ルノルマンカードの占い方|3枚引きとグランタブロー

ルノルマンカードで占うときは、期間を区切った具体的な問いを一つ決め、36枚を混ぜて3枚を横に並べ、隣り合うカードを組み合わせて一つの文にして読みます。3枚で読めるようになったら5枚、9枚と広げ、最後に36枚すべてを並べるグランタブローで、自分を表すカードの周りから暮らし全体の状況を読みます。

この記事の要点

  • 問いは期間と出来事を入れて具体的に立てる
  • 3枚は中央を主題に、左右を背景と先行きとして一文にする
  • 9枚は中央の1枚と、横の段・縦の列で読む
  • グランタブローは自分のカードの位置と周りを読む
  • 逆位置は使わず、組み合わせで意味を決める

ルノルマンカードの質問の立て方

ルノルマンカードは36枚の小さなカードで、騎士、船、家、手紙、指輪のように、日常の物や出来事が一枚に一つずつ描かれています。一枚の意味が短く具体的なので、心の奥を掘り下げるより「何が起きそうか」「どう動きそうか」を読むのが得意です。そのため、問いも出来事が見える形にすると答えがはっきりします。

「私は幸せになれるか」のような広すぎる問いは、カードの具体的な意味と噛み合わず、読みがぼやけます。問いを紙に書いたら、混ぜ方と並べ方を決めてからカードに触れます。ルノルマンカードは逆位置を使わず、上下逆に出たカードも正しい向きに直して読むのが基本です。意味の強弱は、隣り合うカードとの組み合わせで読み分けます。

3枚引きのやり方と読み方

3枚引きは、ルノルマンカードの基本になる並べ方です。36枚をよく混ぜ、山の上から3枚を左から順に横一列に並べます。読み方は、中央のカードを問いの主題にし、左のカードを主題の背景や始まり、右のカードを主題がこの先どう動くかとして、一つの文にまとめます。

例として「この1か月、仕事の話はどう進むか」を占い、左から手紙・鳥・指輪が出たとします。中央の鳥は会話や話し合い、左の手紙は書類やメール、右の指輪は約束や契約です。つなげると「メールや書類のやり取りから始まった話が、話し合いを重ねて、約束や契約の形にまとまる」と読めます。行動に直すなら、話し合いの前に書類をそろえ、決まったことを文章で残しておくことです。

もう一つ、左から雲・道・太陽が出た場合は、「はっきりしない迷いの中で選択を迫られるが、選んだ先には明るい流れがある」と読めます。注意を示す雲が出ても、右に太陽が来ていれば迷いは一時のものです。3枚の中にどのカードが来るかより、どの順に並ぶかで文の意味が変わる点が、ルノルマンカードの面白さです。

ルノルマンカードの並べ方と読み方の要点(本記事の割り当て)
並べ方枚数向く問い読み方の要点
1枚引き1枚今日の出来事の手がかりカードの意味を今日の場面に当てはめる
3枚引き3枚一つの出来事の流れ中央を主題に、左を背景、右をその先として一文にする
5枚引き5枚出来事の背景と先行き中央を主題に、左2枚を過去、右2枚をこれからとして2枚ずつ読む
9枚引き(3枚×3段)9枚人間関係や状況の全体中央を核心に、横の段と縦の列、四隅をつなげて読む
グランタブロー36枚暮らし全体、数か月の見通し自分のカードの周り、テーマのカードとの距離、家(ハウス)を読む

5枚・9枚の並べ方

3枚で文を作ることに慣れたら、枚数を増やして背景や周りの状況まで読みます。

5枚引き(横一列)

5枚を横一列に並べ、中央の3枚目を主題にします。左の1・2枚目は背景や過去、右の4・5枚目はこれからの動きです。読むときは、隣り合う2枚ずつ(1と2、2と3、3と4、4と5)を組にして意味をつなぎ、最後に両端の1枚目と5枚目を組み合わせて、全体を一言でまとめます。2枚目と4枚目も組み合わせると、主題をはさんで何が変わるのかが見えてきます。

9枚引き(3枚×3段)

9枚を3枚ずつ3段に並べ、左上から1〜9の番号をふります。中央の5枚目が問いの核心です。本記事では、横の段は上段を頭の中にあること、中段を今起きていること、下段を足元や自分で動かせることとし、縦の列は左を過去、中央を今、右をこれからとして読みます。

