カタカナの占いの種類一覧|タロット・ルーンほか
カタカナの名前で呼ばれる占いは、タロットやルーン、ホロスコープのように、ほとんどがヨーロッパを中心とした西洋で生まれた占いです。使う道具で分けると、カードを引く占い、文字や数を読む占い、星の配置を読む占い、振り子などの道具に問いかける占いの4つに整理できます。知りたいことが「今の迷い」か「生まれ持った性質」かで選ぶと、自分に合う占いが見つかります。
この記事の要点
- カタカナの占いのほとんどは西洋で生まれた占い
- カード・文字と数・星・道具の4種類に分けると選びやすい
- 生年月日で読む占いと、引いた瞬間で読む占いがある
- 漢字の占いは中国や日本で育ったものが中心
カタカナの占いの種類はほとんどが西洋由来
占いの名前がカタカナなのは、英語やフランス語、ラテン語などの呼び名を、日本に入ってきたときにそのまま音で写したためです。タロットはイタリア語のタロッキ、ルーンはゲルマン人の古い文字の呼び名、ホロスコープはギリシャ語で「時を見るもの」という意味の言葉から来ています。名前がカタカナであれば、生まれた場所は西洋だと考えてほぼ外れません。
占いは、何をもとに読むかで三つに分けられます。生年月日や生まれた時刻から読む「命(めい)」、カードや石を引いたその瞬間の偶然から読む「卜(ぼく)」、手や顔、家の形などを見て読む「相(そう)」です。カタカナの占いをこの三つに当てはめると、次のようになります。
- 命:ホロスコープ(西洋占星術)、数秘術
- 卜:タロット、オラクルカード、ルノルマンカード、ルーン、ペンデュラム
- 相:パームリーディング(手相)
同じ中身でも、カタカナと漢字の両方の呼び名を持つ占いもあります。パームリーディングは手相、アストロロジーは西洋占星術、ヌメロロジーは数秘術のことです。名前が違うだけで別の占いではないので、調べるときは両方の呼び名で探すと情報が集まります。
| 占い | 使うもの | 分かること・向いている問い |
|---|---|---|
| タロット | 78枚のカード | 今の状況、相手の気持ち、物事の流れ |
| オラクルカード | 作り手ごとに違う枚数のカード | 今の自分に必要な言葉、気づき |
| ルノルマンカード | 36枚の絵札 | 近い先の出来事、具体的な状況 |
| トランプ占い | 52枚のトランプ | 恋愛や願いごとの行方の目安 |
| ルーン | 古代文字を刻んだ石や木片 | 一日の指針、状況の本質 |
| 数秘術(ヌメロロジー) | 生年月日と名前の数 | 生まれ持った性格、生き方の土台 |
| ジオマンシー | 点の並びから作る16の図形 | 迷っていることの答えの方向 |
| ホロスコープ(西洋占星術) | 生まれた日時と場所の天体の配置 | 性格、恋愛や仕事のしかた、時期の流れ |
| ペンデュラム | 鎖の先に付けたおもり | はい・いいえで答える問い、本音の確認 |
| ダウジング | L字形の棒や振り子 | 複数の選択肢からの選び取り |
| 水晶占い | 水晶玉や水面 | 読み手が受け取る印象やイメージ |
| ティーリーディング | カップに残った茶葉 | 茶葉の形から読む身近な出来事 |
カードを使う占い(タロット・オラクル・ルノルマン)
カタカナの占いのなかでいちばん種類が多いのが、絵の描かれたカードを混ぜて引く占いです。どれも引いたカードの絵と意味から、今の状況や気持ちの流れを読み取ります。違いは、カードの枚数と、決まった型があるかどうかです。
タロット
タロット占いは、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナ、合わせて78枚で占います。15世紀のイタリアでカード遊びの道具として作られ、18世紀ごろのフランスで占いに使われるようになりました。カードの上下が逆さまに出る逆位置も読むので、一枚から読み取れる意味が多く、恋愛から仕事まで幅広い悩みに使えます。
オラクルカード
