タロットの恋愛スプレッド|片思い・復縁・交際中の並べ方

タロットで恋愛を占うときは、悩みの種類に合わせてスプレッドを選びます。片思いなら二人の距離と縮める鍵を見る5枚、復縁なら別れの原因と結び直す課題を見る6枚、交際中なら二人の本音を並べて見る7枚が使いやすく、二人の間で迷うときは二つの道を比べる二者択一が向いています。どの並べ方でも、問いを自分の行動に向けて一つに絞ってから引くと、結果を次の一歩に結び付けられます。

この記事の要点

  • 問いは自分を主語にし、期間を区切って一つに絞る
  • 片思いは距離と鍵、復縁は原因と課題を位置に置く
  • 交際中は二人の態度と本音を左右に並べて比べる
  • 迷いは二者択一で、二つの道の先を並べて比べる
  • 悪い結果は鍵や助言の位置から読み替える

恋愛の質問の立て方

恋愛をタロットで占うとき、結果の分かりやすさは並べ方より先に、問いの立て方で決まります。恋愛の問いは相手の気持ちや未来に向かいがちですが、カードが一番はっきり答えるのは「今どうなっているか」と「自分は何ができるか」です。問いを作るときは、次の3点を確かめます。

問いが決まったら、悩みの種類に合わせて並べ方を選びます。下の表は、この記事で紹介する恋愛向けのスプレッドの一覧です。位置の意味は読み手によって割り当てが違うため、ここでは本記事で使う割り当てを示しています。引く前に紙に位置の番号と意味を書いておくと、結果を落ち着いて読めます。

恋愛の悩み別スプレッドの一覧(本記事の位置の割り当て)
スプレッド枚数向く悩み位置の意味
二人の距離5枚片思い1 自分の気持ち、2 相手から見た自分、3 二人の間の壁、4 距離を縮める鍵、5 3か月の流れ
結び直し6枚復縁1 別れの本当の原因、2 相手の今、3 自分の今、4 まだ残るつながり、5 越える課題、6 次の行動
関係の鏡7枚交際中・夫婦1・2 自分の態度と本音、3 自分が望むこと、4・5 相手の態度と本音、6 相手が望むこと、7 二人の行方
二者択一6枚二人の間で迷う、告白するか待つか1 今の自分、2・3 Aの道の流れと先、4・5 Bの道の流れと先、6 選ぶときの助言
1枚引き1枚今日の接し方を決めたいとき1 今日の自分への助言

片思いに使うスプレッド「二人の距離」

片思いでは、相手の気持ちを知りたい思いと、自分がどう動けばよいかを知りたい思いが混ざります。「二人の距離」は、その両方を一度に見るための5枚の並べ方です。左に1枚目(自分の気持ち)、右に2枚目(相手から見た自分)を置き、その間に3枚目(二人の間の壁)、3枚目の下に4枚目(距離を縮める鍵)、上に5枚目(この3か月の流れ)を置きます。

読む順番は、1と2を比べることから始めます。1がカップの2のように相手に向かうカードで、2がペンタクルのペイジのように様子をうかがうカードなら、あなたの気持ちは進んでいるのに、相手はまだあなたを知る段階にいると読めます。次に3の壁を見て、何が距離を作っているのかを確かめます。ソードのカードなら考えすぎや言葉のすれ違い、ペンタクルなら会う機会の少なさなど現実の事情です。最後に4の鍵を、今週できる行動に置き換えます。5の流れは鍵を実行しないまま過ごした場合の行き先として読み、望む流れでなければ4の行動を優先してください。片思いで出やすいカードの意味は、片思いをタロットで占う方法にまとめています。

復縁に使うスプレッド「結び直し」

復縁を占うときは、相手の気持ちだけでなく、なぜ別れたのかと、今の二人がその原因をどう扱えるかを見ることが欠かせません。「結び直し」は6枚を2段に並べる並べ方で、上の段の左から1枚目(別れの本当の原因)、2枚目(相手の今)、3枚目(自分の今)、下の段の左から4枚目(二人にまだ残るつながり)、5枚目(越える課題)、6枚目(次に取る行動)を置きます。

上の段は二人の今を、下の段はこれからを表します。1の原因の位置には、別れたときに口にした理由とは違うカードが出ることがあり、そこに本当の原因が隠れています。別れの理由を忙しさだと思っていても、1にカップの4が出れば、相手の気持ちの変化に目を向けていなかったことが原因だと読めます。2と3を比べると、二人のどちらが先に変わり始めているかが分かります。4にカップの6や審判が出れば過去の思い出が今もつながりとして残っており、5の課題を越えられるかが鍵になります。6の行動には、連絡を取る前に自分を整えることを示すカードもよく出るので、すぐに動くことだけを答えと決めつけないでください。距離を置く時期の過ごし方は復縁の冷却期間で扱っています。

