オラクルカードのやり方|引き方と読み方の手順
オラクルカードは、問いを一つ決めてカードを混ぜ、1枚か3枚を引いて、絵から受けた印象とガイドブックの言葉を問いに結び付けて読みます。タロットと違ってデッキごとに枚数も意味も異なるので、決まった型を覚えるより、使うデッキのガイドブックに沿って自分なりの手順を固めることが上達の近道です。
この記事の要点
- 問いは自分を主語にして、何を意識するかを聞く
- 混ぜ方と引き方は毎回同じ手順に決めておく
- 絵の印象を先にメモし、そのあとガイドブックを読む
- 飛び出したカードの扱いは引く前に決めておく
- 結果は一文と行動にまとめて記録する
準備するものと質問の決め方
オラクルカードは、天使や女神、動物、花、言葉など、作り手が決めたテーマでまとめたカードです。枚数はデッキによって違い、40〜50枚前後のものがよく見られます。78枚の構成が決まっているタロットとは違い、どのカードが何を表すかは、そのデッキのガイドブックが基準になります。
準備するものは次の三つです。
- デッキとガイドブック:最初は、絵を見て気持ちが動くもの、言葉が読みやすいものを一つ選ぶ
- 敷く布:机の上で広げて混ぜるときにカードが傷みにくく、引く前の気持ちの切り替えにもなる
- ノートとペン:問いと引いたカード、受けた印象を書き残す
問いは、答えが一つに決まる形より、自分の行動や心構えを聞く形にします。「彼は連絡をくれるか」より「彼との関係で、今の私が大切にするとよいことは何か」、「この仕事はうまくいくか」より「来週の発表に向けて、何に力を入れるとよいか」と聞くと、メッセージの形で書かれたカードの言葉がそのまま使えます。問いはノートに書いてから引くと、読むときに話がぶれません。問いの組み立て方は占いで何を聞くかの考え方も役立ちます。
シャッフルと引き方
混ぜ方に正解はありませんが、毎回同じ手順にすると、引くまでの間に気持ちが落ち着きます。代表的な混ぜ方は三つです。
- 手の中で切る:トランプのように、片手に持ったカードの一部を抜き取って上や下に重ねる
- 机に広げて混ぜる:布の上に裏向きで広げ、両手で円を描くように混ぜてからまとめる。大判で手に持ちにくいデッキに向いています
- 山を分けて戻す:混ぜたあと三つの山に分け、好きな順に重ね直す
混ぜている間は問いを心の中で繰り返し、手を止めたくなったところで終えます。引き方は、まとめた山の上から順に取る方法と、扇のように横へ広げて気になる1枚を抜く方法があります。上から取る方法は迷いが入りにくく、広げて選ぶ方法は直感を使う練習になります。どちらにするか決めたら、その日は変えないでください。
逆さまに出たカードを逆位置として読むかどうかも、デッキによって違います。ガイドブックに逆位置の説明がなければ、上下を気にせず正しい向きに直して読みます。下の表は、引き方ごとの手順と向く場面をまとめたものです。
| 引き方 | 手順 | 向く場面 | 気をつける点 |
|---|---|---|---|
| 山の上から引く | 混ぜてまとめた山の上から順に取る | 毎朝の1枚、迷いを入れたくないとき | 何枚目を取るかを引く前に決めておく |
| 扇に広げて選ぶ | 山を横に広げ、気になる1枚を抜く | 直感を使う練習、3枚引き | 選び直さず、最初に手が止まったカードを取る |
| 机に広げて選ぶ | 布の上で裏向きに混ぜ、そのまま1枚を選ぶ | 大判のカード、手で切りにくいデッキ | 逆位置を使うなら、上下の向きを決めてから混ぜる |
| 飛び出したカードを使う | 混ぜている間に出たカードをメッセージとして読む | 引く前から気になることがあるとき | 扱い方を引き始める前に決め、都合で変えない |
1枚引き・3枚引きの並べ方
初めてのうちは、1枚引きと3枚引きの二つで十分です。
1枚引きは、問いへの答えを1枚に託す方法です。朝にその日の心構えを聞く、迷ったときに背中を押す言葉を探すといった使い方に向いています。引いたら、絵、カードの名前、ガイドブックの言葉の順に見て、今日の行動を一つ決めます。
3枚引きは、横に3枚並べ、位置ごとに意味を決めて読む方法です。よく使う割り当てを挙げます。
- 今の状況・気をつけること・助言
- 過去・現在・これから
- 心・体・暮らし(自分の調子を整えたいとき)
たとえば「新しい職場になじむために意識するとよいこと」を3枚で聞き、今の状況に「休息」、気をつけることに「境界線」、助言に「感謝」というカードが出たとします。慣れない環境で疲れがたまっているので、頼まれごとを引き受けすぎないように線を引き、手伝ってもらったら言葉でお礼を伝えると関係が育つ、という一つの話にまとめられます。3枚を別々に読まず、つなげて一文にするのがこつです。