オラクルカードは、作り手ごとに枚数も絵柄も自由に決められたカードです。天使や花、動物などのテーマがあり、カードに短いメッセージが書かれているものが多いので、意味を覚えていなくてもすぐに読めます。決まった型がない分、励ましや気づきを受け取る使い方に向いています。
ルノルマンカード
ルノルマンカードは36枚で、船・家・木・手紙のような身近な絵が一枚ずつに描かれています。19世紀のヨーロッパで広まり、カードを2枚、3枚と組み合わせて文章のように読むのが特徴です。「来週の打ち合わせはどうなるか」のような、具体的で近い先の問いに答えやすい占いです。
トランプ占い
トランプも、占いに使えるカタカナのカードです。トランプの四つのマークはタロットの小アルカナと対応していて、ハートはカップ、スペードはソード、ダイヤはペンタクル、クラブはワンドに当たります。家にあるカードで始められる手軽さがあります。
文字や記号を使う占い(ルーン・数秘術)
文字や数、記号の形に意味を持たせて読む占いもあります。カードより道具が小さく、一つの記号に込められた意味が深いのが特徴です。
ルーン占いは、北ヨーロッパのゲルマン人が使っていた古い文字を、小石や木片に一文字ずつ刻んで占います。よく使われるのは24文字のセットで、何も刻まれていない石を1つ加えて25個にしたものも出回っています。袋から1つ取り出して今日の指針にする、3つ並べて過去・現在・これからを読む、といった使い方をします。文字ごとに「家畜と財産」「雹(ひょう)」のような元の意味があり、そこから現代の悩みに当てはめて読みます。
数秘術はヌメロロジーとも呼ばれ、生年月日や名前を数に置き換えて読む占いです。生年月日の数字を一桁になるまで足して出す数をライフパスナンバーと呼び、その人の生き方の土台を表します。11・22・33のように足さずに残す特別な数もあります。
記号の占いにはほかに、点の並びから16通りの図形を作るジオマンシーがあります。地面や紙に無心で点を打ち、その数が偶数か奇数かで図形を決めて読みます。
星を使う占い(ホロスコープ・アストロロジー)
星を使うカタカナの占いは、アストロロジー、日本語でいう西洋占星術です。生まれた日時と場所の空で、太陽や月、水星から冥王星までの天体がどの星座にあったかを読みます。その配置を円の図に描いたものがホロスコープで、占いの名前としてもよく使われます。
雑誌やテレビの12星座占いは、ホロスコープのうち太陽の星座だけを使った簡単な形です。ホロスコープ全体を読むと、太陽の星座で分かる基本の性格に加えて、月の星座で素の感情、金星の星座で恋愛のしかた、生まれた時刻で決まるアセンダントで人に与える第一印象まで分かります。
- 誕生日だけで分かること:太陽の星座(基本の性格)
- 生まれた時刻まで分かると読めること:月の星座、アセンダント、12のハウス(人生の分野ごとの配置)
- 今の空と重ねて読むこと:その年や月の流れ、物事を始める時期の目安
星を使う占いは、生まれた日時という変わらない情報から読むので、同じ人なら何度占っても同じ図になります。カードの占いが「今この瞬間」を映すのに対して、星の占いは「その人の土台」を映すと覚えておくと、使い分けがしやすくなります。
道具を使う占い(ペンデュラム・ダウジングなど)
カードや星のほかに、身近な道具を使うカタカナの占いもあります。どれも、道具の動きや形に表れたものを、読み手が受け取って言葉にする占いです。
ペンデュラムは、鎖や糸の先に水晶などのおもりを付けた振り子です。手に持って静止させてから問いかけ、縦に揺れたら「はい」、横に揺れたら「いいえ」のように、先に決めておいた揺れ方で答えを読みます。振り子が動くのは、持つ人の手に伝わるごく小さな動きのためで、そのぶん自分の本音を確かめる道具として役に立ちます。
ダウジングは、もともとL字形の棒や二股の枝を持って歩き、地下の水脈や金属を探すための技術でした。占いでは、紙に書いた選択肢の上でペンデュラムをかざし、反応した答えを選ぶ形で使われます。
