月家九星・日家九星で見る性格|月命星・日命星と本命星の違い

月家九星(月命星)は気持ちの動き方や子どものころからの内面を、日家九星(日命星)は毎日の行動の癖や身近な人への接し方を表し、外に見せる顔を表す本命星とは読む場所が違います。同じ年に生まれて本命星が同じでも、生まれた月や日が違えば内面と日常の振る舞いが変わるので、三つの星を重ねると「人前の自分」と「素の自分」のずれに説明がつきます。

この記事の要点

  • 本命星は外の顔、月命星は内面、日命星は日々の癖を表す
  • 月命星は節入りで切り替わり、月初めの生まれは前の月の星になる
  • 日命星は日付ごとに変わり、数日違いの誕生日でも星が違う
  • 三つの星の五行の関係で、外と内の顔のつながりが読める
  • ずれを知ると、自分や身近な人の振る舞いを責めずに受け止められる

本命星・月命星・日命星が表すもの

九星気学では、生まれた年・月・日のそれぞれに九つの星のどれかが巡っていて、年の星を本命星、月の星を月命星、日の星を日命星と呼びます。月命星はその月の月盤の中央に入る月家九星、日命星はその日の日盤の中央に入る日家九星のことで、「月家九星」「日家九星」で調べて出てくるのは同じものです。三つの星は、同じ一人の違う場所を照らしています。

本命星は同じ年に生まれた人の多くが共有する星なので、それだけで性格を読むと「当てはまる部分と、まるで違う部分がある」と感じるのは自然なことです。たとえば1990年5月3日生まれと5月7日生まれの二人は、どちらも本命星が一白水星です。けれども二人の誕生日の間には立夏の節入りがあるため、月命星は3日生まれが六白金星、7日生まれが五黄土星と分かれます。日命星も3日生まれが八白土星、7日生まれが三碧木星です。4日しか違わない二人でも、内面と日常の顔ははっきり違って表れます。月命星の求め方は月命星のガイド、日命星の求め方は日命星のガイドで説明しています。

月家九星(月命星)で見る内面の性格

月命星は、外からは見えにくい心の動きを表します。うれしいとき、腹が立ったとき、不安なときに、気持ちが最初にどちらへ動くか。その反応の型が月命星です。子どものころの性格や、気を張らなくてよい家族の前での感じ方にもよく出ます。

月命星の性質に気づきやすいのは、次のような場面です。

たとえば1988年11月20日生まれの人は、本命星が三碧木星、月命星が五黄土星です。外では三碧木星らしく、思い立つとすぐに動き、率直な言葉で場を盛り上げます。ところが内面には五黄土星の強い芯があり、一度こうと決めたことは周りに何を言われても譲りません。周りからは身軽な人と見られていても、本人の中には簡単には曲げない筋があり、そこを軽く扱われると深く傷つきます。

反対に、1990年10月20日生まれの人は本命星が一白水星、月命星が九紫火星です。外では一白水星らしい聞き役で、相手に合わせる柔らかさを見せますが、心の中では九紫火星の直感がはっきりと白黒をつけています。黙って話を聞いていても内心ではもう答えが出ていて、その答えを認めてもらえないと寂しさを覚えます。自分の行動と気持ちが食い違うと感じたら、月命星を確かめると、その理由が言葉になります。

日家九星(日命星)で見る素の性格

日命星は、毎日の暮らしの中で繰り返し出る行動の癖を表します。朝の過ごし方、休日の使い方、家族やパートナーへの声のかけ方、約束の守り方など、生活の手ざわりに近い部分です。職場の同僚より、一緒に暮らす人や長年の友人のほうがよく知っている顔だと考えると分かりやすくなります。

日命星は日付ごとに変わるので、同じ月に生まれた人どうしでも、数日違えば星が違います。本命星と月命星が同じきょうだいや友人でも、日命星まで見ると、片づけ方や連絡の頻度の違いに説明がつきます。

パートナーとの暮らしで「外では頼もしいのに、家では細かい」「職場では慎重なのに、休日は気まぐれ」と感じるなら、本命星と日命星の違いが表れていることがよくあります。相手の日命星を知っておくと、生活のリズムの違いを性格の欠点ではなく、星の違いとして受け止めやすくなります。

九つの星ごとの月命星・日命星の出方

下の表は、九つの星が月命星として出たときの内面と、日命星として出たときの日常の癖をまとめたものです。星そのものの性質は同じでも、月命星の欄は心の中の動き、日命星の欄は暮らしの中の行動として読みます。

表を使うときは、まず自分の月命星の行を見て、内面の欄に思い当たることがあるかを確かめます。次に日命星の行の日常の欄を読み、家族や親しい友人に当てはまるかを聞いてみてください。自分では気づかない日常の癖は、そばにいる人のほうがよく見ています。

三つの星が同じ星の人もいれば、すべて違う人もいます。違う星が並ぶ人は、場面によって顔が変わるぶん、周りからつかみどころがないと見られることもありますが、状況に合わせて使える引き出しが多い人でもあります。表の言葉が自分に重ならないときは、月命星や日命星だけを見ずに、本命星の性質と組み合わせて読み直してください。

