月命星とは
月命星は、生まれた月の九星で、本命星と並べて九星気学の性格を読むための星です。月の区切りはカレンダーの1日ではなく立春や啓蟄などの節入りで、年の十二支の組によって寅月の星が決まり、そこから一か月ごとに一つずつ数が小さくなります。本命星が外に見せる顔なら、月命星は内側の気質を表します。
要点
- 月命星は、生まれた月(節月)の九星です。
- 月の区切りは、立春・啓蟄・清明など十二の節の節入りです。
- 子・午・卯・酉の年は寅月が八白土星、丑・未・辰・戌の年は五黄土星、寅・申・巳・亥の年は二黒土星です。
- 寅月から月が一つ進むごとに、月命星の数は一つずつ小さくなります。
- 組を決める十二支は、立春で区切った年のものを使います。
節入りで区切る月
月命星の「月」は、カレンダーの1日から月末までではなく、二十四節気のうち十二の節で区切った節月です。立春から啓蟄の前日までが寅月、啓蟄から清明の前日までが卯月というように、立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒の節入りで、それぞれの月が始まります。寅月・卯月という名前は、その月に当てられた十二支から来ています。
節入りは各月の3日から9日の間にあるため、月の初めに生まれた人は、カレンダーの月と節月がずれます。たとえば3月3日生まれの人は、啓蟄の前なので寅月の生まれです。節入りの当日に生まれた人は、正午の時点で節入りを過ぎているかで判定します。月命星を調べる前に、自分がどの節月の生まれかを確かめておくと計算を間違えません。
寅月の星を決める三つの組
月命星を求める出発点は、一年の最初の月である寅月の星です。寅月の星は、生まれ年の十二支によって三つの組に分かれます。子・午・卯・酉の年は八白土星、丑・未・辰・戌の年は五黄土星、寅・申・巳・亥の年は二黒土星が寅月の星です。下の表の三つの列は、この三つの組に対応しています。自分の生まれ年の十二支がどの組に入るかを先に確かめておくと、表を素早く引けます。
ここで使う十二支は、立春で区切った年のものです。1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の十二支で組を決めます。2026年は午年なので、2026年の立春から始まる寅月は八白土星です。2027年は未年なので、2027年の寅月は五黄土星、2028年は申年なので二黒土星になります。年が一つ進むごとに組が替わり、3年で一巡します。
| 節月(始まりの節) | 子・午・卯・酉の年 | 丑・未・辰・戌の年 | 寅・申・巳・亥の年 |
|---|---|---|---|
| 寅月(立春) | 八白土星 | 五黄土星 | 二黒土星 |
| 卯月(啓蟄) | 七赤金星 | 四緑木星 | 一白水星 |
| 辰月(清明) | 六白金星 | 三碧木星 | 九紫火星 |
| 巳月(立夏) | 五黄土星 | 二黒土星 | 八白土星 |
| 午月(芒種) | 四緑木星 | 一白水星 | 七赤金星 |
| 未月(小暑) | 三碧木星 | 九紫火星 | 六白金星 |
| 申月(立秋) | 二黒土星 | 八白土星 | 五黄土星 |
| 酉月(白露) | 一白水星 | 七赤金星 | 四緑木星 |
| 戌月(寒露) | 九紫火星 | 六白金星 | 三碧木星 |
| 亥月(立冬) | 八白土星 | 五黄土星 | 二黒土星 |
| 子月(大雪) | 七赤金星 | 四緑木星 | 一白水星 |
| 丑月(小寒) | 六白金星 | 三碧木星 | 九紫火星 |
一か月ごとに一つずつ減る星
寅月の星が決まれば、あとは月が一つ進むごとに星の数を一つずつ小さくしていきます。子・午・卯・酉の年なら、寅月が八白土星、卯月が七赤金星、辰月が六白金星、巳月が五黄土星と進み、一白水星の次は九紫火星に戻ります。表の行をたどると、どの組でも一年のうちに九つの星を一巡し、さらに三つ進んだところで一年が終わることがわかります。
