ルーン占いのやり方|引き方と並べ方の手順

ルーン占いは、24のルーン文字を刻んだ石や木片を袋に入れ、問いを思い浮かべながら1つか3つを取り出して、刻まれた文字の意味を問いに当てはめて読みます。取り出したときに文字が正しい向きなら正位置、逆さなら逆位置と読み、上下を返しても形が変わらない9つのルーンは正位置だけで読みます。

この記事の要点

  • ルーンセットは24個の石か木片に、袋と布をそろえる
  • 問いは自分を主語にし、期間を区切って一つに絞る
  • 袋から引く方法と、布に投げる方法がある
  • 3つは左から状況・課題・助言として一つの話にする
  • 上下対称の9つのルーンには逆位置がない

準備するもの(ルーン占いセットと布)

ルーン占いに使うのは、古いゲルマンの文字であるルーン文字を一つずつ刻んだ、24個の小さな石や木片です。市販のルーン占いセットには、何も刻まれていない空白のルーンを加えた25個入りのものもあります。そろえるものは次の四つです。

セットが手元になくても、厚紙や木片に油性ペンで文字を書けば同じように占えます。手作りする場合も、裏から文字が透けないこと、形をそろえることだけは守ってください。

質問の立て方

ルーンは一つの文字が短い意味を持つので、問いが広すぎると答えがつかみにくくなります。問いは次の三点を押さえて、紙に一文で書いてから引きます。

ルーンの意味は、収穫、旅、停止、贈り物のように、物事の状態や流れを表すものが中心です。そのため「どうなるか」に加えて「何に力を入れるとよいか」を聞くと、出たルーンをそのまま行動の手がかりにできます。問いの作り方に迷うときは占いで何を聞くかも参考になります。問いが決まったら、袋の中のルーンを手でよく混ぜてから引きます。

袋から引く・布に投げる

ルーンの取り出し方には、袋から引く方法と、布に投げる方法の二つがあります。初めてなら、袋から引く方法から始めてください。

袋から引く

  1. 袋の口を軽く開け、片手を入れて中のルーンを指先で混ぜる
  2. 問いを心の中で繰り返し、指に触れて気になった1つをつかむ
  3. 取り出したときの向きのまま、布の上に置く。文字のない面が上なら、上下が変わらないよう左右に返して表にする
  4. 3つ使うときは、同じ手順で1つずつ取り出し、左から順に置く

袋の中を見ないこと、触って選び直さないことが大切です。手に取った1つが、その問いへの答えです。

布に投げる

布を広げ、袋から9つのルーンを見ずに取り出して両手で包み、問いを思い浮かべながら布の上にそっと落とします。文字が上を向いたルーンだけを読み、伏せたものは読みません。布の中央近くに落ちたルーンほど問いの中心にかかわり、端に落ちたものは周りの事情を表します。布の外に出たルーンは今回の問いには関係しないものとして脇に置きます。近くに寄り合って落ちたルーンどうしは、組み合わせて一つの意味にします。投げる方法は出るルーンの数が毎回変わるので、袋から引く方法に慣れてから試すと読みやすくなります。

3つのルーンの並べ方

3つのルーンを使うときは、袋から1つずつ取り出し、左から順に横一列に並べます。本記事では、左を今の状況、中央を課題、右を助言として読みます。時間の流れを見たいときは、左から過去・現在・これからと割り当てても構いません。どちらにするかは、引く前に決めておきます。

例として「今の職場で、この3か月に私が力を入れるとよいことは何か」を占い、状況にイス、課題にラドの逆位置、助言にヤラが出たとします。イスは凍りついたように止まっている状態、ラドの逆位置は予定の乱れや遠回り、ヤラは季節が巡って実る収穫です。つなげると「仕事が足踏みしていて、予定どおりに進まないことが負担になっている。焦って結果を求めず、時間をかけて積み上げることに力を入れるとよい」と読めます。

行動に直すなら、3か月で終えられる小さな目標を一つ決め、月の終わりごとに進み具合を確かめることです。3つを別々に読まず、一つの話としてつなげると、ルーンの短い意味が具体的な答えになります。

正位置・逆位置の決め方

ルーンの向きは、自分から見て文字が正しく読める向きなら正位置、上下が逆なら逆位置です。袋から引いたときは、取り出した向きをそのまま生かします。逆位置は悪い意味ではなく、正位置の力が滞っている状態や、内側にこもっている状態として読みます。

ギューフ、ハガル、ニイド、イス、ヤラ、エイワズ、シゲル、イング、ダエグの9つは、上下を返しても同じ形になるため、逆位置がなく正位置だけで読みます。空白のルーンも向きを持ちません。

