月齢と月相

月齢は、直前の新月からどれだけ日数がたったかを表す数で、月相は、そのときの月の見え方を名前で表した区分です。本サイトでは、その日の正午時点の月齢を小数第1位まで示し、月相は新月から有明月までの8つの区分で表します。

要点

  • 月齢は直前の新月(朔)からの経過日数である
  • 本サイトの月齢はその日の正午(日本時間)時点の値を小数第1位まで示す
  • 満ち欠けの周期は平均約29.5日で、月齢は0から29台まで進む
  • 月相は月の見え方を8つに分けた区分である
  • 8区分は新月・三日月・上弦の月・十三夜月・満月・寝待月・下弦の月・有明月

月齢の数え方

月齢は、月と太陽が同じ方向に並ぶ朔、つまり新月の瞬間を0として、そこから経過した日数で表します。本サイトでは日本時間の正午を基準に、その時点での直前の朔からの経過日数を小数第1位まで示します。新月の瞬間から3日と12時間たっていれば、月齢は3.5です。正午という一つの時刻で区切るので、同じ日付であれば日本のどこで見ても同じ月齢になります。

月の満ち欠けの周期は平均して約29.5日なので、月齢は0から29台まで進み、次の朔で0に戻ります。月齢がおよそ7のころに半月、15前後で満月、22前後で再び半月という流れで、数字が大きくなるにつれて月は太り、満月を過ぎると細っていきます。

月齢は日付のページで毎日確かめられます。手帳に月齢を書き添えておくと、夜空の月の形と数字の関係が自然に身に付きます。

8つの月相とその姿

本サイトの月相は、新月・三日月・上弦の月・十三夜月・満月・寝待月・下弦の月・有明月の8つです。新月は太陽と同じ方向にあるため夜空には見えず、三日月は夕方の西の空に細い弓形で現れます。上弦の月は右半分が光る半月で、夕方に南の空に見え、真夜中ごろに沈みます。

十三夜月は満月の少し手前のふくらんだ月です。満月は日の入りのころに東から昇り、一晩中空にあります。寝待月は満月を過ぎて夜遅くに昇る月で、寝て待つほど出が遅いことからこの名があります。

下弦の月は左半分が光る半月で、真夜中ごろに昇り、明け方に南の空に残ります。有明月は夜明けの東の空に細く見える月です。8つの名前を順にたどると、月が夕方の空から明け方の空へと、見える時間帯を少しずつ移していく様子がわかります。

本サイトの8つの月相と見え方
月相読み月の形見えやすい時間帯
新月しんげつ太陽と同じ方向にあり、光る面がほとんど見えない夜空には見えない
三日月みかづき右側が細く光る弓形夕方の西の空
上弦の月じょうげんのつき右半分が光る半月夕方から真夜中ごろまで
十三夜月じゅうさんやづき満月の少し手前のふくらんだ形夕方から夜更けまで
満月まんげつ全体が丸く光る日の入りごろに昇り、一晩中
寝待月ねまちづき満月を過ぎて右側から欠け始めた形夜遅くに昇り、明け方まで
下弦の月かげんのつき左半分が光る半月真夜中ごろに昇り、朝の南の空まで
有明月ありあけづき左側が細く光る弓形明け方の東の空

月齢と月相の名前がずれる理由

月相は、太陽と月の角度、つまり地球から見て月が太陽からどれだけ離れているかで決まります。本サイトはこの角度を8つに分けて月相の名前を付けており、一つの月相は数日にわたって続きます。

月の公転軌道は楕円で、月が進む速さは時期によって変わります。そのため、満月の瞬間の月齢は毎回15ちょうどにはならず、月ごとに前後します。同じ月齢でも、ある月では満月、別の月では十三夜月や寝待月と表示されることがあるのはこのためです。

月の形を知りたいときは月相の名前を、新月から何日たったかを知りたいときは月齢を見る、という使い分けが確実です。二つを並べて見ると、数字と名前が少しずれていても、どちらも正しい情報だとわかります。

旧暦の日付との関係

旧暦は朔の日を1日とする暦なので、旧暦の日付と月の形はよく対応します。3日ごろの三日月、13日ごろの十三夜、15日ごろの十五夜のように、月の呼び名の多くは旧暦の日付から生まれました。満月を過ぎた月を、出を待つ姿から立待月・居待月・寝待月と呼ぶのも、旧暦の17日・18日・19日ごろの月を指す言葉です。

ただし旧暦の日付と月齢はぴったり一致しません。旧暦の1日は朔の瞬間を含む日なので、朔が正午より後に起こる日は、本サイトの正午時点の月齢がまだ前の朔から数えた値になります。その日は旧暦では1日でも、月齢は29台という組み合わせです。

旧暦の日付から月の形の見当をつけ、正確な数字は月齢で確かめるという順番で見ると、二つの情報を混同せずに使えます。

暮らしと占いでの読み方

月の満ち欠けは、暮らしのリズムを整える目印として使えます。本サイトでは、新月を物事の始まり、満月を満ちて区切りがつく時期の象徴として扱います。新月のころに新しい習慣や計画を書き出し、満月のころにその進み具合を振り返ると、約1か月ごとに見直しの機会を作れます。

上弦の月から満月にかけては積み上げる時期、満月から下弦の月にかけては手放して整える時期と読むと、計画の進め方にめりはりが付きます。月の形を確かめるだけで始められるので、特別な道具は要りません。

月齢や月相は月の形を表す指標で、西洋占星術の月星座とは別のものです。月星座は月がどの星座の位置にあるかを表し、月は約2.5日で星座を移ります。満ち欠けと月星座を混同しないように、二つの情報を分けて読んでください。

具体例

2026年3月4日の正午の月齢は14.6、3月5日は15.6で、どちらも月相は満月です。翌6日は月齢16.6で寝待月に移ります。満月の区分は満月の瞬間をはさんで数日に及ぶため、二日続けて満月と表示されることがあります。旧暦で見ると、3月4日は1月16日、3月5日は1月17日です。また2026年2月17日は旧暦1月1日ですが、正午の月齢は29.3で、月相は新月です。この日の朔は正午より後だったため、正午の時点ではまだ前の朔から数えた月齢になっています。

よくある質問

月齢が15でなくても満月と表示されるのはなぜですか
本サイトの月相は太陽と月の角度で決まり、満月の区分は満月の瞬間をはさんで数日続くからです。月齢14台や16台の日が満月になることもあります。月の形を知りたいときは月相の名前を見てください。
月齢に小数があるのはなぜですか
月齢は朔の瞬間からの経過時間を日数で表したものだからです。本サイトは正午時点の値を小数第1位まで示しており、0.5は12時間にあたります。
月齢と月星座は何が違いますか
月齢は新月からの日数で、月の形の目安になります。月星座は月がどの星座の位置にあるかを表し、約2.5日ごとに替わります。満ち欠けと星座の位置は別々に動くので、同じ満月でも月星座は毎回違います。
新月や満月の日に気をつけることはありますか
新月や満月だからといって、避けなければならないことはありません。本サイトでは、新月を始まり、満月を区切りの象徴として扱います。計画を立てる日や振り返る日の目安として使ってください。

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