八方塞がりとは 意味と年齢、当たる年

八方塞がり(はっぽうふさがり)とは、九星気学で自分の本命星がその年の年盤の中央(中宮)に入る年のことで、9年に一度巡ってきます。2027年2月4日の立春から2028年2月3日までは九紫火星が中宮に入るため、1991年・2000年・2009年など9年おきの年の立春から翌年の節分までに生まれた九紫火星の人が八方塞がりにあたります。厄年のように年齢で決まる習わしとは別のもので、大きく動くより足場を固めるのに向く年と読みます。

この記事の要点

  • 八方塞がりは本命星が年盤の中宮に入る年
  • 2027年の立春からは九紫火星の人が当たる
  • 9年に一度巡り、数え年10・19・28…歳が目安
  • 厄年は年齢、八方塞がりは本命星で決まる
  • 2027年の九紫火星は南東と西が年の吉方位

八方塞がりの意味(本命星が中宮に入る年)

八方塞がりは、ふだんの言葉では「どの方向にも手の打ちようがなく、身動きが取れない状態」を表します。もとは方位の考え方から来た言葉で、陰陽道では方位の神がいる方角へ出かけられないことを方塞がりと呼び、すべての方角が塞がってしまう状態を八方塞がりと言い表しました。

九星気学でいう八方塞がりは、自分の本命星が、その年の年盤の中央(中宮)に入る年のことです。年盤は九つの星を中央と八つの方位に並べた盤で、中宮は東西南北と四隅の八方すべてに囲まれた位置にあります。八方から囲まれる形になるので、この年は自分から外へ大きく動くより、内側を整えるのに向くと読みます。

中宮は盤の中心なので、周りの視線が集まりやすい位置でもあります。星占堂の2027年の九星ランキングでも、中宮に入る九紫火星は「整える」がテーマの年で、新しく広げるより、これまで積み上げたものを点検して土台を固めるほど実りにつながる年としています。悪いことが決まる年という意味ではありません。

八方塞がりに当たる年齢(2027年は九紫火星)

九星気学の年は立春で切り替わるので、八方塞がりの年も立春から翌年の節分までです。2026年2月4日から2027年2月3日までは一白水星の人、2027年2月4日から2028年2月3日までは九紫火星の人が八方塞がりにあたります。

九紫火星の人は、1928年から9年おきの年に生まれた人です。2027年の数え年(その年の西暦から生まれ年を引いて1を足した年齢)で数えると、立春以降に生まれた人は10・19・28・37・46・55・64・73・82・91・100歳で八方塞がりを迎え、満年齢なら2027年の誕生日を迎えたあとで9・18・27・36歳……と、9の倍数の年齢になります。九紫火星の生まれ年の干支は辰・丑・戌・未の4つが順に巡り、土の性質を持つ十二支に限られるのも面白い点です。

注意したいのは、1月1日から節分までに生まれた人です。九星気学では立春の前に生まれた人は前の年の本命星になるので、たとえば2010年1月20日生まれの人は2009年と同じ九紫火星で、数え年18歳の2027年に八方塞がりを迎えます。生まれた日が立春の前後で迷うときは、2027年の八方塞がりカレンダーで当たる生まれ年を確かめられます。

2027年に八方塞がりにあたる九紫火星の生まれ年と年齢
生まれ年(立春から翌年の節分まで)干支2027年の数え年2027年の満年齢(誕生日のあと)
1928年辰年100歳99歳
1937年丑年91歳90歳
1946年戌年82歳81歳
1955年未年73歳72歳
1964年辰年64歳63歳
1973年丑年55歳54歳
1982年戌年46歳45歳
1991年未年37歳36歳
2000年辰年28歳27歳
2009年丑年19歳18歳
2018年戌年10歳9歳

八方塞がりと厄年の違い

八方塞がりとよく比べられるのが厄年です。どちらも暮らしを見直す節目の年として受け止められていますが、決まり方は大きく違います。

2027年に二つが重なるのは、九紫火星の女性のうち、2009年2月4日〜12月31日生まれ(数え年19歳の本厄)と、1991年2月4日〜12月31日生まれ(数え年37歳の本厄)の人です。2010年1月1日〜2月3日生まれと1992年1月1日〜2月3日生まれの人は、数え年が一つ少ない18歳・36歳で、どちらも女性の前厄の年に八方塞がりが重なります。

重なるからといって、悪いことが二重になるわけではありません。二つの節目が同じ年に来たと受け止め、お祓いを受けるなら、厄除けと八方除けを一度に頼める寺社で両方を伝えると手間が省けます。

