部下と相性が合わない時|九星・星座で見る接し方
部下と合わないと感じるときは、部下の能力や人柄より、指示の受け取り方と仕事の進め方の型が自分と違うことが原因になっています。九星で上司と部下のどちらが相手を抑える組かを知り、部下の本命星に合わせて指示の出し方を変えると、相手を変えなくても仕事はずっと回りやすくなります。
この記事の要点
- 合わない原因は、指示の受け取り方と仕事の進め方の型の違い
- 相剋の組では、上司と部下のどちらが抑える側かで悩みが変わる
- 部下の本命星に合わせて、指示の出し方を変える
- 褒め方と注意の仕方は、星座の元素に合わせると伝わる
- 抱え込まず、上の上司や人事、公的な窓口に相談する
部下と合わないと感じる理由を整理する
部下との関係は、同僚との関係と違い、上司の側に指導や評価の責任があります。そのぶん、合わないと感じても簡単には距離を置けず、うまく育てられない自分を責める気持ちも重なって、悩みが深くなりがちです。
合わないと感じる場面を振り返ると、多くは次のどれかに当てはまります。
- 指示したつもりのことが、思っていた形で返ってこない
- 報告や相談のタイミングが、自分の期待より遅い、または細かすぎる
- 仕事の進め方が、自分の若いころのやり方と大きく違う
- 注意をすると落ち込みすぎる、または反発される
- 何を考えているのかが表情や言葉から読み取れない
ここで大切なのは、合わないことと、部下に問題があることを分けて考えることです。たとえば報告が遅いのは、怠けているからではなく、完成してから見せたい気質から来ている場合があります。場面ごとに、相手のやり方の理由を一つ想像して書き添えると、感情ではなく型の違いとして見えてきます。
九星・星座で見るすれ違いのパターン
九星の相性は五行の関係で読み、一方がもう一方を抑える相剋の組を、星占堂では△として示します。上司と部下の場合は、どちらが抑える側に立つかで、悩みの形が変わります。自分と部下の本命星を確かめてから読んでください。
上司の星が部下の星を抑える組では、上司の持ち味が部下を萎縮させやすくなります。たとえば上司が六白金星で部下が三碧木星なら、金が木を抑える関係で、上司の正しさや完成度へのこだわりが、部下の勢いをそいでしまいます。部下は叱られないように動きを止め、指示を待つようになります。
反対に、部下の星が上司の星を抑える組では、上司の側が手応えのなさを感じます。上司が九紫火星で部下が一白水星なら、水が火を抑える関係で、部下の冷静な反応が上司の熱意を冷ますように映ります。上司が八白土星で部下が三碧木星なら、木が土を抑える関係で、部下の速さや提案の多さに、慎重な上司が振り回されます。
星座では、四元素が違う組ほど、指示の受け取り方がずれます。火の星座の部下は要点だけを聞いてすぐ動き、地の星座の部下は手順と期限がそろうまで動き出しません。
部下の本命星別の指示の出し方
指示が伝わらないと感じるときは、言い方を強くするより、部下の気質に合った出し方に変えるほうが効果があります。九星気学の本命星ごとの持ち味を知っておくと、同じ内容でも受け取られ方が変わります。
下の表は、部下の本命星を五行ごとにまとめ、伝わりやすい指示の出し方と、避けたい接し方を並べたものです。同じ五行でも星ごとに持ち味が違うので、表の内容を出発点にして、実際の反応を見ながら調整してください。
大切なのは、部下全員に同じやり方を当てはめないことです。自分にとって分かりやすい指示の出し方は、自分と同じ型の部下には伝わりますが、違う型の部下には伝わりにくくなります。合わないと感じている部下がいたら、その人の型に合わせた出し方を一つだけ試し、二週間ほど様子を見るところから始めてみてください。
| 部下の本命星 | 持ち味 | 伝わりやすい指示の出し方 | 避けたい接し方 |
|---|---|---|---|
| 一白水星(水) | 相手の気持ちを察し、粘り強く取り組む | 一対一で伝え、考える時間を渡してから返事をもらう | 人前で即答を求める、任せきりで途中の様子を聞かない |
| 三碧木星・四緑木星(木) | 三碧は始める力、四緑は人をつなぐ力に優れる | 目的と任せる範囲を示し、三碧には確認の時点を、四緑には判断の基準を渡す | 手順を細かく縛る、返事を長く待たせる |
| 九紫火星(火) | ひらめきと表現力、本質を見抜く鋭さがある | 企画や意見を出す場を作り、続ける理由を一緒に言葉にする | 頭ごなしに否定する、地味な作業だけを続けて任せる |
| 二黒土星・五黄土星・八白土星(土) | 二黒は丁寧さ、五黄はまとめる力、八白は続ける力がある | 手順と期限を具体的に示し、方針の変更は早めに予告する | 曖昧な指示や急な方向転換、二黒への頼みごとの積み増し |
