オラクルカードの種類|テーマ別の違いと選び方

オラクルカードは作者がデッキごとに自由に作るため、決まった種類分けはなく、違いはおもにテーマ(天使・女神・動物・自然・月や星など)、カードに書かれた言葉の量、枚数の三つに表れます。最初の1組は、絵柄を見て心が落ち着くかどうかと、知りたいことに合うメッセージの方向で選ぶと失敗が少なくなります。

この記事の要点

  • オラクルカードに決まった分類はなく、デッキごとに違う
  • 違いはテーマ・言葉の量・枚数の三つに表れる
  • 励ましなら天使、決断なら動物、恋なら女神や花が合う
  • 絵柄に心が動くか、解説書が読みやすいかで選ぶ
  • 78枚でないタロット系はオラクル、ルノルマンは別物

オラクルカードの種類はデッキごとに違う

オラクルカードには、タロットの大アルカナ・小アルカナのような決まった構成がありません。作者が伝えたいテーマを決め、カードの枚数、絵、言葉をすべて自分で作るので、デッキの数だけ種類があると言ってよいほどです。

それでも、数多いデッキを見比べると、違いが出るところはおおむね三つに絞られます。

この三つを見れば、初めて手に取るデッキでも、自分に合うかどうかの見当がつきます。オラクルカードそのものの仕組みはオラクルカードとはで説明しています。

天使・女神・自然などテーマ別の傾向

テーマは、カードがどんな語り口でメッセージを届けるかを左右します。代表的なテーマの特徴を下の表にまとめました。

同じテーマでも、作者によって雰囲気は大きく変わります。天使のデッキでも、柔らかな水彩で包み込むような言葉を選んだものもあれば、はっきりと行動を促す言葉を並べたものもあります。表はテーマを入り口に候補を絞るための目安として使い、最後は実際の絵と言葉を見て決めてください。

テーマ選びに迷ったら、自分がふだん何に励まされるかを思い出すと決めやすくなります。散歩中の草花に心が和む人は花や自然のデッキ、夜空や月を眺めるのが好きな人は月や星のデッキ、神社にお参りすると気持ちが整う人は和の神様のデッキというように、日々の好みとテーマを重ねると、引いた言葉がすっと心に入ってきます。

オラクルカードのテーマ別の特徴
テーマ絵柄とメッセージの特徴向いている問い
天使柔らかな色調で、癒やしと励ましの言葉が多い落ち込んだとき、自分を労わりたいとき
女神世界の神話の女神を描き、愛や自分らしさを語る恋愛、自分らしい生き方、自信を取り戻したいとき
動物動物の習性になぞらえて、力強く行動を促す決断、仕事、一歩を踏み出したいとき
花・植物花言葉や草木の育ち方から、穏やかな気づきを届ける人間関係、気持ちの整理、日々の心構え
月・星・宇宙月の満ち欠けや星の巡りに、時期や流れを重ねる始めどき・休みどきを考えたいとき
和の神様・日本の季節神話の神々や季節の行事を描き、和の言葉で語る節目の心構え、感謝や祈りを込めたいとき
石・色鉱物や色が持つイメージから、気分の整え方を伝えるその日の過ごし方、気分の切り替え
言葉中心絵は控えめで、短い言葉そのものが主役毎朝の1枚、前向きな言葉を自分にかけたいとき

枚数と絵柄の違い

オラクルカードの枚数は40〜50枚前後が中心ですが、30枚台の少ないものから60枚を超えるものまであります。

絵柄は、写真、水彩画、線画、切り絵風、デジタルイラストなど、デッキによってまったく違います。オラクルカードは絵から受ける印象も読みの一部なので、見ていて落ち着かない絵柄は、どんなに評判がよくても使い続けにくくなります。

カードの大きさや紙の手触りも見ておきたい点です。大判のカードは絵が見やすい反面、手の中で混ぜにくいので、机に広げて混ぜる前提で選びます。カードに書かれた言葉が外国語だけのデッキもあり、その場合は日本語の解説書がついているかを確かめます。