八方塞がりの年の方位

本命星が中宮に入る年は、年盤の八方位のどこにも自分の本命星がないので、本命星に関わる凶方位である本命殺と本命的殺が年盤に出ません。一方で、五黄殺・暗剣殺・歳破は誰にでも関わる凶方位として、例年どおり年盤にあらわれます。

2027年の年盤では、北に五黄土星が入って五黄殺、反対の南が暗剣殺、未年の反対側の北東が歳破です。八方塞がりにあたる九紫火星の人にとって、年盤で吉方位になるのは、八白土星が入る南東と二黒土星が入る西の二つで、どちらも火が土を生む関係(退気)の方位です。月盤と合わせると、7月7日からの1か月は南東と西の両方が、2月4日からと4月5日からの1か月は南東が、6月6日からと10月8日からの1か月は西が吉方位になります(翌年1月6日からの1か月も南東)。

八方塞がりの年は「動いてはいけない年」ではありません。旅行や出張、吉方位へ出かけて気をいただく祐気取りは、むしろ気持ちを入れ替えるのに役立ちます。引っ越しや転職など長く影響する動きは、時期を急がずに準備を重ね、動くなら年盤と月盤がそろって吉になる月を選ぶ、という考え方です。月ごとの吉方位は九紫火星の2027年の吉方位で確かめられます。

9年に1度巡るしくみ

八方塞がりが9年に一度巡ってくるのは、年盤の中宮に入る星が、毎年一つずつ数の小さい星へ移っていくからです。2026年は一白水星、2027年は九紫火星、2028年は八白土星、2029年は七赤金星というように、九つの星が順に中宮に入り、9年でひと巡りして元に戻ります。

本命星は、生まれた年の年盤で中宮に入っていた星のことです。つまり、生まれた年そのものが本命星が中宮にいる年で、そこから9年後、18年後と、同じ星が中宮に戻るたびに八方塞がりの年がやってきます。数え年10歳が最初の八方塞がりで、そのあとは19歳、28歳と9年ごとに続きます。

9年の流れの中で見ると、八方塞がりの年は一つの巡りの区切りにあたります。翌年からは本命星が北西、その次の年は西と盤の外側の宮へ移り、新しい9年が動き出します。八方塞がりの年に身の回りを点検し、次の9年で何を育てたいかを考えておくと、翌年からの動き出しが軽くなります。

八方塞がりの年の過ごし方(2027年の九紫火星)

八方塞がりの年は、新しく広げることより、今あるものを磨き直すことに力を使うと実りが大きくなります。九紫火星は物事を明らかにする力を持ち、隠れた問題を見つけ出す鋭さのある星です。2027年は、その力を自分の暮らしや仕事の点検に向けると、中宮の年の過ごし方とよく合います。

気がかりなことが続くと、何でも年回りのせいにしたくなるものです。そんなときは、自分の本命星の一年の流れを詳しく見てもらい、どこに力を注げばよいかを話しながら整理すると、落ち着いて一年を過ごせます。

よくある質問

八方塞がりとはどういう意味ですか

九星気学で、自分の本命星がその年の年盤の中央(中宮)に入る年のことです。八方を囲まれる形になるので、大きく動くより足場を固めるのに向く年と読みます。ふだんの言葉では、どの方向にも手が打てない状態を表します。

2027年に八方塞がりになるのは何歳ですか

2027年2月4日からは九紫火星の人が八方塞がりです。1991年・2000年・2009年など9年おきの年の立春から翌年の節分までに生まれた人で、2027年の数え年は、立春以降の生まれなら10・19・28・37歳など、1月1日から節分までの生まれなら一つ少ない9・18・27・36歳などになります。

八方塞がりと厄年はどう違いますか

厄年は数え年の決まった年齢で、男女で年齢が違います。八方塞がりは本命星で決まり、男女の違いはなく9年ごとに巡ります。2027年は、九紫火星の女性の数え年19歳・37歳などで二つが重なります。

八方塞がりの年に引っ越しや転職をしてもいいですか

動いてはいけない年ではありません。時期を選べるなら準備に時間をかけ、動くときは年盤と月盤がそろって吉方位になる月を選びます。2027年の九紫火星なら、7月7日からの1か月が南東と西の両方で吉方位になる月です。

八方塞がりは何年続きますか

1年です。立春から翌年の節分までの1年間で、2027年の九紫火星なら2027年2月4日から2028年2月3日までです。その後は9年後に再び巡ってきます。

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