人間関係をタロットで占う|家族・友達・職場の読み方

人間関係をタロットで占うときは、相手を一人に絞り、「仲直りしたい」「距離を置きたい」など自分の望みを決めてから、相手の気持ちと関係の行方を別々のスプレッドで読むと答えがはっきりします。家族・友達・職場では同じカードでも意味の重心が変わるので、関係の種類に合わせて読み分けます。

この記事の要点

  • 占う相手は一人に絞り、自分の望みを先に決める
  • 相手の気持ちは6枚、関係の行方は5枚のスプレッドで読む
  • 家族・友達・職場で、同じカードでも読みの重心が変わる
  • 結果を相手にぶつけず、自分の関わり方を変える材料にする
  • 無料で家族を占うなら、大アルカナ22枚から始める

人間関係をタロットで占う前に決めること

人間関係の悩みをタロットで占うときは、カードを引く前に3つのことを決めます。占う相手、関係の種類、そして自分がどうなりたいかです。

相手は一人に絞ります。「職場の人たちとうまくいかない」と全体を占うと、出たカードが誰との関係を指しているのか分からなくなります。一番気になっている一人を選び、その人との関係から読みます。

次に、自分の望みをはっきりさせます。仲直りしたいのか、今の距離を保ちたいのか、少し離れたいのかによって、同じカードでも受け取り方が変わります。望みが決まっていないと、どんなカードが出ても不安な読み方に引っ張られます。

最後に問いの形を整えます。

相手の気持ちを見るスプレッド

相手の気持ちを見るには、自分と相手の思いを左右に並べて比べる6枚のスプレッドが向いています。お互いの見え方のずれが分かるので、すれ違いの原因をつかめます。

  1. 自分の今の気持ち
  2. 相手の今の気持ち
  3. 自分から見た相手の姿
  4. 相手から見た自分の姿
  5. 二人の間にある課題
  6. 関係をよくするための助言

1枚目と2枚目を左右に並べ、その下に3枚目と4枚目、さらに下に5枚目と6枚目を置きます。読むときは、まず1枚目と2枚目を比べて気持ちの温度差を見ます。次に3枚目と4枚目で、自分が相手をどう見ていて、相手が自分をどう見ているかを比べます。たとえば3枚目に皇帝(厳しく支配的な姿)、4枚目にワンドのペイジ(頼りない若者)が出たなら、自分は相手を怖い人と感じ、相手は自分をまだ任せきれない人と見ている、という見え方のずれが読み取れます。

星座や九星の相性の読み方と合わせると、カードに出たずれが、もともとの性質の違いから来ているのかどうかも確かめられます。

関係の行方を見るスプレッド

関係がこの先どう動くかを見るには、時間の流れに沿って5枚を並べる方法を使います。

  1. 二人の関係のこれまで
  2. 今の関係
  3. 関係を妨げているもの
  4. 自分ができること
  5. 3か月ほど先の関係の流れ

5枚目は決まった結末ではなく、4枚目の行動を取ったときに向かう先として読みます。4枚目と5枚目を一続きで読むと、行動と結果のつながりが見えます。

「距離を置くか、関わり続けるか」で迷っているときは、二つの道を比べる並べ方も使えます。中央に今の状況を1枚置き、左に「距離を置いた場合」の2枚(近い先と3か月後)、右に「関わり続けた場合」の2枚を置きます。左右のカードを比べ、どちらの道に自分が納得できる流れがあるかを見ます。どちらにも重いカードが出た場合は、道の選び方より、関わり方そのものを見直す時期と読みます。

家族・友達・職場で変わるタロットの読み方

同じカードでも、家族・友達・職場のどの関係を占うかで、意味の重心が変わります。関係の種類ごとに、注目したいカードと読み方を挙げます。

家族を占うとき

家族の問いでは、皇帝と女帝がよく親の姿として出ます。皇帝は決まりや責任を重んじる父親的な存在、女帝は世話を焼き包み込む母親的な存在です。ペンタクルの10は家そのものや代々のつながりを、カップの6は子どものころの思い出や昔の関係への懐かしさを表します。家族の問題は長い年月の積み重ねなので、過去の位置のカードを丁寧に読むと、こじれの根が見えてきます。家族それぞれの本命星を並べてみると、性質の違いから来るすれ違いも整理できます。

友達を占うとき

友達の問いでは、カップの3が気の合う仲間との楽しい時間を、カップの2が一対一の心の通い合いを表します。ソードの5は勝ち負けにこだわった言い合いや気まずい別れ方を示し、ワンドの4は安心して集まれる関係を表します。友人関係は対等さが鍵なので、自分と相手のカードの強さに大きな差がないかを見ます。