九つの星が月命星・日命星に出たときの性格の表れ方
星月命星として出る内面日命星として出る日常の癖
一白水星相手の気持ちを先に察し、表に出さずに粘り強く考え続ける人の話を聞いてから動き、夜や一人の時間に考えを整える
二黒土星誰かの役に立てていると安心し、慎重に受け止めてから気持ちを決める頼まれたことを丁寧にこなし、手順どおりに家のことを進める
三碧木星新しいことに心が弾み、思ったことがすぐ気持ちに出る思い立ったことをその日のうちに試し、話しながら考える
四緑木星周りと調和していたい気持ちが強く、迷いながら決める連絡や情報のやり取りがこまめで、人と人をつなぐ役を引き受ける
五黄土星自分の芯を譲らず、困ったときほど底力が湧く身内の面倒を最後まで見て、家のことを仕切る
六白金星理想と誇りを高く持ち、筋の通らないことに落ち着かない引き受けたことをやり切り、段取りをきちんと守る
七赤金星楽しさや心地よさを求め、人との会話で気持ちが満たされる食事や会話の時間を大切にし、人を招いたり出かけたりする
八白土星変化より安定を求め、一度決めたことでは動じない決めた手順を守って一日を進め、物や蓄えを大切に守る
九紫火星直感で物事の本質をつかみ、認められたい気持ちが強い装いや身の回りの見た目にこだわり、ひらめいたことにすぐ取りかかる

3つの星の読み合わせ方

三つの星は、別々に読むより、並べて関係を見ると一人の人物像としてまとまります。次の手順で読み合わせます。

  1. 三つの星を調べる。生年月日で調べるページや誕生日ごとのページで、本命星・月命星・日命星が一度に分かります
  2. それぞれの星の五行を書き出す。一白水星は水、二黒土星・五黄土星・八白土星は土、三碧木星・四緑木星は木、六白金星・七赤金星は金、九紫火星は火です
  3. 星どうしが助け合う関係か、抑え合う関係かを見る。木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生み、木は土を、土は水を、水は火を、火は金を、金は木を抑えます
  4. 助け合う組は無理なく両立する顔、抑え合う組は疲れたときにぶつかりやすい顔として読む

先ほどの1990年5月3日生まれの人で読んでみます。本命星は一白水星(水)、月命星は六白金星(金)、日命星は八白土星(土)です。金は水を生むので、内面にある六白金星の理想や責任感が、外での一白水星の柔らかな対応を支えています。土は金を生むので、八白土星の着実な毎日が内面の理想を下支えしています。一方で土は水を抑えるため、決めた段取りを崩されたくない日常の顔と、相手に合わせる外の顔がぶつかると、外で合わせた分だけ家で疲れが出ます。外の予定を詰め込みすぎず、自分の段取りどおりに過ごせる日を週に一度は残すと、三つの星の釣り合いが取れます。

月命星と本命星の組み合わせからは、物事を進めるときの型を表す傾斜宮も求められます。この人は離宮傾斜で、ひらめきを素早く形にする九紫火星の動き方が、三つの星の性格に加わります。

三つの星が同じとき・ばらばらなとき

三つの星の並び方によって、性格の表れ方には次のような違いがあります。

なお、節入りの当日や前後の日に生まれた人は、生まれた時刻によって月命星が変わります。月の初めの生まれで月命星の説明がしっくりこないときは、節入りの時刻を確かめてから読み直してください。

三つの星の組み合わせは数が多く、表を眺めるだけでは自分に重ねにくいこともあります。人前の自分と素の自分の違いに悩んでいるときは、九星気学に詳しい人に生年月日を伝えて、自分の場合をまとめて読んでもらうと、星どうしのつながりが具体的な言葉になります。

よくある質問

月命星と日命星は、どちらを重く見ればいいですか

性格の土台は本命星で読み、気持ちの悩みは月命星、暮らし方や身近な人との関係は日命星を重く見ます。人前と心の中で感じ方が違う理由を知りたいなら月命星、同居する家族と生活のリズムが合わない理由を知りたいなら日命星が手がかりになります。三つは優劣ではなく、見る場所の違いです。

本命星の性格が自分に当てはまらないのはなぜですか

本命星は同じ年に生まれた人の多くが共有する星なので、月命星や日命星の性質が強く出ている人ほど、本命星の説明だけではずれを感じます。また、1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の本命星で読みます。生まれ年の扱いを確かめたうえで、月命星と日命星を重ねて読んでください。

月命星が同じ人とは気が合いますか

月命星が同じ人どうしは、気持ちが動くときの反応が似ているので、言葉にしなくても通じ合う場面が増えます。九星の相性は本命星どうしで見るのが基本なので、関係の土台は本命星の組み合わせで確かめ、月命星は気持ちの通じ方を見る補助として使ってください。

日家九星は毎日の運勢にも使えますか

日家九星は毎日の暦にも割り当てられていて、その日の雰囲気や動きやすい行動を見る目安になります。自分の日命星と同じ星が巡る日は、ふだんは9日ごとに来ます。誕生日の星としての日命星は性格を、毎日の日家九星は予定の立て方を見るものと分けて考えると混乱しません。

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