風水で赤の意味|置く場所と合う方角
風水の赤は、五行の火にあたる色で、行動力や活力、やる気、勝負運、人を引きつける魅力を表す色です。合う方角は五行どおりなら火の南で、日本の風水では「東に赤でやる気が出る」という使い方も広く知られています。刺激の強い色なので、部屋全体を赤にせず、花やクッションなどの差し色として少量使うのが基本です。
この記事の要点
- 赤は五行の火の色で、行動力・やる気・勝負運・魅力を表す
- 方角は五行の南と、日本で広まった東。北東では差し色に
- 刺激が強いので、大きな面積は避けて差し色で少量使う
- 西・北西の大きな赤は金の気を抑える。財布は意見が割れる
- 白を地に赤を差す、黄・ベージュや緑と組むと生きる
赤が表す運気と五行
赤は、五行では火にあたる色です。火は燃え上がって周りを照らし、勢いよく広がる五行で、赤はその「動き出す」「目立つ」働きを表します。季節では夏、一日のうちでは日が最も高い昼にあたり、外へ向かって力を出す時間の色です。
風水で赤が表すのは、次の四つです。
- 行動力・活力:腰が重いときに一歩を踏み出す力
- やる気:仕事や勉強に取りかかる気持ちを高める
- 勝負運:試合や試験、交渉など、ここ一番の場面で踏ん張る力
- 魅力・人気:人の目を引き、注目を集める華やかさ
たとえば、朝なかなか動き出せない人が東の窓辺に赤い花を一輪飾る、大事なプレゼンの日に赤いペンや小物を持つ、といった使い方は、赤の「動き出す」意味を暮らしに取り入れる方法です。
九星気学では、九紫火星の人にとって赤は本命星そのものの色、二黒土星・五黄土星・八白土星の人にとっては火が土を生む関係から自分を支える色です。反対に、六白金星・七赤金星の人には火が金を抑える関係にあたるので、赤は小物の差し色にとどめると使いやすくなります。
赤が合う方角
赤が合う方角は、考え方が二つに分かれます。五行どおりに考えると、赤は火の色なので、火の方角の南が赤の方角です。一方、日本で広まった風水では「東に赤を置くとやる気が出る」という説明が根強く、方角の解説では東に赤を挙げるものが南よりやや多くあります。東は朝日が昇る方角で、仕事運や発展を表すため、赤の勢いと重ねて読まれてきました。
- 南:人気や美しさ、ひらめきを表す火の方角。赤は方角そのものの色だが、日差しも強いので重ねすぎない。南では緑や白・ベージュで火の気を落ち着かせる解説もあり、赤は花や小物で少し添える程度にする
- 東:仕事や発展、やる気の方角。青や緑を地の色にして、赤い小物を一つ添えると勢いが出る
- 北東:鬼門の方角。白などを地の色にして、赤を差し色として加える使い方が多い
反対に、赤を大きく使わないほうがよいのは西と北西です。どちらも金の方角で、五行では火が金を溶かす関係にあたります。西に真っ赤なカーテンや大きな赤い家具を置くと、金運の方角の金の気を抑えると読みます。北西でも、落ち着いた引き立ての気とぶつかるので、赤はペンや本の背表紙程度にとどめてください。南の部屋の色の使い方は風水で南に合う色でも説明しています。方角ごとの赤の扱いは、次の表のとおりです。
| 方角・場所 | 赤の扱い | 理由 | 取り入れ方の例 |
|---|---|---|---|
| 南 | 少し添える | 火の方角だが、日差しと火の気が重なりやすい | 赤い花、クッションを一つ |
| 東 | 差し色に使う | やる気と発展の方角で、赤の勢いと重なる | 青や緑の地に赤い小物 |
| 北東 | 白の地に差し色 | 鬼門を清める白に、動きを足す | 白い棚に赤い器や花 |
| 西 | 大きな赤は避ける | 火が金を溶かし、金運の方角とぶつかる | 使うなら小物一点 |
| 北西 | 小物にとどめる | 落ち着いた引き立ての気とぶつかる | ペンや本の背表紙程度 |
| 寝室 | 控えめにする | 刺激が強く、休む場所の落ち着きを損なう | 淡いローズや小さな柄で |
赤を使うとよい場所と物
赤は、小さな面積でも強く目に入る色です。場所ごとに、少量で効く使い方を挙げます。
- 玄関:赤い実のなる植物や赤い花を一輪。来客を華やかに迎える。玄関マットまで赤にはしない
- リビング:クッションやブランケット、花瓶など、手で動かせる物で一点。季節ごとに入れ替える
- 仕事机:赤いペンやファイル、付せん。期限のある作業や、勝負の書類の目印に
- 東の窓辺:赤い花や朝日の写真。朝の動き出しを後押しする
- 身につける物:大事な日の赤いハンカチやネクタイ、小さなアクセサリー
- キッチン:赤い鍋やふきんは火を扱う場所になじむ。シンクの周りには置きすぎない