| 六白金星・七赤金星(金) | 六白は責任感と理想、七赤は社交性と話す力がある | 六白には役割と基準を任せて理由を説明し、七赤には人と関わる仕事を任せる | 筋の通らない指示、人前で面目をつぶす叱り方 |
相性が合わない部下との距離の取り方
上司が部下を苦手に思っている気持ちは、隠しているつもりでも、声の調子や話しかける回数に出ます。部下はそれを敏感に感じ取り、ますます距離が開いていきます。合わない部下ほど、接する回数と時間を、ほかの部下と同じにそろえることを意識してください。
一方で、合わないからと細かく口を出しすぎるのも逆効果です。任せる範囲と、途中で確認する時点を最初に決めておき、その間は口を挟まないようにすると、部下は信頼されていると感じ、上司も見張る疲れから解放されます。
直接のやり取りがどうしてもぎくしゃくするときは、部下と型の近い先輩社員に間に入ってもらう方法もあります。ただし、伝言役を頼むのではなく、相談相手として部下を支えてもらう形にすると、上司と部下の関係を損なわずに済みます。ほかの部下と比べる言葉は、どんな場面でも口にしないことが大切です。
仕事の分担や話し方で工夫できること
指示の行き違いを減らすには、何をどう伝えるかの順番を決めておくと効果があります。仕事を任せるときは、次の順で伝えます。
- この仕事の目的と、誰のための仕事なのか
- どんな形になっていれば完成なのか
- いつまでに仕上げるのか
- 途中でいつ確認するのか
- 迷ったときに相談してよい範囲
褒め方と注意の仕方は、部下の星座の元素に合わせると届きやすくなります。火の星座の部下は、成果をその場ですぐに認めると意欲が上がり、注意は短く伝えて後に引きずらないほうが響きます。地の星座の部下には、よかった点も直してほしい点も、具体的な事実や数字で伝えます。風の星座の部下には、上から言い渡すより、理由を示して意見を求める対話の形が合います。水の星座の部下には、人前を避けて一対一で、まず頑張りを受け止めてから本題に入ると、注意を前向きに受け取れます。
つらさが続くときの相談先
部下との関係に悩む上司は、立場上、職場で弱音を吐きにくく、一人で抱え込みやすくなります。工夫を続けても関係が改善せず、出社前に気が重くなる日が続くなら、自分の上司や人事に、早めに状況を伝えてください。指導の記録として、いつ何を伝え、どんな反応があったかを日付とともに残しておくと、相談が具体的になります。
部下からの強い反発や、周りを巻き込んだ嫌がらせのように、上司一人では対応しきれない状況もあります。社内の相談窓口で解決しにくいときは、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナーのような公的な窓口でも、職場の人間関係について相談できます。
職場の外で話を聞いてもらう場も持っておくと、気持ちの余裕が戻ります。占いの鑑定で自分と部下の相性を詳しく見てもらうと、自分の指導が足りないのではなく型が違うのだと分かり、接し方を変える糸口が見つかることもあります。眠れない日が続くなど負担が大きいときは、身近な人や専門家に話してください。
よくある質問
- 部下と合わないと感じるのは、上司として失格ですか?
失格ではありません。人にはそれぞれ仕事の進め方の型があり、自分と違う型の部下を合わないと感じるのは自然なことです。大切なのは、その違いを部下の欠点と決めつけず、伝え方を相手に合わせて変えてみることです。
- 部下の生年月日を聞いて、相性を見てもいいですか?
生年月日は個人の情報なので、上司の立場で聞き出すのは避けたほうが安心です。部下が自分から話した場合や、雑談の中で自然に分かった場合に参考にする程度にとどめます。生年月日が分からなくても、話し方や仕事の進め方から元素の型を観察すれば、接し方の工夫はできます。
- 九星で自分が部下を抑える組み合わせのときは、どう接すればいいですか?
自分の持ち味が部下を萎縮させやすい組なので、指摘の回数を減らし、任せる範囲を広めにとることを意識します。部下が自分から提案してきたときは、すぐに直すより、まず良い点を一つ挙げてから意見を伝えます。それだけで部下は動きやすくなり、指示待ちの状態が和らぎます。
- 相性が合わない部下は、異動してもらったほうがいいですか?
相性が合わないことだけを理由に異動を考えるのは早すぎます。まずは指示の出し方や任せ方を部下の型に合わせて変え、数か月かけて様子を見てください。それでも業務に支障が続くなら、相性の話ではなく仕事上の課題として、人事と相談するのが筋道です。
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