風水で東の方角に合う色と置くもの
風水で東は、雷を象徴する八卦の震にあたる方角で、仕事運と発展運、勉強運、朝の目覚めのような若々しい活力を表します。東に合う色は木の五行の青・水色・緑がいちばん多く、「東に赤でやる気が出る」という日本の説から赤も勧められます。朝日を部屋に取り入れ、上に伸びる観葉植物や音の出るものを置くと、東らしい勢いを生かせます。
この記事の要点
- 東は雷の震の方角で、仕事・発展・勉強を表す
- 合う色は青・水色・緑、日本では赤も根強い
- 上に伸びる観葉植物や音の出るものが東に向く
- 朝日を取り入れることが東を整えるいちばんの方法
- 東は家の中心から75度〜105度の範囲で測る
東の方角が表す運気(震との対応)
東は、八卦の震(しん)が置かれる方角です。震は雷を象徴し、九星気学の後天定位盤では三碧木星が東に座ります。季節では春、一日の中では日が昇る朝にあたり、冬の間に眠っていたものが雷の音で目を覚まし、いっせいに動き出す時を表します。
この「動き出す力」から、東は仕事運と発展運の方角と読みます。新しい企画を立ち上げる、仕事の幅を広げる、まだ小さな事業を育てるといった、伸びていく段階の物事を受け持つ方角です。若木がぐんぐん伸びる姿に重ねて、勉強運や子どもの成長、年齢にかかわらず新しいことを学ぶ意欲も東の領分になります。朝の光を浴びて一日を動き出すような元気、若々しさ、やる気も東が表すものです。
震は雷の音、つまり響くものの象でもあります。声や言葉、音楽との縁が深く、東に音の出るものを置くとよいと読むのはこのためです。四神の考え方でも東は青龍が守る方角で、東と青の結びつきは古くからのものです。
八宅では、本命卦が震の人にとって東は自分の卦の方位で、東四命の人全体にとってもなじみやすい方位です。
東に合う色・避けたい色
東に合う色として日本の風水解説でいちばん多く挙がるのは青・水色で、緑がそれに続きます。どちらも東と同じ木の五行の色で、伸びていく力をそのまま後押しします。一方で、「東に赤を置くとやる気が出る」という説も日本では根強く、青に次いで多く勧められています。五行で読むと、木は火を生むので、東の木の気が赤によって燃え上がり、行動に変わる組み合わせです。
三つの色を一つの部屋で使うなら、カーテンなど面積の大きい物に青や水色、観葉植物で緑、目覚まし時計やペン立てなどの小物に赤、という配分が使いやすい組み合わせです。赤と青を同時にたくさん使うと、火と水がぶつかって落ち着かない部屋になるので、どちらかを主役にし、もう一方は少量にとどめます。
東について避けたい色をはっきり挙げる解説はほとんどありません。気をつけたいのは色より光で、東の窓を厚く暗い色の遮光カーテンで一日じゅう閉めきると、東のいちばんの持ち味である朝日が入らなくなります。遮光が必要な寝室でも、朝は開ける習慣をつけるか、日中はレースのカーテンに切り替えてください。
東に置くとよいもの
東に置くとよいものは、伸びる力と響く力、朝の光を生かす物です。
- 上に伸びる観葉植物:葉が上へ向かって広がる幸福の木やガジュマルなど、元気に育つ鉢
- 音の出るもの:テレビ、スピーカー、楽器、ドアベルなど
- 朝日を取り入れる窓:窓ガラスを拭き、窓辺に物を積まない
- 朝日や日の出を描いた絵や写真:窓のない東の部屋で朝の光の代わりにする
観葉植物は、枯れかけた鉢をそのまま置くより、元気な鉢を一つ置くほうが東らしさが出ます。水やりや葉の手入れがしやすい大きさを選び、植物ごとの選び方は観葉植物の選び方を参考にしてください。
音の出るものは、東の部屋のテレビ台や棚にまとめて置くと配置がすっきりします。朝に東の部屋で好きな音楽をかける、ラジオのニュースを聞きながら支度をするといった過ごし方も、震の響く力を暮らしに取り入れる方法です。東の部屋を子ども部屋や勉強部屋にするなら、朝の光が机に届く位置に机を置くと、勉強を始めるきっかけを作りやすくなります。
東に玄関・水回りがあるとき
東は、日本の家相でも風水でも、玄関を置く方角として好まれてきました。朝日が差し込む明るい玄関は、毎朝の出発を気持ちよくしてくれるからです。東の玄関には青の玄関マットが多く勧められ、ドアベルや朝日を受ける植物もよく合います。朝のうちにドアを開けて空気を入れ替えると、東の玄関の良さがいっそう生きます。
東のトイレには、緑や水色のマットとタオルが合います。小さな観葉植物を一つ置くのも東らしい工夫です。浴室や洗面所は朝日で乾きやすい位置にありますが、換気を怠ると湿気がこもるので、窓を開けるか換気扇を回して乾いた状態を保ちます。
