風水で黒の意味|置く場所と合う方角

風水の黒は、五行の水にあたる色で、お金や大切なものを蓄えて守る力、集中、無駄づかいを抑える働きを表す色です。合う方角は水の方角の北で、財布や収納家具、小物などで引き締め役として使うのが基本です。黒ばかりで部屋をまとめると気がこもり、人を遠ざける印象になるため、白や金色、明るい色と組み合わせて使います。

この記事の要点

  • 黒は五行の水の色で、蓄える・守る・集中を表す
  • 合う方角は北。収納家具や小物の引き締め役として使う
  • 黒ばかりは気がこもり、人を遠ざける。面積は控えめに
  • 西で多く使うと金の気を弱める。南の大きな黒も控える
  • 白・金色を添え、緑の植物と合わせると巡りが生まれる

黒が表す運気と五行

黒は、五行では水にあたる色です。水は低いところに静かにたまり、表に出さずに内側で力を蓄える五行で、黒はその「ためる」「しまう」働きを表します。季節では冬、一日のうちでは夜にあたり、活動を休めて次の芽吹きに備える時間の色です。

風水で黒が表すのは、次の四つです。

財布の色として黒が多く選ばれるのも、この「守って蓄える」働きによるものです。風水の解説でも、貯めたい人に向く財布の色として黒を挙げるものが多数あります。黒い財布の選び方は黒い財布の金運で詳しく説明しています。

九星気学では、一白水星の人にとって黒は本命星そのものの色、三碧木星・四緑木星の人にとっては水が木を育てる関係から自分を支える色にあたります。

黒が合う方角

黒が合う方角は、五行で水にあたる北です。北は貯蓄運や信頼、休息を表す方角で、黒は方角そのものの色にあたります。北の部屋に黒い収納家具を置くと、蓄えにつながると読む考え方もあります。

ただし、北の色については考え方が二つに分かれます。日本の風水では、北は日当たりが悪く冷えやすい方角なので、ピンクやオレンジ、アイボリーといった暖色で温めることを勧める解説のほうが多数です。五行どおりなら北は水の黒・紺ですが、壁やカーテンのような大きな面積を黒にすると、北の部屋がいっそう暗く冷たく見えます。北では暖色やアイボリーを部屋の地の色にして、黒は収納家具や小物の引き締め役にとどめると、両方の考え方を生かせます。北の色の使い方は風水で北に合う色で詳しく説明しています。

反対に、黒を控えたい方角もあります。

西や南の部屋に黒い家具がすでにあるなら、上に白や黄色、緑のカバーや小物を重ねて、黒の面積を小さく見せる工夫をします。

黒を使うとよい場所と物

黒は、小さな面積で全体を引き締める色です。広く使うより、要所に置いて部屋や持ち物にけじめをつける使い方が向いています。

黒い物は、ほこりや指紋が目立ちやすい色でもあります。黒い家具や家電は、こまめに乾いた布で拭いて、つやを保ってください。たとえば北の部屋に黒い本棚を置くなら、棚の上にほこりがたまっていないかを週に一度確かめるだけで、印象が違います。場所と物ごとの向き不向きは、次の表のとおりです。

黒を使う場所・物ごとの働きと使い方のコツ
場所・物黒の働き使い方のコツ
財布お金を守って蓄える金色の金具や明るい内装の物を選ぶ
北の部屋の収納家具蓄えと信頼を支える部屋の地の色は暖色やアイボリーにする
書斎の机・椅子刺激を抑えて集中を助ける机の上には明るい色の小物を一つ置く
手帳・ペン考えや予定を内にしまう中のページは白や生成りの物を選ぶ
テレビ・家電部屋を引き締めるほこりと指紋をこまめに拭く
西の部屋多いと金の気を流す大きな黒は避け、白や黄色を重ねる
南の部屋火の明るさを抑える黒は小物にとどめ、緑や白でまとめる

黒を使いすぎるときの注意

黒は守る力が強い分、使いすぎると流れを止めてしまう色です。風水では、黒ばかりの部屋は気がこもって滞り、住む人が人を遠ざけて孤立しやすくなると読みます。

次のような状態になっていたら、黒を減らす合図です。

減らすときは、まず面積の大きい物から替えます。黒いソファならアイボリーや生成りのカバーを掛ける、黒い寝具なら白やベージュに替える、というように、黒の上に明るい色を重ねるだけでも印象は大きく変わります。服が黒ばかりの人は、黒を土台に、白いシャツや明るい色のストールを一点足してください。

守りを固める黒は、お金を貯めたいとき、集中したいときの強い味方です。一方で、新しい出会いや人とのつながりを広げたい時期には、黒を控えめにして、ピンクや白など人を迎え入れる色を増やすと、色の働きと自分の目標がそろいます。

黒と相性の良い色の組み合わせ

黒を生かすコツは、巡りを生む色を一つ添えることです。五行の関係を手がかりに、組み合わせを選びます。

避けたいのは、黒と赤を同じくらいの面積で並べる配色です。水が火を消す関係にあたり、互いの色が強くぶつかります。赤を使うなら小物一点にして、黒との間に白や緑を挟んでください。

九紫火星の人にとって黒は、水が火を抑える関係にあたる色なので、財布や小物に黒を選ぶなら、内側や持ち手に緑を合わせると使いやすくなります。自分の星と住まいの方角から、黒をどこに使うと生きるかを詳しく見てもらうと、引き締め役としての黒の置き場所を決めやすくなります。

よくある質問

風水で黒はどこに置くといいですか?

水の方角の北が黒に合う場所です。北の部屋では、黒い収納家具に通帳や大切な書類をまとめるといった引き締め役として使います。壁やカーテンなど大きな面積を黒にすると北がさらに暗く見えるので、部屋の地の色は暖色やアイボリーにしてください。

黒い家具は風水で運気が下がりますか?

黒い家具があるだけで運気が下がるわけではありません。黒は蓄えと集中を表す色で、書斎の椅子や北の収納家具にはよく合います。部屋の大きな物がほとんど黒になっているなら、明るい色のカバーや小物を重ねて、黒の面積を減らしてください。

西に黒い物を置くのはよくないですか?

大きな黒い物は控えめにするのがおすすめです。五行では金が水を生むため、西に水の色が多いと金運の方角の金の気が流れ出ると読みます。すでに黒い家具があるなら、白や黄色のカバーや小物を重ねてください。

黒い服ばかり着るのは風水でよくないですか?

黒い服には、気持ちを引き締め、集中を助ける働きがあります。ただ黒ばかりだと人を遠ざける印象になると読むので、人と会う日や新しい出会いを広げたい時期には、白いシャツや明るい色の小物を一点足すと、黒の良さを残しながら印象をやわらげられます。

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