九星気学とは
九星気学は、一白水星から九紫火星までの九つの星と、九つの区画に分けた方位の盤を使い、人の性質と方位の吉凶を読む占いです。生まれ年の星である本命星を中心に、月命星や傾斜宮で性格の奥行きを読み、年盤と月盤で動く時期と方角を読みます。星占堂では、これらをすべて暦の計算で求めています。
要点
- 九星気学は、九つの星と方位の盤を使って、人の性質と方位の吉凶を読む占いです。
- 九星は一白水星から九紫火星までの九つで、それぞれに五行が割り当てられています。
- 星の配置の基本は、五黄土星を中央に置く後天定位盤です。
- 後天定位盤の数の並びは、縦・横・斜めのどの三つを足しても15になります。
- 盤の星は年・月・日ごとに動き、年盤・月盤・日盤を作ります。
九つの星と五行
九星は、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の九つです。名前は「数・色・五行・星」の順に並んでいて、たとえば三碧木星なら、数は三、色は碧、五行は木を表します。五行で分けると、水が一白、火が九紫、木が三碧と四緑、金が六白と七赤、土が二黒・五黄・八白です。九星の数と色は、盤の上の位置や星どうしの組み合わせを覚えるときの目印にもなります。
九星の性質は、この五行を土台に読みます。水の一白は形を変えて流れる柔軟さ、火の九紫は周りを明るく照らす表現力、木の三碧と四緑は伸びていく勢い、金の六白と七赤は引き締まった強さ、土の二黒・五黄・八白は受け止めて育てる力を表します。同じ五行の星どうしは、似た気質を持ちながら表れ方が異なります。
後天定位盤という基本の配置
九星気学の盤は、中央と八方位の九つの区画(宮)でできています。星が本来の場所にある配置を後天定位盤と呼び、中央に五黄土星、北に一白水星、北東に八白土星、東に三碧木星、南東に四緑木星、南に九紫火星、南西に二黒土星、西に七赤金星、北西に六白金星が入ります。
この数の並びは古代中国の洛書と同じ魔方陣で、縦・横・斜めのどの三つを足しても15になります。各宮には坎(北)・艮(北東)・震(東)・巽(南東)・離(南)・坤(南西)・兌(西)・乾(北西)という八卦の名前がついていて、傾斜宮の名前にも使われます。八卦の名前は方位を表す記号として、九星気学の説明の中で繰り返し出てきます。盤の図は伝統的に南を上にして描くため、本サイトの盤の図も上が南です。
| 九星 | 五行 | 定位の方位 | 宮の名前 |
|---|---|---|---|
| 一白水星 | 水 | 北 | 坎宮 |
| 二黒土星 | 土 | 南西 | 坤宮 |
| 三碧木星 | 木 | 東 | 震宮 |
| 四緑木星 | 木 | 南東 | 巽宮 |
| 五黄土星 | 土 | 中央 | 中宮 |
| 六白金星 | 金 | 北西 | 乾宮 |
| 七赤金星 | 金 | 西 | 兌宮 |
| 八白土星 | 土 | 北東 | 艮宮 |
| 九紫火星 | 火 | 南 | 離宮 |
時とともに動く盤
盤の星は止まっているわけではなく、時間とともに場所を移ります。中央に入る星を中宮の星と呼び、中宮の星が決まると、ほかの八つの宮の星も定位盤から同じ数だけずれた位置に決まります。年ごとに中宮の星を替えた盤が年盤、月ごとに替えた盤が月盤、日ごとに替えた盤が日盤です。月盤の中宮に入る星は、その月に生まれた人の月命星と一致します。
年盤の中宮の星は、その年に生まれた人の本命星と同じで、2026年は一白水星、2027年は九紫火星というように毎年一つずつ数が小さくなります。年盤は立春、月盤は各月の節入りで切り替わります。方位の吉凶を調べるときは、自分の本命星がその盤のどこにあり、どの方位にどの星が入っているかを見ます。
本命星を中心に性質を読む
九星気学で性質を読む中心は本命星です。本命星は立春で区切った生まれ年の九星で、1月1日から立春の前日までに生まれた人は前の年の星になります。本命星は、その人が社会の中でどのように動き、何を大切にするかという、外から見える性格の柱です。本命星・月命星・日命星・傾斜宮は、どれも生年月日だけで求まります。
本命星に加えて、生まれた月の九星である月命星は内面の気質や子どものころの性格を、生まれた日の九星である日命星は日々の過ごし方や身近な人への接し方を表します。さらに本命星と月命星の組み合わせから出す傾斜宮は、物事を進めるときの型を表します。同じ本命星の人どうしで印象が違うときは、月命星と傾斜宮を見比べると違いの理由が見えてきます。
九星気学で調べられること
星占堂では、九星気学について四つのことを調べられます。一つ目は本命星・月命星・日命星・傾斜宮による性質、二つ目は九星どうしの相性、三つ目は年ごと・月ごとの吉方位、四つ目は日ごとの日家九星です。生年月日を入れると、これらはすべて暦の計算で求まります。九星どうしの相性は、二人の本命星の五行が生み合う関係か、同じ五行か、抑え合う関係かで判定します。
吉方位は、本命星から見て相性の良い星が入り、しかも六殺と呼ぶ凶方位に当たらない方位です。年盤と月盤の両方で吉になる月を選ぶと、旅行や引っ越しの計画に生かしやすくなります。性質を知りたいときは本命星から、方位を使いたいときは年盤と月盤から、というように目的に合わせて入口を選ぶと、九星気学の情報を整理して使えます。
具体例
1985年8月15日生まれの人で、九星気学の基本の星を求めてみます。この人は1985年の立春より後に生まれているので、本命星は1985年の六白金星です。生まれた月は立秋(8月7日)から始まる申の月で、この年の申の月の九星は八白土星なので、月命星は八白土星になります。生まれた日の日命星も八白土星です。本命星の六白金星を、八白土星を中宮に置いた月盤で探すと東の震宮に入るため、傾斜宮は震宮傾斜です。外に向けては六白金星らしい責任感で筋を通し、物事を進めるときには震宮らしく考えるより先に動き出す人として読みます。
よくある質問
- 九星気学と九星占いは同じものですか
- どちらも一白水星から九紫火星までの九星を使う占いを指す呼び方です。九星気学という名前は、星の性質に加えて方位の吉凶を読むことを重視する体系に使います。本サイトでは、性質と方位の両方を扱う体系として九星気学と呼んでいます。
- 1月生まれの本命星は生まれた年の星ですか
- 1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の本命星になります。九星気学の年は立春から始まるためです。立春は年によって2月3日から5日の間で動くので、2月の初めに生まれた人は生年月日のページで確かめてください。
- 五黄土星だけ盤の中央にあるのはなぜですか
- 後天定位盤では、五黄土星が中央の宮に入るのが本来の配置だからです。中央は八方位すべてにつながる場所で、五黄土星は周りを従える強い力を持つ星として扱います。年盤や月盤で五黄土星が八方位のどこかに入ると、その方位は五黄殺という凶方位になります。
- 九星気学の盤はなぜ南が上なのですか
- 九星気学の盤は、古くから南を上に描く伝統に従っているためです。ふだんの地図と上下が逆になるので、方位を読むときは盤の下が北になることに気をつけてください。本サイトの年盤の図も、この伝統に合わせて上を南にしています。