逆位置を使わず、すべて正位置として読むやり方もあります。その場合は、厳しい意味を隣のルーンとの組み合わせから読み取ります。どちらのやり方にするかは占う前に決め、出た向きを見てから変えないでください。下の表は、24のルーンと空白のルーンの意味の目安です。

24のルーンと空白のルーンの意味の目安
ルーン正位置の意味逆位置の意味
フェオ財産、豊かさ、手にしたものを分かち合う損失、手元から離れていくもの
ウル力、たくましさ、新しく始める勢い力の空回り、勢いが続かない
ソーン立ち止まって考える、身を守る門早まった判断、無理な押し通し
アンスール言葉、知らせ、目上からの助言伝え違い、聞き逃し
ラド旅、移動、物事の正しい道筋予定の乱れ、遠回り
ケンひらめき、創る力、暗がりを照らす明かり熱が冷める、見通しが暗くなる
ギューフ贈り物、協力、人との結びつき逆位置なし
ウィン喜び、満足、望みが形になる不満、思いどおりにならない
ハガル思いがけない変化、崩れたあとの立て直し逆位置なし
ニイド欠けているもの、忍耐、本当に必要なもの逆位置なし
イス停止、凍りついた状態、待つ時期逆位置なし
ヤラ収穫、時の巡り、努力の実り逆位置なし
エイワズ粘り強さ、困難を越える力逆位置なし
ペオース秘密、偶然の出来事、隠れていたものが表に出る期待外れ、明かせないことが残る
エオロー守り、仲間の支え無防備、身の回りへの注意
シゲル太陽、成功、満ちる力逆位置なし
ティール勝利、勇気、筋を通す意欲の低下、争いに疲れる
ベオーク成長、育む、新しい始まり育ちの遅れ、家庭の気がかり
エオー移動、変化、息を合わせて進む足並みの乱れ、変化への迷い
マン人、自分自身、人との関わり孤立、自分を見失う
ラーグ水、感情、直感、流れに乗る判断の迷い、感情に流される
イング完成、区切り、実りを迎える逆位置なし
ダエグ夜明け、転換、新しい段階逆位置なし
オセル受け継いだもの、家、土台古いものへのこだわり、家のことの気がかり
空白(ウィルド)まだ決まっていない未来、流れに委ねる逆位置なし

占った後の記録と、同じ問いを引き直さないこと

読み終えたら、日付・問い・出たルーンと向き・読んだ内容・決めた行動をノートに書き残します。1〜2週間たって見返し、実際の出来事と見比べると、それぞれのルーンが自分の暮らしの中でどんな場面に出るのかがつかめてきます。

結果が気になっても、同じ問いをすぐに引き直さないでください。望むルーンが出るまで引くと、どの答えを信じればよいか分からなくなります。状況が動いたとき、または2〜4週間ほど空けてから引くのが目安で、考え方はタロット占いの頻度とも共通しています。

使い終えたルーンは袋に戻し、布と一緒にしまいます。悩みが大きく、ルーンの答えをどう受け止めればよいか一人では決めきれないときは、信頼できる人に話して気持ちを整理するのも一つの方法です。

よくある質問

ルーン占いセットは何個入りを選べばいいですか

ルーン文字は24あるので、24個入りが基本です。空白のルーンを加えた25個入りもあり、空白を使うかどうかは好みで選べます。数より、形と大きさがそろっていて文字の向きがはっきり分かるセットを選ぶと、占うときに迷いません。

ルーンは手作りしてもいいですか

手作りしても問題なく占えます。厚紙を同じ大きさに切る、平たい木片や小石に油性ペンで文字を書くなど、身近な材料で作れます。触って区別がつかないように形をそろえ、文字の上下が分かるように書いてください。

空白のルーンが出たらどう読みますか

空白のルーンは、答えがまだ決まっていないこと、今は結果を急がず流れに委ねる時期であることを表します。悪い意味ではなく、自分の選び方しだいでこの先が変わるというメッセージとして受け取ります。空白のルーンを使わず24個だけで占う読み手もいます。

ルーンを1つだけ引いて占ってもいいですか

1つだけ引く方法は、毎日の心構えを知りたいときや、迷いに一言の手がかりがほしいときに向いています。朝に「今日、意識するとよいことは何か」と問いかけて1つ引き、夜に出来事と見比べると、ルーンの意味が早く身につきます。込み入った悩みは、3つ並べる方法で背景と課題まで読みます。

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