る組です。だからこそ、相手に合わせすぎたり、自分の考えを押し通したりしないよう気を配ると、長く穏やかな関係を保てます。◎の栄親でも、居心地のよさに甘えて言葉を省くと、すれ違いが生まれます。印は関係を考える出発点として読み、実際の付き合いでは相手の様子をよく見て、言葉を交わすことを大切にしてください。

具体例

1990年5月3日生まれの架空の人Aと、1988年11月20日生まれの架空の人Bの相性を見る例です。Aは旧暦4月9日生まれで本命宿は翼宿、Bは旧暦10月12日生まれで本命宿は胃宿です。翼宿から並びを先へ数えると軫宿、角宿と進み、胃宿は17宿先に当たります。17宿先は中距離の親なので、Aから見たBは親、Bから見たAは栄で、二人は中距離の栄親となり、本サイトの印は◎です。もう一人、1994年12月1日生まれの架空の人Cは本命宿が尾宿で、翼宿から7宿先に当たります。AとCは友衰の関係で、Aから見ると近距離の友、Cから見ると遠距離の衰になります。

よくある質問

宿曜の相性で安壊の相手は避けた方がよいですか。
避けるべき関係ではありません。安壊は結び付きが強く、互いに大きな影響を与え合う関係です。本サイトでは△として示し、相手のペースを尊重することと考えを言葉で伝えることを意識すると、付き合いやすくなる組と定義しています。
近距離と遠距離では何が違いますか。
距離は、関係の性質がどれだけ強く表れるかの違いです。近距離ほど日々の付き合いにはっきり表れ、遠距離ほど穏やかに表れると読みます。本サイトでは自分から見て1〜8宿先を近距離、10〜17宿先を中距離、19〜26宿先を遠距離とします。
相手から見ると関係の名前が変わるのはなぜですか。
宿曜の関係が、二人で一組の対になっているためです。自分から見て相手が栄なら相手から見た自分は親になり、友と衰、安と壊、危と成、業と胎も同じように入れ替わります。命だけはどちらから見ても変わりません。
同じ本命宿どうしの相性はどう読みますか。
同じ宿どうしは命の関係で、感じ方や価値観がよく似た組です。言葉にしなくても気持ちが伝わる心地よさがある一方、苦手なことも重なりやすいので、役割を分け合うと互いの力を生かせます。本サイトでは○として示します。

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