開運日とは|一粒万倍日・天赦日・寅の日の意味と使い方

開運日とは、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日・己巳の日・甲子の日など、暦の上の吉日をまとめた呼び方で、何をしたいかに合わせて選んで使う日です。最上は天赦日、次が一粒万倍日と己巳の日で、星占堂ではこれらの重なりを点数にして開運日カレンダーに並べています。今日が開運日かどうかは、開運日カレンダーで日付を引けばすぐに分かります。

この記事の要点

  • 開運日は天赦日や一粒万倍日など暦の吉日の総称
  • 選日は日の干支・十二支と節月の組み合わせで決まる
  • 星占堂は天赦日3点、一粒万倍日・己巳の日2点で数える
  • 不成就日・三隣亡と重なる開運日は順位から外している
  • 財布・入籍・開業など用事に合う吉日を選ぶのが近道

開運日とは(開運日カレンダーの見方)

開運日は、昔の暦に書かれていた吉日のうち、運を開く日として今も人気のあるものをまとめた呼び方です。暦の専門用語ではなく、カレンダーや手帳で使われるようになった言葉なので、どの吉日を含めるかは暦ごとに少しずつ違います。星占堂では、天赦日・一粒万倍日・大安・寅の日・巳の日・己巳の日・甲子の日・天恩日・大明日の9つを開運日として扱っています。

9つを合わせると、開運日のない日のほうが少ないほどです。2027年でいえば、一粒万倍日と大安がそれぞれ60日、天恩日が94日、大明日が104日あり、1年の7割ほどの日に何かしらの吉日が入ります。そのため「開運日だから何でもよい」と考えるより、用事に合う吉日を選び、重なりが多い日を上位に置くのが使い方の基本です。

星占堂の開運日カレンダーは、天赦日を3点、一粒万倍日と己巳の日を2点、そのほかの吉日を1点として、その日に重なる吉日の点数を足して並べています。点数の高い日ほど、多くの吉日が重なった日です。

開運日の種類と決まり方、2027年の日数と星占堂の点数
吉日決まり方2027年の日数向く用事星占堂の点数
天赦日季節ごとの干支(春 戊寅・夏 甲午・秋 戊申・冬 甲子)6日入籍・開業・大事な始めごと3点
一粒万倍日節月ごとに決まった2つの十二支の日60日財布・口座・習い事の始め2点
己巳の日干支が己巳の日(60日に一度)6日金運の願い・財布・弁財天へのお参り2点
大安旧暦の月と日の和を6で割った余りが0の日60日結婚式・入籍・納車1点
寅の日日の十二支が寅の日(12日に一度)30日財布・旅行1点
巳の日日の十二支が巳の日(12日に一度)31日財布・芸事・弁財天へのお参り1点
甲子の日干支が甲子の日(60日に一度)6日目標や習慣の始め・商売繁盛の願い1点
天恩日甲子〜戊辰・己卯〜癸未・己酉〜癸丑の日94日お祝いごと・お礼を伝えること1点
大明日決まった17の干支の日104日建築・移転・旅行・結婚1点

開運日の決まり方(日の干支と節月)

開運日の多くは、選日(せんじつ)と呼ばれる暦注です。選日は、その日の干支と、節入りで区切った月(節月)の組み合わせで決まります。決まり方を知っておくと、なぜ年によって日付がずれるのか、なぜ同じ吉日が12日や60日おきに来るのかが分かります。

節月は、立春や啓蟄などの節入りの日から次の節入りの前日までを一か月とする数え方です。新暦の1日とは区切りがずれるので、同じ3月でも、5日ごろの節入りを境に一粒万倍日になる十二支が入れ替わります。節月の数え方は節入りと月の境目で詳しく説明しています。

一粒万倍日・天赦日の意味

天赦日(てんしゃにち)は、天がすべての罪を赦す日という意味で、暦の上で最上の吉日です。季節ごとに一つの干支の日だけが当たるため年に5〜7回しかなく、入籍、開業、財布の新調など、一生に何度もない用事の日取りに選ばれます。2027年は2月28日・4月29日・5月15日・7月14日・9月26日・12月11日の6日です。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒の籾が万倍の稲穂に実るように、始めたことが大きく育つ日です。月に4〜7日あるので使いやすく、口座を開く、貯金を始める、習い事を申し込むといった「育てたいこと」の始まりに向いています。反対に、借りたものも膨らむと読むため、借り入れの契約日に選ぶのは避ける習わしがあります。

天赦日と一粒万倍日が重なる日は「最強開運日」と呼ばれ、年に2〜4回ほどしかありません。2027年は7月14日・9月26日・12月11日の3回で、そのうち9月26日は不成就日、7月14日は三隣亡にも当たります。年ごとの順位は最強開運日で確かめられます。

寅の日・巳の日・己巳の日・甲子の日の意味

寅の日(とらのひ)は、日の十二支が寅の日で、12日に一度めぐります。虎は「千里を行って千里を帰る」生き物なので、出ていったお金が戻る日として、財布を買う日や旅行に出る日に選ばれます。同じ理由で、戻ってきては困る結婚には避ける人もいます。