赤は布ものの色あせが目立ちやすい色でもあります。日に焼けてくすんだ赤は勢いの印象を失うので、クッションカバーやふきんは季節ごとに洗い、色あせたら取り替えます。
財布の赤については、意見が分かれます。「赤字」や浪費につながるとして避ける解説が多い一方、中国では赤を縁起のよい金運の色とする考え方もあります。赤い財布の選び方は赤い財布の金運で詳しく説明しています。
赤を使いすぎるときの注意
赤は刺激が強い色です。部屋全体を赤でまとめると、気持ちが高ぶって落ち着かず、いら立ちやすくなります。風水の解説でも、赤は使いすぎに注意する色として多く挙げられています。
次のような使い方は控えめにします。
- 壁紙やカーテン、ソファなど、大きな面積を赤にする
- 寝室の寝具を真っ赤にする
- 赤と青を同じくらいの量で並べる
- 西や北西の部屋に大きな赤い家具を置く
赤と青を同時に多く使わないのは、五行で水が火を消す関係にあたり、二つの色が強くぶつかるためです。赤いソファに青いラグ、といった組み合わせは、どちらかを白やベージュに替えると落ち着きます。
赤を減らすときは、面積の大きい物から替え、赤は一部屋に一点か二点と覚えておくと迷いません。それでも赤い物を見ると元気が出る、という人は、手のひらに収まる大きさの小物を毎日手に取れる場所に置くと、刺激を強めすぎずに赤の力を取り入れられます。
赤と相性の良い色の組み合わせ
赤をほかの色と組み合わせるときは、五行の関係を手がかりにします。
- 赤と白:白を地の色にして赤を差し色に加える組み合わせ。北東の部屋で多く使われ、赤の勢いが清潔感の中で引き立つ
- 赤と黄色・ベージュ:火が土を生む組み合わせ。ベージュのソファに赤いクッション、黄色の花に赤を一輪、というように使うと温かみが出る
- 赤と緑:木が火を生む組み合わせ。観葉植物の緑に赤い花や赤い鉢を合わせると、赤の勢いが無理なく育つ
- 赤と紫:同じ火の色どうし。華やかになりすぎるので、淡いラベンダーに赤を少し添える程度にする
避けたいのは、赤と青・黒を同じ面積で並べる配色と、赤と金色を重ねて重く派手にする配色です。赤と金は、五行では火が金を溶かす関係にあたるうえ、量が多いとお金づかいまで派手になると読みます。
年ごとの色を合わせたいときは、2027年の色の流れも参考になります。2027年は紫が基本の色で、二黒土星・四緑木星・五黄土星・八白土星の人の年の色に赤・紫が入ります。本命星ごとの色の組み合わせは2027年の風水カラーにまとめています。やる気が出ない、勝負の時期をどう乗り切るか迷う、といった悩みを抱えているときは、色を変えるのと同時に誰かに話して気持ちを整理すると、動き出すきっかけがつかみやすくなります。
よくある質問
- 風水で赤はどこに置くといいですか?
五行どおりなら火の方角の南、日本の風水ではやる気の方角の東が赤に合う場所です。北東では白を地の色にして赤を差し色に使います。どの方角でも、花やクッション、小物など小さな面積で取り入れてください。
- 西に赤いものを置くのはよくないですか?
大きな赤い物は控えるのがおすすめです。五行では火が金を溶かす関係にあたり、金運の方角である西の金の気を抑えると読みます。赤を使いたいときは小物一点にとどめ、西は白や黄色を中心にまとめてください。
- 赤い財布は風水で金運に悪いですか?
考え方が分かれる色です。日本の風水では「赤字」や浪費を連想させるとして避ける解説が多く、中国では赤を縁起のよい色とする考え方もあります。九星気学では土の星の人を支える色にあたるので、自分の本命星と合わせて選ぶと迷いにくくなります。
- 赤いカーテンは風水でどうですか?
部屋全体の印象を大きく左右するので、赤いカーテンは刺激が強すぎる使い方です。赤を取り入れたいなら、カーテンは白やベージュにして、タッセルやクッションに赤を使うと、勢いを足しながら落ち着いた部屋になります。
あわせて読みたい
- 風水の色の意味一覧赤と並べて、ほかの色の意味と使いどころを比べられます。
- 風水で黒の意味赤の一つ手前、蓄えて守る水の色の使い方が分かります。
- 風水でピンクの意味赤の次に読みたい、恋愛運と良縁を表す色の使い方が分かります。
- 赤い財布の金運赤い財布が向いている本命星と、生きる時期や場面が分かります。
- 風水で南に合う色と置くもの赤と緑・白で割れる南の色の考え方と、整え方が分かります。
- 風水で東に合う色と置くもの青と赤が勧められる東の方角の色と、置くものが分かります。
- 九紫火星赤が本命星の色になる、火を象徴する星の性質が分かります。
- 2027年の風水カラー赤・紫が年の色に入る本命星と、季節ごとの色の切り替えが分かります。