東のキッチンは、朝食を作る時間に光が入り、気持ちよく一日を始められる場所です。コンロ周りの油汚れや、シンクの生ごみをためないようにすると、明るさが保てます。部屋の使い方ごとの色と置く物は、下の表にまとめました。
| 東にある部屋 | 合う色 | 置くとよいもの | 整えるひと工夫 |
|---|---|---|---|
| 子ども部屋・勉強部屋 | 青・緑 | 机、上に伸びる観葉植物 | 朝日が机に届くよう窓辺を片づける |
| 書斎・仕事部屋 | 青・水色 | 本棚、スピーカー | 机の正面に予定表を貼り、始める日を書く |
| リビング | 緑・水色、差し色に赤 | テレビやオーディオ、背の高い植物 | 朝はカーテンを開け、音楽をかける |
| 寝室 | 淡い緑・水色 | 目覚まし時計、朝日を通すレースのカーテン | 朝日で目覚めやすい位置にベッドを置く |
| 玄関 | 青 | ドアベル、朝日を受ける植物 | 朝にドアを開けて空気を入れ替える |
| トイレ・浴室 | 緑・水色 | 小さな観葉植物、淡い緑のタオル | 換気して乾いた状態を保つ |
家の中心から東を測る方法
東の範囲は、家の中心から見て、真北を0度として時計回りに75度から105度までの30度です。十二支の卯だけを含む狭い範囲なので、境目に近い部屋は北東や南東に入ることがあります。
注意したいのは、朝日が見える方向で東を決めないことです。日の出の方角は季節によって大きく動き、夏至のころは北東寄り、冬至のころは南東寄りから日が昇ります。窓から朝日が差す部屋が、家の中心から見ると北東や南東にあたることは珍しくありません。
- 間取り図に地図の真北を書き入れ、家の中心を決める
- 中心から真北の線を引き、時計回りに75度と105度の位置に線を引く
- 二本の線の間に入る部屋や場所を東とする
地図での角度の読み方や磁北の補い方は方位の測り方で説明しています。部屋の中で東の壁や一角を探すときは、その部屋の対角線の交点を中心にして同じ角度で区切ります。
家の中の東は、九星気学の吉方位でいう東とは別のものです。吉方位は、住まいから見た旅行先や引っ越し先の方角の吉凶を年盤と月盤で見るもので、年ごとに変わります。出かける方角を知りたいときは吉方位のページで本命星から調べてください。
東を生かして新しいことを始める
東は始まりの方角なので、新しいことを始めたいときに整えると気持ちの後押しになります。大がかりな模様替えをしなくても、次のような小さな工夫で東の力を暮らしに取り入れられます。
- 資格の勉強や語学を始めるなら、東の部屋の机で朝に15分だけ取り組む
- 仕事の目標や予定表を、東の壁や東の部屋の机の正面に貼る
- 春の始まりに東の窓を拭き、観葉植物を新しい鉢に植え替える
- 朝起きたらまず東のカーテンを開け、光を部屋に入れる
東の気は勢いがある分、空回りもしやすいものです。始めたことが続かないときは、区切りを短くして小さな達成を重ねると、伸びる力が無理なく続きます。仕事や進路の迷いが大きく、何から始めればよいか決めきれないときは、一人で抱え込まずに誰かに話して整理すると、東で何を始めるかもはっきりしてきます。東の次の方角の整え方は、時計回りの隣の南東の記事で読めます。
よくある質問
- 風水で東は青と赤のどちらの色がいいですか?
日本の風水解説では青・水色がいちばん多く、赤も「やる気が出る色」として多く勧められます。カーテンなど大きな物は青、小物に赤というように、どちらかを主役にして組み合わせると落ち着きます。
- 東にテレビを置くとよいのはなぜですか?
東は雷を象徴する震の方角で、音や響きと縁が深いからです。テレビやスピーカー、楽器など音の出るものを東に置くと、方角の性質に沿った配置になります。
- 東の部屋は子ども部屋に向いていますか?
向いています。東は若木が伸びるように成長する力と勉強運を表す方角です。朝日が机に届く位置に机を置き、青や緑の小物を足すと、東らしい部屋になります。
- 東に窓がない部屋はどうすればいいですか?
明るい照明を足し、朝日や日の出を描いた絵や写真を飾ると、朝の光の代わりになります。上に伸びる観葉植物は、日陰に強い種類を選んで置いてください。
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