不成就日と大安が重なる日はどっち?吉凶の重なり

不成就日と大安が重なる日は、大安の吉の力が不成就日で弱まる日と読み、入籍や契約のように結果を期待する用事は、気になるなら別の日を選ぶのが無難です。星占堂の数え方では、不成就日と大安は旧暦の月ごとにほぼ1日ずつ重なり、2026年から2036年まで毎年12〜15日あります。三隣亡は建築の凶日なので、建築以外の用事なら大安と重なっても気にしない人が多く、日常の買い物や掃除まで避ける必要はありません。

この記事の要点

  • 不成就日と大安が重なる日は、大安の力が弱まると読む
  • 不成就日と大安は、旧暦の月ごとにほぼ1日ずつ重なる
  • 三隣亡は建築の凶日で、建築以外では気にしない人も多い
  • 不成就日を打ち消す決まった方法はなく、用事を選んで使う
  • 動かせない予定は、気になる手続きだけ別の日に分ける

吉日と凶日が重なるしくみ

暦の吉日や凶日は、それぞれ別の決まりで日付が決まります。大安は六曜の一つで、旧暦の月と日の数を足して6で割り切れる日です。不成就日は旧暦の月ごとに決まった4つの日で、たとえば旧暦1月と7月なら3日・11日・19日・27日が当たります。一粒万倍日は節月と日の十二支の組み合わせ、三隣亡は節月ごとに決まった十二支の日、己巳の日は60日に一度巡る干支の日です。

決まり方がばらばらなので、同じ日に吉日と凶日が重なることは珍しくありません。とくに不成就日と大安は、どちらも旧暦の日付で決まるため、規則的に重なります。旧暦1月11日、2月10日、3月9日、4月20日、5月13日のように、旧暦の月ごとにほぼ1日ずつ、不成就日の中に大安の日が含まれるのです。星占堂の計算では、2026年から2036年まで、不成就日と大安が重なる日は毎年12〜15日あります。

吉凶が重なる日の読み方は、暦を使う人の間でも考え方が分かれます。星占堂では、不成就日と重なる日は吉日の効果が弱まると読み、開運日の順位からは外して注意を付けています。暦注ごとの決まり方の全体像は暦注の読み方で確かめられます。

不成就日と大安・一粒万倍日が重なる日

不成就日と大安が重なる日は、大安の「何事にも吉」という力が、不成就日の「物事が成就しにくい」という性質で弱まる日です。結婚式や入籍、契約、開業のように、結果を長く期待する用事は、気になるなら別の日を選ぶと落ち着きます。反対に、日常の買い物や掃除、人と会う予定まで避ける必要はありません。

一粒万倍日と不成就日が重なる日も、同じように読みます。一粒万倍日は「一粒の籾が万倍に実る」日で、始めたことが大きく育つと読む日です。不成就日と重なると、その育つ力が弱まるので、新しい口座を開く、財布を使い始めるといった金運の始めごとは、ほかの一粒万倍日に回すと安心です。一粒万倍日は月に4〜7日あるので、日をずらしても選ぶ余地は十分にあります。

重なる日の例を挙げると、2027年4月15日(木)は一粒万倍日・大安・甲子の日がそろう一方で、不成就日にも当たります。2027年9月26日(日)は、最上の吉日である天赦日と一粒万倍日が重なりながら、不成就日でもある日です。吉日の数が多いほど迷いますが、星占堂の数え方では、どちらも開運日の順位から外す日です。重なる日の例は下の表にまとめました。

吉日と凶日が重なる日の例(2026年10月〜2027年)
日付重なる吉日重なる凶日使い方の目安
2026年10月19日(月)大安・寅の日・天恩日不成就日入籍や契約は避け、日常の用事に使う
2026年12月21日(月)大安・己巳の日・巳の日不成就日お参りはよく、財布の新調は別の日にする
2027年4月15日(木)一粒万倍日・大安・甲子の日・天恩日不成就日始めごとはほかの一粒万倍日に回す
2027年5月3日(月・祝)大安・天恩日・大明日三隣亡建築の節目は避け、それ以外の用事に使う
2027年7月14日(水)天赦日・一粒万倍日(六曜は仏滅)三隣亡建築を外せば、始めごとに使える
2027年9月26日(日)天赦日・一粒万倍日不成就日結果を期待する用事は別の吉日を選ぶ
2027年10月30日(土)一粒万倍日・大安・天恩日・大明日三隣亡入籍や財布には使え、建築には向かない

三隣亡と大安が重なる日

三隣亡は、家を建てる仕事に関わる凶日です。名前には「この日に建築を始めると、火の不始末で向こう三軒両隣まで巻き込む」という戒めが込められ、今も地鎮祭や棟上げの日取りを決めるときに外す日として残っています。もとは「三輪宝」と書いて建築によい日だったものが、書き誤りから凶日に変わったという説もあり、成り立ちには諸説があります。

