西洋占星術とは
西洋占星術とは、生まれた瞬間の太陽・月・惑星が黄道十二星座のどこにあったかを読み、性格や相性を解釈する占術です。古代メソポタミアの天体観測に始まり、ギリシャで現在の形の基礎が整えられました。本サイトは生まれた日の正午(日本時間)の天体の位置で、太陽・月・水星・金星・火星の星座を求めます。
要点
- 西洋占星術は、生まれた時の太陽・月・惑星の位置を黄道十二星座に当てはめて読む占術
- 古代メソポタミアの天体観測に始まり、ギリシャで個人の生まれを読む形に整えられた
- 十二星座は春分点を0度とする黄道を30度ずつ区切った区画で、実際の星座の星の並びとは一致しない
- 本サイトは生まれた日の正午(日本時間)の天体の位置で星座を決める
- 本サイトで求めるのは太陽・月・水星・金星・火星の五つの星座
西洋占星術の成り立ち
西洋占星術の源は、古代メソポタミアで行われていた天体観測です。人々は太陽や月、惑星の動きを記録し、空の変化を王や国の出来事と結び付けて読み解いていました。この知識がギリシャに伝わると、生まれた瞬間の天体の配置から一人ひとりの性質を読む方法が整えられ、十二星座や惑星の意味づけの基本が形づくられました。
その後、西洋占星術はアラビアの学者たちに受け継がれ、中世以降のヨーロッパへ広がりました。近代になると、性格や心の動きを読む道具としての面が重視されるようになり、雑誌や新聞の星占いを通じて多くの人に親しまれるようになりました。現在の日本で「星座占い」と呼ばれているものの多くは、西洋占星術の中でも太陽星座を中心にした読み方です。
黄道十二星座の区切り方
西洋占星術の十二星座は、太陽が一年をかけて天を一周する道筋である黄道を、30度ずつ12に区切った区画です。区切りの出発点は春分点で、春分点から30度までがおひつじ座、30度から60度までがおうし座というように、黄経の順に十二の星座が並びます。
この区画は、夜空に見える実際の星座の星の並びとは一致しません。長い年月の間に春分点の位置が少しずつ動いたため、区画の名前と星々の位置がずれているからです。本サイトの星座は、天文計算で求めた黄経にもとづく区画で判定しています。星座の名前は、おひつじ座からうお座までの十二をひらがなで表記し、それぞれに火・地・風・水の四元素と、活動・不動・柔軟の三区分を割り当てています。
| 天体 | 表すもの | 本サイトでの判定 |
|---|---|---|
| 太陽 | 基本の性格、人生の目的 | 正午の黄経で判定。境目の日は年ごとに確かめる |
| 月 | 感情の動き、安心できる環境 | 正午の位置で判定。その日に星座を移る場合は切り替わりの時刻を示す |
| 水星 | 考え方、話し方、学び方 | 正午の位置で判定。太陽星座と同じか前後の星座になる |
| 金星 | 好み、楽しみ方、人との親しみ方 | 正午の位置で判定。太陽星座から二つ以内の星座になる |
| 火星 | 行動の仕方、意欲の向け方 | 正午の位置で判定 |
天体ごとに読むもの
西洋占星術では、どの天体がどの星座にあったかを一つずつ読み、それらを組み合わせて人柄を描き出します。太陽は人生の目的や外に表れる基本の性格を、月は感情の動きや安心できる環境を表します。水星は考え方や話し方、学び方を、金星は好きなものや人との親しみ方、楽しみの感じ方を、火星は行動の仕方や意欲の向け方を表します。
本サイトでは、この五つの天体の星座を生年月日から求めます。木星はおよそ1年、土星はおよそ2年半をかけて一つの星座を進むため、同じ時期に生まれた人の多くが同じ星座になります。そのため本サイトでは、木星より遠い天体を個人の星座としては求めていません。ただし、天王星・海王星・冥王星は支配星として登場し、さそり座は冥王星、みずがめ座は天王星、うお座は海王星を支配星とする現代の割り当てを使います。
本サイトの判定方法
本サイトの西洋占星術は、生まれた日の正午(日本時間)の天体の位置で星座を判定します。出生時刻が分からない人でも同じ方法で調べられるよう、時刻を使わない方式に統一しています。天体の位置は天文計算で求めた視黄経を使い、星座の境目の日付もその年ごとの計算から決めています。
正午の位置で判定するため、その日のうちに星座を移る天体では、生まれた時刻によって実際の星座が違う場合があります。とくに月は約2.5日で星座を移るので、生まれた日に月が星座を移る場合は、切り替わりの時刻もあわせて示します。出生時刻と出生地が必要なハウスやアセンダント(上昇星座)は扱いません。太陽星座の境目の日に生まれた人は、年によって星座が変わるため、自分の生まれ年の判定を確かめてください。
相性の見方
西洋占星術の相性は、二つの星座が黄道の上で何度離れているかと、四元素の組み合わせで読みます。同じ星座は0度、隣り合う星座は30度で、そこから60度・90度・120度・150度・180度の関係があります。本サイトでは、同じ元素どうしになる120度を最も響き合う関係とし、60度と同じ星座を次に自然に付き合える関係とします。
180度は向かい合う星座どうしで、互いにないものを補い合う普通の関係として読みます。30度・90度・150度は、ものの見方や進め方の違いがはっきりしている組で、本サイトでは「違いを意識すると付き合いやすい」組と表します。どの角度にも、相手から学べる点と、気を配ると付き合いやすくなる点があります。相性は太陽星座どうしで見るのが基本ですが、月星座や金星星座どうしで見ると、気持ちの通い方や楽しみの分かち合い方といった別の面が見えてきます。
具体例
1990年5月3日生まれの架空の人を例に、本サイトの判定を見てみます。この日の正午の太陽黄経は約42度で、30度から60度の区画に入るため、太陽星座はおうし座です。月はしし座にありますが、この日の16時17分におとめ座へ移るため、16時17分より前に生まれた人の月星座はしし座、それ以降に生まれた人はおとめ座になります。水星はおうし座、金星と火星はうお座にあります。太陽と水星が地の元素のおうし座にそろい、金星と火星が水の元素のうお座にあることから、落ち着いて考えを形にしながら、人との関わりでは相手の気持ちに寄り添う人物像が読み取れます。
よくある質問
- 西洋占星術と星座占いは同じものですか。
- 星座占いは、西洋占星術のうち太陽星座だけを使う読み方です。西洋占星術では、太陽のほかに月や水星、金星、火星などの星座も読み、それらを組み合わせて人柄を描きます。
- 生まれた時刻が分からなくても西洋占星術で調べられますか。
- 本サイトは生まれた日の正午の位置で星座を判定するので、時刻が分からなくても太陽・月・水星・金星・火星の星座を調べられます。月がその日に星座を移る場合は切り替わりの時刻を示すので、おおよその時刻が分かれば当てはめて読めます。
- 夜空の星座と占いの星座がずれているのはなぜですか。
- 占いの星座は、春分点を出発点に黄道を30度ずつ区切った区画で、実際の星の並びとは別のものだからです。春分点は長い年月をかけて少しずつ移動しており、区画の名前と星々の位置の間にずれが生まれています。
- ホロスコープのハウスは本サイトで見られますか。
- ハウスやアセンダントは、出生時刻と出生地をもとに計算するものです。本サイトは出生時刻を使わない方式に統一しているため、ハウスは扱っていません。