星座の境目に生まれた人

星座の境目に生まれた人とは、太陽がちょうど次の星座へ移る日やその前後に生まれた人のことで、生まれ年によって太陽星座が変わります。星座の始まりの日は毎年同じではなく、1日前後ずれるためです。このガイドでは、境目がずれる理由と本サイトの判定方法、境目に生まれた人の星座の読み方を解説します。

要点

  • 星座の境目の日付は固定されておらず、年によって1日前後ずれます。
  • ずれの原因は、太陽が春分点に戻る約365.24日と、暦の1年の365日・366日の差です。
  • 境目の日付は、うるう年を挟んでおよそ4年の周期で前後に動きます。
  • 星座の境目は、二十四節気の中気(春分・穀雨・小満など)の瞬間と一致します。
  • 本サイトは、生まれた日の正午(日本時間)の太陽黄経で太陽星座を判定します。

境目の日付が年ごとにずれる理由

12星座は、春分の瞬間に太陽がいる位置を0度として、黄道を30度ずつに区切ったものです。太陽がある星座から次の星座へ移る瞬間は天文計算で決まり、カレンダーの日付で決まっているわけではありません。

太陽が春分点を出発して再び春分点へ戻るまでの長さは約365.24日ですが、暦の1年は365日か366日です。そのため、太陽が星座を移る時刻は平年ごとに約6時間ずつ遅れ、うるう年の2月29日で1日分戻る、という動きを繰り返します。この結果、星座の境目の日付はおよそ4年の周期で前後に揺れます。さらに日本時間で見るか、どの時刻で判定するかによっても日付は変わります。雑誌や早見表で「おうし座は4月20日から」「4月21日から」と書き方が分かれるのは、どの年を基準にしたかが違うためで、どちらかが誤りというわけではありません。

星座の境目と二十四節気の中気

星座の境目は、暦の二十四節気と深く結び付いています。二十四節気は太陽黄経を15度ごとに区切ったもので、そのうち30度ごとに来る中気が、ちょうど星座の始まりと重なります。春分はおひつじ座、穀雨はおうし座、小満はふたご座、夏至はかに座の始まりで、秋分はてんびん座、冬至はやぎ座の始まりです。星座の境目を知りたいときは、その年の中気の日時を見ると答えが出ます。

ただし本サイトの暦注では、二十四節気の期間を日付単位で数え、節入りの日をその日まるごと新しい節に入れます。一方、太陽星座は生まれた日の正午の太陽の位置で判定します。そのため中気の時刻が正午より後になる年は、暦の上ではすでに穀雨の日でも、太陽星座はおひつじ座のまま、ということが起こります。暦と星座の表示が食い違って見えるときは、判定の時刻が違うためだと理解してください。

星座の始まりと中気、その星座になる最初の日(本サイトの正午判定、1926〜2036年)
星座始まりの中気(太陽黄経)その星座になる最初の日
おひつじ座春分(0度)3月20日〜22日
おうし座穀雨(30度)4月20日〜21日
ふたご座小満(60度)5月21日〜22日
かに座夏至(90度)6月21日〜23日
しし座大暑(120度)7月23日〜24日
おとめ座処暑(150度)8月23日〜25日
てんびん座秋分(180度)9月23日〜24日
さそり座霜降(210度)10月23日〜25日
いて座小雪(240度)11月22日〜24日
やぎ座冬至(270度)12月22日〜23日
みずがめ座大寒(300度)1月20日〜22日
うお座雨水(330度)2月19日〜20日

本サイトの判定方法

本サイトでは、生まれた日の正午(日本時間)に太陽が黄道上の何度にあったかを天文計算で求め、その位置が入る星座を太陽星座とします。出生時刻を使わないため、生年月日だけで一つの星座に決まります。正午を基準にしているのは、出生時刻がわからない人でも同じ方法で判定でき、1日のちょうど真ん中で区切ることで結果の偏りを小さくできるからです。