職場を占うとき

職場の問いでは、ペンタクルの3が協力して一つの仕事を仕上げる関係を、ワンドの5が意見のぶつかり合いや競争を表します。ソードの7は、言わずにいることや根回しを示します。皇帝は上司や会社の決まりとして出ることが多く、正位置なら筋の通った指示、逆位置なら強すぎる圧力と読みます。職場の関係は仕事の進め方と切り離せないので、カードの助言を具体的な業務の手順に置き換えて考えます。距離の取り方に迷うときは職場の人間関係を割り切るコツも参考になります。

人間関係の占いでよく出るカードの読み方

人間関係の問いでは、人と人との結びつきや、すれ違いを表すカードがよく出ます。下の表は、正位置と逆位置での読み方をまとめたものです。逆位置は、そのカードの意味が弱まっているか、うまく働いていない状態として読みます。

表の意味は出発点で、実際には位置の意味と組み合わせて読みます。同じ塔でも、「関係を妨げているもの」の位置なら突然の衝突やその余波を、「自分ができること」の位置なら、思い切って今のやり方を壊す勇気を表します。1枚の意味にとらわれず、並んだカード全体で一つの場面を思い描くと、関係の姿が立体的に見えてきます。

人間関係の占いでよく出るカード
カード正位置逆位置人間関係での読み方
恋人心が通い合う、大切な選択すれ違い、迷い相手との信頼を選び直す場面
皇帝責任感、頼れる存在支配的、頑固親や上司など、立場が上の人との関係
女帝包容力、世話を焼く過干渉、甘やかし母親的な存在や、面倒を見る側の負担
節制調和、歩み寄りちぐはぐ、偏り話し合いでバランスを取り直せる関係
塔突然の衝突、崩れる小さなひび、先延ばしたまっていた不満が表に出るとき
審判和解、関係の再生過去へのこだわり疎遠になった相手との再会や仲直り
カップの3仲間との楽しい時間付き合いの疲れ、陰口友人グループの中での自分の居場所
ソードの2見て見ぬふり、決めかねる本音が出始める話し合いを避けている関係
ソードの5勝ち負けへのこだわり、言い合い和解の糸口、引き際正しさより関係を優先するかの分かれ目
ペンタクルの3協力、役割分担かみ合わない、評価されない職場や共同作業での連携

無料で家族や友達をタロットで占うときの心得

家族や友達のことは、カードを一組用意すれば自分で無料で占えます。初めての人は、大アルカナの22枚だけで、1枚引きかスリーカードから始めると、意味を覚えながら読めます。毎朝1枚を引いて「今日、家族とどう関わるとよいか」を問うだけでも、関わり方を見直すきっかけになります。

自分で占うときは、次の点に気をつけます。

人間関係の悩みは、相手がいる以上、カードだけで片づくものではありません。カードで見えた課題を手がかりに、自分の関わり方を一つ変えてみることが大切です。家族の問題のように長く続く悩みは、一人で抱えるほど視野が狭くなるので、信頼できる人に話して整理することも助けになります。暴言や暴力がある関係では、占うより先に、身の危険を感じるときは110番、急を要さない相談は警察相談専用電話の#9110などの公的な窓口に相談してください。

よくある質問

家族との関係をタロットで占ってもいいですか

家族との関係もタロットで占えます。親やきょうだいとの関係は長い積み重ねがあるので、過去の位置のカードを丁寧に読むと、こじれの根が見えてきます。結果は相手を責める材料にせず、自分の関わり方を見直すために使います。

友達の本音をタロットで知ることはできますか

相手の気持ちを見るスプレッドで、友人が今どんな気持ちでいるかの手がかりは読めます。ただ、カードが示すのは気持ちの向きで、言葉にした本音そのものではありません。気になることは、カードの答えを踏まえたうえで、責めない言い方で直接聞いてみます。

職場の苦手な人との関係はどのスプレッドで見ればいいですか

まず相手の気持ちを見る6枚のスプレッドで、お互いの見え方のずれを確かめます。そのうえで関係の行方を見る5枚のスプレッドで、自分ができることと3か月ほど先の流れを読みます。カードの助言を具体的な仕事の手順に置き換えると、職場で活かしやすくなります。

無料でタロットを使って家族を占う方法はありますか

カードを一組用意すれば、自分で無料で占えます。大アルカナの22枚で、1枚引きやスリーカードから始めると読みやすくなります。毎朝1枚引いて、その日の家族との関わり方を考えるだけでも十分に役立ちます。

相手に内緒で占うのは失礼ですか

自分の関わり方を見直すために占うのであれば、相手に伝えずに占ってかまいません。避けたいのは、相手の秘密を探る目的で占うことや、結果を相手に突きつけることです。カードは自分の側の行動を考える道具として使います。

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