風水で西の方角に合う色と置くもの|黄色・白・金の使い分け

風水の西は、八卦の兌(沢)にあたる金の方角で、金運と楽しみ・人づきあいを表し、合う色は黄色・白・金色です。日本の風水では「西に黄色」が定番で、五行どおりに選ぶなら白と金色が西そのものの色なので、黄色を差し色に、白や生成りを地の色にすると両方の考え方を生かせます。置くものは花や丸い形の小物で、西日をやわらげるカーテンも西を整える大事な道具です。

この記事の要点

  • 西は八卦の兌(沢)で、金運と楽しみ・社交を表す金の方角
  • 定番は黄色、五行どおりなら白・金色が西そのものの色
  • 黒・紺・青など水を思わせる色を広く使うのは控える
  • 花や丸い形の小物、西日を遮るカーテンが西の道具
  • 西は30度の狭い範囲。家の中心から角度を測って確かめる

西の方角が表す運気(八卦の兌との対応)

西は、八卦では兌(だ)にあたる方角です。兌は沢を表す卦で、水をたたえた沢が周りを潤すように、人を喜ばせ、楽しませる働きを持ちます。九星気学の後天定位盤では西に七赤金星が座り、五行は金、十二支は酉、季節は実りの秋、一日のうちでは夕方にあたります。

西が受け持つ運は、次の四つにまとめられます。

一日働いたあとの夕方に、収穫したものを囲んで食卓を楽しむ。西はそうした「実りを味わう時間」を表す方角です。お金が入っても気持ちに余裕がない、人と会うのがおっくうになっている、と感じるときに、西の部屋を見直すきっかけにできます。

中国の風水の八宅では、本命卦が兌の人にとって、西は自分の卦の方位です。兌を含む西四命の人には、西・北西・南西・北東がなじむ方位になります。

西に合う色・避けたい色(黄色と白・金の考え方)

西に合う色として、日本の風水で最も多く挙がるのは黄色です。西の色を書いている風水の解説は、ほぼすべてが黄色に触れています。一方で、五行どおりに考えると西は金の方角なので、金そのものの色である白と金色が西の色になります。ここは考え方が二つに分かれる点で、黄色を勧める説明では、五行で土が金を生む関係から、土の色の黄色が西の金の気を育てると読みます。もともと西に置かれていた金色のひょうたんが、日本で黄色に置き換わって広まった、と説明する解説もあります。

二つの考え方は対立するものではなく、組み合わせて使えます。

避けたいのは、黒・紺・青など水を思わせる色を広い面積で使うことです。五行では金が水を生むため、西に水の色が多いと金の気が流れ出ていくと読みます。紺のソファや黒い大型家具が西にあるなら、黄色や白のクッションやカバーを重ねて、水の色の面積を減らしてください。真っ赤な大きい家具も、火が金を溶かす配色になるので、西では小物にとどめます。

年ごとの色はこれとは別に決まり、2027年は年盤の西に二黒土星が巡るため、黄色やベージュ、茶色を添える年になります。

西で使う色の役割と取り入れ方
色五行での位置づけ西での働き取り入れ方の例
黄色土(金を生む色)金運と明るさを呼び込む花、クッション、小皿を一つか二つ
白・生成り金(西そのものの色)部屋を清潔に整え、実りを受け止める壁、カーテン、テーブルクロス
金色金(西そのものの色)豊かさと華やかさを足す額縁、照明の金具、トレー
銀色金穏やかに落ち着かせる時計、写真立て、カトラリー
ピンク定まらない(恋愛の色)楽しい人づきあいと恋愛運淡いピンクの花やファブリック
黒・紺・青水(金が生む色)多いと金の気を流す大きな面積は避け、小物にとどめる

西に置くとよいもの

西に置く物は、金の五行に合う「丸い形・金属・実り」を手がかりに選びます。

ダイニングが西にある家は、方角の意味と使い方がよく重なります。丸い器に果物を盛り、食卓に白いクロスを掛けて、黄色の花を一輪添えると、西らしい食卓になります。趣味の部屋や、友人を招く部屋として使うのもこの方角に合った使い方です。

金運の方角だからといって、置き物を増やすほどよいわけではありません。縁起物を棚に並べすぎると、楽しみの方角がにぎやかすぎて落ち着かなくなります。お金にまつわる物を置くなら、財布や通帳を休ませる引き出しを西の部屋に一つ決めておく、という使い方のほうが暮らしになじみます。金運と方角の関係は金運の方角でも詳しく説明しています。