境目の日に生まれた人の判定は、その年に太陽が星座を移った時刻で決まります。移った時刻が正午より前なら、その日の正午にはすでに新しい星座に入っているので新しい星座になります。移った時刻が正午より後なら、正午の時点ではまだ前の星座にいるので前の星座になります。出生時刻まで含めて計算すると、境目の日に生まれた人は正午の判定と別の星座になる場合があります。本サイトでは正午の位置で一つに定めて、各星座のページと結び付けています。

境目に生まれた人の読み方

境目に生まれた人の太陽は、前の星座の終わり近く、または次の星座の始まりのすぐ近くにあります。デカンで言えば、前の星座の第3デカンか、次の星座の第1デカンです。判定された星座の性質が基本になりますが、隣の星座の説明にも心当たりがある、と感じる人は少なくありません。

境目に生まれた人は両方の星座の性質をあわせ持つと読む流派もありますが、本サイトでは判定された一つの星座を太陽星座と定義します。そのうえで、隣の星座の説明は自分の別の一面を知るための補助として読むのがおすすめです。たとえばうお座の終わりに近いおひつじ座の人なら、おひつじ座の行動力を軸にしながら、うお座の共感力を人との関わりに生かせます。太陽星座だけで判断しきれないと感じるときは、月星座や金星星座など、ほかの天体の星座もあわせて見ると、自分の姿がより具体的になります。

早見表と結果が違うとき

雑誌や一般的な早見表では、星座の期間を「3月21日〜4月19日」のように固定した日付で示すことが多く、生まれ年ごとのずれは省かれています。そのため境目の前後に生まれた人は、早見表で見た星座と本サイトの判定が違うことがあります。

その場合は、生まれ年まで含めて天文計算した本サイトの判定を自分の太陽星座として使ってください。固定の日付は多くの年に当てはまる目安で、境目の数日間だけは年ごとに答えが変わります。家族や友人と誕生日が同じでも、生まれ年が違えば星座が違うことがあるのはこのためです。長年「自分はおひつじ座」と思っていた人が判定でうお座と出ても、それまでの読み方が無駄になるわけではありません。隣り合う星座の性質の両方を知ることで、自分を説明する言葉が増えたと考えると、境目に生まれたことを前向きに生かせます。

具体例

4月20日生まれの2人で比べます。1991年4月20日は、穀雨の時刻が23時08分で、正午の太陽黄経は29.547度でした。30度に届いていないため、この日に生まれた人の太陽星座はおひつじ座です。翌日の1991年4月21日には太陽黄経が30度を超えるので、おうし座になります。

一方、1992年4月20日は穀雨の時刻が4時57分で、正午の太陽黄経は30.287度でした。正午の時点ですでに30度を超えているため、この日に生まれた人の太陽星座はおうし座です。同じ4月20日生まれでも、1991年生まれはおひつじ座、1992年生まれはおうし座になり、生まれ年まで見ないと星座が決まらないことがわかります。

よくある質問

早見表と本サイトで星座が違うのはなぜですか
早見表は多くの年に当てはまる固定の日付で星座を分けており、生まれ年ごとのずれを省いているためです。本サイトは生まれた年の正午の太陽の位置を天文計算で求めて判定します。境目の前後に生まれた人は、本サイトの判定を自分の太陽星座として使ってください。
境目に生まれた人は両方の星座の性格を持っていますか
本サイトでは、正午の太陽の位置で判定した一つの星座をその人の太陽星座とします。ただ太陽が星座の端にあるため、隣の星座の説明に心当たりを感じる人は多くいます。隣の星座の説明は、自分の別の一面を知る手がかりとして読むと役立ちます。
出生時刻がわかる場合は星座が変わりますか
境目の日に生まれた人は、出生時刻で計算すると正午の判定と別の星座になる場合があります。たとえば太陽が星座を移った時刻が正午より後でも、それより遅い時刻に生まれていれば、生まれた瞬間の太陽はすでに次の星座にあります。境目の日以外に生まれた人は、出生時刻を使っても太陽星座は変わりません。

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