ガイドブックのメッセージの読み方
ガイドブックの言葉はカードの意味の基準ですが、最初から文章を読むと、自分が絵から受け取った印象が上書きされてしまいます。次の順番で読むと、デッキの意味と自分の感覚の両方を生かせます。
- 絵だけを10秒ほど眺め、目に入った色やモチーフ、浮かんだ言葉をノートに書く
- カードの名前やキーワードを読む
- ガイドブックのメッセージを読み、問いに当てはまる一文に線を引く
- 線を引いた一文と最初に書いた印象を合わせ、自分への答えを一文にする
- その答えを、今日か今週できる行動に置き換える
ガイドブックには、恋愛・仕事など場面ごとの解説や、前向きな言い切りの言葉が載っていることもあります。全部を当てはめようとせず、問いに響いた部分だけを取り出して構いません。メッセージが問いとかけ離れて見えるときは、疲れや人間関係のもやもやなど、自分がまだ言葉にしていない気がかりを指していることがあります。その場で無理に意味を決めず、ノートに書いて数日後に読み返すと、つながりが見えてくることもよくあります。
飛び出したカードの扱い
混ぜている途中で、山から1枚だけ飛び出したり、床に落ちたりすることがあります。このカードはジャンピングカードと呼ばれ、扱い方は読み手によって分かれます。
- メッセージとして読む:問いへの答え、または引く前に知っておくとよい一言として読み、そのあと予定どおり引く
- 山に戻して混ぜ直す:手元が滑っただけと考え、表を見ずに戻す
- その日のテーマとして脇に置く:3枚引きの読みに添える補足として使う
大事なのは、どの扱いにするかを引き始める前に決めておくことです。飛び出したカードが気に入れば読み、気に入らなければ戻すという使い方をすると、結果を自分の都合で選ぶ癖がつきます。何枚もまとめて飛び出すときは、混ぜる力が強すぎるか、カードが新しく滑りやすいことが多いので、机に広げて混ぜる方法に切り替えると落ち着きます。
引いた後の記録と、引きすぎないための決めごと
引いた結果は、日付・問い・カード名・最初の印象・まとめた一文をノートに残します。数日から2週間ほどたって見返すと、どのカードがどんな出来事と重なったかが分かり、そのデッキの言葉が自分の中に根づいていきます。
同じ問いを何度も引き直すのは避けます。気に入るカードが出るまで引くと、カードは自分の望みを映すだけになり、迷いがかえって深くなるからです。一つの問いは一度引いたら、状況が動くまで待つと決めておきます。不安な言葉が出て気持ちが沈むときの受け止め方はオラクルカードやルノルマンは危険かで扱っています。
カードを引いても気持ちの整理がつかないときは、信頼できる人や占い師に話してみると、自分では言葉にできなかった迷いの中身がはっきりします。カードは答えを決めるものではなく、自分の気持ちに気づくきっかけとして使うと、長く付き合える道具になります。
よくある質問
- オラクルカードに逆位置はありますか
逆位置を使うかどうかはデッキによって違います。ガイドブックに逆位置の説明があればそれに従い、説明がなければ上下を気にせず正しい向きに直して読みます。逆位置を使う場合は、正位置の意味がまだ滞っている状態や、準備が整っていない状態として読みます。
- オラクルカードは1日に何回引いてもいいですか
違う問いなら何回引いても構いませんが、同じ問いを1日に何度も引くのは避けます。毎日引くなら、朝に1枚と決めてその日の心構えを聞く使い方が続けやすい方法です。夜に1日を振り返り、朝のカードと出来事を見比べると、カードの言葉が身につきます。
- オラクルカードとタロットはどちらが初心者向けですか
メッセージが言葉で添えられているオラクルカードのほうが、引いてすぐに読める点で初心者向けです。タロットは78枚の決まった構成と意味を覚える必要がある分、物事の流れや二つの道を比べる読み方が得意です。気持ちを整えたいときはオラクルカード、状況を整理したいときはタロットと使い分けられます。
- オラクルカードをほかの人に触らせてもいいですか
触ってもらって構いません。気になるなら、引き終えたあとに自分で混ぜ直してからしまえば、次に引くときに気持ちを切り替えられます。人のために引くときは、問いを相手自身の言葉で決めてもらうと、読みが相手の悩みに沿います。
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