西日が強い部屋の整え方

西の部屋の悩みで多いのが、午後の強い西日です。夏の夕方は室温が上がり、家具や本の日焼け、食べ物の傷みが起きやすくなります。風水では、西日が当たり続ける部屋は出費が増えやすい部屋と読み、西日をやわらげることを西の手入れの一つにしています。

  1. 西の窓に遮光か遮熱のカーテンを掛ける。色は黄色やクリーム、白系にすると方角の色とそろう
  2. 夏はすだれや外付けのシェードで、窓の外側から日差しを遮る
  3. 窓辺に食品や化粧品、紙の書類を置かない
  4. 夕方に一度窓を開け、こもった熱気を逃がす
  5. カーテンは季節ごとに洗い、色あせや破れがあれば取り替える

厚手のカーテンで部屋が暗くなりすぎるときは、レースを白にして明るさを残し、照明を暖かい色にすると、夕方らしい落ち着きが出ます。西日をただ遮るのではなく、夕方の光を和らげて楽しめる部屋にする、という考え方で整えると、西の「楽しみ」の意味とも重なります。

西に玄関・水回りがあるとき

西に玄関があるときは、明るさを保つことがいちばんの整え方です。玄関マットは白、淡いピンク、黄色のいずれかを選ぶと、西の方角の色と合います。玄関は外から帰ってきて最初に目に入る場所なので、花を一輪飾る、丸い形の小物入れに鍵をまとめる、といった小さな工夫で、楽しい気持ちで出入りできる場所になります。

西のトイレや浴室は、西日の熱でにおいや湿気がこもりやすい場所です。マットやタオルを黄色やクリームにそろえ、換気扇を回して熱を逃がします。水回りはもともと水の気が強い場所なので、青や紺のタオルを重ねるより、明るく暖かみのある色を使うと西の金の気となじみます。

キッチンが西にある家では、午後の日差しで食材や生ごみが傷みやすくなります。冷蔵庫や食品のストックを日の当たらない位置に移し、西の窓にはすだれやカーテンを掛けてください。コンロの周りに赤い物を集めすぎないこと、シンクの周りを乾かしておくことも、火と水を扱う場所を西になじませる手入れになります。

家の中心から西を測る方法(30度の範囲)

西の範囲は、家の中心から見て真北から時計回りに255度から285度です。星占堂では東西南北を各30度、四隅を各60度に分けるので、西は北西や南西に比べて範囲が狭く、家の西側にある部屋でも、北寄りや南寄りの部分は隣の方角に入ることがあります。

  1. 間取り図に地図の真北を書き入れる
  2. 長方形の家は対角線の交点、凹凸のある家は外形の重心を家の中心にする
  3. 中心から真北への線を0度とし、255度と285度の線を引く
  4. 二本の線の間に入る部屋と家具を確かめる

西の部屋の窓や壁が255度の線の近くにあるときは、南西との境目なので、どちらの方角の色を使うか迷います。その場合は、部屋の中心が入る方角の色を使うと決めておくと迷いません。角度の分け方の考え方は方位の測り方にまとめています。

この方角は、家の中の場所を表すものです。九星気学で旅行や引っ越しに使う吉方位は、本命星と年・月の盤で毎年変わる出かける方角の話で、家の中の西の意味とは分けて考えます。西への外出が吉になるかどうかは、本命星別の吉方位で確かめられます。お金や人づきあいの悩みが重なって考えがまとまらないときは、話しながら自分の場合を詳しく見てもらうと、どの方角から手をつけるかが整理しやすくなります。

よくある質問

風水で西に黄色と白はどちらがいいですか?

どちらも西に合う色です。日本の風水では金運の色として黄色が定番で、五行どおりなら白と金色が西そのものの色になります。白や生成りを地の色に、黄色を差し色に使うと、両方の考え方を一つの部屋で生かせます。

西に青いカーテンは使わないほうがいいですか?

大きな面積の青は控えめにするのがおすすめです。五行では金が水を生むため、西に水を思わせる色が多いと金の気が流れると読みます。青いカーテンをすでに使っているなら、黄色や白のタッセルやクッションを添えて、青の印象をやわらげてください。

西の部屋に観葉植物を置いてもいいですか?

置いて構いません。西日が当たる場所は葉が傷みやすいので、窓から少し離すか、日差しに強い種類を選びます。丸い葉の植物や、白や金色の鉢を選ぶと、金の方角になじみます。

西にトイレがあると金運が下がりますか?

トイレの場所だけで金運が決まるわけではありません。西のトイレは西日で熱とにおいがこもりやすいので、換気と掃除を習慣にし、マットやタオルを黄色やクリームにそろえると方角の色ともなじみます。手入れの行き届いたトイレは、西の部屋の印象も明るくします。

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