トランプ占いのやり方|1組でできる簡単な占いと読み方

トランプ占いは、ジョーカーを除いた52枚を問いを思い浮かべながら混ぜ、決めた位置に並べて、ハート・ダイヤ・クラブ・スペードのスートで分野を、エースから10と絵札で物事の段階や人物を読む占いです。初めてなら今日の心がけを見る1枚引きから始め、慣れたら3枚引き、状況を広く見る十字の5枚へと枚数を増やしていくと、家にある1組で無理なく覚えられます。

この記事の要点

  • 使うのは、ジョーカーを除いた52枚の1組
  • スートは分野、数字は段階、絵札は人物を表す
  • 初めては1枚引き、慣れたら3枚引きへ進む
  • 状況を広く見るなら十字の5枚、1年なら時計の13枚
  • 一つの問いは一度だけ引き、結果を書き留める

トランプ占いで使うカード

トランプ占いに特別な道具は要りません。家にある1組のトランプから、ジョーカーを抜いた52枚を使います。ジョーカーは、入れれば予想外の出来事を表すカードとして読めますが、初めのうちは抜いておくほうが読み方に迷いません。占う前に、52枚がそろっているかを一度数えておきます。欠けたカードがあると、出るはずのカードが出ないまま読むことになるからです。

準備は次のとおりです。

  1. 机の上を片づけ、カードを並べる場所を作る。布やハンカチを敷くと、カードが滑らず扱いやすい
  2. 問いを一つ決めて紙に書く。「この1週間、仕事で心がけることは何か」のように、期間とテーマを入れる
  3. 問いを思い浮かべながらカードを混ぜる。手の中で上の束を下へ送る混ぜ方でも、机の上に広げて両手でかき混ぜる混ぜ方でもよい
  4. 混ぜ終えたら束を三つに分け、好きな順に重ねて一つに戻す

遊びに使っているトランプでも占えますが、占い用に1組を分けておくと、カードに折れや汚れの目印がつかず、引くカードが偏りません。トランプのカードは上下の区別がつきにくいものが多いので、逆さに出た向きは読まず、すべて同じ向きで読むのが基本です。

スートと数字の意味の基本

トランプ占いは、スートで「何の話か」を、数字で「どの段階か」を、絵札で「誰が関わるか」を読みます。この三つを組み合わせると、1枚のカードが一つの文になります。

赤いハートとダイヤは流れがよく回る場面、黒いクラブとスペードは手間をかけて進める場面と、色で大まかにつかむこともできます。たとえばクラブの3は「仕事の取り組みが形になり始める」、ハートのクイーンは「気持ちを受け止めてくれる女性、または包み込む姿勢」と読みます。

数字ごとの意味は下の表のとおりです。最初からすべてを覚えようとせず、エースは始まり、10は区切り、絵札は人、とだけ覚えて引き始め、出たカードを表で確かめるうちに自然と身につきます。意味の割り当ては本や読み手によって少しずつ違うので、占いの流派の違いを知ったうえで、自分が使う意味を一つに決めておくと読みがぶれません。

トランプの数字と絵札の基本の意味
数字基本の意味出たときの読み方の例
エース始まり、種新しいことが動き出す入り口にいる
2結び付き、選択誰かと組む、二つから選ぶ場面がある
3広がり、育つ始めたことが形になり始める
4安定、土台足場を固めて落ち着く
5変化、揺れ予定が動き、調整が要る
6調和、助け合い周りと歩調を合わせると進む
7見直し、迷い立ち止まってやり方を点検する
8前進、積み重ね手を動かした分だけ進む
9まとまり、願い望んでいた形に近づく
10完成、区切り一段落して次の段階へ移る
ジャック若い人、きっかけ物事を動かす人や話が現れる
クイーン女性、受け止める人支えてくれる人や、包み込む姿勢
キング男性、責任ある人頼れる人や、決断を下す立場

1枚引き・3枚引き

初めての人がまず試したいのが1枚引きです。問いを思い浮かべて混ぜ、束の一番上の1枚を表に返し、そのカードを答えとして読みます。「今日一日、何を心がけるとよいか」と問いを立ててダイヤの4が出たら、ダイヤはお金や物、4は安定なので、「出費を抑えて、手元のものを大切に使う日」と読みます。朝に1枚引いて手帳に書き、夜に一日を振り返る習慣にすると、カードの意味が早く身につきます。

