日命星(日家九星)とは

日命星は、生まれた日の九星で、毎日割り当てられている日家九星のうち誕生日の星を指します。冬至と夏至に最も近い甲子の日を境に、星の数が一つずつ増える陽遁と、一つずつ減る陰遁が切り替わります。本命星や月命星より細かい単位の星で、日々の動き方や身近な人との関わり方を表します。

要点

  • 日命星は、生まれた日の九星で、毎日割り当てられる日家九星のうち誕生日の星です。
  • 日家九星は、冬至と夏至に最も近い甲子の日で進み方が切り替わります。
  • 冬至に最も近い甲子の日からは陽遁で、一白水星から数が一つずつ増えます。
  • 夏至に最も近い甲子の日からは陰遁で、九紫火星から数が一つずつ減ります。
  • 切り替えの間隔が240日になるときは閏を入れ、甲午の日から次の遁に入ります。

毎日の星を決める日家九星

九星は年と月だけでなく、一日ごとにも割り当てられています。これを日家九星と呼び、その日の日盤の中宮に入る星を表します。生まれた日の日家九星が、その人の日命星です。日盤は年盤や月盤と同じ形の盤で、中宮の星が日ごとに入れ替わります。

年の九星は立春、月の九星は節入りの時刻で切り替わりますが、日家九星は日付で決まり、その日一日を通して同じ星です。日家九星は暦の日付ごとに一つずつ動いていくので、同じ年の同じ月に生まれた人どうしでも、生まれた日が違えば日命星は違います。暦の日ごとの欄に九星が書かれていることがあるのは、この日家九星です。本命星と月命星が同じ人どうしでも、日命星まで見ると違いが見つかります。

陽遁と陰遁の切り替え

日家九星には、数が一つずつ増える陽遁と、一つずつ減る陰遁の二つの進み方があります。冬至に最も近い甲子の日から陽遁に入り、その日を一白水星として二黒土星、三碧木星と順に進みます。夏至に最も近い甲子の日からは陰遁に入り、その日を九紫火星として八白土星、七赤金星と順に戻ります。

冬至のころは昼が最も短く、ここから日が長くなっていく時期なので陽、夏至のころは昼が最も長く、ここから日が短くなる時期なので陰と名づけられています。甲子は六十干支の最初の組み合わせで60日ごとに巡ってくるため、切り替えの日は冬至や夏至の当日から前後にずれます。2026年は6月19日の甲子から陰遁、12月16日の甲子から陽遁に入ります。

日家九星の進み方(本サイトの方式)
区分始まりの日最初の星進み方
陽遁冬至に最も近い甲子の日一白水星一白水星、二黒土星、三碧木星と数が一つずつ増える
陰遁夏至に最も近い甲子の日九紫火星九紫火星、八白土星、七赤金星と数が一つずつ減る
ふつうの切り替え前の遁から180日後の甲子の日前の日と同じ星切り替えの前後2日に同じ星が続く
閏(間隔が240日のとき)次の切り替えの30日前の甲午の日次の甲子の日に一白水星(陽遁)または九紫火星(陰遁)になるよう数えた星甲午の日から次の遁の進み方に入る

切り替えの前後と閏

陽遁と陰遁は、ふつうはどちらも180日続きます。180日は9の倍数なので、陽遁は九紫火星で終わってそのまま陰遁の九紫火星に入り、陰遁は一白水星で終わって陽遁の一白水星に入ります。そのため切り替えの前後の2日は、同じ星が続きます。

甲子の日は60日ごとに来るので、年によっては冬至・夏至に最も近い甲子までの間隔が240日になります。このときは閏を入れて調整し、本サイトでは次の切り替えの30日前にあたる甲午の日から次の遁に入ります。閏の扱いには流派によって違いがあり、2031年11月から2034年7月までは、本サイトの日命星とほかの暦の日命星が一致しない日があります。この期間の日命星は、本サイトの方式で求めた値として読んでください。

日命星が表す性質

日命星は、本命星や月命星よりも細かい、日々の過ごし方に表れる性質を表します。一日の中でどのように動くのが心地よいか、身近な家族や友人、パートナーにどのように接するかといった、生活の手ざわりに近い部分です。外での評価よりも、家の中や気心の知れた相手の前での振る舞いに表れます。

本命星が社会での生き方、月命星が内面の気質を表すとすると、日命星はそれを毎日の行動に移すときの癖として読みます。たとえば日命星が三碧木星の人は、思い立ったことをその日のうちに試す身軽さが日常に出ます。日命星が八白土星の人は、決めた段取りを守りながら一日を着実に進めます。本命星と日命星が違う人は、場面によって見せる顔の違いを、二つの星の組み合わせとして考えると整理しやすくなります。

日家九星を毎日の暦として使う

日家九星は、誕生日の星としてだけでなく、毎日の暦としても使えます。その日の中宮の星は、その日の雰囲気や動きやすい行動を表すものとして、予定を立てるときの目安になります。たとえば一白水星の日は人の話を聞いて情報を集める日、六白金星の日は責任ある決断や大事な打ち合わせを入れる日として使います。七赤金星の日は人と会って楽しむ予定、八白土星の日は片づけや準備を進める予定に向きます。

自分の日命星と同じ星が巡る日は、ふだんは9日ごとにやってきます。陽遁と陰遁の切り替えをまたぐと間隔が変わるので、切り替えの時期は暦で確かめてください。気になる予定がある日の九星を暦で調べ、自分の本命星との五行の関係を見ながら一日の過ごし方を組み立てると、日家九星を生活の中で生かせます。

具体例

2026年の夏至前後の日家九星を、日付順に追ってみます。陽遁が続く6月17日は八白土星、6月18日は九紫火星です。6月19日は夏至(6月21日)に最も近い甲子の日なので、ここから陰遁に入り、九紫火星から数え始めます。そのため6月18日と19日は、二日続けて九紫火星になります。6月20日は八白土星、6月21日は七赤金星と、今度は数が一つずつ減っていきます。6月17日生まれと6月20日生まれの人はどちらも日命星が八白土星で、日命星の性質としては同じ星として読みます。誕生日がこの時期の人は、前後の日の星と比べると、遁の切り替えによる並びの変化がよくわかります。

よくある質問

日命星と本命星はどう違いますか
本命星は立春で区切った生まれ年の星で、日命星は生まれた日の星です。本命星は同じ年に生まれた人で共通しますが、日命星は日ごとに替わります。本命星で生き方の大きな方向を、日命星で毎日の行動の癖を読みます。
日命星は何時に切り替わりますか
日命星は日付で決まり、その日の0時から24時まで同じ星です。年の星や月の星のように、節入りの時刻で区切ることはありません。夜遅くに生まれた人も、生まれた日付の星が日命星です。
陽遁と陰遁で日命星の意味は変わりますか
星の意味は、陽遁でも陰遁でも同じです。遁が表すのは日ごとの星の並び方で、一白水星なら一白水星の性質として読みます。陽遁の時期か陰遁の時期かは、星を求める計算の中で使う区別です。
自分の日命星はどうやって調べればよいですか
生年月日を入れると、本サイトが暦の計算で日命星を求めます。手で計算するには、生まれた日の直前の切り替え日を探し、そこからの日数を数える必要があります。閏の有無も確かめなければならないため、計算結果のページで確かめるのが確実です。

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