巳の日(みのひ)は日の十二支が巳の日で、蛇を使いとする弁財天の縁日です。金運や芸事の上達を願う日で、財布や楽器を買う、習い事を始める、弁財天にお参りするのに向いています。巳の日のうち、干支が己巳(つちのとみ)になる日が己巳の日で、60日に一度、年に6回ほどしかない分、弁財天とのご縁がいっそう強い日と読みます。

甲子の日(きのえねのひ)は、60通りの干支の最初にあたる日です。物事の始まりにふさわしく、目標を書き出す、日記や貯金を始めるなど、新しい習慣のスタートに向いています。大黒天の縁日でもあるので、商売を営む人が商売繁盛を願ってお参りする日でもあります。

大安・十二直の吉日との違い

大安は六曜の一つで、旧暦の月と日の数から決まります。選日とは決まり方がまったく別で、結婚式や納車のように人を招いたり、まわりの目が気になったりする用事で重んじられてきました。開運日の中でも、大安は「みんなが納得しやすい日」、天赦日や一粒万倍日は「自分の運を育てる日」と性格を分けて考えると選びやすくなります。

十二直は、古い暦の中段に書かれた12の文字で、その日の十二支と節月の十二支の差で決まります。物事が成る「成(なる)」、道が開ける「開(ひらく)」、物事が建ち始める「建(たつ)」などは始めごとに向く日で、開運日と重なればさらに心強い日になります。ただし星占堂の開運日の点数には十二直を入れていないので、気になる人は十二直のページで意味を確かめて重ねてください。

もう一つの違いは、古い暦の中での分類です。天赦日・天恩日・大明日は暦の下段に書かれた暦注、一粒万倍日や不成就日・三隣亡は雑注(選日)に分けられてきました。どれも日の性質を表す目安という点は同じで、用事に一番近いものを主に見るのが迷わない使い方です。

開運日に避けたい凶日の重なり

開運日でも、同じ日に凶日が重なることがあります。星占堂が特に気をつけているのは次の3つです。

たとえば2027年9月26日(日)は、天赦日と一粒万倍日が重なる最強開運日ですが、不成就日にも当たるため、星占堂では順位から外しています。一方、2027年12月11日(土)は天赦日・一粒万倍日・甲子の日・天恩日が重なり、凶日もない週末です。六曜は赤口なので、お祝いごとに使うなら正午前後の時間に合わせると、すべての条件に沿えます。

吉日と凶日の重なりで迷ったら、何に使う日なのかを先に決めます。財布の使い始めなら不成就日だけを外せばよく、建築なら三隣亡や土用も外し、入籍なら仏滅・赤口・不成就日を外す、と用事ごとに外す日が変わります。重なりの読み方は不成就日と大安が重なる日はどっち?でも詳しく扱っています。

開運日にすると良いこと(今日が開運日なら)

開運日にすると良いのは、「始めたいこと」と「整えたいこと」です。用事ごとに合う吉日は次のとおりです。

今日が開運日だと気づいたら、大きな用事がなくても、小さな始めごとに使えます。手帳に今月の目標を一行書く、財布の中のレシートを出して整える、気になっていた人にお礼の連絡を入れる、といった数分でできることで十分です。始めたことが育つ一粒万倍日なら、続けたい習慣を一つだけ決めて今日から始めるのがおすすめです。

反対に、開運日を待ちすぎて動けなくなるのは本末転倒です。開運日は月に何日もあるので、自分の予定が合う日の中から選べば十分に間に合います。自分の生まれの星から見た年や月の巡りまで合わせて日取りを決めたいときは、九星や星座の運勢も見ておくと、暦の吉日と自分の流れの両方に沿った日を選べます。

よくある質問

今日は開運日ですか?どこで分かりますか?

星占堂の開運日カレンダーで、その日に重なる吉日と点数を確かめられます。天恩日や大明日まで含めると1年の7割ほどの日に吉日が入るので、今日が当たっていることも珍しくありません。大事な用事に使うなら、点数の高さと不成就日の重なりを合わせて見てください。

開運日に何をするといいですか?

始めたいことと整えたいことに使います。財布なら一粒万倍日・寅の日・巳の日、入籍なら大安や天赦日、開業なら天赦日や一粒万倍日と、用事に合う吉日を選ぶのが近道です。大きな用事がなければ、目標を書き出すなどの小さな始めごとで十分です。

最強開運日とは何ですか?

天赦日と一粒万倍日が重なる日のことで、年に2〜4回ほどしかありません。2027年は7月14日・9月26日・12月11日です。星占堂では、不成就日と重なる9月26日と三隣亡と重なる7月14日を順位から外し、凶日のない12月11日を上位に置いています。

開運日と不成就日が重なったらどうしますか?

星占堂では、不成就日と重なる開運日は吉日の力が弱まると読み、順位から外しています。結果を期待する始めごとは別の開運日に回し、その日は掃除や片づけなど整える用事に使うと無理がありません。

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