質問に合わせたオラクルカードの選び方

知りたいことがはっきりしているなら、問いに合うテーマから選ぶと、メッセージが的外れになりにくくなります。

選ぶときは、次の手順で確かめると失敗が減ります。

  1. 気になるテーマを二つほどに絞る
  2. 見本の絵を何枚か見て、心が動くかどうかを確かめる
  3. 解説書のメッセージを一つ読み、言葉づかいが自分に合うかを見る
  4. 枚数と大きさが、使い方(毎朝の1枚か、3枚並べるか)に合うかを考える

最初の1組は、テーマを絞りすぎない万能型を選ぶのも一つの方法です。恋愛専用のデッキは恋の問いには細やかでも、仕事の問いでは言葉がかみ合わないことがあります。何にでも使える1組を持ってから、二つ目に特定のテーマのデッキを足すと、使い分けがしやすくなります。

タロット系・ルノルマン系との違い

カード売り場では、オラクルカードと並んで、タロットの名前がついたデッキやルノルマンカードも置かれています。見た目が似ていても、性質は違います。

箱に「タロット」と書かれていても、枚数が78枚でなければタロット系のオラクルカードです。買う前に枚数と構成を確かめると、思っていたものと違ったという失敗を防げます。タロットとの比べ方はオラクルカードとタロットカードの違い、ルノルマンについてはルノルマンカードでくわしく紹介しています。

何組も持つときの使い分けと手放し方

オラクルカードは1組ずつ世界観が違うので、使ううちに二つ目、三つ目が欲しくなる人も多くいます。何組か持つときは、役割を決めておくと迷いません。

同じ問いを、デッキを替えて何度も引くのは避けます。答えが気に入らないからと別のデッキに頼ると、どの言葉を信じればよいか分からなくなります。一つの問いには、最初に選んだ1組で答えを受け取ります。

使わなくなったデッキは、感謝の気持ちを込めて紙に包み、住んでいる地域のごみの決まりに従って手放してかまいません。手放したからといって運が下がるようなことはないので、安心して整理してください。カードが増えても気持ちの整理がつかないときは、新しいデッキを買い足す前に、悩みそのものを誰かに話してみると、本当に必要な言葉が見えてきます。

よくある質問

初心者に向いているオラクルカードの種類は?

枚数が40枚前後と少なめで、カードに題や短い言葉が書かれたデッキが向いています。1枚の意味が広いのでどんな問いにも当てはめやすく、解説書を毎回開かなくても読めるようになります。テーマは、絵を見て心が落ち着くものを選びます。

天使のオラクルカードと女神のオラクルカードはどう違いますか?

天使のデッキは、癒やしや励ましの言葉で、疲れた心をそっと支える語り口のものが多くあります。女神のデッキは、世界各地の神話の女神を通して、愛や自分らしさ、内に秘めた強さを語るものが中心です。慰めがほしいときは天使、自分を奮い立たせたいときは女神と選び分けると、言葉が届きやすくなります。

人から贈られたオラクルカードを使ってもいいですか?

使ってかまいません。贈られたデッキでも、自分で選んだデッキでも、カードの働きに違いはありません。絵柄や言葉づかいが自分に合わないと感じたら、無理に使い続けず、しっくりくる1組を自分で選び直すと、引く時間が楽しくなります。

日本で作られたオラクルカードと翻訳版に違いはありますか?

日本で作られたデッキは、日本語の語感で言葉が選ばれていて、すっと読めるのが利点です。海外で作られたデッキは、カードの言葉が外国語のままで、日本語の解説書がつくものが多くあります。言葉のニュアンスを大切にしたい人は、解説書の日本語が読みやすいかを確かめて選びます。

あわせて読みたい

占いの基本と辞典の記事

占いの基本と辞典の記事をすべて見る 読みもの一覧