六殺(五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破)

六殺は、九星気学で吉方位から外す六つの凶方位で、五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破を指します。凶方位という言葉に身構えるのは自然なことですが、六殺は盤の上の決まりから機械的に求まる「避ける方位の目印」です。決まり方を知っておくと、方位を選ぶときに落ち着いて候補を絞れます。

要点

  • 六殺は、九星気学で吉方位から外す六つの凶方位です。
  • 五黄殺は、年盤・月盤で五黄土星が入る方位です。
  • 暗剣殺は、五黄殺の反対側の方位です。
  • 本命殺は自分の本命星が入る方位、本命的殺はその反対側の方位です。
  • 歳破はその年の十二支の反対側、月破はその月の十二支の反対側の方位です。

五黄殺と暗剣殺

五黄殺は、年盤や月盤で五黄土星が入っている方位です。五黄土星は後天定位盤で中央にいる、周りを従える強い力を持つ星で、八方位のどこかに出ると、その方位は五黄殺になります。五黄殺は、自分から動いたことが空回りしやすい方位として扱います。年盤の五黄殺は一年を通して、月盤の五黄殺はその月のあいだ同じ方位です。

暗剣殺は、五黄殺の反対側の方位です。五黄殺が南なら暗剣殺は北、五黄殺が北東なら暗剣殺は南西になります。暗剣殺は、自分では気づきにくいところから思わぬ横やりが入る方位として扱います。五黄殺と暗剣殺は、本命星に関係なく誰にとっても同じ方位です。五黄土星が中宮に入る年や月の盤では、五黄土星が八方位のどこにも出ないため、五黄殺と暗剣殺はありません。

本命殺と本命的殺

本命殺は、年盤や月盤で自分の本命星が入っている方位です。本命星の方位へ向かうことは自分自身の星に向かって動くことになり、自分のペースが乱れやすい方位として扱います。本命的殺は本命殺の反対側の方位で、目標や判断の向きがぶれやすい方位として扱います。本命殺と本命的殺は向かい合う一組なので、片方がわかればもう片方もすぐに決まります。

五黄殺と暗剣殺は誰にとっても同じ方位ですが、本命殺と本命的殺は本命星ごとに方位が違います。同じ2026年の年盤でも、三碧木星の人は西が本命殺、七赤金星の人は南西が本命殺です。自分の本命星が中宮に入る年や月の盤では、本命星が八方位のどこにも出ないため、本命殺と本命的殺はありません。家族で方位を選ぶときは、全員の本命殺と本命的殺を並べて確かめてください。

六殺の決まり方と、出ない盤
名称決まり方使う盤出ない盤
五黄殺五黄土星が入る方位年盤・月盤五黄土星が中宮の盤
暗剣殺五黄殺の反対側の方位年盤・月盤五黄土星が中宮の盤
本命殺自分の本命星が入る方位年盤・月盤本命星が中宮の盤
本命的殺本命殺の反対側の方位年盤・月盤本命星が中宮の盤
歳破その年の十二支の反対側の方位年盤なし(毎年出る)
月破その月の十二支の反対側の方位月盤なし(毎月出る)

歳破と月破

歳破は、その年の十二支の方位の反対側にあたる方位です。十二支は、子が北、丑と寅が北東、卯が東、辰と巳が南東、午が南、未と申が南西、酉が西、戌と亥が北西に配置されています。午年の2026年は、午のある南の反対の北が歳破です。

月破は、その月の十二支の反対側の方位で、月盤で判定するときに歳破の代わりに使います。寅月なら寅のある北東の反対の南西、卯月なら卯のある東の反対の西が月破です。歳破と月破は、まとまりかけた話がほどけやすい方位として扱います。年の十二支は立春で、月の十二支は節入りで区切ったものを使います。歳破と月破は中宮の星に関係なく十二支だけで決まるので、どの年にも、どの月にも一つずつ出ます。

凶方位が重なる盤と重ならない盤

六殺は盤ごとに別々に決まるので、一つの方位に複数の凶方位が重なることがあります。2026年の年盤では、五黄土星が南に入るため南が五黄殺、北が暗剣殺で、午年の歳破も北に重なります。本命星が三碧木星の人なら、三碧木星の入る西が本命殺、東が本命的殺になり、八方位のうち四つの方位が凶方位です。

反対に、盤によっては凶方位が少なくなります。2026年の巳月(5月5日から)は月盤の中宮が五黄土星なので、この月の月盤には五黄殺も暗剣殺もありません。重なっている数に関係なく、六殺に一つでも当たる方位は吉方位から外す、というのが本サイトの判定です。凶方位の数が少ない月は、吉方位を探しやすい月として計画の候補にできます。

六殺との向き合い方

六殺は、方位を選ぶときに外す目印であり、その方位にある場所や住む人を悪いものとする考え方ではありません。通勤や通学、ふだんの買い物のように毎日の生活で通る方角まで気にする必要はなく、引っ越しや長い旅行など、自分で時期と行き先を選べる大きな動きのときに使います。行き先の候補がいくつかあるときに、六殺に当たらないものを選ぶという使い方が基本です。

仕事や家族の用事で六殺に当たる方位へ出かける予定がある人は、目的をはっきりさせ、日程に余裕を持たせて落ち着いて行動すると気持ちよく過ごせます。方位を選べるときは、年盤と月盤の両方で吉になる方位と月を探し、そちらを優先して計画すると前向きに動けます。凶方位を知る目的は、怖がることではなく、選べる場面で選びやすくすることにあります。

具体例

本命星が九紫火星の人について、2027年の年盤で六殺を確かめます。2027年の年盤は中宮が九紫火星で、自分の本命星が中宮に入る年なので、本命殺と本命的殺はありません。五黄土星は北に入るので北が五黄殺、反対の南が暗剣殺です。2027年は未年で、未のある南西の反対の北東が歳破です。この結果、九紫火星の人の2027年の凶方位は北・北東・南の三つになります。残る方位のうち、退気の八白土星が入る南東と、同じく退気の二黒土星が入る西が、2027年の年盤の吉方位です。六殺が少ない年でも、吉の星が入る方位だけが吉方位になる点を確かめておきましょう。

よくある質問

暗剣殺と五黄殺はどちらが強い凶方位ですか
本サイトでは六殺の間に強さの順位をつけず、どれか一つに当たれば吉方位から外します。五黄殺は自分から動いて起こるつまずき、暗剣殺は外から受ける思わぬ影響と、表すものが違うと考えます。どちらも方位を選ぶときに避ける目印として使ってください。
六殺の方位は毎年変わりますか
五黄殺・暗剣殺・歳破は年盤ごとに変わり、その年は誰にとっても同じ方位です。本命殺と本命的殺は本命星ごとに違い、これも年盤の配置で毎年動きます。月盤では、これらが毎月入れ替わります。
歳破と月破の違いは何ですか
歳破はその年の十二支、月破はその月の十二支の反対側の方位です。歳破は年盤、月破は月盤の判定で使います。年の十二支は立春、月の十二支は節入りで切り替わります。
定位対冲や小児殺は六殺に入りますか
本サイトの六殺には、定位対冲と小児殺は入りません。五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺と、年盤の歳破、月盤の月破を凶方位として判定しています。

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