例として「今の部署での人間関係」を占い、中段に左から鳥・塔・犬、中央の列に上から雲・塔・鍵が出たとします。中段からは「以前は会話が多かったが今は距離があり、この先は信頼できる仲間ができる」、中央の列からは「頭の中の迷いが距離を作っているが、足元に解決の糸口がある」と読めます。最後に四隅の1・3・7・9枚目をつなげて、状況の背景をまとめます。

グランタブロー(36枚すべて)の並べ方

グランタブローは、36枚すべてを並べて暮らし全体や数か月の見通しを読む並べ方です。並べ方は、9枚ずつ4段にする形と、8枚ずつ4段に並べて最後の4枚を下に置く形があり、本記事では9枚×4段で説明します(並べ方の違いは占いの流派の違いの考え方と同じで、どちらを使うか決めておけば構いません)。

  1. 36枚をよく混ぜ、左上から右へ9枚ずつ4段に並べる
  2. 自分を表すカードを探す。相談者が女性なら淑女、男性なら紳士を使う
  3. 自分のカードのすぐ隣の8枚を読む。左を過去、右をこれから、上を頭の中にあること、下を足元や自分で動かせることとする
  4. テーマのカードを探す。恋愛ならハート、仕事なら錨、お金なら魚、家庭なら家を見て、自分のカードとの距離と、そのカードの周りを読む。近いほど今の暮らしに直接かかわる話です
  5. 左上から1〜36の番号をふり、番号と同じカードの意味をその位置の「家(ハウス)」として読む。たとえば24番目の位置はハートの家なので、そこに入ったカードは恋愛や好意の場面で起きることを表します
  6. 四隅の4枚をつなげ、全体を包む状況としてまとめる

36枚を一度に読もうとすると、どこから手をつければよいか分からなくなります。最初は手順の3までで止め、慣れてきたら4以降を足していくと無理がありません。

読み方の例(グランタブロー)

グランタブローの読み方を、一つの例で確かめます。女性の相談者が「これからの3か月の暮らし」を占い、淑女が2段目の左から6枚目、つまり15番目の位置に出たとします。淑女の左に雲、右に鍵、上に錨、下に犬が並んでいました。

まとめると「仕事のことで迷っていたが、信頼できる人に相談すると答えが見えてくる。自分の力を出し惜しみせず示すとよい3か月」と読めます。さらに、ハートが右下の隅のように淑女から遠い位置にあれば、この3か月は恋愛より仕事が暮らしの中心になると読みます。個々のカードの意味はルノルマンカードの恋愛の意味の一覧も参考になります。並びが大きいほど読み筋がいくつも浮かぶので、一人で決めきれないときは、占い師に自分の場合を詳しく見てもらうと、どの組み合わせを重く見るべきかが整理できます。

組み合わせの読み方を身につける練習

ルノルマンカードの上達には、2枚の組み合わせを文にする練習がいちばん効きます。毎日2枚を引いて、1枚目を名詞、2枚目をその様子を表す言葉として一文を作ります。

同じ2枚でも、順番を入れ替えると意味が変わります。花束と船なら「喜びが遠のく、または喜びを運ぶ移動」と読めます。作った文はノートに書き、夜に1日の出来事と見比べてください。2週間ほど続けると、カードどうしをつなぐ言葉が自然に出てくるようになり、3枚引きやグランタブローの読みが速くなります。

よくある質問

ルノルマンカードの3枚引きはどのカードから読みますか

本記事では中央のカードを主題として先に読み、左を背景、右をその先として文にします。左から順に一つの文として読む方法もあり、どちらでも構いません。大切なのは、読む順番を引く前に決め、毎回同じやり方で読むことです。

グランタブローは初心者でもできますか

できますが、36枚を一度に読もうとすると混乱しやすいので、自分のカードのすぐ隣の8枚だけを読むところから始めてください。3枚引きと9枚引きで組み合わせの読み方に慣れておくと、グランタブローでも文を作る力がそのまま生きます。テーマのカードや家(ハウス)は、慣れてから一つずつ足していきます。

ルノルマンカードで時期を占えますか

カードの動きの速さで、物事の進み方の目安を読む方法があります。騎士や鳥、鎌は動きが早いこと、木や錨、山はゆっくり進むことを表すカードとして読みます。日付まで決めたいときは、問いに「この1か月で」のように期間を入れて占うと読みやすくなります。

ルノルマンカードにトランプの絵柄が描いてあるのはなぜですか

多くのルノルマンカードには、隅に小さなトランプの絵柄が添えられています。36枚はトランプの6からエースまでの4スートぶんと同じ数で、トランプの札としても扱えるように描かれたものです。占いでは絵の意味だけで読むのが基本で、トランプの絵柄は読みに慣れてから補助として使えば十分です。

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