三隣亡と大安が重なる日の読み方は、何に使うかで変わります。

三隣亡・大安・一粒万倍日の三つが重なる日もあります。2027年10月30日(土)はその一つで、一粒万倍日と大安が重なる週末ですが、三隣亡にも当たります。入籍や財布の使い始めには吉日として使えても、建築の日取りには向きません。建築の日取りを探すなら、三隣亡と土用の期間を外して吉日を並べた建築の吉日カレンダーが便利です。

己巳の日と不成就日が重なる日

己巳の日は、60日に一度巡る己巳の干支の日で、巳の日の中でも金運の神である弁財天との縁が最も強い日です。財布を新しくする、弁財天にお参りする、金運を願うといった用事に選ばれます。

己巳の日が不成就日と重なる日は、年に0〜3回ほどしかありません。2026年は4月25日・8月23日・12月21日の3回で、どれも大安とも重なる日でした。2028年には2月14日(月)・6月13日(火)・8月12日(土)の3回あり、6月13日は一粒万倍日とも重なります。

重なる日の使い方は、用事の性質で分けます。弁財天へのお参りや、日ごろの感謝を伝える参拝は、普段どおり行って構いません。財布の新調や口座の開設、契約のように、結果を期待して始める用事は不成就日の性質と合わないので、次の己巳の日か、一粒万倍日・天赦日などほかの金運の吉日に回すと気持ちよく始められます。年ごとの日付は己巳の日のカレンダーで確かめられます。

重なる日を使うときの考え方(不成就日を打ち消すには)

不成就日を打ち消す決まった方法は、暦の上にはありません。天赦日のように最上の吉日と呼ばれる日でも、星占堂では不成就日と重なれば吉の力が弱まると読みます。大切なのは、打ち消そうとすることより、重なる日をどう使うかを決めることです。

  1. その日に何をするのかを書き出す。建築、入籍、契約、買い物、お参りなど、用事の種類で気にする凶日が違う
  2. 動かせる用事なら、凶日と重ならない吉日に移す。吉日は月に何日もあるので、候補はすぐ見つかる
  3. 動かせない予定(式場の都合、仕事の締め切りなど)は、気になる手続きだけを別の日に分ける。たとえば結婚式は予定どおり行い、婚姻届は別の吉日に出す
  4. 当日は準備を丁寧にして臨み、暦のことは考えすぎない

不成就日を気にしなくていい場面もあります。日用品の買い物、掃除や片付け、友人との食事、いつもどおりの仕事など、結果を期待して区切りをつける用事でなければ、不成就日を意識する必要はありません。不成就日は暦の本によって数え方が違うこともある選日で、星占堂は旧暦の月ごとに決まった日で数えています。気にするかどうかは自分と家族で決めてよく、家族や相手が気にする場合だけ合わせる、という使い方でも十分です。日取りが決めきれないときは、目的と家族の事情を誰かに話して、一緒に候補を絞ってもらうと迷いが減ります。

よくある質問

不成就日と大安が重なる日は、どっちを優先しますか?

結果を期待する用事なら、不成就日を優先して別の日を選ぶのが無難です。星占堂では、不成就日と重なると大安の吉の力が弱まると読みます。日常の用事なら、大安として普段どおり過ごして構いません。

不成就日を打ち消す方法はありますか?

暦の上で不成就日を打ち消す決まった方法はありません。動かせる用事は凶日と重ならない吉日に移し、動かせない予定は気になる手続きだけを別の日に分けるのが現実的です。当日は準備を丁寧にして臨めば十分です。

三隣亡と大安が重なる日に入籍してもいいですか?

三隣亡は建築の凶日なので、入籍には気にしない人が多く、大安として使って構いません。家族が三隣亡を気にする場合は、話し合って別の日にすると安心です。地鎮祭や上棟などの建築の日取りでは、大安でも三隣亡を避けます。

不成就日は気にしなくていいですか?

日用品の買い物や掃除、人と会う予定などは気にしなくて構いません。入籍、契約、開業のように結果を期待して区切りをつける用事は、気になるなら避けると気持ちよく始められます。気にするかどうかは、自分と家族が納得できる形で決めてください。

己巳の日と不成就日が重なる日に財布を買ってもいいですか?

財布の新調は結果を期待して始める用事なので、気になるなら次の己巳の日や、一粒万倍日などほかの金運の吉日に回すのがおすすめです。弁財天へのお参りは、重なる日でも普段どおり行って構いません。己巳の日と不成就日が重なるのは年に0〜3回です。

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