1枚引きに慣れたら、3枚引きに進みます。3枚の位置に何を置くかで、見えるものが変わります。

「同僚との仕事の分担がうまくいかない」という悩みを状況・課題・助言で引き、状況にクラブの10、課題にスペードの7、助言にハートの2が出たとします。クラブの10は仕事を抱えすぎた状態、スペードの7はやり方を見直すときを表し、ハートの2は二人で気持ちを通わせることを示します。まとめると、「一人で抱え込んでいる仕事を一度見直し、相手と率直に話して分け直す」が答えです。時間の流れで読む方法は、トランプ占いで未来を占うやり方で詳しく扱っています。

代表的な並べ方

3枚より広く状況を見たいときは、次の二つの並べ方が使いやすく、どちらも1組のトランプでできます。

十字の5枚

中央に1枚目(今の状況)、その上に2枚目(意識している目標)、下に3枚目(心の奥にある思い)、左に4枚目(少し前までの流れ)、右に5枚目(近い先の流れ)を置き、十字の形を作ります。中央を軸に、上と下で表の気持ちと本音を、左と右で時間の流れを読みます。上がダイヤで下がハートなら、表では成果や条件を気にしていても、心の奥では人との関係を大切にしたいと思っていると読めます。

1年を見る時計の13枚

12枚を時計の文字盤のように円く並べ、1時の位置を今月として、時計回りに12か月を当てます。円の中央に13枚目を置き、1年全体のテーマとして読みます。中央がクラブなら仕事や行動の1年、ハートなら人との縁を育てる1年です。赤いカードが続く月は動きやすい月、スペードが出た月は準備や見直しに充てる月として、予定を組む目安に使います。

結果の読み方のこつ

並べたカードは、1枚ずつ意味を拾う前に、全体を眺めることから始めます。次の順に見ると、読み違いが減ります。

  1. 赤と黒のどちらが多いかを見て、流れが軽いか、手間がかかるかをつかむ
  2. 同じスートが偏っていないかを見る。恋愛を占っているのにクラブが多ければ、仕事の忙しさが恋愛に影響している
  3. 数字が大きいか小さいかを見る。小さい数字が多ければ始まったばかり、大きい数字が多ければまとめの段階
  4. 絵札が出ていれば、自分や周りの誰に当たるかを考える
  5. 最後に位置ごとの意味を読み、全体を一つの文にまとめる

まとめた文の下に、「だから今日からすること」を一つ書きます。十字の5枚で中央にスペードの5、右にハートの8が出たなら、「今は予定が揺れて落ち着かないが、近い先には人との関係で気持ちが満たされる流れがある。今は無理に予定を固めず、話を聞いてくれる人と会う時間を作る」と、行動の形にしておくと結果が日々に生きます。恋愛の悩みを占いたいときは、自分と相手を表す札を決めて並べるトランプ占いで恋愛を占うやり方が使えます。

占うときの注意

トランプ占いは手軽な分、使い方を決めておかないと、かえって迷いが増えます。次のことに気をつけます。

引き直したくなるのは、それだけ気になっているからです。そのときは同じ問いを繰り返すのではなく、「この状況で、自分が気をつけることは何か」と問いを変えて引くと、新しいカードが行動の手がかりになります。問いの立て方に迷ったら、占いで何を聞くかの考え方が役立ちます。

一人で何度占っても気持ちが落ち着かないときは、カードを置いて、誰かに今の状況を話してみてください。人に説明するうちに、自分が本当に知りたかったことがはっきりし、占いで確かめたいことも絞られます。

よくある質問

トランプ占いはふだん遊んでいるトランプでもできますか

できます。ジョーカーを抜いて52枚がそろっていれば、どのトランプでも占えます。ただ、遊びで使ううちに折れや汚れがついたカードは、裏から見分けがついて引く手が偏ることがあるので、続けて占うなら占い用に1組を分けておくと安心です。

トランプ占いでいちばん簡単なやり方は何ですか

問いを思い浮かべて混ぜ、一番上の1枚を表に返して読む1枚引きです。スートで分野を、数字で段階を読むだけなので、初めてでもすぐに答えが出ます。朝に「今日の心がけ」を1枚引く習慣にすると、意味を覚えるのにも役立ちます。

トランプ占いではカードの向きを読みますか

トランプは上下の区別がつきにくいカードが多いので、向きは読まずにすべて同じ向きで読むのが基本です。意味の強弱は、並んだカードの色の割合やスートの偏り、数字の流れから読み分けます。

人の気持ちをトランプで占ってもいいですか

占えますが、結果で相手の気持ちを決めつけないことが大切です。相手の今の気持ちの向きを見たら、それを自分がどう接するかを考える材料にしてください。相手を表す札を決めて並べる方法を使うと、二人の距離が読みやすくなります。

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