ほかにも、水晶玉や水面をじっと見つめて浮かぶ像を読む水晶占い(クリスタル・ゲイジング)、紅茶を飲んだあとのカップに残った茶葉の形を読むティーリーディング、トルコなどに伝わるコーヒーの粉の模様を読むコーヒー占いがあります。決まった意味の表が少なく、読み手の感じ方が大きく出るのが、道具を使う占いの共通点です。
漢字の占いとの違い
漢字の名前の占いは、中国で生まれたものと、日本で形を整えたものが中心です。易・四柱推命・九星気学・風水は中国で生まれ、宿曜はインドの暦が中国を経て日本に伝わったもの、姓名判断は日本で今の形に整えられた占いです。
カタカナの占いと漢字の占いのいちばんの違いは、土台になっている考え方です。
- 漢字の占い:陰陽と五行(木・火・土・金・水)、十干と十二支、旧暦の節目をもとに読む
- カタカナの占い:火・地・風・水の四元素、天体の動き、数や文字の象徴をもとに読む
たとえばタロットの小アルカナの四つのスートは、四元素の火・水・風・地に一つずつ対応しています。五行と四元素は数も中身も別の考え方なので、九星の「木」とタロットの「風」を同じものとして読むことはしません。
一方で、命・卜・相の分け方はどちらにも共通しています。生年月日で読む四柱推命はホロスコープと、偶然で読む易はタロットと、形を見る人相はパームリーディングと、役割が近い占いです。占いの種類を役割で見比べると、カタカナと漢字の占いを組み合わせて使えます。生まれ持った性質は四柱推命や西洋占星術で、今の迷いはタロットで見る、という使い分けです。
自分に合うカタカナの占いの選び方
どの占いを選ぶかは、知りたいことの形で決めると迷いません。占いの優劣ではなく、問いと道具の相性で考えます。
- 恋の行方や職場の悩みなど、今の状況を詳しく知りたい:タロット
- 来週の予定や相手からの連絡など、具体的で近い先を知りたい:ルノルマンカード
- 落ち込んでいて、前向きな言葉がほしい:オラクルカード
- 二つの選択肢のどちらに心が向いているか確かめたい:ペンデュラム
- 自分の性格や生き方の土台を知りたい:ホロスコープ、数秘術
- 一日の指針を短く受け取りたい:ルーンを1つ引く
自分で占うときは、一つの問いに一つの占いを使い、結果が気に入らないからと別の占いで引き直さないことが大切です。答えを探して占いを渡り歩くと、どの結果を信じればよいのか分からなくなります。
自分で引いた結果の読み方に迷ったときや、同じ悩みを何度も占ってしまうときは、占い師に状況ごと話して読んでもらう方法もあります。人に説明しようとすると、自分が本当に知りたいことがはっきりし、カードや星の意味も自分の状況に引き寄せて受け取れます。
よくある質問
- カタカナの占いと漢字の占いはどちらが当たりますか
どちらが上ということはなく、問いとの相性で選ぶものです。生まれ持った性質を知りたいなら西洋占星術や四柱推命、今の迷いを整理したいならタロットや易というように、役割が近いもの同士で比べると選びやすくなります。結果は当たり外れより、次にどう動くかを決める材料として使います。
- 生年月日だけでできるカタカナの占いはありますか
数秘術と西洋占星術の太陽の星座は、生年月日だけで占えます。数秘術は誕生日の数字を足して出すライフパスナンバーで、性格や生き方の土台を読みます。月の星座やアセンダントまで読むホロスコープには、生まれた時刻と場所も必要です。
- タロットとオラクルカードの違いは何ですか
タロットは78枚の構成と一枚ごとの意味が決まっていて、逆位置も読む占いです。オラクルカードは作り手ごとに枚数も意味も自由で、カードに書かれたメッセージをそのまま受け取れます。状況を細かく分析したいならタロット、気持ちを整えたいならオラクルカードが向いています。
- 初めてでも自分でできるカタカナの占いはどれですか
メッセージが書かれたオラクルカードを1枚引く方法や、タロットの大アルカナ22枚だけで1枚引きをする方法が始めやすい占いです。ペンデュラムも、揺れ方の決まりを先に作っておけばすぐに使えます。慣れてきたら、枚数を増やしたり、ホロスコープで自分の星の配置を調べたりと広げていきます。
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