一年の最後にあたる子月は12月、丑月は翌年の1月です。丑月や1月初めの子月に生まれた人は、カレンダーの年が新しくなっていても立春前なので、前の年の十二支の組で数えます。たとえば2026年の立春から始まる一年では、子月(12月7日から)が七赤金星、丑月(2027年1月5日から)が六白金星です。下の表を使うと、年の組と節月から月命星を一度に引けます。
月命星が表す内面
本命星が社会の中で見せる顔や生き方の大きな方向を表すのに対し、月命星は内面の気質や、気持ちが動くときの反応を表します。子どものころの性格や、家族や親しい人の前で出る素の部分として表れるのが月命星です。人前で見せる顔ではないぶん、本人が自分では気づきにくい性質でもあります。
同じ本命星の人でも、月命星が違えば内側の感じ方が変わります。たとえば本命星が六白金星で月命星が一白水星の人は、外では責任感の強いまとめ役でも、内心では周りの空気を読みながら柔軟に考えるところがあります。自分の行動と気持ちに食い違いを感じるときは、月命星の性質を読んでみると理由が見えてきます。身近な人の月命星を知っておくと、外からは見えにくい気持ちの動きを想像しやすくなります。
月命星と傾斜宮のつながり
月命星は、傾斜宮を求めるときにも使います。傾斜宮は、月命星を中宮に置いた月盤で、本命星がどの宮に入っているかを見て決めます。そのため、本命星と月命星の組み合わせが同じ人は、傾斜宮も同じになります。月盤の作り方と傾斜宮の読み方は、傾斜宮のガイドで詳しく説明しています。
本命星と月命星が同じ星になる人もいて、この状態を同会と呼びます。同会の人は月盤の中央に本命星が入るため、本サイトで定めた対応表から傾斜宮を決めます。月命星を調べたら、続けて傾斜宮まで見ておくと、本命星・月命星・傾斜宮の三つで性格を立体的に読めるようになります。三つの星の五行が同じか違うかを見ると、外の顔と内面と動き方がそろっている人か、場面ごとに違う顔を見せる人かもわかります。
具体例
1994年12月25日生まれの人の月命星を求めます。1994年は戌年なので丑・未・辰・戌の組で、寅月の星は五黄土星です。この年の大雪は12月7日で、12月25日は大雪より後、翌年の小寒より前なので子月の生まれです。寅月から子月までは10か月進むので、五黄土星から数を10減らして四緑木星になります。本命星は1994年の六白金星です。この人は、外では六白金星らしく筋を通して物事をまとめ、内面には四緑木星らしい人当たりの良さと、周りと調和したい気持ちを持つ人として読みます。
よくある質問
- 月命星は生まれた月の数字で決まりますか
- カレンダーの月ではなく、節入りで区切った節月で決まります。節入りは各月の3日から9日の間にあるため、月の初めに生まれた人は前の節月になることがあります。生まれた日が節入りの前か後かを確かめてから表を引いてください。
- 1月生まれの月命星はどの年の組で数えますか
- 1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の十二支の組で数えます。月命星の一年は立春から始まるためです。1月初めの小寒より前なら子月、小寒から立春の前日までなら丑月の星になります。
- 本命星と月命星が同じ人はどう読みますか
- 本命星と月命星が同じ状態を同会と呼びます。外に見せる顔と内面の気質がそろうため、その星の性質がはっきり表れる人として読みます。傾斜宮は、本サイトで定めた同会の対応表で決めます。
- 月命星はどうやって調べればよいですか
- 生年月日を入れると、本サイトが節入りの日付と年の十二支から月命星を求めます。手で求めるときは、生まれた節月と、立春で区切った年の十二支を確かめ、表の該当する欄を引きます。節入りの当日に生まれた人は、正午の時点で節入りを過ぎているかもあわせて確かめてください。