交際中の二人を見るスプレッド「関係の鏡」

交際中や夫婦の関係を見るときは、二人の気持ちを左右に並べて比べる「関係の鏡」が使いやすい並べ方です。左の列に上から1枚目(自分が見せている態度)、2枚目(自分の本音)、3枚目(自分が相手に望むこと)、右の列に上から4枚目(相手が見せている態度)、5枚目(相手の本音)、6枚目(相手が自分に望むこと)を置き、二つの列の間の下に7枚目(二人の関係の行方)を置きます。

読むときは、同じ段どうしを横に比べます。1と4の態度が同じスートなら、表面のやり取りは噛み合っています。2と5の本音が違うスートなら、言葉にしていない部分でずれが生まれています。とくに大事なのは3と6の段です。自分がワンドで変化や刺激を求め、相手がペンタクルで安定を求めていれば、すれ違いの原因は愛情の量ではなく、望む関係の形の違いだと分かります。7の行方は、この段で見えたずれを話し合わずに過ごした場合の流れとして読み、話し合う題材を一つ決めてください。

二人の間で迷うときの二者択一

二人の相手の間で迷っている、告白するか待つかで迷っているといった、道が二つに分かれる悩みには二者択一の並べ方が向いています。中央の下に1枚目(今の自分)を置き、その左上に2枚目(Aを選んだ場合の流れ)、さらに上に3枚目(Aの先にあるもの)、右上に4枚目(Bを選んだ場合の流れ)、さらに上に5枚目(Bの先にあるもの)を置き、最後に中央の上に6枚目(選ぶときの助言)を置きます。

引く前に、AとBがそれぞれ何かを紙に書いておくことが大切です。引いてから「どちらがAだったか」を迷うと、結果を都合よく入れ替えてしまうからです。読むときは、2と4の流れより、3と5の先にあるものを重く見ます。近い流れが穏やかでも、先に月や悪魔のような迷いや執着のカードがあれば、その道は時間がたつほど苦しさが増す道だと読めます。どちらの道にも厳しいカードが出たときは、どちらを選ぶかより、6の助言にある姿勢で選ぶことが大切だというメッセージとして受け取ってください。告白するかどうかの迷いは、告白占いでも詳しく扱っています。

結果が悪いときの読み替え方

恋愛のスプレッドで厳しいカードが並ぶと、関係そのものを否定されたように感じます。けれども本記事の並べ方はどれも、鍵・課題・行動・助言といった、次に何をするかを読む位置を含んでいます。結果が悪く見えるときは、次の順で読み替えてください。

  1. 厳しいカードがどの位置に出たかを確かめる:壁や原因の位置なら、それは乗り越える対象で、結論ではない
  2. 鍵・行動・助言の位置のカードを読み、今週できる行動を一つ決める
  3. 流れや行方の位置のカードは、その行動をとらずに過ごした場合の行き先として読む

たとえば「二人の距離」で3の壁に塔、4の鍵に星が出たなら、思い込みや一方的な期待をいったん手放し、素直な気持ちで向き合うことが距離を縮める道だと読めます。同じ問いをすぐに引き直さず、決めた行動をとってから数日から1週間後に引くと、流れの変化を確かめられます。自分で読むと不安に引っ張られて答えが見えなくなるときは、占い師に並びを見てもらい、自分の場合を詳しく読んでもらうのも一つの方法です。

よくある質問

恋愛のタロットは何枚のスプレッドから始めればいいですか

初めてなら、1枚引きか3枚引きで問いと位置の決め方に慣れてから、5枚以上の並べ方に進むのがおすすめです。本記事の「二人の距離」は5枚で位置の意味がつかみやすく、片思いの悩みで最初に使う並べ方として向いています。

恋愛のタロットは大アルカナだけで占ってもいいですか

大アルカナだけの22枚でも占えます。大アルカナは気持ちや関係の大きなテーマを表すので、関係の方向性を見たいときに向いています。日々の接し方や細かな気持ちの動きまで読みたいときは、78枚すべてを使ってください。

相手の気持ちを毎日占ってもいいですか

同じ問いを毎日引くと、結果が日ごとにぶれて、かえって不安が大きくなります。毎日引くなら、問いを「今日の自分への助言」に変えて1枚だけ引き、接し方のヒントとして使ってください。相手の気持ちを見る並べ方は、状況が動いたときに引く程度にとどめます。

スプレッドの位置の意味が本によって違うのはなぜですか

位置の割り当ては読み手や流派によって違い、どれか一つだけが正しいわけではありません。大切なのは、引く前に位置の意味を決めておき、引いたあとで変えないことです。本記事の割り当てを使う場合も、紙に書いてから引いてください。

あわせて読みたい

鑑定の手引きの記事

鑑定の手引きの記事をすべて見る 読みもの一覧